2008-12-25

さて、さて、まったりウィークエンドの後は、早速ばたばた。

月曜日、仕事終わりに夢前のパラダイスことほたるの里へ。
遠くの方で視界に入るや飛び込んできた「→」印のライトアップに爆笑。
さすがや。
近づいたら、あのかかしたちもちゃんとセーターを着せてもらって、冬バージョンやった。
いやぁ、さすが。
到着すると、さあ、始まるぜ、宴会!!!というところやった。
happy faces、しし鍋、サンタクロースbyピンポン、イケダファミリー、モリハラ組によるクリスマスコンサート、プレゼント交換、いやぁ~、ダイジェストにしただけでもおもろい思い出がよみがえってにやけるわ。
第1ラウンドが終わったあとは、2回でだらだらと飲み。
子どもらに「不審者!!!!」と指差されていた男保育士・フルカワとなぜか片言でしゃべる。
パワーオブアルコール。
そのままのノリで2時間も片言の日本語でしゃべり続けた。ははは。なんじゃこりゃ。
教育に携わっている人や、子どもを持つお母さんたちもいたから、学校の話になったけど、なかなか暗い話ばっかりになる。むむ。
結局5時半くらいに停電したから就寝。

翌日は、午後から友だちとお茶。
数少ない近所の友だち。
その子は中学校で先生をしてるんやけど、自分のこれからについて語った。
昔に想像した今くらいの年齢ってもっと大人かと思っていたけど、実際に自分がその年齢に追いつくと、驚くくらいに幼くてまだまだやりたいことがたくさんあって全然落ち着いてないし子どもっぽいよな、と思う。
あたしはどちらかというと、というか、完全にやりたいことをやりながら今までやってきたし、回りにオモロイオーバー30の友だちがおるから、その人らを見てたら30歳も今とあんまり変わらんかも、と楽観的に思っていたけど、その子はやりたいことと重ねたキャリアの狭間で、すごく悩んでいるみたいやった。
いやーーー、生きるって、悩むってことですな。

今日で2学期が終わり。
つまり、小学校での臨時講師も今日で終わり。
子どもらには言うていなくて、終業式が終わったあとに5年生だけ体育館に残ってもらってあいさつをすることになった。
しんと寒い体育館の中、またざわついてだらだらしていた5年生はいつものように怒られて、そんな中あいさつ。
109人の顔がいつもよりもよう見える。
視線が線になって見えるくらいに突き刺さってくる。
それを前にすると、なんかじいんとこみ上げるものがあった。
ああ~、あたしこの子ら好きやわ~、と思った。
真剣な子どもの目って素敵や。どきっとするわ。
無限の可能性と呼ぶ以外になんて呼ぼう、て感じやわ。
しかしまぁ、2学期しかおらへんかったけど、いろいろあったなぁ~。
運動会、自然学校、オープンスクール、フェスティバル、ふれあい参観……。ひぃいっ。
終わりよければ全てよし、というのもなんだかなぁ、かも知れへんけど、それでも言おう。
あたしに向かって「死ね」だの「うざい」だの言うてきたあの子らも、悪態をつきながらお別れを言いにきてくれた。
ああ~、時間ないよなぁ~。
もっとゆっくりと、彼らと別れを言う時間があればなぁ。
でも、また会いにいけるしな。
あのへんの電気屋に行けば、いやでも会うかもやし。ははは。

明日から、旅。
準備を始めたのが遅すぎて、そしてだらだらと準備していて、だらだらと日記を書いていたら、こんな時間。
やっべーーーー。
早いところ、情報をプリントアウトして、寝な。

2008-12-21

結局

何をしたかって聞かれると、なんもしてないよう~な、そんな週末。
久々に、人と会わず、一人で気の向くままぶらりと過ごした。
延滞していた図書館の本をやっとこさ返しにいけたり、年賀状を書くことができたり、おまけには髪の毛を切りにいけたりなんかして、家ではお笑い番組ばっかり見てへらへらして、M1は関連特番も含めて全部がっつりチェックという、いや~、いいペースで過ごしたなぁ、あたし。
久々にCD買うたり、借りたりもしたし。
好きな曲を繰り返し聴くのもいいんやけど、聴いたことのない新しい音楽を耳にするのもやっぱりいいなぁ。
特別なことはなんもしてへんけど、なんかええ感じの週末。

この週末があければ怒涛WEEKの開幕。
パラダイスで忘年会、学校がラスト、子どもらとお別れ、年末旅に出発。
ばたばたとしているうちに年をまたいでそうやな。
2008年もあと10日。
早いなぁ。

2008-12-17

ナップサック

は、中島らもの本のタイトルやけど、今のあたしは「喉の奥が痒いんだ」。
今年の風邪はほんまにしつこい。
このかゆみが引いたら、やっとこさ、治るんかな。
黒飴もこうてもらったことやし(最近選ぶのど飴が、めっきりおばあちゃんが選びそうなのになってるわ。はは。でも、効くよなぁ~。おばあちゃん的のど飴。)、全力で風邪を治すのだ。

昨日、モンスターエンジンが姫路のショッピングセンターに来るって言うから、笑い好きのとよこ嬢と見に行ってきた。
その前に、itsumoに行って、うまい棒を大量にゲットした。
ありがとう、いとっく。3本っていうてたのに、あんなに大量にくれるとは。
毒でも入ってないやろうなあ?!ははは笑
モンスターエンジン、面白かったわ~。
漫才だけでも十分堪能したのに、めっちゃサービスが良くて神々のコントもやってくれた。
あの格好見ただけでも笑えるわ。
それにしても、モンスターエンジン、漫才おもろなったわ~。
その後、久しぶりにトイザラスに行った。
ほんま、あそこはオモロイわ~~。
あのハリーポッターのリアルなフィギュアのターゲットはいったい誰やねん?!
1000円に値下がりしてたけど、ただでも結構いらんわ~。笑

今日は、屋久島旅作戦会議を開催した。
骨組みは、大分できてきた。
よっしゃーーー。
おおっ、気づけばあと10日。
カウントダウンが始まるわけですな。ひひひ。

2008-12-14

頭の中が痒いんだ

は、中島らもの本のタイトルやけど、今のあたしは「喉の奥が痒いんだ」。
今年の風邪はほんまにしつこい。
このかゆみが引いたら、やっとこさ、治るんかな。
黒飴もこうてもらったことやし(最近選ぶのど飴が、めっきりおばあちゃんが選びそうなのになってるわ。はは。でも、効くよなぁ~。おばあちゃん的のど飴。)、全力で風邪を治すのだ。

昨日、モンスターエンジンが姫路のショッピングセンターに来るって言うから、笑い好きのとよこ嬢と見に行ってきた。
その前に、itsumoに行って、うまい棒を大量にゲットした。
ありがとう、いとっく。3本っていうてたのに、あんなに大量にくれるとは。
毒でも入ってないやろうなあ?!ははは笑
モンスターエンジン、面白かったわ~。
漫才だけでも十分堪能したのに、めっちゃサービスが良くて神々のコントもやってくれた。
あの格好見ただけでも笑えるわ。
それにしても、モンスターエンジン、漫才おもろなったわ~。
その後、久しぶりにトイザラスに行った。
ほんま、あそこはオモロイわ~~。
あのハリーポッターのリアルなフィギュアのターゲットはいったい誰やねん?!
1000円に値下がりしてたけど、ただでも結構いらんわ~。笑

今日は、屋久島旅作戦会議を開催した。
骨組みは、大分できてきた。
よっしゃーーー。
おおっ、気づけばあと10日。
カウントダウンが始まるわけですな。ひひひ。

距離

気のあう人となら、ちょっとしゃべったその瞬間から、ぐぐぐんと短くなる。
時間はかかるけど、こっちが縮めたいと思えば徐々に縮められるものかもしれません。

私の通っている学校に、とても人との距離を掴むのが苦手と見受けられる子がいる。
一番調子の悪い時は、あたしも「死ね」とか「うざい」とか言われた。
普段生活をしてきて、というか、今までそんな言葉を浴びせられるようなシチュエーションにでくわさへんかったから、あれにはさすがに面食らった。
何もしてへんのに何でそんなんいわれなあかんのやろう~、という悲しさと、何でこの子はそういう風にしか人に言葉をかけてあげられへんのやろう~、という悲しさ。

金曜日、その子から画用紙に描いた絵をもらった。(ほんまは、見学に行ったやつのまとめをしなあかんかったんやけど、やる気がでぇへんかったらしく、落書きをしていた。)
「あみへ」と呼び捨てにかかれてあったり、「せんこう」(「え?線香??」とボケると、「先生のことじゃ!!!」というてその上に感じで「先生」と書いてくれた。)と書いてあったりもしたけど、

「これからもヨロシク」
「せんこう、おもろい」

と書かれてあった。
そういえば、金曜日の算数の授業中にめっちゃ久しぶりにノートを開いていた。
学期末懇談があったから、担任の先生にお母さんを通じて何か言われて、がんばらな、と思っているんかもしれへん。
でも、それを差し引いても、私と彼女の距離は前よりも縮まってきたんかも知れへんなぁ?!と思うと、うれしいもんです。
時間って、やっぱりすごい。
無駄に過ぎているもんではないんやなぁ。

ナマステナイト

金曜日、久しぶりにゆみちゃんとご飯を食べにいってきた。
ゆみちゃんとは、しばらく連絡が途絶えていても、メールをやり取りしたら「またご飯にでもいこうや~」、「じゃあ、○日はどう~?」とトントンと話が進む。
それはたぶん、ゆみちゃんの職場が姫路にあるからというのも大きな理由のひとつなんやと思うけど。
お互いのフットワークが軽いと気持ちがええね。
結局、駅近辺で駐車場があるところといえばエベレストしかおもいつかへんかったから、エベレストにいってきた。

ついたら、結構人がたくさんいた。
大体エベレストに行ったら唯一の客になるときが多いのに。←失礼。笑
ラムさんはおらへんかったから、日本語が片言の二人が切り盛りしていた。
木曜日限定(ということになっている食べ放題メニュー)があって、ラムさんいわく「いつでもいい」との子とやったから、シェフのエムサーさんに頼んでみたら、即答で「オッケイ」。
適当やなぁ~。ほんま。
ラムさんの娘さんのギータちゃんは、すっかり見せの看板娘になっていて、いろんなところから「ギータちゃん、ギータちゃん」と呼ばれて大人気やった。
ほんま、かわいい子なんよなぁ~。

いつもはカレーとナンのお決まりの品を頼むけど、食べ放題のメニューの焼きそばと焼き飯がうまかった~~!!
そば飯のように、二つを混ぜて食べてもおいしい!!!!
途中で、サービスやというてラッシーを持ってきてくれたり、ほんま、至れり尽くせり。
ネパールは本当に、人がすばらしいと聞くけど、こんな風におもてなしされたら、ほんま、いつかいってみなあかん国やなぁ、と強く思うばかり。
ああ~、ネパール!!!!!!!恋心が募ります。

ゆみちゃんと近況を話したり、またまた指差し会話本を借りてきて、ギータちゃんにネパール語を教えてもらったりした。
今回は、アルファベットの書き方を教えてもらった。
あの文字が読めたらほんま、なんかかっこええよなぁ~~。
けど今のところ、記号か暗号にしか見えへん。とほほ。

いやぁ、ええフライデイナイトでした。

2008-12-11

フォルム

今日は、この間の金曜日から雨で延期になっていたマラソン大会があった。
1~4年生が走る時は、コースの沿道で旗を持つ係りやった。
1年生とかは団子になりながら、ワ~~~っときて、ワ~~~っと去っていくような感じやった。
学年があがっていくにつれて、だんだん運動の得意な子が抜きん出る形になっていた。
でもまぁ、得意な子も苦手な子もみんながんばって走っていたなぁ、と思う。

それにしても、兄弟ってやっぱり面白いなぁ。
あたしは普段5年生の子どもと関わることが多いから、特に低学年の子とは関わりが少ないんやけど、沿道で応援しながら、体操服の名前を見ていると5年生のこの兄弟姉妹と思われる子を何人も見つけた。
名前を見て、「あ、あの子の弟やん」と思いながら後姿を見ていると、「mini-him」!!!!という感じで、兄ちゃんのフォルムとそっくりやった。
頭の形や、走るしぐさとか、そういう内面からでてくるやつ。
いやぁ~、パワーオブDNAやね。
おもろい。

ところで、ポンジュースってうまいよな。
今日もコタツで転寝してて、起きてぐびぐびとポンジュースを飲んだけど、なんなんや~!!!あの体に染み渡る感は。
エネルギーチャージて感じやわ~。
思わず飲み終わった後、「ぷは~~~っ」と漫画のように言うてしまうところやった。はは。

2008-12-10

要領

要領悪いのん嫌い。
けど、学校の事務的な処理とかがワカラン。
仕組みとか、処理の仕方とか。
だから、自分がめっちゃ要領悪い。
なんか、自分で自分のことを、ええーー、あたしこんなに要領悪い人やったっけ?!?!と思うくらい。
それに腹が立つ。はぁああ~~~。

2008-12-09

残り香

今日の朝はよう冷えていた。
お湯の入ったバケツを持って出勤。
車のフロントガラスにぶわ~っとかけて、車に乗る準備オーケイ。
車に乗り込むと、ふわりと鼻をくすぐるタンドリーチキンのにおい。
いや~、朝からタンドリーチキンて。
濃いっすわ。

月曜日の1時間目は、めっちゃくちゃ強烈やった。
たまに、ああ~、一刻も早くこの時間よ終われ、と願っている時が今までにもあったけど、たぶん月曜の1時間目やわ。
ほんま、土日の間にパワーアップしてきてるんだか、学校モードのエンジンかかってないんか、すこぶる調子が悪い。
ああ~、なんやったんや、あれは。
一言で言えば、災害。

そうかと思えば、3年生の先生からこないだ私と外掃除をした子があまりに掃除が楽しすぎて(たぶん、落ち葉拾いやったからかなぁ~。)そのことを3ページにもわたる日記に書いてきてくれたといううれしい報告。

空き時間の時に、特別支援学級にお邪魔した。
というのも、「清水」という狂言が4年生の教科書に載っているんやけど、それをずうっと練習している6年生の子が披露してくれるというわけで招待してもらっていたのです。(人前で発表するという練習にもなるから、その子のためにもなるというわけで。)
狂言は、高校の時に学校の芸術鑑賞会かなんかに来た時に見たことがあるだけやけど、それが面白くて結構好きやねんな~。まぁ、なかなか見る機会はないけどなぁ。
4年生の国語の教科書に、一番最後読み物として扱われているそう。
もう1年半くらいも先生と読みあいっこをしているだけあって、ほとんど暗記していたのにはたまげた。

放課後は、会計の仕事と算数のテストの点数の集計(?)みたいなんをしていたんやけど、できたやつを見せに行ったら、なんかちゃうとか言われるし。
あ~、なんやねん。
ちょっといらっとしつつ、もうそれから直すのもばかげてるから帰ることにした。
あ~、ほんまあの先生は、たまにイラってするわ~。
先生としては実力のある人やと思うけど、なんか、社会人としてはもひとつ、な感じ。

このあいだ、説明がまずかったばっかりに、あるクラスを「ワカラヘンの混乱」におとしいれてしまったから、明日はそのリベンジ、というか、再挑戦。
模造紙やら画用紙やらででかい模型を作ってみたから、なんとかうまくいってくれるとええんやけどな~~。
さ~て、寝るべ。

2008-12-07

コネクション

土曜日は、念願のたつのにあるfrogsman's cafeに行ってきた。
存在を知ったのは、「こたつ」という去年偶然見たフリーペーパー。
いつかいってみたいなぁ~と思っていていけへんまま、日々が過ぎ、気づけばオーナーさん家族と知り合いになっていた。
ふたりの小さな友だちひよちゃん・おとちゃん姉妹に「今度行くわな~」と約束してから早数週間。
つつつ、ついに。行くことができました。
自宅の一角にあるそのカフェは、そらぁ~、もう居心地が良くて、閉店時間を過ぎたというのにだらだらと居座ってしまった。
小さな友だちのおもてなしも素敵で、木のおもちゃで一緒に妄想スーパーマリオブラザーズごっこをしたり、楽しかった。
他のお客さんとしてきていたオーナーさんのお友だちともしゃべったら、最近の学校はどこも大変そう。
あたしが行っている所が何も特別というわけではないのが現状みたい。
それを知って、「な~んや、あたしんとこだけちゃうねや~」と思うわけもなく、日本の子どもたちよ、どうしたっっ?!?!となんか暗い気持ちになってしまった。
9月から学校で働き始めて日本の教育事情とか、子どもの現状とかを目の当たりにしてほんまにいろいろ考えさせられ続けている。
ぐるぐる考えて、やっぱり根底にあるのはコミュニケーションの重要性やと私は感じる。
親と子のコミュニケーション、地域とのコミュニケーション、友だちとのコミュニケーション……。
繋がっていく自分の周りの素敵な人たちを思い浮かべながら、人とのつながりの大切さをひしひしと感じているわけなんやけど、人との距離感を取るのが苦手な子が多い気がする。
どうやって人と接していいかわからへんから、めちゃくちゃなことをして他人の気を引いてかまってもらおうとする子が多いのもその辺に原因があるんかなぁ。
語彙が少ないばっかりにしょうもない暴言を吐く。
その言葉が他人をどれだけ傷つけるかを想像するその力も不足している。
人とのかかわりが足りてないんとちゃうかなぁ~~??
かというて、自分が言われたり攻められたりした時の、弱さったらもろすぎる。
nobody is the same。
コミュニケーションからそれを感じ取って、他人を認めて、自分も認めるという感情を持てるようになってほしいものやなぁ。

日曜日。
まさかの寝坊で、おきて3秒くらいで声かすかすでとよこちゃんに電話。
船場御坊に一緒にいくことにしていて、駅に迎えに行くと言うていたのに、寝坊。ありえん。
あほや。
飛び起きたそのままの格好でとりあえず迎えにいって、我が家にきてもらった。
出鼻こそくじかれたけど、御坊さんに着くと、たくさんの人でにぎわっていた。
天気が良くて、気持ちのいい日曜の朝やったもんなぁ~。
そらぁ~、朝市にでも行きたくなるわ。
早速、おとちゃん・ひよちゃんを見つけてしばらくなわとびをして遊んだ。
2重飛び、久しぶりにしたらできることはできるけど、あかんわ~~。
ちょっと練習でもしようかなぁ、と思った。
ホロホロ歩いていると、エベレストのラムさんが一人でめちゃくちゃ忙しそうにしている。
ラムさ~ん、と声をかけるなり、「ちょっと~!早く!!こっち着て!!」となぜか店を手伝わされた。
金を渡されて、釣りを要求されたけど、いやいや、値段知らんって!!!!!!
人手が足りてないらしく、急遽ラムさんのブースを手伝いすることになった。
これがかなりの盛況で。
バイト代として、チャイ、サモサ、タンドリーチキンをもらった。
ラッキ~。
エベレストのタンドリーチキンはほんまうまいわ~~。
店番中に、知り合いの人も何人か通りがかって、そのたびに雑談。
ラムさんの娘のギータちゃんもやってきた。
民族衣装(?)が良く似合う。かわいいなぁ~~。
ギータちゃんに向かって日本語で話しかける、父・ラムさん。
日本語がわからへんギータちゃんに、「ワカラナイ」とバサっと斬られていたのが面白かった。
エベレストが落ち着いてきてからぐるりと店回りに行った。
おなじみの陶芸のミッキーさんや、こないだてんこもりでいたガラス作家のねえさん、さっちゃん人形販売のオチさんと、なんか知らん間に顔見知りや知り合いが増えていることに気づいた。
着物のはぎれを売っているおばちゃんのところで、数枚はぎれをこうた。
久しぶりに、ノートを作りたいなぁ、と思って。
そのおばちゃんもオモロイおばちゃんやったなぁ~。
会う人々と「次は3月の御坊さんで会おうね!」と約束した。次こそは、なんか、出そう。

午後からは、まさみと合流して3人でまったり。
今日は、念願のガラスペンとインクをこうた。
これからは、中世の高貴な人気取りで手紙が書けるな。やったー。

うおっ。

12月に入りました。
昨日からお寒うございます。
書こうかなぁ、と思いつつ、日記かけてへん。
怠けてるなぁ~。
今日こそちょっくら書こうかなと思いきや、目がころころする。
鏡の前で目をこじ開けたらば、めばちこらしきものができている。
ネットで調べたら、めばちこって、目にできるにきび(できもん)のことらしい。
そんでもって、できる原因は、夜更かしとか自分のせいらしい。
というわけで、今日はもう寝る。
ぐっない。

2008-12-02

12月

気づけば、12月。ドッヒャ~~~、やで、ほんま。これは、絶対にやばいと思うんやけど、いまだに教科書が上なのです。やべーーー!!!!!!2学期、ほんま行事ばっかりやったもんなぁ~。1学期から遅れまくっていたらしいけど、そのまま、ずるずるずるずると……、キテマス。やべーーー。

そして、一難去ってまた一難。というか、一難去らぬうちにまた一難、やしな、日々。はははは!!!!!かというて、ただでさえ分かっていないであろう子どもがほとんどの中駆けるけるような授業をすることもできず。そのような技術があるはずもなく。でも、ほんま、5年生くらいになると算数は好き嫌いとともに、得意不得意がはっきりと出てくるなぁ。ひどい子は掛け算でつまづいてしまっているから、割り算の筆算なんてとんでもなく、ましてや少数なんか、オーマイガーーーー!!!なので、何をしているのかすらようワカランという子もおるのです。個別にゆっくり時間をかけられればええんやけど、授業ではもちろんそんなこともできひん。かというて、教えてあげるから休み時間においでというても、そんな子らがわざわざ休み時間に算数教室にやってくるようなわけもなく。うーむ。

でもまぁ、take it easyにしていくのが一番なんかなぁ。あせっても仕方ないしな。……これってただの開き直りのような。でも、やっぱりひとりでも多くの子に分かってもらいたいからなぁ。う~ん、むずかしい。

2008-10-11

無題

いや~、いろいろあった1週間やった。
ほんま、こんなに毎日いろいろあるもんかね、と思ってしまうけど、あるんやわ。
エブリデイホリデイやったあたしからしてみたら、毎日がてんやわんやで、てんこもりですわ。
いや、こんなに毎日大盛りじゃなくても、たまには平穏無事に……と思わんこともないけどさ。ははは。

学年が荒れてるから、授業中はほんまにハードタイムを送っている。
授業に参加せえへんかったり、立ち回ったり、でかい声でしゃべったり、髭男爵風に言うならば「お前らちゃんとせなあかんやないか~」で、チーンとワイングラスの代わりに牛乳パックで乾杯でもして嘆いてやりたいところやけど、ほんまに困る。
あたし一人やったら到底無理やから、担任の先生に一緒に授業に入ってもらっているんやけど、いやー、ほんまに、ほんまにこれは大変や。

まぁ、そういうのはさておき、子どもはほんまおもろい。
やっぱり、予想外のところがおもろい。
休み時間とかに1対少数とか、1対1でしゃべっていると、そういうのんがよう見えてくる。

2008-09-11

キッズ

小学生のころって、いらいらすることってあったっけなぁ~。
忘れてるだけなんかなぁ。

今行ってる学校の子、いらいらしてる子がめっちゃ多い。
なんか、「うざい」とか「キモイ」とか、挙句の果てには「どっか行け」だの言うてくる子とかおるんやなぁ。(この学校、荒れてるよなぁ?!どこの学校も今ってこんなんなんかね?!はは。)
まぁ、まぁ、そんなにいちいち、全部のことにカリカリせんでも、ムキにならんでも、気楽に行こうぜ、take it easy buddy~と思えども、爆発しまくり。
ええ子もようけおるし、一対一でしゃべったら普通にしゃべってくれるのに、なんかまわりに仲間が集まると暴言はいたり、態度が180度変わる。

う~ん、謎だ。

2008-09-06

う~む。

なんやろね、この気持ちは。表現しがたい。(単に表現力がないだけなんかも知れへんけど。)今日は、夕方図書館に行った。返却期限をちょいと過ぎていたのです。友だちが、占いにはまっていると言うていたので、明日会うからその時のネタにと思って「誕生日辞典」を借りたかったというのもあるし。それから好きな作家の欄を見るためにふら~っと図書館を一巡り。最近よく読んでいた山田詠美も、この夏にほとんど読んでしまったから特に借りたいものがなく、う~む、とそのあたりを見渡すと気になるタイトルの本が一冊あった。

「浮世でランチ」

浮世。新しい仕事が始まって1週間、浮世離れした生活から一気に浮世に引き戻された私の目を引くには十分すぎるほど魅力的なタイトルなんである。25歳の私と、中学生の時の私の場面が交互に出てくるという構成で、読みやすくて一気に読めてしまった。でも、読み終わったあとのこのもやもや感。ワカル、ような、ワカランような。帯に「人が人と関わる意味って、何?25歳の私が"世界"に触れる、一瞬の奇跡」と書かれてあったけど、私は最後の方になるにつれて、なんか妙に不安な気持ちになった。

ここ何ヶ月も、私が関わりを持ったのって、自分の友だちとか、そういう身近な人がほとんどやった。全く新しい人というたら、旅先で出会う人とか、日常的に関わりが続かないような人が多かった。それが働き出すことによって、あたしはまたもや日常的な新たな関わりを持つことを余儀なくされている。

新しいことや人を知る楽しみ、わくわく感、と共にあるのは、やはり、不安なのか。最大の不安は、自分の時間がおかされることのような気がしている。私は仕事と自分の時間というものに線を引きたいタイプの人間やと思う。メリハリをつけて、両方楽しめたら言うことなし、そういうこと。金曜日、もう少し早く帰れたのでは、と思うようなことがあった。話が下手したら延々に終わりそうもない、どっちかといと、喫茶店トークでしょ、それは、というような席に居合わせたあたし。そりゃあ、ためになる話ではあるけど、引き際がなくって、謙遜して、褒めあって、堂々巡りでって、正直、しんどい。

うまく考えがまとまらへんけど。まぁ、徐々にいきます。

2008-08-25

線香花火

今日は、みわちゃんと線香花火をした。こないだのfarewellの時に花火したいなぁ、と花火セットをこうた。しめに線香花火したいなぁ、ということで、線香花火だけ余分にこうた。花火セット、もって行ってたものの、結局飲んで騒いだだけで花火はせぇへんかった。こないだ、アリちゃんに会いに大阪に行った時に花火セットを持っていって、大阪城公園で花火をした。でも、線香花火はせぇへんかった。友だちはみんな国に帰ってしまったから、線香花火だけがぽつねんと車の中に残っていた。ここんところ、めっきり涼しくなって夏も終わりの雰囲気が漂ってきたから、はよ線香花火もしとかななぁ、というわけで本日決行することにした。

やっぱり、花火の中でも線香花火は特別切ない。そのものが切ないっていうよりは、そのはかなさといじらしさが切ない気持ちにさせる。いやぁ~、秋がそこまで来ています。それを肌で感じられるすばらしさよ。

2008-08-24

ゆるい人たち。

今日は、ゆるりと、なんともまぁ、まったりした一日やった。土日が休みというえっちゃんと、お好み焼き屋で待ち合わせ。はじめましてのまさおくん。平成のこの世の中、1枚が250円と言う破格値のお好み焼き屋。ソーダ100円。試しに頼んでみると、「日本のソーダ」とか言うチェリオ社のものが出てきた。しかもがっつり500ml。それにしても、安すぎひんか?!

続きまして、真隣の喫茶店に移動。気になっていたその喫茶店は、とりあえずぼろくて、あいているのか謎な感じがそそられる。中に入ると、今日は午前中のみの営業やったらしい。そう書かれた張り紙が(なぜか店内に)あって、「あかんのかーー」となると、常連のおばちゃんとしゃべりこんでいた店主が一言。「ああ、今日午前中だけの営業にしてたのん、忘れとったわ!」ゆる……。まぁ、おかげでそこでコーヒーが飲めることになったのですが。それにしても、レトロ。レトロというか、ただ古いだけとも言えそうやけど、備品とか店のディテールがいちいち素敵。しかし、残念なことに、コーヒーまずい。いや、まずいというか、そもそも、あれはコーヒーなのか?!えっちゃんとまさおくんと3人で、「あれは、色つき水や。」という結論に達した。あと不思議やったんがおしぼり。半分熱くて、半分冷たい。しかも3人分すべて。
どうなってそうなんや?!う~む、謎。

それから、「カキ氷が食べたい」というえっちゃんの鶴の一声で、海の家にかき氷を食べに行った。ここもまた、古いつくりが妙に懐かしさを感じさせるええ雰囲気のところやった。氷屋さんの氷で作られたあのかき氷のふわふわ加減は、半端なくおいしい。海からの風を感じて、夏が終わっていくのを感じながら食べた。

まだ食べるか、といわんばかりの4件目は、土日のみ開いているカフェ。案内してもらうと気になっていたところやって、場所がようやくわかって感激。ここではさすがにもう飲み物はようのまへん感じやったから、あたしはケーキだけいただいた。着いて、席に座るなり、3人が3人ともそれぞれ雑誌を手に取り、思い思いに過ごした。えっちゃんについては、途中で「犬の散歩にいってくる」とか言い出す自由ぶり。まったり。ていうか、なんなんや、この3人。

そして、ラストはたつの。「白夜」という地元キャラクターのいるという喫茶店へ行ってみることになった。ヒーローやから、もっと「トゥッッ!!!!」という感じなのかと思いきや、物腰が柔らかというか、腰の低いヒーローで、そのギャップにかなり好印象。やっぱり、ギャップってええな。「想定外」というのは、魅力的やということになり、これからは、「目指せ想定外な人」ということになった。

なんか「老夫婦(3人やけど)」のような、ゆるさで気ぃつかわん3人やなぁ、と言いながら帰った。初めての取り合わせやのにな。というか、そのうちの2人は初顔合わせやのに。笑
いやー、なんか、よかった。特に何をしたというわけでもないけど、妙な充実感が残る日曜日やった。

2008-08-21

なんなん2008年!!!!

2008年は、すごい。何がすごいかというと、友達が日本にやってき率、がすごい!!!5月にはオーストラリア旅で友達になったSusiが来て、6月にはErin&Kellenとそのファミリーが何年かぶりにやってきた。7月8月は友達の帰国ラッシュが続いて、なんだか寂しいなぁ、という感じやったけど、ここへ来て立て続けに「日本行くから~!!」という知らせを受けた。

まず、一人目がMichele。あたしが始めて日本語ボランティアで日本語を教えた(というか、スタバでだらだらしゃべってばっかりで、何一つ教えてあげられなかったような……。)人。もう一人はCamilla。姫路の国際交流センターの掲示板を通じて知り合ったLanguage Exchange Partnerという名のスタバでだらだらしゃべり友だち。

いやぁ~、2008年、日本が騒がしい。なんかみんな動き出した。世界がますます近くなっている気がする。同じメンバーで集まって、というのは難しいかも知れへんけど、逆に考えれば、訪れるべき場所がどんどん増えていっている。これ、ほんまに!!!!!

2008-08-19

エキサイティング

やばい!!!夜中やのに、テンションマックス。いや、針、振り切れてる。どきどき。次の仕事が決まった。でも来年の春から。だから、厳密には次の次の仕事になるんかな。それまでの仕事を見つけなければ。今から来年の春まで半年か。よっしゃ!!!!!

2008-08-18

結果オーライ

やべぇ、CDケースがない……!!!

20枚ほどCDを入れているあのケースが、車にも、そしてあると思っていた自分の部屋にもないことに気がついた。中には、弟から拝借しているCDも入っているというのに。なくしたとなれば一大事。そういうわけで、それを探すべく部屋を掃除する羽目になった。いや、ええことです。うん。なんか気がつけば何もしてないのに床の面積が狭くなってきたと思ってたんや、最近。それらを片付けて、ちょっと掃除機かけて。なんか、ちょっとすっきりしたやん。よかったよかった。

昼からは、職安に行ってきた。ほげ~っと来てるだけなのがばれたのか、人が多くていらいらしてたのか、なんかぶっきらぼうな対応やった。まぁ、別に何でもええけど。この間から、無性に、むやみに、なぜか、「くらげ」が見たくてたまらへん。なんか、ぼんやりくらげの水槽をしばらく眺めていたら気持ちよさそう、と思って。YouTubeとかで動画を探したらあったから、それを見ていたらますます行きたくて仕方がない。そういうわけで、市の水族館に行ってみることにした。いつもあのへんがらがらのくせに、今日はやたらと駐車場が込んでいた。何でや?!?!と思っていると、水泳グッズをぶら下げた子供たちが……。おお、みんな市民プールにきてるんやなぁ。夏休みやもんなぁ。そんなことを思いながら駐車場にいくと、100円かと思ったら200円やった。水族館代と合わせて400円か~~。別に高くないっちゃない(むしろ破格値)やけど、おれる時間とできることを考えたら、スタバに行って何時間か好きなことをしてすごすというのが急に魅力的に感じられた。どうせ同じ額を払うなら、スタバのほうが断然長居できるし、好きなこともできる。水族館は、多分人が多くて、思ったほどゆっくりできひん気がした。だから、これは今度ということにした。

車で出かける時で、スタバに行くかもしれへん時は私の荷物は異常に多い。したいと思ったニーズにすべてこたえられるようにしていくのだ。手紙が書きたくなるかも知れへんから、ペンと紙、本が読みたくなるかも知れへんから、本。それに加えて、今日はなんか紙を切りたくなる気がしたから(家ではなかなかすすまへん)、紙とペーパーナイフも持っていった。

まずは、手紙を2通書いて、本をふ~んと読んで、携帯でメールを返して、また本を読んで、紙を切り刻んだ。……怪しい。これは第三者的に見たら、かなり怪しい人やな。まぁ、ええか。日が暮れてきて、西日がまぶしい角度になってきたから切り上げて帰ることにした。おかげで、本も結構読めたし、紙も結構切れた。

こんな日々が、いつまで続くんやろう。

2008-08-17

今日は、月がめっちゃきれいやった。満月やったんかな。雲も出ていたけど、その裏から強烈な光を放っていた。昨日雨が降ったおかげか、今日もなかなか涼しい夜や。月を見ながらふと思ったけど、日本が満月の時ってほかの国でも満月なんかなぁ??なんか、いまいちわからへんから気になった。インターネットで世界がリアルタイムでオンラインでつながっているのはなんか当たり前のようになってきた今日この頃やけど、オリンピックの同じ映像を同じ時間に違う場所で見たり、月とか太陽とかひとつしかないものを世界中で共有してるんかと思ったら、なんか急に、妙に人類皆兄弟よなぁ~、という思いがむくむくと沸いてくる。同じものを遠くで共有しているというこの事実、なんか、素敵や。うだる暑さの中では考えつかへんやろうな、これ。つまり、今日の夜に秋の気配を感じたのかもしれません。そういや、虫がリーンと鳴いてるわ。こないだは晩にせみ鳴いてたって言うのに。

2008-08-08

五感

五感のうちでも、何かを思い出す時に特別な感情を起こさせてくれるのは嗅覚と聴覚やと思う。音楽を聴けば、あの時は確か、とその時の雰囲気がよみがえってきて懐かしい思いに満たされる。知っている懐かしいにおいが鼻をくすぐれば、無性に切なくなる。

2008-08-05

あかん

感情の起伏が激しい。昨日は、予期せぬ手紙が届いてめっちゃハッピーやったのに、今はなんか絶望的に落ちていく。こんなんあかん。

2008-08-03

邪念

あたしっていやなやつや。とたまに思う。なんか、邪念、つまり、evil thoughtsが沸いてくる時。性格悪いなぁ~、というか、人間ちっちゃいなぁ~、とか、しょうもないやつやなぁ~、とか、自己嫌悪。どうやって追い払おうねぇ。天邪鬼な自分がたまに腹立つわ。ネガティブとポジティブは背中合わせやと思う。だから、ネガティブからポジティブに行くのはそう難しいことではないと思う。いるのは、そう、きっかけ。自分で作り出すのか、誰かに助け舟を出してもらうのか、それが難しいところ。今、なんかめっちゃエモーショナルなんや。多分。こんな時は、どうすれば。とりあえず、今夜中やし何もできひんし、the killersのsomebody told meでも聴いてみよう。何でかわからんけど。

Ready? Let's roll onto something new
Taking its toll and I'm leaving without you
Ready? Let's roll onto something new
Anything goes but don't blink you might miss

2008-07-29

cool down

ここ2日ほど、夕立というか、局地的な豪雨が降っている。それはもう、突然で、空が暗くなったかと思うや、バケツをひっくり返したような水が空から落ちてくる。おかげで、熱されてずうっとほわほわ部屋の中を漂っていた熱気がちょっとはクールダウンされた。久しぶりに手元のスタンドの電気つけたかも。今まで手元暗かったけど、これ以上の暑さには耐えられそうにないという理由でずっと消したままにしててんよなぁ。やっぱり、手元が明るいと文字がはっきり見えるからいい。(手で書くときは特に。)

今日は、朝から職安に行ってきて、そのままスタバへ。でかいタンブラーを持っていって、熱いコーヒーを入れてもらった。まだ他の店は開いてないし、お客さんもほとんどおらへんから、なんとも優雅な贅沢な時間が流れていた。う~ん、いいわ~。そんな中、文章を考えたり(家では暑くて、とても、できひんかった)、本を読んだり、まったりとしたいい時間のすごし方ができた。結局2時間以上居座って、くつろいだ。

夕方、facebookをつけていると、ゴールデンウィーク中に京都のバッパーで友達になったクリスティアンとチャットできた。なんと、この秋に日本に戻ってこれることになりそうなんだとか!!!ほんまは、京都を希望したけど横浜になるかもらしい。日本にまた戻ってきたいとはいうていたけど、それを実践してくるとは……!!!!!!くぅ~~~~っっ!!!!励みになるわ。行動力と、実践力。

午前中いい時間をすごせたことと、夕方のこのびっくりニュースは、なんか、すごい、刺激的でモチベーションが、ぐぐぐっと上がってきた。

2008-07-26

やっぱり暑い。

私の部屋はあほほど暑い。32度くらいは常にキープされてあって、気がついたら34度とかにまで跳ね上がって、このあいだ見たときなんかは35度になっていて、ひっくり返りそうになった。(気分的に。)パソコンがデスクトップやから、どうしてもパソコンをしたければその地獄の蒸部屋におらなあかんわけで。けど、そのパソコンの調子が最近よろしくない。うーん。CDを焼きたいんやけど、何回試しても5曲目くらいまでしか焼かれへん。なんでやねん。ほんまに。腹が立つ。CDRが悪いんかなぁ~。すでに、何枚CDR無駄にしたことか。とりあえず、これ以上無駄にせぇへんためにも、とりあえずちゃうパソコンで書き込んでみようと試み中。その待ち時間に、ついでに日記でも書こうかと。

このパソコンのある部屋は南向きなんやけど、風が入ると涼しい。快適じゃ~、と思っていたのもつかの間。風がやんだ。暑い。暑い、暑いぞ!!!!!!!!!!!!!!!

今日は、昼間どうしようもなく暑くて、もうあかんと思ったからスタバに本を読みがてら涼みにいこうと思った。ついでに、近所の友達もおるかなと思って誘ってみた。今日は家におるモードやったらしく、部屋着のままでてきた。お茶のみにいけへん?と誘ったら、いくとのことやったから準備のあいだちょっと待った。結局、近くのファミレスに行くことにして、うだうだとしゃべった。

最近は、いろいろ遊ぶ予定があって、のほほんと暮らしていて、暑くて「なんも考えられん!!!」と叫び、挙句の果てには「方丈記・徒然草(現代語訳)」を読み出したりして無常について考えてみようだなんて、完全に浮世離れが進んでいる。これではいかん、いかん、まったくもって、いかんです。アクションで示さなくては。ほんまに。見守ってくれている人に、本当に甘えていると猛烈に感じる。特に、お母さん。今度は何を言い出すねん、こいつ、と思われているかもしれへんけど、そこを「あんたの人生やからな」と言うてやいやいいわへんうちのお母さんは、最高にクールや。

A loving atmosphere in your home is the foundation for your life.
(instractions for life by dalai lama)

2008-07-14

BGM

これ重要。7月に入ってからは、ようやく脱レディへ!!!!ok computerもpablo honeyもin rainbowsも聴いてない!!!!こないだ車でKID A聴いたらやっぱり心地よかったけど。夕方にばちっとくるね、1曲目とか。最近よく聴いているのは、the get up kids。気づけば彼らのCDを選んで聴いています。あと夏っぽいやつ。

2008-07-13

こうも暑いと。

部屋が暑い。ほんまに暑すぎる。相変わらず省エネモードやけど、西日が差し込んだ後の熱がいまだに引かずとにかく暑い。部屋の中が30度を超えている。あああああ。なんか、こんだけ暑いとパソコンもさっさと切ってはよ寝てしまおうかなぁ、という気になってくる。ほんま、そうしよう。は~、あつ。

2008-07-10

電力

いや、部屋が暑い。エアコンが無い、風が通らない、というた原因に加えて、電力を消費しまくっているせいでもある。まず、パソコン。これは、かなり熱を出してるよなぁ~~。後、手元を照らすための電気スタンド。扇風機を回したところで、ぜんぜん涼しくない……。これでは、蒸されてしまうと思って、電気スタンドの電気を消した。部屋の電球もひとつ暗くした。暗いけど、なんか、ましになった気がする。

2008-07-09

black and white

グレイゾーンというのは、厄介や。自分でどうしていいかわからへんとなおさら厄介。たとえば、青と白が混ざり合ったみたいに、薄い空色やったら、うふふふと楽しいかも知れへんけど、所詮黒と白が混じったグレイ。しかも、自分自身でもどうしていいんかわからへん。あたしはどう思ってんのや?!何がしたいん?!あかん、どつぼ。自己嫌悪。……これではあかんと言うわけで、はっきりさせました。他人に言わすとは、なかなか卑怯というか意気地が無いんやけど。とりあえず、これですっきり。よし。

2008-07-04

no more...

暑い……。寝苦しくて目が覚めた。6時半過ぎ。自分の中ではかなりの早起き。でも、働いてたら、これ、普通なんやんな、と思ったら、すでに眠い頭に戻っている自分が情けないような。うん。眠い。とりあえず、今日はノート作りに精を出そう。

2008-07-03

信じられへん

まだ言うか?!はい、まだ言います。どうせここは自分くらいしか見てないからな。Radioheadよ。この間CDの棚を久しぶりに見ていたら、Pablo Honeyが出てきた。は?!?!?!確か、持ってないと思ってツタヤに車ぶっ飛ばして借りに行ったはずやのに?!?!

そういえば、オーストラリアに10ドルでCDが売ってる店があって、そこでこうたんやった。そのころはまだthe bendsとok computerくらいしか知らんくて、ok computerを買うついでにpablo honeyも買ったんや……。ぜんぜん記憶に残ってへんかった。完全に、年々徐々にradioheadの評価が自分の中で上がっている……。今こんなにもヘビーローテーションなんやで、彼らのCDは。それがこうたことの記憶にもないなんて。クレイジーや!!!!!

2008-06-30

ふふふ

友達が坊主にしたらしい。次会うのんめっちゃ楽しみや~。坊主頭、絶対触らせてもらうっっっ!!!!!!

2008-06-28

元気

最近、しゃべることに飢えていたと思う。働いていない私にとって、トピックといえば限られてくるような気がするし、誰かに会って「これからどうするん?」的な事を聞かれても、なんか、微妙やな……と思っていたから。こんなに時間があるのに、意外に友だちには最近会ってへんのが現状です。だから余計に「しゃべる」ということから遠ざかっていた。

でも今日、改めてしゃべるんて楽しいなぁ、と思った。カナダにいるあかねちゃんがスカイプでオンラインやったから、たまらず電話をしてみたのです。あかねちゃんのカナダの話とかいろいろ聞けて、ほんまに面白かった。しゃべって、ばか笑いするだけでこんなにも元気になれるんやなぁ。こんな当たり前のことを忘れかけていたとは、ほんまに情けない限りやわ。めっちゃ笑って、元気めっちゃでた。

アプリケーションの不合格の件は、今日郵送で詳細の結果がきた。驚いたことに、不合格の理由は「健康」が合格基準に達していないとのことやった。逆に言えば、そこだけは自身があったから驚いた。技術面ではクリアしていたと思ったら、うれしいけどちょっと腑に落ちひんような。でも、今回の応募は友だちとかに言いふらしていたから一応結果も報告しとこうと思ってメールやらmixiやらで伝えた。そうしたら、超ポジティブな励ましのメールをようけもらった。ううっ。うれしい限りやわ。Maybe it was not the right time yet...!!!と思うことにして、残りの週末を過ごそうと思う。ああ~、でも明日も予定なしか~。暇やなぁ。ははは。

need to start over

今日は、ある意味区切りの一日になった。今日の夕方に郵送より一足早く結果のみが閲覧できるということで気が気ではなかった。そわそわするので、昼間は思いつきで髪を切りに行った。なんか、思ったよりもすかれすぎた気がするけど……。まぁ、暑いからいいか。

そして、夕方久しぶりにあんなにどきどきしてインターネットを開いた。結果は、あかんかった。う~む。甘かった。友だちに言うたびに「大丈夫ちゃうん~!」「いけるいける~!!」と言われていたから、あたしも「そうかな?!」なんて、調子に乗っていた部分も否定できひん。まぁ、そんなに甘くはない。うまいこといくわけはないということです。

ここで、馬鹿なあたしは次の手を打っていなかったのです。だから、今、ほんまに何もない。もう待っている結果はない。プランBそしてC、はたまたDを立てなくてはいけない。

夏はもともと好きじゃないけど、ここ数年ますますI'm hating summerな気がする。別れの季節は春やったけど、去年といい、そして今年といい、夏が別れの季節なのだ。去年よりも今年はたくさんの友だちが帰ってしまう。今回の応募に受かっていれば、友達が去った後、私も夏を皮切りに半自動的に動き出すことをぼんやり描いていた。でもそれはもう過去のこと。他力本願になったらあかん。そう思った。でも、プランが白紙に戻されて、面食らっているというか、がっくりきているのはこれ、ほんま。ため息がとまらへん。ほんまもんの失業者になってしまったという後ろめたさ。でも、真っ白なのを逆に武器にしてGO GO GOで走り出そう。そうさ、もう、寝すぎた!!!!!!!!!

2008-06-25

とりあえず

今日は、ほんっまなんもせえへんかった気がする。DVD借りに行こうかなと思いつつ結局道が込んでて嫌になって借りに行かずやし、そば飯作ろうかなと思いつつそばがなかったから結局あきらめて残りもんで済ましたし。ただ、よく寝たねぇ。ぐーすかぐーすか、よくもまぁ、あんだけ寝られるなぁ。おかげで、寝すぎて頭が痛い。

昼間図書館に行ってんけど、その時に友だちに手紙を書いた。同級生やから、帰りにポストに直接入れて帰ろうと思って。その子の家の付近なんか、もう何年も行ってへんもんやから、橋を越えて右折した瞬間なんともいえへん懐かしさがこみ上げてきた。家見た瞬間、ああ~~、そういえばこんなんやったわ!!!と思わずまじまじと家を見入ってしまって危うく怪しい人になるところやった。いやぁ、懐かしかった。

かしこい人

かしこい人は、やっぱりかしこいなぁ。と痛感した今日やった。知的好奇心とチャレンジする気持ちがものすごい高い。ああ~、あたしなんなんやろう……。

2008-06-22

spanish apartment

久しぶりに映画Spanish Apartmentを観た。観ながら、やっぱりこの映画好きやなぁと思った。映画の始まりは、

「世界は複雑で、混沌に満ちている」

と始まる。世の中、便利になるために日々進歩しているはずやのにずっと昔を振り返ればもっとシンプルな生活がそこにはあった。個人にしてもそう。どんどん複雑になってきている。もっと簡単に生きられたら……。などとシンプルな生活にあこがれてみたりするけど、それでは不便やからと人間はまた複雑になるように進化していくんやろう。まぁ、そんな人間の業は仕方ないとして、複雑な生活の中にゆるぎない核を持てる人になりたいなぁ、と思った。結局は、この間から散々考えている「ブレへん人」という考えにたどり着くんやなぁ~。

それと、もうひとつすっかり忘れていたけどこの映画の挿入歌にradioheadが使われていた。びっくりした。この間も書いたけど、この時期毎年radioheadをどうやらよく聴いているみたい。この6月の空気がそうさせるのか、とりあえず6月はradioheadを欲しているみたいやわ。Spanish Apartmentもたまたま暇やからみようかな、と手を伸ばしただけやったからこんなところでもレディへに遭遇してほんま、こっちが引き寄せてるんか、引き寄せられたんだか。そういう意味では、my heart songsならぬmy heart bandsのひとつは確実にradioheadが入るなぁ。

heart songs

i got weezer's new album as known as Red Album. I've been listening it a lot, and I can say "Heart Songs" is one of my fovorite from the album. Also I've been thinking what is MY "heart songs"?? We do have lots of heart songs, don't we? I thik I should make a list of it. I also need to make my L-LIST that Lucia told me. But what I MUST do now is going to bed and get some sleep for tomorrow. I'll take Kanji-kentei tomorrow. I was supposed to study hard for it, but I haven't done any for it actually. Damn.

2008-06-19

firefox

をDLしてみた。もう最近IEがぜんぜんあかんかったから。すぐにえらー出て困っていたのです。firefox3、早い!!!うれしいなぁ~~。というわけで、さらばIE。

今日は、ほんまにあかん日やった。この梅雨のじめじめに打ち勝つことができずに、うだうだじめじめした一日を送ってしまった。寝すぎやし。後悔。頭痛。ああ、だめだ。そう思うと、急に暗くなってきた。気持ちが。明日は友だちに会える。よし。がんばろう。

しまった

こんな時間。しかし、昨日の日記のコメントの返事を書いていてピカーン。だからメモっとく。

everything keeps going and changingやからnothing can stay the sameと思っていた。特に最近そのことについて考えていた。でも、「何もかわらへん」こともあると言うことを、Erinたちと再会してなんか感じた。分かったんじゃなくって、感じた。当たり前のことやで。めっちゃ。でも、メモっとく。

2008-06-16

におい

においはいろいろあるけれど、自分の好きなにおいと遭遇した時テンションがめっちゃあがる。今、自分の髪の毛がめっちゃええにおい。友だちの家に泊まらせてもらったときに借りたシャンプーのにおい。なんか、ナチュラルな素材を使ったシャンプーらしくて、人工的ないいにおいじゃなくて、なんか、癖になるいいにおい。自分の髪の毛やのに、なんか揺れてにおいが鼻をつくたびニヤニヤしてしまうなぁ。

2008-06-14

coldplay

有名な曲は知ってたけど、アルバムをそういえば聴いたことがない。新しいアルバムが最近出たみたいで、その中のシングルViolet HillのPVを最近ようみる。前やったら偶然見かける運頼み的なPVとの関係やったけど、今はYouTubeとかで検索したら一発で出てくる。いやぁ~、便利。聴きおわったら、また聞くこともできるし、関連のPVまでオススメしてくれたりするし、ほんま、至れり尽くせり。だから、YellowとかIn my placeとか有名どころを改めて聴きなおしてるんやけど、お、あたし結構Coldplay好きかも。ちょっとアルバムちゃんと聴いてみようかなぁ~~~。それにしても、Violet Hillは悲しすぎてなんか、切なくなるなあ……。

2008-06-12

移行

たくさんの日記をmixiからこっちに移行した。両方に違う日記を書きつづけるんはできひんし、やっぱりこの日記は自分で後で見ることが多いから。手遅れにならへんうちに、と思って。でも全部は無理やったわ、さすがに。どこからなんかわからへん。でも、こういう作業をしてみてふと、おお、結構膨大な量の文章書いてんねんなぁ~と気づかされる気がする。ブログが普及してから莫大な量のブログがあるんやろうけど、これって将来的にもずっとどこかに保管されっぱなしになるんかなぁ~。そう思うと、すごいよなぁ。

今日は、天気がよかった。めちゃくちゃ快晴。もう、夏の空。山田詠美さんの本をもうちょい読み漁ろうと思って文庫本を閉まっている引き出しを久しぶりに開けた。3冊ほどこうて持ってたことをふと思い出して。

友だちに、sigur rosのニューアルバムがオフィシャルHPで視聴できると聞いて、今日はそれがもっぱらBGMやった。めっちゃ壮大で、でもなんか物悲しくなるときもあったりでなかなか気持ちを揺さぶられる音楽です。歌詞の内容がわからへん、というか、聞き取ることもできひん。アイスランド語詩やから。そういえばアイスランドといえば長年気になっている国のひとつ。こないだアイスランドの話になって、「確か、アイスランドは自殺率がかなり高いらしい」と前にどこかで聞いたか読んだことを思い出した。それでちょっとアイスランドと自殺について調べてみた。まぁ、インターネットで済ますあたりがずぼらなんやけど。

アイスランドは、やっぱりめちゃくちゃ興味深い国。中でも面白いと思ったのは、アイスランド人には名字がないということ。みんなファーストネームしかもっていないらしい。wikipediaからその部分を抜粋してみます。↓

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アイスランド人の名前はファミリーネームが無いという特徴を持つ。名前は「ファーストネーム+父称」で構成され、アイスランドの電話帳はファーストネーム順に編集されている。 ここで言う「父称」とは、男性の場合「父親の名の属格+ソン(-son)」に、女性の場合「父親の名の属格+ドッティル(-dóttir)」になり、それぞれ「~の息子」「~の娘」という意味がある。例えば、同国出身の著名な歌手、ビョークの本名「ビョーク・グズムンズドッティル」は「グズムンドゥルの娘ビョーク」という意味になる。 古くは他の北欧諸国も同じように命名をしていたが、現在は「ヨハンソン」といった姓に名残を残すのみで、現在この習慣はアイスランド独自のものである。
******************************

なんか、日本って名字の持つ重みがかなりあるだけになんか不思議な習慣やなぁ。

そう、そして気になっていたアイスランドの自殺率は世界1位ではなかった。それよりも驚いたのが日本の自殺率がめちゃくちゃ高いということ。自殺のニュース、確かによく聞くけど、世界の中でもその率は高く、なんと9位やった。(次いで、韓国。)アイスランドの自殺率も、世界中で見ると決して下位ではなかったけど私が持っていた情報よりははるかに下やったからびっくりした。世界共通で、男性の自殺率のほうが女性よりも高いらしい。インターネットでちらりと見ただけではなんともいえへんトピックやけど、個人だけの判断ではなくそのバックにある社会情勢とか経済の状態とか、さまざまな要因が絡み合った根の深い問題やな、ということだけ再認識させられた。

自殺といえば、ちょうど今日読んだ「風葬の教室」という小説にも出てきた。主人公の転校生の女の子がクラス中からいじめにあって、死を考えるという場面。ただで死んでたまるか、と遺書を書こうとするんやけど、死ぬことは「誰かが日常生活を故意に乱すこと」やと気づいて「これじゃあ、死ねない」と気づく。印象的やったのは、「後に残された人々のことを考えると恐怖で体が震えます。」という一文。そういう想像力を働かせたら自殺なんかしてる場合じゃない。

……なんでこんな話になってしまったんか、という感じやけど、キーワードがいろいろリンクしてこういう方向へきてしまった。どう終わろう、この日記。じゃあ、もう一回話題をアイスランドへ。

やっぱり、アイスランドは行きたい国のひとつ。素敵な名前の習慣といい、自然といい、なんか、日本とかけ離れたところのような気がする。でも、アイスランド出身のsigur rosだのbjorkだのの音楽は私の心にそっと入ってくる。彼らの音楽が好きや。やっぱり、行かへん理由の方がみつからへん気がする。

記憶と記録

は、似て非なるもの。やっぱり、書き留めておくって大切やなぁ。別に何がってこともないけど、この日記もつけ始めてだいぶたつわけで、「去年の今日は何をしてたんかなぁ~?!」とかそういう目的で見返すことが出来るわけです。6月は、radioheadなんかなぁ?!2005年、2006年と連続で6月の日記にOk computerが出てきていてびっくりした。そして、今年もまた、radioheadなんよな。今年は、Ok Computerじゃなくて、Pablo Honeyやけど。Radioheadを聴きたくなっている状態って、どんなんなんやろう。6月にRadioheadを聴いているのは、ただの偶然なんかなぁ。

今日は、午前中に山田詠美の"chewing gum"を読み終わった。昨日から連続詠美姉さん読破。かなり珍しい。女の作家さんの作品をあたしはあんまりよまへん。というか、男の作家さんすら偏りがある。一部の人の作品しかよまへん。中島らも、安部公房、三島由紀夫……。そうかと思うと、ナンシー関よんでにやにやしたり。両極端。でも、恋愛小説はほっとんど読んだことがない。うん。それはさておき、昨日は、"A2Z"。なんか、ぜんぜん違う話なんやけど根底に通じるものを感じた。結婚。それによって得たパートナーと自分との関係。chewing gumは、女側からと男側からの視点で結婚にいたる過程が語られているんやけど、始終甘い。それはまるでもう、運命の人。一方のa2zは、夫婦がダブル不倫なんやけど全然泥臭さがなくてキラキラしたさわやかささえ感じられる。でも、やっぱり2人は二個一なのだ。この二つの作品を読んで、感想が正直言えない。私は詠美さんの小説に出てくるようなスマートな人間でもないし、恋愛の経験もない。でもひとついえるのは、詠美さんの小説に出てくるようなまっすぐな人は小説の中の人とはいえ魅力的やなぁ、ということ。う~ん、もう少し詠美ワールドに足を突っ込んでみようかな。

今日は、昼から雑貨屋さんに行った。さっちゃんも来ると聞いていて、向かうといた。店長さんは残念ながらおらへんかったけど、店員さんと3人でノート談義に花が咲いた。なんとなく自分用に作っていた革のノートがさっちゃんに大うけで、作ってあげることになった。それと同時に改良も進んで、鈴をつけることでかなりええ感じになってきた。帰りにレザーショップによって、同じ大きさの革を購入。色が少なかったから店員さんに頼むと、工場に言うてまた入荷してもらうとのこと。ラッキー。

雨が降ってきた。梅雨やもんな。

2008-06-10

なつかしい

朝からワイドショウのニュースといえば、秋葉原のあの事件のことばっかり。ほんま、見れば見るほど腹が立ってくるからちゃうチャンネルにかえた。朝からMTV。90年代ポップ特集をしていた。な、なつかしい~。カーディガンズに、メイヤ、挙句の果てにはシャンプーまでかかりだすんやもんなぁ。 シャンプーは実際その曲くらいしか聴いたことないねんけど、メイヤとかはCD持ってたから懐かしかったなぁ~。 "how crazy are you?"がかかっててんけど、若干口ずさめるやん!なつかすぃ~。

昼からは、図書館。 昼間の暑い時間を歩いて、しばらく読書して、2冊ばかり借りてまた歩いて帰った。 飢餓同盟から開放されたから、なんか、めっちゃ読みやすいのんが読みたい気分やった。 とりあえず、うろうろしてみた結果、久しぶりに山田詠美でも読んでみるかな、と言うことに。 とりあえず、短編を1編読んだ。 女の人の書く文章やなぁ~、と思った。 A2Zを途中まで読んで、家に帰って一気に読み終わった。 AからZまでの章に分かれていて、それぞれの章に各アルファベットがキーワードとして埋め込まれてるというスタイル。 普段恋愛小説をよまへんから、感想をなんと書いていいもんやら、という感じやけど、印象に残った一文を。

「新しい言葉など、もうどこにもない。けれど、新しい一文は、あらゆる所に身を潜めている。」

素敵や。

スタイル

今日は、朝からひたすらノートやらメモ帳やら作った。 最近和綴じのメモ帳タイプをようけ作っていたけど、やっぱり普通のノート作るんも好きやわー。 時間かかるから工程を少しずつわけて徐々に完成していく様子がたまらん。

メモ帳は、割合一気に作れる。 表紙のデザインとか選ぶところが面白い。 ああでもない、こうでもない、これしかない、いいなぁ~~、と頭を使う言わば、ヤマ場。

土曜日に、前に和綴じの仕方を教えてあげた子と遊んだんやけど、彼女が最近作っている作品を見せてもらった。 私も、その子も同じ手法を用いているはずやのに、出来上がったものはぜんぜん違う。 その違いこそが、いわゆるそれぞれのスタイル、個性というわけです。 ほんま、面白いよな。 ニヤニヤしてまうわ。

ところで、こないだからちょくちょく言われるのうれしい言葉があるんやけど、これ。

「なんっか、紙見たらあんたのこと思い出すねんな~。」

これは、素直に、嬉しい。 この場を借りて、ありがとう。

2008-06-08

ぬし

今日は、日曜日。 やべえ!!!(以下、大体先週の日曜日と同じ気持ち。) というわけで、今日はスタバに読書アーンド手紙を書きに行ってきた。 ぬしのごとく長く居座って、もう何ヶ月もちょびちょび読んでは、分からなくなってはじめから読み直したり、なんじゃかんじゃでぜんっぜんすすまへんかった安部公房の「飢餓同盟」をついに読み終わることができた。 うーん……。 なぜあの本を買ったのか……。 安部公房の本は、バチーーーーっとはまる時とぜんぜんわからへん時がある。 同じ本でも、1回目読んだら分けわからへんけど、2回目読んだらはまったり。 でも、飢餓同盟は、あたしはあんまり好きな本ではないと思う。 2回目読む日が来るのかどうか、微妙。 まあ、とりあえず読み終われてよかった。

ご来光


ナイトハイキング、ならぬ、ナイト山登りをしてきた。いやー、びっくりした。自分の体力のなさに。 たいした山じゃないのに、足重いし息きれるし。 ほんま、運動不足を痛感した。けど、頂上についたら疲れも一気に吹っ飛ぶええ眺めで、焼きそばを作ったりミニキャンプ気分でめっちゃ面白かった。 いやぁ~、外で食べたり飲んだりするんはほんまにおいしいなぁ~。 ほんでもって、夜明けごろのこの景色!!!! 霧がめっちゃでててんけど、まるで雲の上におるかのようなこの神々しさ。 いやぁ、いいなぁ。こないだの伊勢旅の時といい、今回といい、やっぱり早朝はすがすがしくて気持ちがいいな。 惰眠をむさぼってばかりではあかんなぁ、と感じたのであります。

2008-06-06

6月4日のこと その2

合流して、まずお願いしたのがカメラのキタムラへ行っていただきたい……。
やっぱり、キャップなしで過ごすのはなぁ。
キタムラに行ったら純正ではないけど、キャップにひもが着いていて、本体にくくりつけられるようになったやつがあった。
おお!!!!これならもうなくすことはないはず!!!というわけで、それにした。
レンズにキャップがついてほっとしたところで、目指せ伊勢神宮。

やっぱり、伊勢といえば、伊勢神宮。
ここは、ほんまにいつ来ても心落ち着く。
伊勢って、何気に(何気にとか言うたら失礼かもやけど)、神々しい雰囲気がいっぱいする。
なんか、日本の神様という感じがする。
きれいに整備された砂利道とか、庭とかは歩いているだけで趣がある。
五十鈴川は近くで見たら結構流れが速いけど、清らか、という言葉がほんまにぴったり当てはまる感じ。

「ええなぁ~、ええなぁ~。」

と、また語彙力少ない感想連呼でふらふらとカメラを持って歩いていると、恰幅のええおっさんに声をかけられた。

「あなた、カメラを撮りながら何か気づくことはありませんか??」
「さあ~。なんですかね??」

と答えると、「ふっふっふっ」と喪黒福造のような奇妙さでなんじゃかんじゃと言いはじめた。
なんか、気がつくと微妙に歩くスピードが一緒なんですけど、おっさん、という感じで、もしや一緒に参拝しようとしているのか?!状態に陥ってしまった。
ええ人やったり、1人で旅をしている時ならともかく、こっちはめったに会われへん友だちに会いにきてんねん!空気読め!!!と思ったけど、おっさんは、あたしが返事をしたもんやからすっかりいい気になって、ぐいぐい輪に入ってこようとした。
……というか、薄情なもんで、気がついたらマユコとまさみはめっちゃ後ろのほうを歩いてるし!!!
おっさんにつけられてんのん、あたしだけやん。
こら何とかせなあかん、と思って、「はあ。」と適当に相槌を打ちながらまっすぐに行くと見せかけて、

「あ、川見にいこ~っと。」

と急に方向転換して小走りで川のほうに逃げた。
よっしゃー、と思ったら、少し前を歩きかけていたおっさんもくるりと方向転換して後ろをつけているではあーりませんか!!!
おっとーーー!!!作戦失敗!!!
こうなったら、完全に無視するしかないと思って、ええ風景きり取る風にカメラを構えていると見せかけてマユコとまさみの到着を待った。
来るや否や、内輪ネタのような、伊勢や神宮にまったく関係のないことを話して、"おっさん、You Go Away"な雰囲気を作り出した。
そのおかげで、何とかおっさんはあきらめてどっかに行った。
……と思ったら、今度は一人旅の女の人がターゲットになっていた。
すまん、旅のお方。
でもあたしら、久しぶりやからおっさんとかに邪魔されるんはいややってん……!!

神宮をその後も散策して、神馬とか鯉とか鶏を見つけてしばらく眺めて、そのままおかげ横丁へ流れていった。
おかげ横丁も、おもしろいねんなぁ~。
ええ時間になってたから、お昼ご飯を食べてんけど、「てこね寿司と伊勢うどんセット」という、伊勢の名物総なめのミラクル定食があったからそれを食べた。
てこね寿司ははじめて食べたけど鉄火丼のご飯の部分が酢飯、というだけのことやった。
おいしかったからええけど。
赤福の本店にいったら、今年はまだ赤福氷はやってへんみたいやった。
観光できていた外国人に、お茶用のお湯が入っているでかい釜のことと赤福もちのことについて質問にあった。
やっぱり、ここは伊勢の名物をごり押ししておくべきやろうと思ったから赤福のことを絶賛して、食べていかれてはどうですか、とまで言ってみた。
でも、結局食べずにどっかに行ってしまった。
OH、ザンネン!!!

おかげ横丁で収穫やったのは、昭和30年かそれくらいの時の紙を発見したことです。
渋いーーーー!!!
絵自体はたいしたことないんやけど、色使いがほんまに華やかで素敵ですっかりほれてしまった。
しかもその紙、包装紙とかわしとかではなく「伊勢大神宮参拝記念」ポスターで、昔はそんなお土産があったのかと本当におもしろい紙やったのです。
……こうてもうたってー。

おかげ横丁を一通り堪能してからは、パールロードへ連れて行ってもらった。
展望台のコーナーからは、火曜サスペンス劇場に出てきそうな(って、実際にあたしは火曜サスペンス劇場を見たことがないけど。)、断崖絶壁のリアス式海岸が望める眺めのええドライブウェイです。
おすすめ。
そこであたしは眠気がピークで、たまらず、その辺のベンチで横になってしまった。
カップルの近づく声でむくりと起き上がって眠そうに辺りを見回したら、カップルが不審者を見るような目線をこちらに投げかけてきた。
そうやって白い目で見るがいい、そんなことよりもあたしゃ今日3時起で姫路から来て眠いのです。

それから、夫婦岩を見に行った。
あいにく遊歩道が工事中で、残念やった。
せっかくここからきれいな夕日が見えるのになぁ~。
まぁ、曇ってたからどのみち見られへんかったかもやけど。
夫婦岩の後ろにある岩の形がかえるやということを、今回はじめて知った。
まさみがそう書いてあるという立て札を見つけたらしい。
伊勢人のマユコすら知らんかったこの事実。
そういわれてからその岩を見れば、ほんまにかえるの形をしている。
見れば見るほど……。なるほどなぁ。

土産屋では、お茶の試飲をしたらそこのおっちゃんがしゃべりかけてきたからしばらくしゃべっていた。
マユコとまさみは、また知らん振りしてすたすたと奥のほうへ消えていった。
この土産屋のおっちゃんの話はなかなかおもしろくて、伊勢にいる神様の話やった。
宗教とかそういうのじゃなくて、神話的な感覚で神様のことを知るとまた違った角度で伊勢が楽しめるかもなぁ、と思った。
今度来るときは、伊勢にゆかりのある神様について調べてみるんもええなぁ~。

ええ話聞かせてもらったけど結局何もかわずに店を出て、それから、お茶をしにカフェに行った。
やばい、またこの道見覚えがあるわ、と思いつつ、大きな幹線道路を通った。

「ここって、秘宝館のある道やんなぁ?!」

と聞くと、やっぱりそうやった。
でも、秘宝館はついにつぶれたらしい。
あのどでかい建物もつぶれたらしい。
何で存続しているのかわからへんけどつぶれへん、という「絶対的」なものやと思っていたけどつぶれたんだそうな。
行ったことはないけど、なんか時代が終わっていたんやなぁ、と感じずには織られへんかった。……なんのこっちゃ。笑

そうこうしているうちに、あっという間にもうかえらなあかん時間になってしまった。
ほんま、一日長くて大充実やった。
やっぱり伊勢はいつ来てもええなぁ~、と思った。
それはやっぱり友だちがおるからというのが大きいなぁ。
知らん町に行くのもいいけど、こうやって誰かを訪ねていくのもええもんやわ。

帰りも結局最初から最後までまさみに運転してもらった。
眠くならへんようにと、あたしは隣でスピッツとハイロウズをうたっているだけののんきもの。
そのくせに、最後の最後でナビに失敗して、降りたくないところで降りる羽目になってしまった。
まぁ、ガソリン給油できたから結果オーらいということで許してもらいたかったけど、ほんま何してんねん、というだめ助手席っぷりやった。

家に帰って、お母さんに伊勢でこうたシェルレーヌを渡してかっこええポスターをみせて自慢した。
ふと立ち上がると、いきなりカメラのレンズのキャップが出てきた。
は?!?!?!?!?!
何で?!今?!ここで?!?!?!
ほんまに意味がわからへん。
あんだけ車の中もかばんの中もさがしたのに?!
こんなところにいるはずもないのに?!
う~ん、謎や。

そして改めて、ほんま、6月4日、ながっ。

6月4日のこと その1

「そろそろ起きて準備しょうか」

と、起こされたのが3時過ぎ。
ほんまやりよったよ。
0時に寝て3時に起きるというチャレンジを成し遂げましたよ。
爆音でテレビのタイマーをセットしていたけど私は気づくはずもなく。
とりあえず、紅茶をボトル一杯に用意して、コーヒーのボトルと、バナナを持って出発することにした。

眠すぎて頭がぜんぜんまわらへんし、何なら気分が悪いくらいのこの睡眠の足りてない感は否定できひん。
とか何とかぼんやりしながら外に出ると、まだ真っ暗やった。
おおおお~~~!!!!
この暗さが一気に眠気を吹っ飛ばして、テンションを上げてくれる。
深夜ロードトリップ!!!!
いやぁ~、おもしろそうやんっっ!!!

4時までに高速道路に乗るという使命も無事にクリア。
後は、調べたルートに沿って運転するのみ。
……チャッカリそのプリントアウトした紙を家に忘れてきた。
あほです。
でも、いまどきは便利なもんで、携帯でちょちょっとネットにつないで検索できた。
いやぁ~、便利やなぁ。

日の出の時間は、4時45分前後。
真っ暗ななかぶっ飛ばしていると、だんだん空に青みが増してきて、西宮名塩のへんで日の出を迎えた。
もっとパ~~~朝日です!!!みたいな太陽を拝めるかと思ったけど、雲が一杯あったから、その隙間から空が赤く染まっている程度やった。
ともかく、バナナを食べて外の空気に触れてリフレッシュ。
朝のにおいがして、なんかめちゃくちゃすかすがしかった。
それもそのはず、最近は朝のにおいなんかかいでへんかったもんなぁ。

さらに2回ほどトイレ休憩を入れても、伊勢西ICに着いたのは7時台やった。
伊勢についた、いえーい、よりも私を支配していたのは、「カメラのレンズキャップがない」という事実。
どうやら休憩で立ち寄ったサービスエリアに落としてきた模様。
車の中におきっぱなしにしてぱくられたらあかんから、とわざわざもって出ていたのが間違いやったのか。
気づいたら、レンズのキャップが、ない!!!!!!
ほんま、自分のこういうところめっちゃ嫌いや。
物をなくすことへの危機感の薄さ。
でもまぁ、そんなことを言うても何も解決せぇへんから、携帯を駆使して、よったサービスエリアのコンビニや、高速道路の落し物センターの電話番号を調べて片っ端からかけまわった。
コンビニには落ちていなかったみたいで、高速道路の落し物センターはまだ受付時間に放っていなかったので、とりあえず捜索はあきらめた。

とりあえず、もう伊勢についてしまったという事実をマユコに伝えておこうと思ってメールを打っておいた。
7時過ぎのメールに返事が帰ってくるはずもなく、どうしようかなぁといいながらマックスバリュによったけどあいていなくて、高校生と同じ方角に車を走らせたら高校があった(当たり前。)。
通学の時間帯やったから緑のおじさんが道端に立っているのを見つけたから、

「ララパークはどこですかねぇ?!」

と訊ねてみた。
ララパークとは、イオン系列のショッピングセンターで、よくマユコからその名前を聞いていたのです。
マユコの家には、過去に伊勢を訪れたときに2回ほどいったことがあって、ララパークの近くやというおぼろげな記憶があった。
ララパークに程なく到着して、記憶を頼りにマユコ宅へ行ってみることにした。
めっちゃくちゃキモいことに、あっさりとたどり着いてしまった。
なんなんやろうな、あの、「分かるかも」という不確かさが「分かる!!!」という確信に変わった時を冷静に見たときの気持ちは。
あたし、キモいし!!!!!以外何ものでもないよな。ははは。
とにかく、ついてしまったのです。
でもまだ8時前やし、さすがにピンポンを押すのはためらわれた。
かというて、家の前で待っておくのも輪にかけて気持ち悪いし。
ストーカーやんなぁ、これ、ということになって、やっぱり撤退することにした。

かといって、当てがあるわけでなく……。
テンションはあがっているけど、長い一日に備えて仮眠を取ろう、ということになって、マクドにでも行ってみることにした。
信号待ちをしていると、なんとマユコから電話がかかってきた。
伊勢に着いたというメールをついてびっくりして電話をかけてきたらしい。

「実はな、家にもたどり着けたんや~。でも、朝早すぎるし、待つのはあまりにもキモいから……」

と伊勢についてからの一連の事情を説明した。
マユコと伊勢について話していると、ふとある喫茶店のことを思い出した。

「コメダ!!!!!!!」

東海三県にしかないけど、東海三県では当たり前なコーヒーチェーン店、コメダのことです。

「コメダにでも行ってモーニングでも食べて待っとこうかな。」

というと、

「ちょっと、あみちゃん、あんたなんなん!!」

と、伊勢事情に妙に詳しくてやっぱり気持ち悪がられるのでした。
マユコナビゲートのもと、まさみに運転を指示してコメダを目指した。
無事コメダにもたどり着けた。
コメダのモーニング、すごい。
会計をみたら、飲み物代の値段がモーニングの値段やった。
つまりパンとゆで卵がただやねん。
値段が書いてへんなぁ、と思ったら、どうやらただらしいのです。
よくわからん仕組みやけど、すごいなぁ。

モーニングを食べて、高速の落し物センターに電話をかけて、そして寝て過ごした。
怪しい客やでほんま。
机にうつぶせて寝ていると、知らん間にパンの入っていたかごをひいてくれていた。
これ以上居座るのもなぁ、ということでそろそろコメダを後にすることにした。

そしたらちょうどマユコから2度目の連絡が入って、ララパークで待ち合わせることになった。
おそらくこの方向からくるやろうということで、まさみの車を降りて歩道で待ち構えていた。
しばらくしたら、ルージュのモコがやってきてヒッチハイク的に合図を送ってみたら、笑いながらマユコがやってきた。
この時点でまだ10時過ぎ。
……6月4日、ながっ。

ズレてるけどブレてない

やっとこさ、日記が実際の日付けに追いついてきました。
昨日、つまり6月5日の話です。

朝から、雨。
職安にいって、納屋工房さんにEMsさんに頼まれていたノートを納品に行ってきた。
路駐やったからそそくさと納屋を後にして、駅前のロータリーに向かった。
えっちゃんとお茶でもすんべ!!!ということになっていたのです。

何から書いたらええかわからへんけど、結論から言うと、めちゃくちゃ元気をもらった!!!!!!!!!!
めちゃくちゃ面白いことになりそうな予感がガンガンする。

6月14日にクラフト市の相談をしていたけど、なんかちゃうなぁ、ということで悶々としていた。
そしてたどり着いた結論が、「自分らがやりたいこと」というのは、「自分らでつくる」ものやということ。
こんなにシンプルなことになんで今まできづかへんかったんやろう?!

……言葉が足りてへんな。
自分らでつくる、つまり自分らで「市」そのものをやったらええやんか、ということです。
自分らと同じ考え、またはそれに賛同してくれる人たちが集まる市を自分らで作ったら、絶対面白いことになるんちゃうか?!と。

そして、幸運なことにええ場所があるのです。ええ。ええ。ええ。
古い町並みの残る姫路のとある下町があって、そこに自由に使ってもいいというえっちゃんのおじいちゃんの家があるのです。
2人で話しているうちにどんどん盛り上がって、気がつけばノート5ページも使うほどの作戦会議になっていた。
14日の件に関しては、3行ですんでるのに。

開催日は一切決まってないけど、市の名前は決まった。

「あまのじゃく市」

応募資格は、原則として「あまのじゃくであること」。
そして、「世間からズレているかも知れへんけど自分自身はブレてない」人。

あまのじゃくな2人が考え出したことやから、めちゃくちゃかもしれへん。
でも、やりたいことがこんなにも明確でシンプルに見えるから、最終的にえっちゃんとあたし以外に人があつまらへんかっても、それはそれであたしらの中で楽しいと思って出来たのなら、大成功なんではないかと。
特に、タイトルに使ったこのフレーズのような人間でありたいと、それをそれぞれがやりたいことで表現できたらめちゃくちゃクールや。
それに乗っかってくるようなあまのじゃくたちが集まればもっと楽しいんではないか、と。

ええなぁ~、ええなぁ~、と冷静な人がおらず暴走気味のまま早速会場となるところを見に行った。
めちゃくちゃいい。

あんなに降っていた雨がやんで、夕日であたりがきらきらしていた。
このパワーを無駄にはできひん。
とりあえず、第1回は7月中に出来るように動き出そう。

6月3日のこと

先週は、結構何もなく過ぎていったけど、今週はアツい。
まず火曜日に、前に言うていた「革工場見学」が実現した。

昼過ぎくらいに、うちにまさみが来てお母さんと3人で前々からしようというていたクレープ大会を決行した。
手巻き寿司の感覚で、一回やってみたいなぁ、という話になっていたのです。
いや~、これはうまいわ~!!
クレープで腹いっぱいになったところで、目指すは革の販売所。
こないだ仲良くなった店のおばちゃんが、この工場見学をとある皮革工場の社長さんにお願いしてくれていた。
このおばちゃんは結構面白くて、あたしらが革に興味があって、インターネットでそこの場所を見つけたというのを知るや、めちゃめちゃよくしてくれているのです。
あたしらが連れて行ってもらった皮革工場は、馬の革を専門に扱う会社で、社長さん自らが案内をしてくれた。

一番衝撃的やったのは、やはり一番初めの工程。
いや、工程に入る前の段階の輸入したての革やなぁ。
あたしはこれにめっちゃ興味を持っていた。

「革って、どういう状態で作られはじめんねやろう?!」

その疑問が解決される時がきたのです。
フランスから輸入されたといわれるその馬の革は、めちゃくちゃ獣のにおいがきつくて、革が動物の皮やということを、実感したのでした。
折りたたまれたその馬の皮には、たくさんの虫がついていて、ところどころ黄色い皮下脂肪がついていて、隙間からたてがみだか尻尾だかの毛がはみ出ているのでした。
これはビジュアル的にもにおいにも結構な衝撃を受けた。
そこからスタートして、洗ったり、なめしたり、乾かしたりという工程を順に経ていくのです。
動物の命を奪い、それが人間の血となり肉となり、道楽になり、生活を豊かにする。
馬を殺すということは、人間が食料を得、音楽を奏でる(バイオリン)ためにの道具になったり、身につけるベルトやかばんといった製品として人間の役に立つことになるのです。
逆に言うと、人間のために動物は犠牲になるのです。
人間って残酷なんやろうか??
私たちの生活が、何ものかの死によって成り立っているということは、製品を見た時にはあまり起こらない感情かもしれへんけど、一番初めの状態を知らんというのは、あまりにも失礼なことなんちゃうかなぁ、と思った。
感謝の念と大切にする気持ちを持って生きたいものです。

皮革工場に欠かせないもののひとつとして「川」があるそうだ。
皮作りの中で乾かすという工程は最も重要な工程のひとつだそうで、川からの風がその鍵を握っているという。
伝統的な作り方では、川原に干すらしいけど、現代ではそのような光景は、伝統工芸の皮作りのために若干見られる程度で、ほとんどは工場内で乾かすとのことやった。
でも、工場の中に川からの風が吹き込むように大きな窓がいたるところにあって、天井からは川が無数に干されていた。
乾かす工程を経て、切りそろえられたりさまざまな加工が施されたりして私たちが普段目にする「革」へと姿を変えていく様子を見れて本当に貴重な体験が出来た。

さらに、その会社では数年前から自社で製品部門を立ち上げて革製品の製作にも力を入れているとのことで、その部門も見学させてもらった。
革工場で働いておられる方は、熟年の職人さんという感じを受けたのに対して、この製品部門は若い人たちばかりで構成されていてびっくりした。
熟練の技術を持って作られた革を、若い発想やセンスで加工するという、皮革産業とクラフトの見事な融合だと思った。
この職場を見て、「ものづくり」の素晴らしさを本当に実感した。
何かをつくるってすごい。
自分の好きなことと向き合いながら「もの」と向き合う真剣な若い職人さんたちの顔はほんまに素敵やった。
皮から革製品になる過程を知れて本当にこの工場見学は貴重な体験が出来てよかった。

晩に、翌日の伊勢行きに向けてインターネットで高速の値段を調べていた。
ETC割引で安く行ったろう~、という魂胆やってんけど、ETCの通勤割引というやつの「穴」を見つけてしまってそこから事態が急変。
通勤割引というやつは、100キロ以内の区間に1日1回しか適用されへんらしいのです。
結局、どうやっていくんが一番安いかというと、0時~4時の間に高速のETCの入り口を通らなあかんということやった。
普通ならあきらめて通常料金で行くかー、ということになりそうやけど、基本的に「おもろいこと」と「サプライズ」が好きな2人。

「3時におきていくか!!!!!!」

ということになった。
なんなら、

「走りながら朝日が見れるかもやん!!!ラッキーーー!!!」

という楽天ぶり。
トラックの運ちゃんかよ!!!!なこの馬鹿な発想。
時すでに12時。
3時起床までは3時間。
あほすぎる2人は眠りについたのでした。

2008-06-05

vagabond

約3時間の睡眠、
真っ暗な中、
家を出発して、
すげーたのしい一日。
今なら、
ランナーズハイみたいな状態で、
詳細が書けるかもという錯覚を覚えつつ、
冷静に考えたら、
多分力尽きるやろうな、
と思い直し。
だから、明日以降に挑戦することにして、
とりあえず、2人の友に心からのありがとうを。

2008-06-02

思い立ったが吉日

とは、よく言うたもんです。

今日は、朝起きたら弟が出張から帰ってきていた。
そして、「いかに新宿がすごいか」についてあつく語った。
10時を過ぎても乙女がカフェに並び、タワーレコードが夜11時でも開いているという、もんのすごい町、それが新宿なのです。

昼からは、インターネットをうだうだやっていた。
久しぶりにskypeでしゃべった。
あたし、今までにskypeで音声通話したことあるんて3人くらいやわ。
せっかく、ただやのになぁ~~。

気がついたらもう、夕方が迫っていた。
このまま終わっていくのか!!!!!
否!!!!!!
そうや、あたしには使命があった。
昨日、無駄に代車に給油したガソリンをぎりぎりまで使い切るという使命が!
そういうわけで、遠いほうのヤマダ電機に行って、プリンタのインクをこうてきた。
ほんで気持ちよくドライブを楽しんで帰っていると、またもや悪夢の給油ランプが点灯した。
あっかん!!!!!まずい、まずい、まずい!!!!
でも、NO MORE 給油の精神で、車屋さんまでがんばってみることにした。
冷や冷や運転。
点灯してから15キロくらい走ったけど、何とかセーフやった。
よ、よかった~~。
知らん振りして、何も言わずに代車の鍵を返してきた。エンジン、かかるくらいはまだ残ってるよなぁ、ガソリン。まぁ、そう祈るわ。
1日ぶりの自分の車は、なんか変な感じやった。

ほんで、家帰ってまたネット……。
そして、晩ご飯を食べてまたパソコンの前に向かおうとする自分。
こらああああ。
こんなんでええのか!!!!!
平日にこれが続くのならまだしも、休日にこれでは、1週間のメリハリがゼロになってしまう!!!
暇や……。

というわけで、思いついたのが映画。
特にめちゃくちゃ観たい映画があったわけではなかったけど、行くと決めたら実行あるのみ。
もう、ワーナーしかみえへん。
時間を調べたら、レイトショウには間に合いそうやったから、ささ~っと出発。
友だちを誘ってみたけど、あかんかった。残念。
ていうか、いつもそうやねん、あたしは。
誘いがいきなりすぎて誰もつかまらへんので結局1人で行動するという、あのパターン。まぁ、ええけどさ。
ほんで、ワーナーについてびっくり。

1000円といわれたのです。

なぜにっ!!!!と思ったら、今日は1日。
ファーストデイやんか!!!!
最近映画とか映画館からすっかり足が遠のいていたあたしは、そんなことすら忘れていたのです。
そうか、そうか、1000円か!!!!
よかった。ラッキー。
見た映画は、ラスベガスをぶっつぶせ、というやつ。
こないだなんか特集されてるのを見た。
ラスベガスのシーンは、ほんまに豪華絢爛の派手派手で、ザッツエンターテイメントムービー!!!という感じやった。
でもこの映画のすごいのは、実話を元にした話やっていうんやから、映画を見ながらそれを想像しようとするけど、絶してるわ。
たまにはこういう派手派手映画を見てみるのも楽しいもんやね。

いやぁ~、滑り込みで休日っぽい日になってよかった。うん、うん。

2008-06-01

D'oh!!!!

今日は、マイ愛車のモコ吉を車検に出してきた。
ああ~、車検か~。
結構な出費やで。痛いよ~。
泣けてくる~~。
まぁ、しゃあないな。
うまいもんはうまい、はらわなあかんもんははらわなあかん!!
男なら、腹をくくって払いましょう!!!!
って、男でもないし、そんなたいそうに言うほどのことでもないよな。みんな払うんやからなぁ。ははは。

代車に借りたのは、ピノという車。
サイドブレーキが真ん中についてあって、ギアも真ん中にあってちょっと古い作り。(車自体はあたしのやつよりも新しいけど。)
いやぁ~、なつかしいなぁ~、この真ん中で操作するやつ。
免許取立てのころ、家の車がセレナやってんけど、それと一緒やわ。
でも、知らん間にすっかりハンドルのところのギアと、足で踏むタイプのサイドブレーキに慣れてしまっていて、左足を無駄にキックしたり、左手でありもせぇへんギアをまさぐったりしてしまいました。
いや~、習慣って恐ろしいな。
それにしても、この代車は、ようブレーキきくわ。
自分の車が普通やと思ってたけど、この車を運転してたら、めちゃくちゃかかりが甘い気がする……。

午後から、めちゃくちゃ久しぶりの友だちと遊んだ。
あたしのノートが置いてある雑貨屋さんを見に行きたいというリクエストでitsumoさんへ。
なんか最近しょっちゅう行き過ぎて、なんか気恥ずかしい。ははは。
赤ちゃんが行くたびに大きくなってて、かわいいわ~。
ほっぺた、落ちそう。
ほっぺた、もって帰りたい!!!笑
店長さんは髪の毛を切っていて、それがめちゃくちゃかわいくてますます惚れるわ~!!!
店長さんのお母さんが、今月の播磨の雑誌(雑誌名忘れた。しまった!!!)にitsumoさんが載ってて、その掲載写真の棚の一角にアミノートが写っていると、わざわざ雑誌を見せてくれはった!!!
確かに!!!写真にこっそり写ってる!!!さらにうれしい~っ!
そして、ミラクルなことに、お店にいる間に1冊売れたのです。
始めて置いてあるやつが売れた現場見た……!!!
思わず「あ、ありがとうございます!!!!!」とお客さんに言うて、「な、何でこれをこうたんですか?!?!」と質問してしまった。笑
めちゃくちゃうれしいもんです!!!!

その後、ドライブして晩ご飯を食べて、最後はスタバでお茶をした。
あたしが感じるに、その友だちは最近すごいブレている。
しっかりするのだ!!!!!
だからそれに対する私の思いを懇々と言わせてもらった。
あたしだって人のことをとやかく言える立場でも身分でもない。
がしかし、後一歩って言うところのその子にはがんばってほしい。
この終盤の一歩を踏み出すのんって難しい。
実は難しくない(結局自分次第なんやという)ことを知っていても踏みだされん自分がもどかしい、はず。
その思いが伝わったことを祈りつつ。
えっらそうなことを言いながら、「あたしはどうなんや???」と自分に問いながら。
あたしはブレてないか?!?!?!ちゃんと進んでいるか?!

帰ってきてfacebookを開いた。
こないだ京都で友達になったスウェーデンの子がオンラインでチャットでしゃべった。
てっきりまだ東京あたりをうろついているのかと思いきや、昨日だか今日だかスウェーデンに帰ってきたという。
たった1日か2日一緒に過ごした子やけど、無事に家に着いたと聞いて安心した。
あの時は楽しかったなぁ~、と振り返り、もう帰ってしまったなんか寂しいなぁ、と今を嘆き、また日本か、ヨーロッパかどこかで会おうねと、先のことを楽しみにしてみたり、する。
それにしても、「上を向いて歩こう」、めっちゃいい曲やんか。
忘れていた。

憂いたり、喜んだり、懸念したり、心待ちにしたり、まったく、まったく、まったくもって大変や。

最近あんまり人にあってなかったから、気持ちが内っ側に向きかけてる、と、今日はふとした瞬間に感じた。
やっぱり人に会うって大切やな。

この日記、パラグラフごとに繋がりがないな。
でも、今日感じたこと全部詰め込んでやった。

あ、そう、タイトル。
代車よ、代車。
ガソリンがちょーーーっとしかはいってへんの。
ドライブしてたら途中で給油ランプが点滅。
うそーん。
ちょっとだけ給油。
ガス欠は避けねば。
明日の夕方に車取りに行くねんけど、それまでに自分で入れた分のガソリン消費せねば。
もったいなーい!!!!!

2008-05-30

この暇を埋めるために

あまりに暇すぎた。 ノートもバリバリ作れねぇ。ということで、本作りました。って、誰に向けてやねん。
な感じやけど。 とりあえず、豆本の豆を取って「ザ・ビーン」という本です。内容は、自分がええなぁと思っていることと旅についてだらだら書いてある本です。 お求めはお近くの書店で……。 ……買えねえっつうの。笑

2008-05-29

専用

今日は、お母さんと三宮に行ってきた。
目的は、

①そごうで開催中の四国物産展を見に行く。
②お母さんのかばんを買いに行く。
③EINの色鉛筆コーナー&ナガサワ本店を見に行く。

です。

LOFTでラッキーなことにかばんをこうてもらった。
もう、コピーがどつぼです。
「街歩き専用」。@【写真1】
誰やねん、このコピー考えたのん!!!
天才ですか!!!!!!!
惚れるわ~~。
これをもって街をくまなく歩こうっと。
ああ、楽しみ。

ナガサワ本店は、残念ながら棚卸で休みやった。
でもその隣の万年筆コーナーは開いていた。
めちゃくちゃかっこええノート見つけた。
ライフという日本のメーカーです。
あれの、A4の方眼ノートは渋いわ~~。
すぐに使い道がおもいつかへんし、結構いい値段してたから手はでぇへん買ったけど、憧れるわ~。
そこで、お母さんが中学校の時に使っていた万年筆と同じデザインのやつがあった。
もう絶版となっていたけど、インクは合うやつがあるらしく、ほんなら家にあるのんも使えるかも?!というて、インクだけをこうて帰った。
何十年も使ってへんかったから、インクが詰まっていて出が悪かった。
やっぱりあかんのか?!と思いながらも、ペン先をお湯で洗ったりなんだ、かんだ、として、ちゃんとインクが出るようになって、再びよみがえりました。
さすが万年筆!!!!!!
早速今日からその復活した万年筆を使うと言うて、張り切っておる母です。

いやぁ~、やっぱり万年筆、憧れるなぁ。
あの万年筆売り場におったおっちゃんやらおばちゃんやら、みんなかっこよかったもんなぁ~。
「万年筆=大人の文具」やなぁ、かっこいいわ~。

それにしても、今日は雨の天気予報やったのに、雨降らずでラッキーやった。
それどころかだんだん晴れてきて、最終的には【写真2】のような快晴に。
何回もみなおしてしまうほどの濃い青で、なんかすごい元気をもらった。

2008-05-28

creep

最近、かなりの頻度でradioheadのpablo honeyを聴いている。何でかわからへんけど、とにかく"creep"聴きたい聴きたい聴きたいとなっていた。でも、よう考えたらpablo honeyもってへんし。えらいこっちゃ。とりあえずYouTubeでいろんなcreepを検索しては聴いていた。94年くらいのトムヨークがめちゃくちゃかっこええ。なんなんやろう、あの感情的で、聴いているとこっちの気持ちが締め付けられるような歌い方は。ほんまに、それ以来どっぷりradiohead。ツタヤにいってpablo honeyを借りた。やばいな、あのアルバム、こんなに良かったんや……!!!!!!何で今までスルーしてたんやろうなぁ、というくらいにいい。ほんで、ますますはまって聴き続けているわけです。ああいう、不器用というか、等身大の自分と向き合った歌にどうもひかれる傾向がある。90年代の。weezerのriversのかく歌といい、そしてこのpablo honeyにおけるトムヨークといい。

理由と目的

とりあえず、早起きはしとかなあかんなと思いつつなかなかできひん。
今日も朝起きてそれを悔やんでいると、お母さんに

「そら、早よ起きる理由ないやん。無理やわ」

といわれた。
確かに。
理由なく何かを継続するのんってめちゃくちゃ難しい。
というか、そもそも出来るんかって言う話。
目的があって、そのための理由があって、何をするべきなんかを考えて、行動する。
ややこしいです。人間は。
一つ一つの行動に理由付けをするのはあほらしいと思う。
でも、すべての時間が自分次第ならば、目的とそれに向かう理由付けが必要なのかも知れへん。

昼から、弟を駅まで送って、お母さんと雑貨屋を見に行った。
無性に疲れてきて、あぁ、なんかめっちゃあかん、と思った。
あかんなーと思った時にまた、あー、もう髪の毛いらんかも、と思ってきた。
髪の毛が気合のバロメーターというのもなんか変やけど。
とりあえず前髪でも切って気合入れようかな。

2008-05-27

なんか

日々、金のかからん遊びを模索している私です。
昨日は、狂ったようにノートを作っていたので、今日はちゃうことを。
朝は、職安のセミナーを受けてきた。
30分ほどのビデオを観るっていうやつやった。
それから家に帰って、昼から図書館に行ってきた。

私の住んでいる町は、平成の大合併で姫路市に合併されたんやけど、特に何も変わったことを肌で感じてへんかってんな。
まぁ、ごみぶくろが変わったとか、そういう程度。
この間から、図書館が蔵書整理とかなんやかんやとしていて、休館日が知らん間に変わっていた。
そんなことやから、ぜんぜん図書館に行ってへんかってんけど、今日行ってみて驚いた。

本、すくな!!!!!!!

本が驚くほど減っていた。
姫路市に合併されたことによって、重複しているやつとかは大量に減らされたみたい。
なんか、棚ががらがらで、いかにも「分館ですねん」という感じが、なんとも寂しい。
そら~、棚がぎっしりあるからというて、全部読むんか、お前は?!ときかれれば、そんなことは決してないんやけど、なんかやっぱり寂しい感じはするよなぁ。
格下げ、じゃないけど、なんか、いかにも吸収されました感が漂っていて。

うん、なんか切ない今日の午後でした。

2008-05-24

王将

今日は、久しぶりに、spokanadaことまさみと遊んできた。
最近まさみと遊ぶといえば、もっぱらホームセンタームサシに行くのが定番になっている。
まず、上のARC OASISという画材屋さんで、あたしは文具コーナーをうろうろ眺めて、まさみは革コーナーでじろじろ品定めして、最後に合流してこうた物をお互い絶賛して、最後は下のホームセンタームサシで工具などをちらっと見て帰るのです。
いやぁ~、なんなんや。
DIY好きの夫婦か!!といわんばかりの時間のつぶし方やなぁ。ははは。

まぁ、それはさておき、今日もそのルートをたどったんやけど、ムサシに行く前に姫路の花田にある革の店に行ってきた。
姫路は、なめし皮産業が盛んなんやけど特に市川沿いの花田の地域には皮革工場とかがたくさん集中している。
まさみは、少し前から革で小物を作るのにはまっているから、きっと花田に行けば安く革を仕入れられるところがあるはず!!ということで目をつけていたのです。
インターネットで調べたところに前に行ったら営業時間を過ぎていて寄られへんかったから、今回は早めに行こうとリベンジ決行。
まさみはすでに足を運んだことがあるようで、その安さを絶賛していた。
おばちゃんが気のいい人で、いろいろしゃべっていて、川を作る工程を見学してみたいとお願いすると工場の人に頼んでおいてくれるとのことやった。
もしかすると、近々革工場見学が実現するかも。楽しみや。
それと、謎のおっちゃんがいて、おっちゃんはしきりに「革のブレスレットをつくらへんか?!」と勧めてきた。
なんか革代100円と金具代50円で、2-3分で編めるから!!!とかなりプッシュされたけど、「また今度にします」と断ったのに、なんか最終的には「編み方教えたる!!!!」と皮のひもをそれぞれ1本渡されて、編み方講習が始まった。
それが完成すると、穴を開けてくれーの、結局金具をつけてくれーので、なんかストラップができた。
おお、おっちゃん、気前がいいなぁ、というか、誰かに編み方を教えたかったねんなぁ、とおっちゃんの親切に圧倒されつつ出来上がったストラップはちゃっかりもらって帰ることにした。
いやぁ、なんか面白いところやったわ。

なんか中途半端な時間にお昼ご飯を食べたから、もうお茶だけして帰ろうかー、とコーヒーを飲みにいった。
ほんでしゃべりこんだらまた中途半端な時間になって、晩ご飯どうしようなぁ、まぁ、帰るか、と帰りかけた。
ほんで急に「王将」のことが頭をよぎった。
そういえば、ここ数年くらい王将、行ってないなぁ、ということに気がついた。
小学生とか中学生くらいの時は家族でたまに食べに行っていたはずやねんけど、気がつけば、王将に長いこといってへん。
友だちと遊んでいて、ご飯どうするー?!となって、「王将に行こう!!!」って、そう言えばなったことないわ。
でも昔行っていた王将がきれいになったとか言う話を弟から聞いていて、気にはなっていたのです、王将。
何気に王将の近くにおったし、まさみに試しに「王将行ってみいひん?!」と提案してみた。
そしたら、のってきたので、そのまま王将へ行った。
めっちゃきれいに改装されていてびっくりした。
でも入ったら王将のにおいやった。
こんでいてカウンターに案内されたら、厨房が丸見えやった。
めっちゃ急がしそうやった。すげぇ、王将の裏側見たり!!!という感じで、見ててもぜんぜんあきひんかった。
なんなら、厨房を見るために王将に行ってもええわ、と思ったくらいやった。
王将というたら、あたしの中ではやっぱり天津飯やでなー、と思って天津飯を頼んだ。
出てくるスピードが尋常じゃなくて、また驚いた。
そして、会計時にまた驚いた。
王将って、あんなに安かったっけ?!
すごいな、王将。

まさみが帰った後、ノートを作ってみた。【写真1】
花田の皮屋さんで、あたしも革を1枚こうていたのです。
もしかしたらあれが作れるかも知れへんと思って。
「あれ」というのは、この間雑貨屋さんで見つけた「リフィル革ノート」のことで、表紙は革でできていて、ひもで綴じてあるんやけど、その結び方が簡単になっていて、中の紙を新しく入れ替えて半永久的にその表紙を使えるというもの。
これはおもろい、と食いついて、じろじろ見て構造をぼんやり覚えて帰っていたのです。
そんな折り、加工しやすそうなすでにいい大きさにカットされた革を見つけたから、作ってみたというわけです。
中は、シンプルにコピー用紙を入れたのみで、ひもはバングラディシュの麻ひもで、はじめは短くしていたけど、やっぱりわざと長く継ぎ足してぐるぐる巻きできるようにして、ノートがだらしなくひらかへんようにしてみました。
革やから使い込んだらええ味出てくるはずやし、手のひらよりちょっと大きいくらいやから持ち運びにも便利やし、中もリフィル可能やからしょうもないメモでも落書きでも何でも書き留められるなぁ、とワクワクの仕上がりになった。

say イエイっ!!!!

最近は、圧倒的なオンライン率を誇っている私です。

今日は、うれしいことがありました。
あみノートのことです。
ななななんと、もう1箇所で置いてもらえることになりました!!!オーイエイイイ!!!
ほんまはもう少し前に声はかけてもらっていたんやけど、もう1件の雑貨屋さんのほうにも報告したり、「こんなん作ってます」という見せるための作品を用意したりするのに準備期間が必要やって、今日になりました。
今回置いてもらえることになったのは、NAYA工房さんです。
主のKAO.さんの名前は結構前から聞いていたけど、最近になってようやく一緒に話す機会があって、EMsさんの口利きもあって今回の話にいたったのです。

KAO.さんも、かなりの紙好きです。
あたしが無駄に「紙いいよなぁ~~~!!!!」というテンションで紙を好きならば、KAO.さんはプロフェッショナル的に紙が好きな人です。
ちびまるこちゃんのキャラでたとえるなら、あたしの紙好きのテンションは山田で、KAO.さんは長山くんと言ったところでしょうか。(って、ようわからんたとえやけど。笑)
職業柄紙をたくさん扱うから、半端の紙が出るらしくそれを有効活用できるなら譲ってもらえるようになるかもしれません。
ここも、大きなポイントです。
やっぱり、個人やと集まる紙に限界があるから、こうやって繋がりができるとより多くの素材にも出会えるんかなぁ~、とその可能性に目がきらきらしてしまいます。

今日持っていって、早速NAYA工房入り口付近の棚に置かせてもらっています。
ポップも自分で書いてみました。
NAYA工房さんへ行かれた際は、ぜひぜひ見てみてくださいな!!!!!

ほんま、こうしていろんな人に見てもらえるチャンスをくれたKAO.さん、そしてあみノートを応援してくれる友だちに感謝感謝!!!!!
ほんまに、ありがとう!!!!

とりあえず、店舗においてもらうのはitsumoさんとNAYA工房さんの2箇所に絞って、がんばろうと思います。
6月に入ったら、えっちゃんに誘ってもらっている手作り市in加古川に参加する予定なので、そっちに向けても気合入れて紙で遊ぼうと思います。

http://handmade-punkt.blogspot.com/

2008-05-21

Koffein und Musik

昨日は寝すぎた。
寝すぎはあかんなぁ。
なんかこう、一日中頭がぼーっとするというか、しゃんとせぇへんまま終わっていくという感じがして。
結局、朝しようと思っていたことが昼からするはめになって、それが夕方までずれ込んで、とまぁ、寝すぎはええことなしやったのです。

今日は、昨日よりは早く起きて、午前中からノート作成。
真剣にやっていると、のどが渇く。
ほんま、結構のどが渇く。
午前中は水を飲みながら、午後からはカフェインやーーー!!!!とコーヒーをそばに置いて紙とにらめっこ。
水分と、もうひとつ欠かせへんものというたらやっぱり音楽。
真剣にしていたら音なんかいらんと思う時もあるんやけど、やっぱり何かを聴いている方が、根を詰めすぎひんというかなんと言うか、リラックスしながら作業ができる気がする。

ほんっま、今私の中で猛烈にアツイのがレディオヘッドのcreep。
やばい。
YouTubeでいろんなバージョンのを探してきてはそればっかり聴いてたなぁ、昼間。
何年か前春になると、無性にthe bendsが聴きたくなっていたけど、今年は今になって無性にcreepです。
いやー、名曲。
94年くらいのトムヨーク、めっちゃかっこええ。
なんか、めっちゃエモーショナルで、荒々しいのに優しいボーカルで、なんか、見てると泣きそうになる。
すげえバンドやな。

最近お母さんが猛烈にパンを焼いている。
粉の賞味期限が若干過ぎていて早く使いたいらしい。
今日は、レーズンパンを作っていた。
うまい。パン、おいしい!!!!

2008-05-20

写真

やっぱり、写真ってええなぁ~~!!!
何を、いきなり!と思われるかも知れへんけど、やっぱり現像せなあかんなぁ、写真。
デジタルで管理しておくだけやったら、やっぱり味気ない。

こないだおじいちゃんちに行った時におじいちゃんの写真とか、作品の写真とかいっぱい撮ってて、昨日から親がまたおじいちゃんの様子を見に行くというから撮った写真を現像してそれをアルバムに入れて持っていってもらった。
今日お母さんが帰ってきたら、「おじいちゃん、めっちゃ喜んでたわ~」とのことやった。
いやぁ、よかったよかった。
おばあちゃんにも、こないだSusiが来てた時に一緒に撮った写真を現像して持っていったら、めっちゃ喜んでくれたしな。

やっぱり現像せなあかんな。
現像した写真を手にとって、ひっくり返して、近づけて、遠ざけて、見て、笑って、見て、懐かしんで、見て!!!
写真って、楽しいなぁと改めて感じる瞬間やなぁ、と思うわけです。

レッツ現像!!

現像推進委員会。

2008-05-18

アフターセミナー

納屋食堂に行って、えっちゃんに作ったメモ帳を渡しに行って、EMsさんに会って、KAO.さんにも会って、すんばらしい真っ赤な夕日を拝んだ。

しばらくだらだらして、7時くらいに出て、そこから歩いた。
はじめは2駅くらいだけ歩こうかと思っていた。
2駅向こうの駅に着いたら、なんかちょうど電車が出たばっかりぽくて、次の電車の時間まで20分弱。

う~ん、次の駅まで歩けるかも?!
次の駅から電車に乗ることにしようか?!

と、再び歩き始めて、3駅目。
予想通り、次の電車に間に合いそうやった。
しかーし、遮断機に阻まれ乗り遅れた。

さて、次の電車は……??
やはり20分後くらい。
う~ん、次の駅まで……歩けるかも?!

って、次は自分の駅やん。
ええい、やけくそ。
やっぱり次の駅につくころに、次の電車が出たばっかりなのです。
というわけで、姫路駅から4駅(線路の長さで約8キロやから、普通の道やとどれくらいやろ?!9~10キロくらいか?!笑)を1時間40分弱で完歩!!!!!
やっぱり長時間歩くと、手の先に血がたまる。腕をもっと振って歩かねばね。
……何のこっちゃ。

達成したことがあほらしすぎるほどに妙に誇らしい気持ちになるのは何ででしょう。
それにしても、日が暮れてからの散歩は結構面白い。
今の季節やからかな。気温もちょうど!!
ナイトハイキング、誰かご一緒しませんか。笑

セミナー

今日は、イーグレ姫路に行ってきた。
おかん情報で、なんか写真展がやってるとのことやったからそれを見に行ってみたねんな。
お母さんの言うていたとおり、シラス漁の写真は幻想的できれいな写真やった。
写真展としては、あたし的には東京で見たAPA AWARD 2008(広告写真の展覧会)の方がテーマがあったし、やっぱり広告という点においてその視点や表現が豊かやったから面白かったなぁ~。

とりあえずイーグレにきたから国際交流のコーナーものぞいておこうと思って、4階に行ってみたらすごい人やった。
いつもひっそりしてるのになぁ。
それというのも、この間まで行われていた菓子博で展示されていた工芸菓子の一部が期間限定で無料で展示されているのです。
そらぁ~、人集まるわなぁ。
えらい並んでいました。あたしはみいひんかったけど。
例の姫路城の工芸菓子は、最低1年くらいは市役所に展示されるとのことやったから、もうちょいブームが去ってからひっそり見に行ってみようと企んでいます。

さて、みなさんは「フェアトレード」というのをご存知でしょうか。
「公平な貿易」と訳されて、簡単に説明すると、途上国の生産者と先進国の買い手の間で直接的な関係を作り上げていくという活動のことをさします。
あたしがこの「フェアトレード」という言葉に始めて出会ったのは、去年の今頃でした。
姫路のクラフト市で出会ったノート作りの明石のおっちゃんとしゃべっている時に聞いたのが初めてでした。(おっちゃんにこんないろんな世界の紙をどこで手に入れているのかと聞いた答えが、フェアトレード、だったのです。)
そして5月はフェアトレード月間だというのを、昨日知りました。
itsumoさんという雑貨屋さんをのぞくとフェアトレードウィークが開催されていて、さまざまなフェアトレードのグッズが店頭に並んでいました。
あたしも、バングラディシュのハンドメイドの麻糸とどこの国か忘れたけど(オイ)、手漉きの名刺用のカードを買いました。
その時にフェアトレードについてのフライヤーをもらって、ちょうどインターネットで検索したばかり(www.peopletree.co.jp)やったところへ、「フェアトレード入門セミナー」というのが約1時間後に、ここイーグレで開催されるという張り紙を見つけた。
こんなタイムリーな話、あんねんなぁ~~~!!!
あたしのフェアトレードのイメージは、工芸品や民芸品を扱うというイメージが強かったけど、今回のセミナーでは食べ物を扱っているという点にも惹かれた。
国際交流室の事務局に行ってみると、参加費は無料やしまだ空きがあるということやったから参加してみることにした。

はじめは、2時間のセミナーということでうっかり眠ったらどうしようとか心配していたけど、参加体験型のセミナーで、他の参加者の人とも交流できて面白かった。
講師の方は、今春まで高校の家庭科の先生をされていたそうで、話し方もうまいし、見やすい資料や講義の流れで最初から最後まで引き込まれた。
ただ単にフェアトレードの仕組みを学ぶだけではなく、先進国と途上国の関係を歴史的(植民地時代の話)な切り口から見ていったり、経済的側面と社会啓発的側面があるということを知ることで、フェアトレードが両者にもたらす意味や意義についても深く考えるきっかけになった。
また、途上国の人が作った品を「途上国の人が作ったものを買ってあげよう」という同情的な気持ちで買うのは「フェア」ではない、つまり、これではトレードとして成り立っていないのです。
生産者と消費者がお互いに納得して生まれるトレードこそが、フェアトレードなのです。

お互いにフェアであるにはどうすればいいのかについてみんなで考えました。
生産者は、自分たちの生活を守るために適切な対価・情報・お金・安定が保障されなければなりません。
そのために、生産物の品質を向上させて安心できるもの(=価値のあるもの)を供給する必要があります。
一方、消費者は、自分がほしいと思うもの(安全で安心なもの)が手に入ることが保障されなければなりません。
そのために、製品の価値を認められる消費者になる必要があります。
安いものが本当にいいものなのでしょうか。
反対に、高いからといってそれが本当にいいものなのでしょうか。
安心して買いたいものは、誰が作っているのでしょうか。

また、フェアトレード製品が生産者の現状などを伝える役割を持ち、生産者と買い手が直接結びつくので「顔と顔の見える貿易」とも呼ばれているそうです。
これは、なにも先進国と途上国の関係だけではなく、国内においての消費者と生産者の関係にも置き換えられるのではないかという見方をされる方もいて興味深かった。つまり、地産地消が注目されているのは両者の直接的な結びつきの重要性が見直されているということです。

うまく説明できてないくせに、うじゃうじゃと小難しい日記になってしまったけど、まずはやっぱり知ることが大切やと思った。
日本でのフェアトレードの商品の販売量は、先進国の中でも飛びぬけて低いらしい。
その原因のひとつに、フェアトレードという考え方、あるいはその言葉自体の浸透のしてなさが挙げられるのではないかな、と思った。
2時間のセミナーでは、すべてを知ることはできひんかったけど、そのきっかけになる考え方や、関心は大いに高まったと思う。
そして自分には何ができるか、と考えた時に思いつたのは、フェアトレード品を進んで買うことではなくて、この考え方を誰かに伝えるということやと思った。
そういうわけで、日記に書いてみました。(自分の考えを整理するためでもあるけど。)
今までこんなセミナーがあったことや、参加している人が年齢もさまざまであんなにたくさんいると知らんかったから、今日は偶然とはいえ貴重な時間を持つことができたなぁ、と思う。

2008-05-15

16日間

time flies when we are having fun.

菓子博の後は、またばたばたと京都へ行ってきた。
ばたばたと出発して、京都でまったりと過ごすというこの上ない贅沢な京タイム。
ターボーちゃんと、evelynと新快速を乗り合わせて、京都でsusiと合流。
バッパーに荷物を預けて(そのきれいさに感動して)、ラーメンランチで幕を開けた京都。

初日はあいにくの雨やってんけど、あめの京都もまた乙やった。
銀閣寺に行ったら、再建中で肝心の建物が見られへんかった。
けど、それもまたレアなことよの、ということで楽しんだ。
なにより、銀閣寺の庭のきれいなこと。
あのしんとしたたたずまいが、雨が降ることによって強調されていたし、雨が余計なほこりを落としてくれたらしく新緑がいっそう鮮やかでますますほれた銀閣寺なのでした。
それから、哲学の小道を通ったり南禅寺に行ったりした。
哲学の小道のところによーじやのカフェがあった。知らんかった。
抹茶カプチーノは必見です。
あと、哲学の小道で見つけた小さなギャラリーでかなり衝撃の企画展に出会った。
水上雅章さんという人の"foolish bombers"というもので、はじめは「ハハハ~、木で作られた選手とその選手名鑑がある~、面白いなぁ~」と面白おかしいつもりで見ていたんやけど、ギャラリーの人に話を聞いてびっくり。
foolish bombersという野球チームに見立てたこのチームの選手をよく見てみると、実在する爆弾なのです。
それをプロフィールや(馬鹿げた)自慢話として選手名鑑にするというこの皮肉たっぷりの表現にはもう、ただただ舌を巻くばかりやった。
というわけで、選手名鑑、思わずこうてしまいました。

2日目は、私、ダウン。
午前中は断念して、他の3人だけで金閣寺へ行ってもらった。
銀閣寺は何回もいったことあるのに、金閣は小学校の修学旅行以来行ってへんかったんよなぁ。だから行きたかったのになぁ~。残念。
午後から合流して、訪れた先が建仁寺。
建仁寺、すごい!!!!!!
もう一気に惚れてしまった。
あのゆったりとした敷地のみならず、どれひとつとして手を抜かれていない庭園、すべてが気に入った。
好きな寺ランキングのトップスリーに一気に食い込む食い込む、というくらいにほれました。
極めつけは、天井画。あのでかさ、あの龍、すげえわ。
そして、ラッキーなことに10年ぶりに俵屋宗達の風神雷神の現物も公開されていたのです!!
やっぱり、あの人の絵はすごい。あたしつぼやわ。
前、養源院の襖絵の象にも感動したけど風神雷神もすごいんだ、これが。
ダイナミックで、躍動感たっぷりで、茶目っ気のある生き生きとした表情、う~ん、素敵やなぁ~。
俵屋宗達、いったいどんな人物やったんやろうなぁ。

2日目の夕方にターボーちゃんとevelynは翌日から仕事矢から帰宅。
3日目からは、susiとふたりでまわった。
この3日目のスタートのまったりしたこと。
結局だらだら朝ごはん食べたり、メールチェックしたり、本読んだりしてたらホステルを出たのは11時過ぎてから。
向かった先は、一乗寺にある恵文社。
どうしても行きたかった本屋さん。前に見つけられずに終わったから、今回は是非と思っていたのです。
恵文社、やっぱり行ってよかった!!!
中でも収穫やったのは、豆本を専門に作っている人の豆本を立ち読みできたこと。(立ち読みかよ!!)
それから夕方にかけて、伏見稲荷に行ってきた。
そこで、フィリピンから来ていたmaraと友達になった。
どうしても全部登りたかったから、「もうすぐじゃない?!」とか日本語の読まれへんsusiとmaraをだましだまし(おい)結局全部回ることに成功!!
途中、ワシントン州から来たという家族に出会って、スポケンに住んでいました、というとえらく喜んでくれた。
かくいうあたしも、彼らが姫路城に行ったというのを聞いたらたいそう誇らしい気分になったりしたというものです。
京都駅に戻って、昨日バッパーで仲良くなった人たちと合流して、伏見稲荷で友達になったmaraもそのまま合流したままで回転すしを食べに行った。
客の8割が外国人でびっくりした。笑
みんな、やっぱり日本に着たら寿司なのね。
そういうあたしらもなかなかインターナショナル。
ドイツ人2人、台湾生まれアメリカ育ちドイツ在住1人、スウェーデン1人、フィリピン1人、日本1人。
寿司のあと、maraとは分かれて、あとの5人でボーリングに行った。
初めてのプリクラやら、初めての太鼓の達人やらにワーキャーいうて、あたしもなんか日本を観光してるみたいな気分で面白かった。

4日目は、鴨川沿いを散歩して、円山公園で待ったりして、そのついでにと知恩院も覗いて帰った。
それからおばあちゃんちに向かった。
しょうが焼き、うまい。

そして日が変わって、susiが日本に来てから16日目。
つまり、帰る日になっていた。
はえーな。
ほんま。
またまたおばあちゃんちでクッキング体験。
最後は、おにぎり。
うまかったなぁ。
最後におばあちゃんに観覧車に連れて行ってもらって、ばたばた用意をして関空に向かった。

誰かを見送りに関空いくんてはじめてかも。
チェックインを済ましてから、おにぎりを食べたり、お菓子を食べたり、オレンジを食べたり、空港でミニピクニック状態。

誰かと別れるときは苦手や。
誰かと誰かが別れるのを見るんも結構苦手や。
おばあちゃんとsusiが別れるのんとか見るんとかも、関係ないけどあたしが泣きそうになるから言葉数が減る。

16日間、大変やなーと思ったこともあったし、日本のことしらな過ぎるなぁーともめっちゃ思ったし、おばあちゃんとかおかあさんとかのおもてなしの心はほんまにすごい、見習わなあかんと思ったし、日本ってええ国やなぁと再確認したし、やっぱり旅が好きやなぁと感じた。
そして、susiはニュージーランドに旅立っていった。

2008-05-10

菓子博

ついに、姫路菓子博に行ってきた。
なんか、花見に行った時に「駐車場はありませ~ん」的な歌詞の歌を菓子博のPRとして歌っていたのを聞いた時に、お菓子のことよりも駐車場のことに力が入っているなぁ、きっとそんな菓子博にはいかへんやろう、と思っていたけど、なんかとんとんと話が決まっていくことに。
そうなるとなんか急にめっちゃ楽しみになって、今日を楽しみにしていた。

伊勢から、まゆ吉とまゆ吉のおばちゃんは姫路に前のりで菓子博に備える気合の入れっぷり!!
らむこちゃんとも久しぶりに会えるというから楽しみやったし!!!
9時に集合したら、姫路駅はすでにシニア世代でごった返していた。
多いなぁ~。
姫路、にぎわってるなぁ~~。
なんか、姫路ちゃうみたい。(失礼。)

会場についても、やっぱり受ける印象は結構年齢層が高い!!!
朝早くについたにもかかわらず、すでに結構人がたくさんいた。
姫路城のやつは、最強に込んでたときは4時間待ちとかやったらしい、とか聞いていたから、とりあえず見れそうなやつから観ていくことにした。
まずはじめにはいたのが「兵庫館」。
兵庫県のお菓子やお菓子の歴史が紹介されている館で、なかなか興味深かった。
兵庫県といえども、知らんお菓子いっぱいあったわ。
世界のお菓子も展示されてあって、そこにマジパンで作られたその国の食卓??文化??の様子のミニチュアがめちゃくちゃ精巧で、ワーキャーいいながらみた。
韓国の食卓の細かさにはほんまびっくりした!!!!
中国のやつは、毛沢東の絵までお菓子で作られているのがあたし的にはつぼやった。
後面白かったのが、木型。
クッキーとかケーキ用なんやけど、ヨーロッパ製で絵やデザインが日本にはないなぁ~~!!という感じで興味深い。
人型とかあんまりないよなぁ。日本のお菓子って。

それから、和の匠館にいった。
さすが匠というだけあって、技術に脱帽!!!!
花や木や鳥をお菓子で作ってあるんやけど、どれもすごかったけど、中には本物にしか見えへん!!!!というものもあって、はしゃぎまくりの4人やった。
いやーーーー、世の中、すごい人というのはようけおるもんなんやなぁ~~~!!!

次に、日本全国縦断のお菓子めぐりの館を見学した。
その前に、例の姫路城のやつがあったけど2時間待ちやったからスルーした。
北から南まで、いろんなお菓子があるなぁ。
どら焼きと最中は結構全国的にあるのね。
圧巻は、広島県のもみじ饅頭づくしの様子と、長崎の切る前のカステラの存在感のところ!!!!
ああ~、うまそう。
本物を展示してあったから、中には心無いひとにパクられていた。
罰当たりな人がおるもんやなぁ、とおばちゃんと観て回ったけど、途中から、2人ともどのお菓子がパクられているかに目が行って仕方なかった。
しかしまぁ、そんなことするかね?!あほやな、ぱくった人。
北から南まで見て、なんか思ったのは、やっぱり近畿ってすごいな。
なんというか、主張が。笑
今回の菓子博が近畿で開催されているからと国かも知れへんけど、なんか近畿地区、他の地区よりも派手目。
まず、奈良。
せんと君のポスターが。
これだけで、なんか奈良おなかいっぱい。
京都。
他の都道府県はお菓子の箱を展示してるのに、なぜか、この府だけはお菓子の作品が多く展示されてある。
そして、大阪。
品数多し。
岩おこしで作られた太陽の塔は、めちゃくちゃインパクト大!!!!
すげぇえええ!!!!!!
そして、大阪府にだけBGMがかかっていた。
岩おこしの歌らしく、太陽の塔に見とれているうちに、若干歌えるようになってしまったわ。ははは。

休憩して、今度は全国のお菓子が買えるブースへ。
これ、めっちゃ楽しみにしていました。
なぜなら、あたしの大好きなお菓子が来ていたのです!!!
それは、鳥羽のシェルレーヌです。
真珠の形をした、真珠パウダーが入ったというマドレーヌで、この辺のケーキ屋にはないマドレーヌでめっちゃおいしい。
まゆ吉にずっと前にお土産でもらって以来、家族勢ぞろいでこのマドレーヌの虜に。
あたしよりも先に菓子博に行った弟が発見してきてこうてきた。
それから、近所おばちゃんにも教えてあげるとその人もお土産でこうてきてくれて、我が家にはシェルレーヌがあふれていたわけです。
ああ、シェルレーヌのある日々のなんと素敵なこと。(←あほやろ。笑)
ほんで今日あたしが菓子博に行くということで、お母さんから「こうてきて」との指令が。
三重県のブースにがっつり並んであったから、にやにやしながらこうた。
らむこちゃんにもごり押ししたららむこちゃんも購入~!!
回し者のごとくこのシェルレーヌを絶賛するけど、ほんま、チャンスがあったら一回食べてみてほしいお菓子です。
コーヒーとめっちゃあう。ほんま。

今日はあんまり暑くなかったし、人は多かったけど、匠の技と全国のお菓子をわいわい楽しく観れたから面白かった。
この土日で菓子博も終わりやなぁ。
なんかあっという間やなぁ。
いやー、楽しめてよかった、よかった!!!!

2008-05-08

秋吉台

山口県がアツイ!!!!!
山口というか、秋吉台がめちゃくちゃアツイ!!!!!
今年のゴールデンウィークも、去年同様田舎へ車をひたすら走らせるロードトリップをしてきた。
日程は、まず1日目は兵庫県の多可町で「紙漉体験」。
その後は、山口、広島と巡ってきた。

多可町の427号線沿いにある道の駅に、杉原紙研究所というところがあるんやけど、そこでお手軽に紙漉体験もできるのです。
ふらりとよって紙漉して、乾くのを待つ間に近くの神社と林を探検して遊べるナイススポット。
同じ道沿いにジェラート屋もあるし、帰りにめっちゃ長い滑り台のある公園にも寄れるし、多可町も素敵な遊び場。
これは、兵庫県のみなさま、ぜひ行ってみてください。
兵庫県の人じゃない人も、行ってください。

さて、2日目。
朝何とか早起きして、ガソリンを満タンにして中国道を西へひた走る。
眠気が。
運転していると眠気が差してきたから、ちょっとCDを変えてもらってぶつぶつ歌ったり、1回休憩して何とか乗り切った。
ほんなら、今度はガスが!!!!!
やっぱり高速で入れたら高いから、ぎりぎりまで粘ろうとしていたのがまちがいで、次の給油できるサービスエリアまでガソリンが持ちそうにないというピンチに見舞われた。
JAFのことが一瞬頭をよぎりながら、次の出口で降りた。
ぜーんぜん降りる気もなかったなぞの出口。
どこやねん。
でも、降りた瞬間、給油ランプが点灯。
田舎道をひた走り、何とかエネオス発見。
ぎりぎりセーフ!!!

あたしの車は、ナビがないうえに、車の中につんである地図は兵庫県のでかい地図のみ。(オイ)
そして、サービスエリアでゲットした大まかな中国地方の地図。
だから細かい一般の道がようわからんのです。
だから地名だけ頼りに、その方角っぽい道を突き進んでいるのです。
ガス欠危機でなぞの土地に降りたのと、地図がなくて地元の人に道を聞いたのが幸いして、めちゃくちゃカッコええ田舎道を通ることができた。
山口県のイメージ、あたしは関門海峡とかふぐとかしかなかったんやけど、この「カッコええ田舎道」のおかげで素晴らしい景色に出会うことができました。
それは、赤い瓦の家と棚田です。
この赤い瓦の家は兵庫県とかではぜんぜん見られへんけど、広島あたりから急に増えるから、何が何でも目が行ってしまう。
山口県にもこの赤い瓦の立派な家がたくさん並んでいた。
鯱とかがついている家もあるし、ほんまになんか立派で度迫力。
ちょっと調べてみたけど、石州瓦というんかな??もうちょっと調べてみたら面白そうやなぁ。
棚田もついでに調べてみたら、以外にも日本の棚田百選には山口県は1箇所しか入ってなかったうえに、あたしらが通った地域でもなかった。
でも、自分ちの近くとかであんなに立派な棚田を見たことがなかったから、なんか日本の田舎ビューティやわぁ、と見とれてしまった。
やっぱり、陸を伝って旅をするのはええなぁ。
飛んだときとは違って変化が目に見えて、肌で感じられる。

そんなこんなで、かれこれ出発してから7~8時間くらいかかったけどようやく秋吉台に到着した。
とりあえず誘導されるがまま車を駐車して、まずは洞窟からみて回ることにした。
洞窟は、去年高知県の龍が洞を訪れて以来すっかり虜になってしまったから今回の秋芳洞はかなり楽しみにしていた。
入場料もはんぱねぇ、1200円!!!!

しかーーーーし!!!!!!!
この1200円は、ほんまに値打ちのある額やと思います。
秋芳洞、すげぇ!!!!!!!!!!!!!
めちゃくちゃでかい!!!!!!!!!
入り口をくぐると、そこには信じられへん規模の空間が広がっていた。
口、あきっぱなし。
しかも、かなり長い洞窟で入り口も3箇所(1箇所は、エレベータで上に上がれるらしい)あって、同じところから出たかったら、往復分洞窟探検が楽しめるといううれしいシステム。
しかし、どこの洞窟にもそれぞれの鍾乳石とかに名前つけれられてるもんなんかなぁ?!
なんか、ここのやつもいろいろ名前付けられてたわ~。
中には、うまいっ!というやつから、なんでやねん!!!というやつまで。
そういうのも含めて、おなかいっぱい楽しめるこの洞窟、アツイぜ!!!!!!!!

2日目は、別府弁天池という日本名水百選にも選ばれた神秘の泉へ。
ここの湧き水の池は青い!!!!!
どういうわけか、青い。
めちゃくちゃ青くて、吸い込まれそうで、やっぱり気がつけば口が開いている。
立て札にこの泉の伝説が書かれてあって、それも興味深かった。
この水をくめるところがあったから、ウォーターボトルにいただいた。
いやぁ~、ほんまにおいしかったなぁ~、この聖なる水は。

それから、秋芳白糸の滝に行った。
すらばしく人がおらへん。イエーイ。
車を止めてから滝まで歩くようにきれいに道が舗装されてあった。
山の中にひっそりとあって、またこれがきれいねん。
雨がちょっと降ったりやんだりしてて、山のほこりが落とされてさらに緑が鮮やかで。
いやぁ~~~、うなります。いや、口あきます。

さぁ、そして最後に行ったのは秋吉台。
カルスト台地として有名なあの秋吉台です。
ウーーーーーーーとものすごい音を立てながら、軽の車でがんばって坂を上って、しばらく行って、両脇の木がなくなって視界が開けた瞬間、「おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」思わず絶叫の絶景が目の前に広がる。
大地から岩がにょきにょきと生えているよう。
これ、日本か?!
うそでしょう??
と、目を疑いたくなるような光景で、ほんま自分らが日本におるんかということすら疑ってしまうほど。
いやぁ~、すごい。

自然に圧倒された、そんな山口県秋吉台。
ほんまにおすすめ。
ぜひ、ぜひ、ぜひともみんなに行ってもらいたいところやなぁと思います。
「名物料理はありますか??」と聞いたら、「う~ん、ないねー!!!!」とあっさり言われてしまうこの山口県秋吉台。
近くにおいしい定食屋があります。
ほんま、ぜひ、足を運んでみてくださいな。

怒るでしかし!!!

この間、宮島から、携帯で日記を書き込んだけど、あの泊まったところの話を少し。

宮島口にあるユースホステルなんやけど、ほんまにねぇ~、凹んだ、あれは。
日本のユースホステルに泊まるんて今回が初めてやってんけど、こんなにもレベルが低いもんなんかとびっくりした。
ドイツとオーストラリアではユースホステルにほんまよく世話になってたんやけど、その理由として、値段はバックパッカー(個人経営の安宿)よりも高いけどセキュリティと衛生管理がしっかりされている、というところにあった。
だからてっきり日本もそんなんかなぁ、と思っていたらオーマイガットトゥギャザーやった。

ほんっま、汚い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今まで泊まった中でも衛生状態の気持ち悪さはベストスリーやな。
建物が古くて、ペアレント(経営している人)がおっさんやから、談話スペースのディスプレイの情報の古さや、なんだか古風な雰囲気が漂っているわねぇ、という雰囲気はまぁ、いいとしても、おっさんの「泊めてやってんねんぞ!」という妙に上から目線の対応にちょっと疑問を感じつつシーツを受け取っていざ部屋へ。

まず受ける印象は、せまっ!!!!!
めっちゃ狭い部屋に無理やり2段ベッドが3台並べられていた。
電気をつけてびっくり。
きたねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まじで、汚い。
敷布団にもその上に敷いてあるカバーにもシミ付きまくり。
黒いシミ、茶色いシミ、ほつれた糸……。
どれをとっても、気持ちが悪い。
あーーーーーーーーー、きもいーーーーーーーーーーー。
テンション、下がる。
これ、いつ干したんやろう。
あたしの予想では、10年くらい前やな。
そして、次干す時はこうへんのやろうな。
次きれいな敷布団とカバーにありつける時は、買い換えるときに違いない。
その買い替え時は、100年くらい先かしら……。

ほんま、何でなん!!!!!!!
ここ、ユースホステルやろ?!
ここ、日本やろ?!
ほんまに、なんとも言えへん気持ちでいっぱいやね。
なんか、「この値段やったら、この汚さはしゃあないなぁ~」という慰めができたらよかったけど、そうじゃない、あの汚さは。
なんか汚さにはげんなりなるけど、それよりも改善の余地がありすぎるところに憤りを感じる。
そして、おっちゃんの結構横柄な態度。
あたしにやらせろ!!!!!!代われ、ペアレント!!!!!!と叫びだしたい気持ちでいっぱいやわ。

以上、きもい宿への怒りでした。

2008-05-07

テンションのあがる話(私が。)

4月の28日にスージーがついてから毎日一緒に行動しておりました。
おばあちゃんちですごしたり、姫路をうろうろしたり、紙漉体験に行ってきたり、そしてロードトリップもしてきました。
ほんまてんこ盛りやなぁ。まぁ、ちょいちょい日記に書いていこうかな~~!!!
そして、今日から3日間はちょっとブレイク。
やっぱり、ずっと一緒にいろんなところにいくのには限界があるからなぁ。せなあかんこともあるしな。
金銭的にもねぇ~。ニートやし。あたし。はは。
というわけで、スージーは今日から奈良です。
次は10日に京都で再会です。
あたしも久しぶりの京都やし楽しみやわ。

さてさて、今日はスージーを駅まで送ってその足で雑貨屋さんに行った。
この間納品してから、店頭に商品が並んだのをまだこの目で確認してへんかったから、それを見に。
店に入ると、「お!やっぱりきたなぁ~!!」とオーナーさんに迎えてもらってディスプレイされているのを見せてもらった。
やっベーーー!!!!!
またもや鼻血出したい気持ちになる級にテンションがあがった!!
いやぁ~、ディスプレイされるとまた雰囲気が変わって、自分で言うのもなんやけど、めっちゃええですやん!!!!!な感じ!!!!!
すげぇ~!!すげぇ~~!!!と連呼しながら、こんなチャンスをくれたオーナーさんにほんまに感謝の気持ちでいっぱいになった。
めっちゃクールなポップまでつけてくれていて、ほんまにテンションあがる!!!
さらに驚くことに、購入してくれた人もいるんだとか!!!!
うっそーーーーん!!!!!
ひたすら身内票に支えられていた我がアミノートが!!!!笑

感動もひとしきり、その後は店内をうろうろしたりオーナーさんとかそのお友達の人としゃべったりした。
あたしからは、山口県、めちゃくちゃアツイですよ!!!!とごり押ししたら、長野県ヤバイで!!!と逆にごり押しされた。
ほんま、行ってみたいところに念願かなっていくと、行ってみたい場所リストが減るどころか、逆に増えていく。
ほんま、このリストは永久にゼロにならへんのやろうなぁ。
めっちゃかっこええ平面のヒョウだかなんだかの動物がついた鉛筆をこうた。

家に帰って車を洗った。
3日間で約1000キロ走った車は、なんか虫とか虫の血とか羽とか意味わからん汚れで哀れなことになっていたのです。
車内もしっかり掃除すると、かなりの労働やった。
今日はまた暑かったしなぁ。

姫路

帰ってきました。3日で1000キロのドライブはなかなかタフでした。しかし、おもしろかったから問題なし。もう布団の中やけど、留守中にお母さんが干しておいてくれたみたい。ふかふかでめっちゃあったかい。日本昔話のおわりのうたを思い出すわ、なんか。昨日はキモさで眠られへんかったけど、今日はこのふかふかさにうれしくなって寝付きが悪いわ。ではまた。

2008-05-05

宮島

またもや宮島、正確には宮島口にいます。ゴールデンウィークというわけでロードトリップをしているわけですが伝えたいことがありすぎです。とりあえず今伝えたいことは、今晩の宿が今まで泊まった宿の中で余裕でベストスリーに入るキモさやということです。90パーくらいやったテンションが部屋を見たとたんマイナス100パーに下がりました。そんな宿です。では、また。ごきげんよう。

2008-04-29

大阪

どきどきしながらバス停に向かった。 ほぼ定刻どおりにバスがやってきて、そこからスージーが降りてきた!!!! すげぇーーーーーー!!!!!!!! めっちゃ感動。 もう、めっちゃどころではないね。 ばり感動!!!!!!笑

大阪のおばあちゃんちに大阪観光中は滞在しています。 もう、うちのおばあちゃん最高やで。 いろいろ準備してくれてて、日本っぽいかなぁ、と玄関に下駄を出していたり!!! スージーも、めっちゃクールなおばあちゃんやなぁ!!!と、おばあちゃんちのステイを楽しんでくれているみたい。

今、メールがチェックしたいというて天王寺のネットカフェに来たんやけど、なんか、店員がメイドっぽい格好をしている。 どうなん、これ。 二度とくることはない、というたのに、会員にならなつかわしてくれへんといういけずぶり。 どうなん、これ。 ああ、マニュアル社会だわ。 そして、不当に高いわ。 なんで1時間500円やねん。 でもまぁ、こうして久しぶりにメールをチェックできたりしているわけですが。

今日は帰ったらjanetとstephenも合流して、おばあちゃんちでディナーや♪ 楽しみやわ。 おばあちゃんも、楽しんでくれるといいんやけど!!!!!!!

PS→だれか、5/3~6にあいている人いませんか?? ロードトリップしたいなと思ってるんやけど、あと一人くらいいたらめっちゃいいなぁと思うんやけど、いかがでしょうか?!?! もし、あいてる人がいたら、あたしの携帯までメールください。

2008-04-27

鳴尾

駅に降りた瞬間から、なつかしい気持ちでいっぱい。きましたよ、鳴尾!!!西宮で普通に乗り換えて、きましたよ、鳴尾!!!待ちに待ったそばめし大会が今日開催されたのです。あたしは前の日からおっくんちに泊まらせてもらった。ほんま、よう寝たわ~。自分ちでも、電車でも、人んちでもほんまどこでも爆睡やわ。朝起きて、コープさんに買い物に行って、キャナコと合流して、早速そばめし大会開催。お好み焼きも焼いて、関西に生まれ育ってよかったなぁ~と、この粉もん文化を噛みしめた。それからはまぁ~、だらだらとしゃべった。話のみ、写真を肴に、テレビをおかずに、しゃべりはつきひんもんです。

結局また最終的に、友だちはいいもんやなぁ~といつもの結論に達したところで、お開きになった。

さぁ~、明日はいよいよドイツから友だちを迎えるぜ!!!おばあちゃんちについたら、おばあちゃんが色々迎える準備をしてくれていた!さすがおばあちゃん!!明日が楽しみやわ~!!

口癖

そう、それ!!それが聞きたかったのよ!!一昨日、ジャネットと遊んだ。spring breakを利用して、一人日本に残されて寂しさでどうにかなるんじゃなかろうかというボーイフレンドに会いに来ていたのです。(失礼。)何とか姫路で会う約束を取り付けて、みわちゃんと共に待ち合わせ場所へ向かった。午前中、病院に行ってたんやけど、まぁ~これが混んでるんやわ!!!そのせいで待ち合わせに間に合わんっっ!!姫路駅についてダッシュでジャネットの元へ。

「へいへいへ~い!!!ごめん~!!!!」

と近寄っていくと、

「oh my god!」

と、早速でました。ジャネットの3大口癖のひとつ。これだけでももう満たされた気分。笑 ジャネットとは、2月のバンクーバー以来やけど、なんなんやろう、この定期的に会っていた感は……!!!全然久し振りな感じがせえへん。

昼ご飯は納屋食堂に行った。青空に姫路城という最高の景色を眺めながら、えっちゃんの優しい味のするご飯を食べた。それから、駄駄にパフェを食べに行って、たこ焼きを買い食いして、と食べてばかりの一日やった。夕方にはスティーブンが出てきた。久々に会うたスティーブンは、ジャネットが近くにいることがほんまにうれしいみたいで、なんかこっちまで、よかったなぁ~、とうれしくなってしまった。だらだらしゃべりながらなかなか、2人と別れられず……。途中、うちの弟が通りかかるハプニングもありつつ……。

いつまでも2人を駅にとどめるわけにもいかへんから、またすぐに会うことを約束してようやく別れた。ああ~、いい一日やった。友だちっていいな。

2008-04-25

納品

今日は、朝起きたらもうすぐ昼やった。やっちまったー。寝すぎた。

午後から、ノートをおいてくれることになった雑貨屋さんに行ってきた。最近の姫路は、菓子博でやけに盛り上がっている。人が多い。姫路のくせに人が多いなんて、平日やのに。菓子博の影響としか考えられへんよな。 そういえば、普段は姫路城の中に展示されている巻物がイーグレで展示されているとか何とか言う記事を新聞で見かけた。 もしそうならば、ぜひとも見に行かねば。 ほんまはめちゃくちゃ長い巻物何やけど、普段の展示やったら一部しか見られへんのよな。 日本の独特の絵のタッチで、よくよくみると、それぞれ違う表情とかしてて、ああ~~~、アツイわ。 見に行きたい。

話がそれました。 そう、それで雑貨屋さんにいくと、ちょうど店長さんが外に出てきててばたばたとしていた。 中に入ると、「今日来ると思っていた!待っていた!!!」と言われた。 鼻血出してもいいですか!!!!!(だから、出たことないって。) 作品カウント用のブログも見てくれていたみたいで、興奮気味で迎えてもらって、こっちはますますうれしくなった。 中に入って、早速持っていったノートを見てもらって、その中から選んでもらって納品した。 その後も、店長さんといろいろ話していたけど、店長さん、アツすぎる。 しつこいくらいに「うれしい!!!!!」を連呼して、店長さんにも「こっちもうれしい!!!!!」と連呼してもらって、ただもう、さらにうれしくって。 店長さんのお母さんともいろいろ話して、ベイビーボーイもなんだかご機嫌で、ほんま、テンションが上がりっぱなしの空間やった。 幸い、ほかのお客さんがいてはらへんかったから、たくさん話をすることができて、よかった、よかった。 今日早速ポップを書いてくれるみたいで、明日から店頭デビューになる見込み。 また近々そのコーナーを見に行こうっと。 ほんまにうれしいなと思ったのが、あたしが作っているノートが「ただ単に」裏紙を使ったり、切抜きを使ったりしているだけではないところを、あたしが「ここやねん!!あたしのこだわり!!」と思いながら作っているところを、1点1点「ここがいいわ~」とわかってくれて、それが本当に何よりもうれしい。 どうか、その微妙な「こだわり」に食いついてくれる人がいますように。 なにこれ!!!めっちゃクールやん!!と誰かの手にとってもらえますように!!!

すっかり長居をしてしまって、家に帰ると近所のおばちゃんとその子供がお茶をしにきていた。 子供の就職が決まったそうだ。 いや~、おめでとう!! それにしても、何社にもエントリーして、面接して、といういわゆる「就職活動」というのをあたしはしたことがないから、ただただ、「すごいなぁ~」と繰り返すばかりで。ここでくつろいでいる場合ではないっ!!と、部屋からノート作りの材料やら工具やら一式を車に詰め込んだ。 今日は夕方から、アリちゃんにノートの作り方を教えることになっていたのです。 アリちゃんもなかなかのクラフトが好きな子で、あたしのノートを気に入ってくれていて、作り方を教えてほしいといわれていて、ついに実現したのです。 西脇まで車をぶっ飛ばすこと1時間。 何とか迷わずにこれた。 西脇、1年くらい前までは縁のなかった町やのに。 というかむしろ、「遠くて」「何もない」イメージで行ったこともなかった町やのに。 今はこうしてちょくちょく訪れている。 初めて行った時は、道がよくわからずにどぎまぎしながら行ったのに、今はそんなに遠いともおもわへん。

そんなことを考えていると、このあいだ読んだ本の一節をふと思い出した。

「街を好きになるというのは、街並みがどうとか風土がどうとか言うことではなくて、その街に自分の好きな人たちがいるかどうか、これにつきる。」

この夏はほんま、たくさんの別れが訪れる見込みで、今からなんだか悲しい。 友だちになったみんなが次のステップを踏み出す。 いつまでも同じままでいることはできひんけど、違う方向に歩き出すときはいつかくるんやけど。みんなそれぞれの人生があるから。だから私が悲しむのは筋違いもいいところなのかもしれない。

そう、「お前はどうなんや?!」。
そういうことです。

2008-04-24

弾丸

ほんま、今日のヒロの神戸訪問は「弾丸」以外の何者でもなかった。朝、電車に乗り込んだら携帯にメールが入った。

「ヒロちゃんが遅れる」

そうなんか~~、と思いながらあたしも山電でのろのろと三宮を目指した。三宮に着いたらもうプチパンちゃんが来ていた。

「ひろ遅れるねんて~??」

と確認すると、

「なんか、伊丹につくことになったらしい」

との返事にびびった。経緯はこう。神戸空港に到着する飛行機に乗るはずやったのに、電車が故障してその飛行機にまにあわへんようになって、仕方なく伊丹便になってしまったそうな……。当初11時到着3時帰宅の4時間滞在予定が、12時過ぎ到着3時帰宅の3時間弱滞在になってしまったのです。

「しっかりしろ、東京の電車!!!!!!ヒロが来るというのに!!!!!」

と、プチパンちゃんと東京の電車に文句を言いながら、スタバで優雅にコーヒータイム。12時くらいにおっくんとも合流して、エアポートリムジンバス降り場にヒロを迎えに行った。 ヒロ、卒業以来ぜんぜんおうてへんかったのに、こないだ東京で再会して、その4日後にまた東京でおうて、その4週間後に関西でまた再会出来るなんてさ。 2008年、キテマス!!!!!

プチパンちゃんオススメのパン屋さんで白パンやらうまそうなパイやらをこうて、それからランチを食べに行った。なんか人数をいうと、本日のランチ4つが自動的に注文される仕組みになっていた。ポモドーロ、うまかった~。 そして、なんと言うか、神戸っぽいなぁ~~!!!というおしゃれな雰囲気で楽しいランチタイムやった。 でも、何せ、ヒロが弾丸トラベラーなもんで、急げ、次の場所へ!!! おっくんとあたしがあこがれている「ティータイム」っぽい雰囲気のお店の前を通って、EINショップをちら見して、メリケンパークへ行った。

メリケンパーク、神戸の海が見える素敵な公園といえば、ここなのです。 海が目の前に広がって、後ろにタワーがそびえて、その後ろで山が見守ってくれているあの素敵な公園。 4人で海を眺めながら座ってしばしの和み。 いいですねぇ。 海はいい。ほんま。 しばらく静かなまったりとした時間が流れていたかと思いきや急ににぎやかな団体が現れた。 写真をとりまくっていて、明らかに海外からの観光客で、言葉を聴いているとどうも韓国の人らしかった。 たちまち4人を囲んでカメラを構えてきた。 写真を撮ってほしいのかと思って、とってあげようか??というジェスチャーをすると、

「いや、俺たちと君たちの集合写真を撮りたいんだよね」

的なしぐさでかわされた。 まぁ、記念に一緒にとってもいいかと思って一緒に並ぶと、隣に来た人が「このポーズをして」と言うてきたけど、そのポーズがぶりっ子ぽくて最強にダサかったから、理解できひんふりをして何とか勘弁してもらった。 4人ともその韓国の男の子に圧倒されてしまったけど、あのパワーは素晴らしいよな、と感心した。 日本の男の子にはなかなか見られへん勢いやなぁ、といいながら遠ざかる韓国ボーイズが妙にきらきら見えたものです。 5人くらいしかおらへんかったはずやのに、雰囲気だけやと10人以上はおった感じがしたよなぁ……。笑

そうこうしているうちに時間は刻々と3時に向かっていた。また三宮に向かって、ポートライナーのところでひろを見送った。ほんま、今度こそは泊りがけでゆっくりきてな!!!!!と約束して、ほんまに名残惜しい中の別れとなった。

その後用事があるというプチパンちゃんともここでお別れ。その後は、おっくんと2人で再び三宮をぶらぶらした。おっくんは、どうやら靴ずれしていたらしく、バンドエードをはりたくて仕方ない小学生のように足にバンドエードを張りまくっていた。(いや、実際めっちゃ痛かったらしいんやけど。) いつ前を通っても客が入っている様子を見たことがない「シアトルズベストカフェ」に行ってみた。 驚いたことに、いつの間にかAPAホテルができていた。シアトルズ~もAPAホテルの併設のカフェに様変わりしていた。そこでかなり長い間どうでもいい話を延々として、要領の悪い人の会議のセッティングを横目で一部始終見て、それを見届けてから席を立った。


晩御飯は、粉もん。
お好み焼き。
お好み焼き最高。
お好み焼き最高!!!!!
お好み焼きさえあれば、世界は回る!!!!
というくらい、お好み焼きはおいしい。

2008-04-22

一歩

今日は、家に引きこもっていた。一歩も外に出てない。 というか、玄関にすらいってないなぁ。

昼間は、ほぼカナダはバンクーバーにいるとよこちゃんとチャットして過ごした。スカイプ、便利やなぁ。あほのレベルと笑いのつぼがよく似ていて、金とハグが足りてない我々。 いろんな話をしているうちに、無性にとよこちゃんが恋しくなった今日の午後でした。スカイプ、便利やけど、こういう時にやっぱりカナダ遠いなーーーと、その距離を思い知らされるんよな。

2008-04-21

記憶

昨日は、マークの誕生日パーティやった。 車を乗り合わせて、アルコールなど買い込んで、目指せ西脇。今回は、迷わずにいけた。よかった。

記憶途中からぶっ飛ぶくらいに飲んだ。その時は楽しいからいいけど、目を覚まして時間がたつにつれ後悔と反省……。 みんなには悪いことをしたなぁ……。 みんながおらへんかったら完全にトイレにへたり込んだまま朝を迎えたことでしょう……。 頭が痛いとか、むかむかするとかそういう体調の絶不調から回復するにつれ、ますます凹むわ。

また天気がよくってさ~、今日は。 みんながモスバーガーに食べに行ってる間留守番してて、外に出たら気持ちよくって。 マークにほうじ茶を入れてもらって、ああ、まったり。 うまかった、ほんま。 日向ぼっこしていたら、近所の小さい女の子がマークを見つけて、一緒に遊ぶことになった。 レジャーシートを持ってきて、その上に座って、石の入ったバケツを見せてもらって、クローバーの葉っぱをちぎって入れて。お母さんがオレンジジュースを持ってきてくれて、みーちゃんがついでくれた。みーちゃんがマークに歌ったハッピーバースデイは、めちゃくちゃかわいくてなんかすごい癒された。 ぶっ飛んだ記憶の穴が後悔で埋め尽くされてたけど、その上にオロナインでも塗ってもらったような癒しやった。

なんか、今日が雨じゃなくてよかった。

不思議

タイミングと人とのつながりとは、なんともまぁ、摩訶不思議なもんです。今日は、午前中はビデオを観ながら本を読んでいた。 この間ブックオフに行った時に中島らもとナンシー関の本が異常に安かったから買うていたのです。 ほんで、今日はらもの「西方冗土」を読んでいた。 前に図書館で借りて読んだことあってんけど、改めて読んでも面白いわ。

そんなこんなしているとあっという間に昼間。 今日も雲ひとつなくよう晴れていた。 窓からええ風が入ってきて、ほんま、うららか。 ぼちぼち出かけるかなー、と思って雑貨屋さんへ行くことにした。 店主さんが妊婦さんやって、冬から休業してたけどこのほど再オープンしたとの知らせのDMが届いたもんで。

店に入ると、商品も増えていて、入り口あたりからウホウホ言いそうになりながら奥へと足を進めていった。 先客がいて、店主さんとしゃべっていたけど、そんなことには目もくれず、ええ感じの紙紐を見つけて何色にしようかにやにやしていると、不意に名前を呼ばれた。

ん?!

と思って、顔を上げると、中学校のときの友達のさっちゃんと、その友達の人やった。さっちゃんは、ぜんぜん連絡とか取ってなかったけど、初めて参加した船場御坊の楽市で偶然再会して、それから楽市のたびにあたしのノートを覗きにきてくれては買ってくれたりしてて、ほんま、あたしのノートを認めてくれるありがたや~な人でもあるのです。 そんなさっちゃんが声をかけてくれたことで、

「めっちゃ偶然やなぁ~~!!!」

とたちまちそのおしゃべりの輪に合流することになった。 いろいろ話していると、店主さんもバックパッカーで旅が大好きやということが判明して、話を聞いているとまだ見ぬアジアの地への憧れがますます増して行くばかり。 チベット~ネパール間の話を聞いていたら、目がぎらぎらしてきたもんなぁ。 偶然、今日の朝見ていたビデオというのがfree tibetというビースティボーイズとかがやっていたコンサートのビデオやったんよな。 だから、なんか、余計テンションあがるというかなんと言うか。 あたしが来る前にも、さっちゃんらも店主さんとダライラマの話とかをしていたらしい。

ほんで、船場御坊の話にもなって、あたしのノートの話になった。 ほんなら、

「見てみたい」

と言うてくれて、ちょうど自分で使ってるのがかばんの中に入っていたから、見せると、なななんと!!!!

「いい!!!!!!!!!!!!」

とのお言葉!!! めっちゃうれしい!!!一目見て、こんなに気に入ってもらえるなんか、めっちゃうれしい!!!!! あれよあれよと、「ぜひとも店に置かせてほしい」という話になった。

うそちゃうか、そんなあほな!!!と、何回も「まじですか?!」と確認したけど、なんか連絡先とか交換して、どうやら、「まじ」で気に入ってもらえたみたい!!! どうしよう、鼻血出してもいいですか?!(あ、でも生まれて一回も鼻血ブーッて出たことないんやった。)

そういうわけで、近々、姫路のitsumoという雑貨屋さんにあたしのノートが並んでいるかもしれません!!!!! どうぞ、よろしく!!!!!

free tibet

そういえば、何年も前に、bjorkとかをメインで好んで聴いている時に「free tibet」というビデオを買った。しばらく観ていなかった。……というか、今まで2-3回しか観てないんちやう??というくらい。もっとライヴ映像満載のビデオなんかと思ってこうたら、free tibetのコンサートのメイキングというか、チベットのバックグラウンドとかそういう場面が多かったからに違いない。英語やし、字幕もでぇへんし、当時は言うてることが聞き取られへんかったんやろう、とも思われる。

この間ブックオフでこうた中島らもの「西方冗土、カンサイ帝国の栄光と衰退」という本を読みながら、そのビデオを観る事にした。(このギャップある意味すごいな……。)言うてることが、今なら結構わかるようになっていたから、途中からは、結構ビデオのほうを見入ってしまった。折りしも、チベット情勢が騒がれている今日この頃やから、チベットの歴史や中国との関係を再認識することができてよかったな、と思った。

このビデオのすごいと思うところは、いろんなアーティストやバンドがfree tibetに向けて自分たちができることは??と考え、それをコンサートという形で実行するところ。この目的に向けて「アクションを起こす」ことがもつパワーを映像を通してやけど、力強く感じた。そして、自分たちだけがただ叫ぶのではなく、チベットの人たちをサポートし作り上げていくところが素晴らしいなと思った。もちろんコンサートにやってくるオーディエンスの中には、チベットのことをよくわからずに参加している人たちもいる。でも、このコンサートをきっかけに「知る」ことから彼らの意識が変わるかもしれないし、変わらないにしても「知る」ということにはかわりない。

「自分には一体何ができるとかと考えて行動を起こす」という一見シンプルなこのメッセージに鳥肌が立った今日の朝でした。もちろん、演奏しているシーンも収録されていて抜群にいいのです。これが。rage against the machineのあの重いサウンドにはやられた。そして、bjorkにまた惚れてしまった。

2008-04-19

女度

今日、高校の時の同級生にばったりと出くわした。なんか、前を歩いていた人が二度見してきて、あたしも思わず二度見してしまった。

「高校一緒やんなぁ?!」

と言われ、そういやそんな気がする、気がするぞ……?!と、思って、

「まさか、○○さん??」

と名前が頭の遠くの方で急に思い出した。それにしても、あたしは高校の時の友達ほぼ連絡とってへんなぁ、と彼女としゃべりながらつくづく思った。いろんな名前が出てきたけど、そのうちの誰一人とも連絡とってへんかったわ~。なんか、今日おうた子も高校卒業して以来、どうしてるとかぜんぜん知らんかったから、がんばってるんやなぁ、と言うのを聞けてよかった。自分の自由人ぶりが、ハハハハハ、です。(笑うしかないです。)

同級生と一緒にいた職場の人とは初対面やってんけど、聞いたら同い年というし普通にしゃべっていたら、なんか途中で「性格がさばさばしてるというか、割と男っぽい性格やね」と言われた。
ええ、さばさばしてますよ。
ええ、男っぽいですよ。
初めて会った人でもすぐにそう思われるって、なんかそうとう男気あふれてるって言うことやんなぁ?!

どうやったら、「女度」が上がるんでしょうか。 こんなことを日記のネタにしてる時点で、なんだかな~~~~。

2008-04-17

香川

昨日、今日と香川県のおじいちゃんの家に行ってきました。 おじいちゃんは、前にも日記で書いたことがあるけど御歳93歳、一人で暮らしている(自炊&木のおもちゃ作り中)ハイパーな人なのです。 両親はちょくちょく様子を見に行ってるんやけど、あたし自身はかんなり久しぶりに顔を見に行った。相変わらず元気やったわ~。 なんか、猫の木のおもちゃを10個くらい作る予定にしているらしく、今日だけで胴体になる木を猛烈に彫りまくっていた。

ほんで、香川県といえばやっぱりうどん。 2日間でうどん、4回食べた。まず、行きしなに善通寺市にあるいつも行くうどん屋さんできつねうどん。 晩御飯に、すき焼きにうどんを入れて食べたのが2回目。 朝起きて、うどん。 帰りしなにはじめていくうどん屋で釜揚げを1杯。 実に、スムーズなうどんの食しっぷり。笑

おじいちゃんの元気な様子も見れたし、おいしいうどんも食べられたし、充実の2日間やったなぁ。

2008-04-16

思い出した。

昨日書こうと思って忘れていたこと。そうや、思い出した。

「図書館の休館日が変わっていて腹が立った。」

ということやった。町が合併して、市の図書館の運営にあわすからということで、こないだからしばらく図書館が休みやった。それは知っていたけど、まさかしれ~っと休館日が変わっているとは。びっくりやわ。自分の街の図書館に振られたから、隣町の図書館まで足を運んだのに、そこも休み。ああ~、昨日は振られまくりやった。しかも、聞くところによれば、今までCDとビデオの貸し出しがあったのにそれがなくなったらしい。市のほうの図書館に合わせたからだそうだ。ああ~、残念すぎる。

最近こうた本は、阿部公房の「飢餓同盟」。その前に「カンガルーノート」を読み終わって、めっちゃはてなマークが残ったまま終わっていって、阿部はしばらくやめておこうと思ったのになんか手に取ったらまたもや阿部公房の本やった。読んでいてわけがわからへん方がいいんかなぁ。こんなん本読んでるうちにはいんねやろか。ほんま、私は読む本が偏りすぎているなぁ、と思う。本を買うときもいつもなんか、好きな作家のところしか見てへんもんなぁ。そら、幅広がらへんわ。はは。結局「飢餓同盟」をこうたけど、中島らものところも見ていて「バンドオブザナイト」が目に入った。

この本は、わけがわからん。それやのに、なぜか大好きでたまに読み返したくなる。

三宮 

やっぱり、兵庫県はええなぁ。
今日は、大学の時の友だちのしょうちゃんとプチパンちゃんとおうてきた。
2人は、昼間王子動物園に行くとのことやって誘ってくれてんけど、こないだ姫路動物園に行ったばっかりやし、気になるスポットが三宮にあったからそっちに足を運ぶことにした。

スウェーデンの家具屋さん、IKEAです。
てっきり、3月くらいにOPEN下もんやとばかり思っていたら、昨日がOPENやったみたい。
めっちゃブランニューやん!!
なんか、めっちゃミーハーみたいやん、あたし!!!!

とりあえず、三宮についてポートライナーに乗り込んだものの、あんまり乗ったことがないから勝手がわからへん。
ある駅でやたらみんな降りていくなぁ、と思いつつも電車に乗り続けていたら、目の前からIKEAが遠ざかっていった。
まさかここでおりなあかんかったんか?!と思えど、時すでに遅し。
そのまま電車に揺られていると、ハーバーランドのほうが見えて、なんかめっちゃ景色がきれいやった。
ほんでまた、いやぁ~、兵庫県はええなぁ、と心の中で思って、にやにやして車窓を眺めた。
ほんなら、景色がさらに海っぽくなってきた。
それもそのはず、橋を渡っていたのです。
陸がなくなって海が目の前に広がった。
やっぱりみんな海を目の前にするとテンションが上がるらしく、他のお客さんも窓にかじりついて眼下に広がる景色を眺めていた。
電車はやがて終点の神戸空港へ着いた。
……予定外に神戸空港に来てしまった。
改札をくぐると切符が無駄になるから、とりあえずホームから空港のほうと反対のほうをぐるりと眺めて、空港見学、ごっこ。
ちょうど、離陸する飛行機がいて青い空に飛び立っていくのがみれた。ラッキー。
そのまま折り返しの電車に乗って、今度こそIKEAのある駅にたどり着いた。

さすがOPEN2日目。
ここはUSJか!!!と突っ込みたくなるような長蛇の列ができていた。
仕方がないから並んでいると、並んでいる人全員にお茶が配られた。
まぁ~、お茶まで配られたら何もいえへんわ~、とお茶を飲みながら順番が来るのを待った。
中はすごい人やった。
平日とは思われへんような。いや、休日はもっとえらいことになるんやろうなぁ、という不吉な予感をもりもりさせる感じやった。
中にはレストランもあって、ミートボールも売ってあるみたい!!
IKEAは、オーストラリアで行ったことがあるんやけど、ミートボールをそこでも食べたから、なんか妙に懐かしくてうれしくなった。
もっとすいた時に行って、そしてミートボールを食べようと思う。

家具は、なるほど安い!!!
そして、素敵!!
でも、いまさらあの家具をあたしの部屋に入れても無駄な気が……。
どうせIKEAで家具を買い揃えるなら、一から何もない状態の部屋をデコレイトしたいなぁ~~。
とにかく人が多くてじっくりは見られへんかったから、半分人間観察みたいになってたけど、なんで関西の人ってこんなに面白いんやろう?!

「ええなぁ~、おもたら、高いねん!!!……安いなぁ~、おもたらもひとつやねん!!」(byなかなか見る目のあるおばちゃん)
「39円やって!!!!どれ?!?!」(by ものじゃなく、まずは値段に食いつくおばちゃん)
「これ、ものによってはパクってもばれへんやろうなぁ。」(by 長蛇のレジに並びながら、冷静に店のつくりとセキュリティを分析している男の子2人組。)
「これ、あかんで!!めっちゃ背中痛くなるねん!!」(by ソファーベッドに試しに座っている人を真横にしながら、自分の経験に基づきでかい声で友だちにソファーベッドを批判を語る女の人)

……家具じゃなくても、人みてるだけでも十分面白いような……。
2階では、いろんなアイディアの提案がされてあって、1階でその素材をそろえるというスタイルでした。
1階には、キッチン用品から照明器具、その他日用品もあって値段も手ごろやから手が出しやすかったです。
そんな中、あたしが購入したのは「氷を作る型」と「ガラスのコップ」。
氷を作る型は、星型に作れるやつと、縦長い氷のスティックが作れるタイプのやつをこうたんやけど、後者がめちゃくちゃ実用性高そうで今から使うのが楽しみ。
というのも、水筒に入れるのにもってこいやねん。
ペットボトルのあの小さい口にも入りそうな細さは、めっちゃいいわ!!

まぁ、そんなこんなで、一人IKEAを楽しんで三宮に舞い戻った。
プチパンちゃんとしょうちゃんも王子動物園から戻ってきていて、合流して早速ニューミュンヘンに向かった。
ニューミュンヘン、気にはなってたけどまだ行ったことなかったんよなぁ~~。
プチパンおすすめに加えて、しょうちゃんとあたしはドイツフリークやからまさに晩御飯にはもってこいの場所やったのです!!
ビールおいしいし、料理もおいしいしめっちゃよかったわ~。
ニューミュンヘンを堪能した後、スタバにコーヒーを飲みに行った。
王子動物園の動物話を聞いたら、あたしも王子動物園に行ってみたくなった。

今日は、電車代節約のために山電で行ってんけど帰りに乗り込むと阪神のユニフォームを着た人がようけ乗ってはった。
いやー、わかりやすい。
今日は、甲子園で阪神戦やったんやなぁ~。

2008-04-15

雑記

ほんま、書くまでもないけど、書きたい気持ちだけある。そんなことなら、書きかけのジャーナルでも完成させればええのに、って話やのに、あたしはどうにも「どうでもええ」ようなことへのほうが情熱を注いでしまう性分なのかもしれない。ここんところ、こっちに投稿する日記にも書いているけど近況報告っぽいことはmixiに書いている。それでも書き足りない、のでしょうか。ただに暇なのか。時間あるくせに、大切な(ほんまにせなあかんようなこと)はずるずると先延ばしにしてしまって、本当にどうしようもないよなぁ。

そんなことを書いているうちに、何を書くのか忘れた。ははは。ほんま、なんやねん。

2008-04-14

2年後

知らんかった。
映画のエンドロールは最後まで観る派やのに知らんかった。
Napoleon Dynamite(邦題:バス男)にエンドロール後に話の続きがあっただなんて。(続きってほどでもないか。おまけ、か。)

今日の夕方、友達の日記を読んで「あ~、最近映画観てないなぁ~」と思ってあたしの数少ないDVDコレクションを見ていると目に留まったのがこの、ナポレオンダイナマイトやったのです。
久しぶりに観たけど、この映画の不思議なところは、観るたびに面白さが増していくというところ。
あぁ~、なんてNerdな奴らなんや……!!!

エンドロールが流れてへらへらしながら観終わったら、

"2 years later..."

とか言う映像が始まった……!!!
2年後は、なんとナポレオンのお兄さんのキップと、オンラインで知り合ったその彼女との結婚式の模様でした。
ナポレオンがいねぇぞ?!?!となったけど、期待をうらぎらへん登場でほんまにSWEEEEEEET!!!!!と叫びたくなるのでした。

ああ~、ナポレオンが着てるあのダサいTシャツがほしい。

2008-04-13

姫路

今日は、昼から姫路でちょっくら用事があった。
終わってから、EIN姫路店の前を通った。
友だちの友だちの妹が働いているんやけど、友だちの友だちとも面識のないあたしは、その妹に関しては、まったくの知らん人、のはず。
なんやけど、その妹はあたしの友だちとも仲ええうえに、大学の友だちのプチパンちゃんがEIN神戸店で働いていてプチパンちゃんの知り合いでもあって、何気につながりがないこともない……、という感じで、前に行った時になんか知らんけど仲良くなったのよな。(説明してみたものの、まったく伝わらんな。あたしもわからんわ。笑)

まぁ、その「友だちの友だちの妹」という人は、みどりちゃんという名前です。
EINの前をゆっくり通ると、みどりちゃんがいて、店の外から手を振ってみると、どうやらあたしのことを覚えてくれていたみたいでささっと店の入り口まで駆け寄ってくれた。

A4の封筒を小脇に抱えて、カナダのナナイモでこうたファンキーな水筒を手にぶら下げて突如現れたあたしをみて、

「何ちゅう??」

と聞かれた。そういわれても、

「歩き中。」

としか答えようがなく。
みどりちゃんはすぐにその水筒に食いついてきて、それから何十分か水筒についてひたすら2人でしゃべっていた。
終いには、もう一人の店員さんも水筒話に食いついてきて、3人でさらに水筒談義に花が開いた。
さすがにナナイモまでは買い付けに行かれへんけど、そういえば、モンベルにそのタイプの水筒が売ってあるのを見たかも、という情報を教えてあげると、みどりちゃんは休憩時間にダッシュで見に行ってくるというていた。
別に水筒に限ったことではないけど、自分が「これはええわ~」と思って持っているもんに食いついてくれる時って、なんか知らんけどめっちゃうれしいなぁ。
水筒やで。

それから、納屋工房に足を運んでみることにした。
えっちゃんの期間限定納屋食堂にコーヒーでも飲みに行こうかな、と。
それに、納屋工房のKAO.さんともゆっくり話をしてみたいとずっと思っていたし。
KAO.さんは名前はいろんな人から聞いていたけど、まだちゃんとはしゃべったことのなかった謎の人物やったのです。
姫路城が真正面から拝めるというすんばらしいところにあるその新事務所の扉を開くと、「いらっしゃ~い」と出迎えてもらった。
行ってみると、なんだか知った顔の人たちがたくさん。
大きな窓からは姫路城が、どーんと見えて、まるででかいキャンバスみたいやった。
シンプルなんやけど、優しい木のぬくもりと、自然の光が差し込むあたたかいええ空間やなぁ、と思った。
コーヒーを注文したら、スコーンもつけてくれた。
ほんま、いつ食べてもおいしい、このスコーンは。
念願のKAO.さんとも話ができたし、知り合いとか友だちとかにもたくさん会えてよかった!!!
途中、印刷会社の人が来て、「紙、好きなんです!!!!」というと、サービスのご案内、という冊子と見本の印刷物をもらった。
やった~。ラッキィ。
印刷会社の人が商品の説明をしているのを聞いて、ほんまに惚れ惚れしてしまった。

なんか、最近は「ものをつくる」人たちに出会う機会が多いなぁ、と思う。
ほんまにみんな素敵なんや~、すげぇ!!!と連発連呼してしまって、なんか、関心と感動を通り越してため息まで出てしまいそうなくらいやわ。
なんか、そういう空間ってめっちゃパワーがあって、なんっかうれしくなる。
ほんで、ああ~、あたしもなんかがんばらななあぁ~、と思うばかりなのです。

2008-04-12

儀式

今日は、ゆみちゃんと不定期開催の「姫路探検の会」をしてきた。
まぁ、ただの晩御飯を食べに行く会なんやけど。
前回は駅南のシャンカルにいって、今回はあたしが車を出せるからというわけで、今宿のシャンカルに行ってきた。

シャンカルはインド料理やナンやけど、やっぱりここのナンは最高にうまい!!!
あの甘みが。ほんまに。なんとも。ええ。
チキンに始まり、ナンをうまいうまいとほおばって、ライスももりもり食べて、最後にチャイを飲みながら「インドのデザート」というネーミングのデザートまでがっつりいただいて、20パーOFF券使って一人1700円以下はおお、ありがたや♪
昨日奈良に行った時にに使った金額よりも多いけど。(昨日は、ほんまにケチったよなぁ~。笑)

食べながら、そして食べ終わってもだらだらしゃべり続けた。
そして、しゃべりながら、紙ナプキンをいじったり、お絞りの袋で遊んだりしていると、帰るときにはテーブルはこんなことに。
ほんま、長居するといつも帰り際には謎のオブジェが一杯できていて、儀式ができそうなテーブルにな

2008-04-11

奈良

そして、最後の1枚は奈良へ行ってきました。
結構早めに目覚ましをあわせていたにもかかわらず、昨日の長距離移動と夜更かしがたたってまったく気づかず……。
起きて速攻撃沈。
午前中は結局家でぶらぶらして、「こんなことでいいのか!!!!!」と自分に渇を入れて、ぺヤングで腹ごしらえをして家を飛び出した。

12時半くらいに出て、奈良に着いたのは3時前やった。
新快速で大阪まで出て、乗り換えのために環状線のホームに行ったら来たのは、環状線ではなくて大和路快速。
そう、あの奈良に乗り換えなしでいける快速です。
もう、それがホーム上がった瞬間にやってきたから、あたしは今日は奈良に呼び寄せられているんやなと思った。
そうそう、なんで行き先が「奈良」なのか。
それは、なぜなら奈良には「鹿」がいるから。
昨日の宮島の鹿を見て、どうしても奈良の鹿も見たくなったのです。
18切符旅の行き先決めとしては抜群にいかした理由やと自分でもにやけてしまったわ。
理由が馬鹿らしければ馬鹿らしいほど、この18切符の旅はどんどん素敵になる気がする。
そういえば昔、「浜松のうなぎが食べたい!!!」と、浜松にうなぎを食べに行ったことがある。
電車賃が2300円なのに対して、食べたうな重が2200円。
素敵過ぎる、この馬鹿贅沢!!!!

話がそれたけど、奈良に来るのはほんまに久しぶり。
いつ以来か覚えてないくらい。
でも、駅前の商店街の場所はちゃんと覚えていた。
歩きながら、マクドがあることをちゃんとチェックして鹿がいそうなところを目指した。
やっぱり、鹿といえば東大寺のほうやでな、と思い東大寺に向かうことにした。
でも、その前に春日大社という矢印を見つけて、しかも参道があるっぽいからそっちを先に見に行ってみることにした。
商店街を抜けて、横断歩道を渡ると、公園があった。
そして、そこには鹿がいた。
奈良の鹿って、東大寺以外にもいたんや!!!!
しかも、宮島の鹿ばりにおとなしいいい子達やったからそれにもびっくりした。
きっと雨やったから(そうやねん、また雨やってん。)、ヒャッホーーーーウとはしゃぐ元気もなかったんやろうなぁ。

春日大社へ向かう参道をざくざく歩きながらたまに茂みの中に鹿を発見した。
足が痛い。
昨日かなり歩いたからなぁ~。
しかし、今日は交通はJRしかつかわへんと決め込んでいるから、そんな足が痛いとかか弱いことを言うてる場合ではないのです。(というか、この発想がかわいげがないよなぁ、あたしって。)

人通りが多いところになると、鹿に若干の変化が現れた。
完全に人なつっこくなっている。
というか、あつかましさが増している。
鹿せんべいを持っていそうな人に擦り寄っていって、めっちゃ頭をぺこぺこさせておねだりをしていた。
宮島には、そもそも「鹿せんべい」というものが売ってなかった。
それどころか「えさ禁止」といたるところにかかれてあった。
一方、奈良。
鹿せんべいで儲ける店があれば、それにつけこんで食料を簡単にゲットするちゃっかりした鹿がいる。
そして、その間には喜んで彼らの橋渡しをする観光客がいる。
立派に需要と供給が成り立ってるなぁ。
まぁ、そんな商業鹿もいつつ、春日大社へとたどり着いた。
中の拝観は別途お金がいるらしかったから、どうせ雨やし雨宿りにしかならへんと思ったからそれやったらいっそもっと歩いて足元ぬれてやろうと、引き続きいろんな参道を歩くことにした。
学業の神様、お金の神様、恋愛の神様、いろいろ。
歩いているうちに、またもや周りに人っ気がすっかりなくなってしまった。
再びメインっぽい通りに出ると、バスできたと思われる団体がわんさかいた。

雨足が弱くなったり、いきなり強くなったりさだまらへんまま、東大寺のほうに向かった。
その前に、若草山を見てみようと思って若草山の方面に歩いていった。
そのころ雨がピークっぽく降り出したから、登山はやめておいたけど、晴れた日にピクニック気分で上ったら気持ちいいやろうなぁ~。
歩いている途中に「九重桜」という種類の桜を見つけたけど、普通の桜よりもなんか花がふさふさ(花びらが9枚あるんかな)で、なんか古の和を感じさせられた。
本当、不思議なんやけど奈良って独特の雰囲気やと思う。
なんか、歴史を感じる。
飛鳥とか大和とかそういう地名からも感じるけど、「ニッポン」の古い時代のロマンのようなものを感じる。
でもそこに、なんか人々の生活や昔の暮らしぶりも感じる。
宮島では感じひんかった、そして古都京都ともまた違う、独特の感じ。
それが「奈良っぽい」ということなんかもしれへんなぁ。

東大寺についたはついたけど、もう中に入るには時間が遅すぎるし、雨もさらにひどくなってきた。
足もびちょびちょで、あかん。
しばらく雨宿りをしながら行きかう人をぼんやり観察。
修学旅行生が多いなぁ。
雨がいっこうにおさまる気配がないから、もう帰ることにした。
そして、ようやく気がついた。

東大寺の前、くさい!!!!
そう、これこそあたしの中に眠っていた奈良の記憶やった。
そうやねん、鹿の糞くさいイメージやってん、奈良。
ここに集まる鹿こそが、商業鹿集団で、観光客めがけてお辞儀をしまくってしかせんべいをねだるあの「がめつい鹿」なのだ。
そうか~、奈良の鹿全部がああじゃないんやなぁ。
東大寺前にたむろする一部だけなんやん。
後は結構宮島の鹿みたいなんやん。
というか、鹿って本来おとなしい控えめなはにかみやなんやん。
今回の奈良探検で、くさいのはどうやらここだけということがわかったわ。
いやぁ~、いい発見ができたなぁ。

さて、家に帰ろう。
でも、またもやミンティアと水だけで歩きまくっていたから力がなくなってきた。
行きしなにマクドをチェックしておいてよかった。
あのマクドにたどり着くためだけに帰りは歩いたようなものやからなぁ。
雨で冷え切った体に、コーヒーのあったかさが染み渡る。
半日やったけど、雨やったけど、足を伸ばしてよかったな、奈良。

2008-04-10

宮島

今日は、4月9日。
それやのに18切符がまだ2枚も余っていた。
そういうわけで、旅。

朝5時前起床。
ここ数ヶ月、こんな早起きしたことない。
起きれた自分自身にびっくりしつつ、用意をして家を出た。
朝2番目の電車にはすでに通勤の人が乗っていたけど、まだ座れるくらいの余裕があった。
姫路駅について、岡山方面のホームへ向かう。
目的地は広島の宮島。
実はまだ行ったことがなかったのです。
去年の今頃にも宮島に行きたいと思っていたのに、早起きに失敗して結局市内どまりになっていたから、今度こそは、どうしても行きたかったのです。

早起きがたたって、電車に乗り込むなり爆睡。
一応持っていた本を開くも、多分2文字くらいしか読んでない。
次に目を覚ますとすでに、岡山で乗り換えやった。
寝ぼけた目で、どのホームかわからず岡山駅構内をうろうろ。
「徳山」行きに乗ればいいとのことやったけど、徳山って、どこ?!
やっぱり近畿県内を離れると急に地理に疎くなる。
関東に向かったときもそうやったもんなぁ。
徳山は、どうやら山口県にあるらしく、つまり乗り換えなしで宮島までいけるのだ。
すげぇ!!
今までやったら、福山とか三原とか糸崎で乗り換えなあかんかったのに~!!めっちゃ楽チンやわ~。
全部が全部というわけではないみたいやけど、一部はこんな風に直通になっているみたい。
この電車にも乗り込んで、しばらく立っていたけど席が確保できるなりすぐに夢の世界へ。
何回か目を覚まして、そのたびにおばちゃんがでかい声で「この電車は5両編成!!」という内容の話をしていた。
大量の人の気配で起きると、なんともう広島やった。
びびった。まじで。

もうひとつびっくりしたのは、宮島って広島駅から結構離れてるねんなぁ。
目と鼻の先くらいかと思っていたら、30分ほどさらに西へいかなあかんかった。
途中、隣のおばちゃんが話しかけてきて、どうやら降りたかった駅でおりそびれたらしい。
あたしが宮島に行くことを言うと、「それもいいわねぇ~」というて宮島まで足を伸ばすことにしたらしい。
しばらく話していたけど、宮島口に着くころには、またこっくりこっくりとしていた。
「宮島着きましたよ」と声をかけると、えらく感謝されて、「楽しんでね」と言われた。
私も、「お互い楽しみましょうね」と言って、おばちゃんと別れた。
なんか、日本語の難しいって言うか、ちょっとためらってしまうのは二人称。特に目上の人とか初対面の人に対して。
「あなた」とはなかなか言えへんし、かというて「あんた」とか「自分」はなれなれしすぎるしなぁ。
まぁ、それはおいといて。

宮島へは、宮島口からさらにフェリーを乗り継いでいく。
天気はあいにくの曇りやけど、寒すぎもせず暑すぎもせず過ごしやすくていい感じやった。
10分もすると、島についた。
そうか、宮島って、島なんやなぁ。
何をいまさら、と言う感じやけど「広島」とかの感じで島と言うイメージが薄かったんかも。

船着場から出ると、さっそく鹿がいた。
おお~、宮島っぽい!!!
でも、鹿がなんか、お上品な気がした。
あたしの鹿のイメージって、奈良のあの「せんべいくれ、オイ!」やから、ここの鹿はなんか控えめでひょうひょうとしてるなぁと感じた。
外国人観光客も多くて、家族連れで小学生くらいの子供た多いのにもびっくりした。
「ありえへんくらいかわいい!!鹿~~~!!!鹿~~~!!!」とはしゃいでいた。

大鳥居と厳島神社は、なるほど美しい。
あの朱色がほんまにきれいなんや~。
でも、あたし的に一押ししたいのは「大聖院」の「戒壇めぐり」。
大聖院には、観音堂という建物があってその中にはチベット密教の砂マンダラがある。
チベットのことは、最近テレビでよく見るけど、私の中ではずっと、いつかいってみたい場所のひとつやった。
だから、まさかあんな形でニュースを頻繁に見ることになると思っていなくて複雑な心境やったわけなんやけど、まさか宮島でチベットがこんなに近くにやってくるとは予想してなかったからかなりびっくりした。
砂マンダラはカラフルなのに加えて、ほんまに繊細で思わず見入ってしまう。
この建物の柱はデザインも少し変わっていて、像のデザインになっていたり、仏像が祭られている部屋の天井も日本のものよりもカラフルなのが印象的やった。
戒壇めぐりもその観音堂にあるんやけど、階段を下っていくと真っ暗な世界が目の前に広がる。
恐る恐る入っていくと、前も後ろもまったく見えなくなってしまう。
まさに、暗黒。
壁を伝って進んでいくと、急に目の前に黄色い光が飛び込んできて、思わず感嘆の声をもらしてしまった。
今までに体験したことのない空間やった。

ここまで天気が持っていたけど、急に雨が降り出してきた。
とほほ、と思いながらもひたすら島を歩いた。
小鹿を見つけたり、たぬきが目の前に現れたり、カーブを曲がったら急に桜が一面に広がっていたり、歩くことに飽きることがなかった。
雨が降ったら降ったで、桜の花びらがはらはらと舞い落ちてそれはそれは、きれいなのです。
天気が悪いのと、いわゆるハイキングみたいなコースを歩いていたから他の人にも会わず、散策を思う存分楽しめた。
もちろん、雨じゃなかったらもっと歩いたやろうけど、道路沿いを雨水にのって桜の花びらが流れていく様子なんかは、雨ならではの風景でぜんぜん苦になる雨ではなかった。

18切符、まだ2枚余っていたから本当は広島に1泊して現代美術館に足を伸ばそうと思っていたけど、島を散策しながらこの自然の織り成す美と、戒壇めぐりの精神的に満たされた体験をしてしまったら、なんだかそれで十分満足になってしまった。
そんなことよりも、今日はひとまず家に引き上げて、また明日どこかへ出かけたらいいやんか、そう思ってきたわけです。
なにより、日帰りで帰るほうがお金を節約できるからなぁ。
一日中泊まりセットをリュックに背負ってぶらぶらしたけど、もう用なし!!!帰るぜ~!!……と、宮島を後にした。

広島まで帰って、広島に行くといつも土地勘と時間がないから、結局駅ビルASSEのうまいもん街みたいなところにお世話になることになる。
今回は、広島お好み焼きを食べて帰ることにした。
店を選ぶ基準としては、従業員が全員おばちゃんのところにした。
豚玉そばつき。
うまかった~。
でもやっぱり、関西のお好み焼きのほうが「粉もん」!!!!!て感じがする。
でもまぁ、うまいもんはうまい!!!腹も満たされたことやし、帰ることにした。
帰りも途中まで爆睡していたけど、さすがに途中からは目がさえてきたから本を読んで帰ることにした。

阿部公房の「カンガルーノート」。
う~む……、いつかまた読まなければなりません。
今回、読み終わったものの、はてなマークが頭の中を埋め尽くしたまま終わっていったのです。

おっと、予想外に日記が長くなってしまった。
明日は18切符使える日がラストやし、どこかへいけることを祈りつつ。

2008-04-07

オーマイガッ!!!

日本語でなんて表現しようか。

「やったーーーーーー!!!!!!!」
「よっしゃーーーーーー!!!!!」
「まじでーーーーーーー!!!!」

といったところでしょうか。

back to 2005。
何年前と明言するのがためらわれるけど、そう、さかのぼること(もう)3年。
オーストラリアにいたあたしは、小学校のホリデイがくる度にオーストラリアの列車で旅をしていた。
NSW州内乗り放題のチケットやったからほとんどNSWばっかりやったけど。
でも、得をしたいのが人情ってもんやから(いや、関西人ってもんやから??)、一番遠くまでいけるところまでも足を延ばした。
南はメルボルン、そして、北はブリスベン。

ブリスベンには、ニュージーランドのオークランドから飛行機で到着した。
からりとしたニュージーランドから比べると、蒸し暑いブリスベンに腹を立てながらのスタートやった。
そこで同じ部屋に泊まっていたのがドイツ人のスージー。
スージーはドイツからやってきたところで、ブリスベンに半年ほど留学に来たらしかった。
特に予定もしたいこともなかったあたしはブリスベン滞在中は、部屋をかりなあかんという彼女に付き合って部屋の下見にいったり、コアラを見に行ったり一緒にぶらぶらと過ごした。
あたしがオーストラリアを去る前に、スージーを訪れにもう一回ブリスベンに遊びに行くわ!といいつつ結局実現せえへんままになっていた。

そんなスージーが、いよいよ大学(大学院?何でもいいけど。)を卒業したらしい。
で!
あたしを訪ねに日本に来てくれるかもしれへん!!!!

オーマイガッッ!!!!!!

やろ?!
まだ確定ではないけど、ぜひとも来たいっていうてくれてるからこれは再会に向かってバリバリにテンションをあげてエンジンフル回転でいかなあかんわ!!

あの時の旅が、実はまだ続いていたなんて。
だからやっぱり人と別れるときは「ほんなら、また」といわなあかんのやと思います。
there's no "good-bye"でしょ。

そして

今日の天気予報は雨のはずやったのに、ふたを開ければ晴れやった。
予定がないから午前中は家で腐っていたけど、昼からタワーレコードに行くことになった。
今日もお城のほうは花見客がすごいんやろうなぁ、と思いながら川沿いを運転していると、桜と菜の花が咲き乱れていた。
穏やかな天気の中その満開の様子を、見ているとなんか無性に泣きそうな気持ちになった。
昨日はあんなにきれいやなぁ、と思えたのになぁ。
なんか、その美しさが強烈過ぎて、切なくなった。んかな。
わからんけど。

タワレコのついでに、久しぶりに行ったヴィレッジは相変わらず面白かった。
「世界の○○」という本のシリーズがあるんやけど、今日は「世界の家」というのを立ち読みした。
それぞれの国の特徴がでてるわ~。
あと、世界のマッチ箱のデザインの本。
やばいなぁ。

それと、今日の情熱大陸はさかなくんやった。
さかなが大好きでたまらへんさかな君。
たくさんの人に魚のことを知ってもらおうとする熱意と、さかなへの愛を感じた。
それをみて、すべてのことはつながっているなぁ、と思った。

さくら

土曜日は、姫路城の観桜会やった。
去年は、大勢で計画して花見を決行したけど、今年は特に計画もせずとりあえずEMsさんと行ってみようかー、というて姫路城に行ってきた。
姫路とは思われへんような人の数。
あんなに天気がよくて、あんなに桜がきれいで、しかも週末で、しかもただで太鼓とかの演奏会がきけるんやもんな。
そりゃぁ、人も集まるっていう話やな。

人は多いけど、やっぱり桜は最高にきれいやった。
シートも何も持ってなくて、その辺に腰をおろしてサブウェイでこうて行ったもんを食べて、EMsさんにカメラのことを教えてもらった。
「それさ、去年も説明した!!!!!」と、言われながらも「まぁ、そこを何とか」と教えてもらった。
フィルムカメラのボディのちょっとずしっと来る重みになんかテンションがあがる。

観桜会のおかげで、お城のすぐそばにある姫路動物園が無料開放されていた。
ただでさえ200円という敷居の低い動物園やのに、無料となればスキップでもしたい勢いやった。
動物園、楽しい。
あんな狭いおりに入れられた動物の気持ちになると、とてもそんなことを言うてる場合ではなくて、せつなくって仕方なくなるけど……。
でも、動物の様子やしぐさを見ているのは時間を忘れる。
じいっと見入ってしまうわ。
キリンとか、ほんまに不思議なくらいに美しいシルエットをしている。

そうこうしていると、午前中書写山に行っていたえりなちゃん、エヴィリン、まりちゃん、トリシュ組みが姫路城に到着したらしく、合流した。
あたしら、花見やというのに持参したものといえばサブウェイだけで、それもとっくに胃の中で、えりなちゃんらがお菓子やらおにぎりやらスーパー花見グッズを持ってきていて感心しっぱなしやった。
そして、遠慮なくもりもり食らうという……。
なんて奴だ。
それからまたしばらくしてアリちゃんたちがやってきて、いつの間にか知り合いもたくさんの楽しい宴席になっていた。
枡酒を飲んだり、知らん人にバドミントンを借りて遊んだり、フリスビーをしたり、知らん人ににらまれたり、楽しかった。

日も暮れてええ時間になってきたからEMsさんと、そろそろ帰るかー、と姫路城を後にした。
帰り道、後輩にばったり出くわして、仕事が決まったというていた。
いやぁ、よかったなぁ、くんちゃん!!
くんちゃんと別れて10秒後くらいに、そーしさんに出くわした。
姫路って、こんなにすぐに知り合いと会う街やったっけ。

やっぱり、さくらのある街はいい。

2008-04-04

ドラマ

柄にもなく、海外ドラマにはまっています。
あたしはドラマなんかぜ~んぜんみぃひん人なんやけどこれはめっちゃはまっています。

「グレイズアナトミー」。

途中までDVDで借りて観ていた矢先、光テレビでシーズン1が始まった。
でも、毎週見忘れるし、週1の放送やから追いつくまでまだまだやし、こないだ観た映画に不意にDr.シェパード役の人が出てきたし、ツタヤが半額やし……ということで続きを借りてきた。
シーズン1の3.4巻と、シーズン2の1巻。
ますます面白い感じになってきた。
人間関係、恋愛、仕事などなど、ますます複雑に絡み合ってきて、いろんなことが起こって、速いテンポで進んでいくのをほんまに食い入るように見ています。

毎回主人公のメレディスのナレーションで物語が始まり、そして締めくくられて終わるんやけど、各回ごとにテーマが設定されていて、そのナレーションがなんだかいいのです。
そして、このドラマを観ていて妙にテンションがあがるのは、きっと、舞台がシアトルやからでしょう。
スペースニードルとかがちょいちょい映るんやけど、いったことのある場所が映る時って、何であんなにテンションがあがるんやろうなぁ。

ともかく、早く続きが観たい。
……おそるべし、海外ドラマ。

2008-04-02

価値観

うまいもんは、うまい。
かっこええもんは、かっこええ。
そして、私は、私。

ここんところ、ちょっと肌寒い日が続いているけど、気がつけば桜がつぼみやなぁ。
つい先日行ったばかりと思っていた東京やけど、ニュースでみる東京の公園はもう桜が満開やないの。
なんか、信じられへんよなぁ。
こういう時にふと時間がとまらへんことを思い知らされた気持ちになるなぁ。

それはさておき、春っぽい話を少しばかり。

まず報告。
このあいだ学校を無事に卒業しました。わ~い、わ~い。
レポートも試験も年内には終わっていたから、単位待ちやら手続きやらで最近はなんもしてなかったんやけど、ようやくゴールに辿り着きました。
卒業式とかには特に行く必要がなかったから、終了証明書と免許書が封書で届いただけという、なんともあっけないものやったけど。

ほんで、今日は新エミリー城で花見があった。
花見というか、ただお菓子と飲み物持ち寄って集まって、下らん話をだらだらするだけという会やったけど。
でもそういう時間をもつのんええよなぁ~。
エミリーんちの近くに小川があって、それの近くに桜があるからそれを見に行ったはずやのに、見たはなといえば、テーブルの上に飾られていた桜の造花1本だけ。
まぁ、花より団子って言うしな。

2008-04-01

魔法

魔法とはまぁ、なんとまぁ、あたしのイメージとかけ離れたもんなんやろうねぇ。
「妄想」は似合っても「魔法」なんていうファンシーな言葉は、どうも似合わない私ですが、映画を観てきました。
ディズニーの「魔法にかけられて(Enchanted)」。

最初からそれを観るのが目的ではなかったんやけど、3月いっぱいまで使える映画の券があって、無駄にするのはもったいないからと友だちを誘って映画館に行ってみることにしたのです。
はじめは、マイブルーベリーナントカを見ようと思っていたけど、こちらもなんかコテコテの恋愛映画っぽいから、それならいっそ「魔法にかけられて」を観ようということになった。

ストーリーは、おとぎの国のお姫様が王子様に恋をして結婚することになるけど、女王の座を奪われることを妬んだ王子の継母が結婚を邪魔するという話。
まぁ、ディズニーらしいありがちな話ですわ。
でもこの映画には斬新な点があって、継母に井戸に落とされた先にたどり着くところが「現代のニューヨーク」、つまり、おとぎ話の世界と本当の世界が融合してしまうのです!!!

最初は、おとぎの国出身のお姫様や王子様がいきなり歌ったり踊ったりするのを観て単純に「おとぎ話の人が現実に現れたらこんなんになんのや~。不自然やなぁ~。」とヘラヘラ面白おかしくみていた。
でも途中から細かいところが気になりだして、妙にはまってしまった。
なんか、王子はお姫様より少し遅れてNYにやってきたんやけど、その前にお姫様はちょっとだけNYとか現実の世界の人間の考え方に慣れてきていたんやな。
それで、「王子と結婚する前にデートをしたい」とか言い出してデートをするんやけど、その終盤に王子が歌って踊りだすねん。
お姫様はそれをポカーンと眺めていて、王子が「君が歌う番だよ!!」とあわててお姫様に続きを歌うことを促すねん。
それを言われたときのお姫様のリアクションが、一瞬ほんまに引いてて、ちょっとあれはつぼにはまってしまった。

観終わってから友だちと、「あれさ~、なんかハッピーエンドっぽく終わらせてるけど、結構人間関係ドロドロやでなぁ~?!」とか「結局、王子が最初から最後まで痛いくらいにあほやったなぁ」とか話していて、あれは子供が見るよりも大人が見たほうが絶対に面白い映画や!!!という結論になった。
お姫様がたくましいねん。
NYにやってきた実写版お姫様は、近くで見ると笑いジワとかがちょっと隠せへん感じで、そんなにピチピチした印象は受けへんねん。
その辺がめっちゃリアル。なんか知らんけど、馬鹿な王子の振る舞いに本気で引いてしまったあの態度への説得力がある。

ぜひともあの話の続きがみたい。
ディズニーでは絶対にあれで終わりなんやろうけどなぁ。@ハッピーエンド
なんか、その先には人間っぽいドラマが待っていそうやわ。

ファンタジーをこんなひねくれた目でみてしまうあたしって……。ははは。
でも、あれをみて「いやぁ~、最後はハッピーエンドでよかったねぇ~!」という感想を抱く人がいたら、なんかその人はだまされてるような気がする。うまくディズニーに言いくるめられているというかなんと言うか。笑
だいたい、「魔法にかけられて」というタイトルよ。
ハッピーエンディング自体が魔法にかかったままなんちやうのん~?!
「魔法が解けたその後」が気になる!!!!!

あと、ロバート役のパトリック・デンプシーがめっちゃかっこええ。
映画が始まって、なんかみたことある人やなぁ~、と思っていたら、グレイズアナトミーのDR.シェパードやった。
ほんまあの人渋いわ~、かっこええ。

なんちゅう映画の感想や、という感じやけど、ぜひとも映画館に足を運んでみてください。
「魔法にかけられて」、絶賛上映中です。

2008-03-30

Long Day

昨日は長かった。

いったいいつから昨日というたらええかわからへんけど。謎のベトナム料理屋のあと、車をぶっ飛ばしてボンビーの家で開催されている「桃鉄ナイト」に参加するために西脇へいって来た。 ひょんなことから、スーファミの話になって、桃鉄を夜通しやろうぜぃということになったのです。

なつかしのスーファミ。
我らがスーファミ。

遅れていったから他のメンバーはもう集まっていて、マリオをしていた。いやぁ~。懐かしい。ぷよぷよ、スト2、そしてメインイベント桃鉄。桃鉄、大勢でやったんはじめてやったかも。面白かったわ~。やっぱり、スーファミくらいのクオリティのゲームのほうがなんか楽しめるわ。ザ・単純!!!て感じで。

次の日は、これまた東京で知り合いになったスペイン人が姫路に来るかも?!とかいうていたから午前中のうちに家に帰ってスペイン人からの連絡に備えた。家に着いたら意外と頭がさえてきて、寝んでもいけんちゃうん?!というわけのわからん万能感に満たされていた。でもコタツのぬくさにノックアウトで、結局爆睡。しかも、スペイン人も姫路に着たくせにあたしが神戸に住んでると思っていたらしく神戸まで帰ってしまったという連絡をしてきて、さすがに夕方から神戸に行くのはなぁ~~、と思って再会は実現せぇへんかった。でもまぁ、いつかどこかで再会できたらええなぁ。あたしが出会うスペイン人はいつもメールのテンションが高い。heheheheという、日本のメールで言うところの(笑)みたいなんをめっちゃ入れてくる。このご陽気な愛すべきスペイン人が住む国、スペインへの憧れがほんまに募るわ。いつか絶対に行くぞ!!!!!!!!!

この曖昧な予定が消えたから、EMsさんとこぐこぐさんの晩ご飯に合流させてもらうことにした。EMsさんに会うんは、ほんまに久しぶりやったから、めっちゃ楽しみやった。エベレストに行くんも久しぶりやったなぁ、そういえば。少し遅れていくと、店のおっちゃんが「ナマステ~!!」と迎えてくれた。ほうれん草チキンカレーとナンを頼んだ。ここのナンはうまいねんなぁ!!!! おいしい料理を囲んでだらだらと、それはもうだらだらとしゃべった。あたしのノートも見てもらって、EMsさんにお買い上げしてもらって、よりよくするにはどうしたらええんや?!ということをいろいろ相談に乗ってもらった。途中、ラムさん(店のおっちゃん)がやたらとピアスの穴を開けたことを報告してきて、サファイアのことをしきりに「サファリ」というて、さらに「ダイヤのピアスをプレゼントしてほしい」とねだってきた。どうやらネパールに何ヶ月か帰っていたらしく、微妙に日本語がへたくそになっていた気がする。笑 でも、テンションは酔っ払いか?!というくらいに高かった。途中、ラムさんの弟が登場して日本でビジネスをするにはどうしたらいいかと相談されたり、前に予約を取る時にお世話になった調理の人(エムサーさん)が出てきてあのジェスチャーの必死の予約劇のことを覚えてくれていた。しゃべりすぎでのどが渇いてきたからチャイを飲んで、さらにしゃべっていると2杯目はサービスでくれた。 さらにしゃべっていて、そろそろ帰ろうと時計を見ると12時前やった。
ほんま、どんだけおったねんっっ!!!!!という……。

長い一日、いろんな人と楽しい時間をすごせて楽しかった。 さすが、週末!!!

2008-03-29

DSOH!!!

なんのこっちゃ、と思ったでしょう。@タイトル。 "Deep Side Of Himeji" の略です。不意にハードコアな姫路を体験してきたのです!!!!

土曜日に、まさみとムサシに行った。 まさみは最近はまっている革コーナーに釘付けで、私はまたもやOLFAのカッターコーナーにfall in love。 今回購入したのは、OLFAのミシン目カッター。 やばい!!!!!その名の通り、ミシン目に紙が切れるんやで!!! はぁ~~~~~、すごいっ!!!! 手作りチケットとか作れるんやで?!?!(まぁ、作る当てもないけど。笑)

って、ムサシはハードコアとは関係なくて、その後に訪れたところがハードコアなのです。 以前の日記(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=732648203&owner_id=1324703)で書いた「いかがわしさと怪しさをかねそろえたベトナム料理」店についに潜入することに成功したのです!!! 前回、日曜日のランチに行こうとしたら「週末は休み。平日だけ。」と断られたから、今回はちゃんと平日、しかも金曜日の夜といういかにも人がやってきそうな日を選んで行ってきましたよ。 相変わらずいかがわしさを放った入り口。

ドアを開けると、WELCOMEとかかれたマットと市松模様のフロア。店内に続くもうひとつのドアをくぐると、

異様に暗い照明。
客はいない。
というか、店の人もいない。
波打った形の赤いテーブル、
どっしりとした黒や青のソファー、
ステージ、
プロジェクター、
2階へと続く階段、
など、など……。

足を踏み入れてから思わずごくりとつばを飲み込みたくなるこの普通のレストランのイメージとかけ離れた感じ。 物音を聞きつけて、店の人が厨房(というより、台所?!)から出てきた。 私たちの姿を確認して、少し驚いた様子。

「あの~、店やってますか??」
「ヤッテマス。」

さすがにソファーに座るのはためらわれたから、テーブル席を選んだ。 「なんか、すげぇ所にきたなぁ~」とまさみと半笑いになりながらひそひそと話した。 しばらくすると、ベトナム人の兄ちゃんがお絞りと水を持ってきた。 そして、日本語のメニューはないということを告げられた。 なんと!!!!!!!ほぉ~~~う、めちゃくちゃ素敵な予感やん。

ベトナム語で書かれたメニューを持ってこられて、「説明しますから。」といわれた。 とりあえず、説明を聞く前にフォーガー(鶏肉のフォー)を頼んでみた。

「あの、今日はフォーやってません。」

とばっさりと切らた。

「じゃぁ、コム(ご飯の上になんかいろいろのってあるプレート)を。」

と気を取り直していうと、

「あの、それは今日はできません。」

「……、じゃぁ、なにができますか??」
「ベトナムのうどんとか~。春巻きとか。」
「じゃぁ、とりあえず春巻きを。ほかは??」
「ベトナムのうどんとか~。アサリとか~。」
「じゃぁ、それを。」

ほかにメニューを指差しても、今日はやってないとか、週末しかやってないとか言われるばかり。(というか、前来たときは、週末は定休日っていうてたのに?!?!) とりあえず、自分たちが食べたいというよりも「本日店で作れるもの」を強制的に注文させられた感じになった。

しばらく待つと、まず春巻きがやってきた。 小ぶりで茶色くぱりっとあげられた春巻き。 チリソースにつけてぱくりと食べてみると、びっくりした。 ベトナムで食べたそれとまったく同じやった。 一気にベトナム旅の記憶がよみがえってきた。(ジャーナルを、UPしたいんやけど、まだ完成してなくって。) ホーチミンのマダムクックという宿があって、そこは外から帰ると晩御飯をいつもだしてくれててんけど、そこで食べた春巻きと味といい、食感といいまるで一緒やった。 これにはかなり興奮してすっかり、まさみとベトナム旅の話に花が咲いた。 思い出されるいろいろなエピソード。

マダムクックの真黄色の服とか、
ムイネーという町で家のお店を手伝っているあの商売と英語が堪能な少年とか、
事故っていた韓国人の観光客とか、
レッドキャニオンで調子に乗りすぎて自分たちよりも背の高い壁に四方囲まれて一瞬遭難したと思ったこととか、
パンに虫が入っていたときのまさみの絶望したりアクションとか、
ワニ園の近くで食べたお昼ご飯とか、
チャウドックでハーフエアギターをしていたおっちゃんと踊りまくっていた住人とか、
めっちゃ汚らしい中華料理屋で食べたうまい昼ごはんのこととか、
夜に道に迷って途方にくれたこととか、
インパクトのある思い出からほんまどうでもええことまで次々と思い出された。

なんなんや、あの春巻きのパワーは。

それからベトナム風うどんというのは、米でできた麺で食感がぷりぷりしていておいしかった。 スープの味が、ベトナムの味付けやった。 上にたす薬味の草みたいなんは出てこうへんかったけど。 アサリも出てきて、全部そろうと豪華な食卓。 それにしても、どれもめちゃくちゃおいしい。 店の雰囲気は別にして、こういう「現地の食堂」っぽい味が日本で楽しめるのはほんまにうれしい。

注文をしたり、料理を持ってきてもらったりしているうちに店の兄ちゃんとも打ち解けてきて、ベトナムに行ったこをと伝えると、「おお、すごい」といっていた。 プロジェクターでベトナムの風景の映像をさりげなく流してくれたりした。

「この店、今はベトナム人ばっかり。まだ日本人には伝染していない。日本語のメニューを今作っているところ。」

ちょっと単語のミスチョイスはあるものの、日本語が達者でいろいろ教えてくれた。 どうやら、私たちが日本人のお客は第1号やったみたい。 日本人にもこれからどんどん広めていきたいから、好きなベトナム料理を聞かれた。 飲み物の欄に、ビアサイゴンとか333がなかったからそれを指摘すると、

「日本のビールのほうがおいしいでしょ。ベトナムのビール、こっちでは高い。」

なるほど、納得。 別に、ビールを飲んでベトナムを懐かしむよりも安くておいしいビールが飲めたらそれに越したことはないよな、うん。 いつが一番忙しいのかと聞いたら、土曜日の晩なんだそうだ。 一週間を終えて、みんなが騒ぎにやってくるらしい。 大きいプロジェクターに映し出された画面でカラオケをしたり、ディスコみたいに踊り狂ったりするんだそう。 いやぁ~~~、面白そうじゃないか!!!!

「遠慮せずに、またきてね!!!」

と、兄ちゃんに言われて店を後にした。 伝票が、日本語で書かれてあって、それがめちゃくちゃつぼやった。 ええ、きますとも!!!!!!!こさせてくださいな!!!!!!!!という感じやった。

2008-03-27

へたこいた

今日は、東京旅の時に友だちになったドイツの子と姫路城に行ってきた。
なんでも、福島にホームステイしていて、ドイツに帰る前に日本をうろちょろして帰るとのことで行き先を聞いたら「姫路」とか言い出すではないの!!!!
というわけで、アドレスを交換して今日の日のプランを立てていたのです。

おすすめのお昼ご飯といわれて、おもいつかへんなぁ~、と思いつつみゆきどおりを歩いていたら、ありました、ありました。
思い出したよ、おすすめの店。
いわしろ、というカツの定食屋。
怪しいからずっとはいれずにいたんやけど、前にお母さんと近所のおばちゃんの大原さんと思い切って入ってみたら、めっちゃおいしかったんよな~。
謎のソースがうまいのです!!!
というわけで、いわしろに行って、私は「三角物語定食」、彼女は「親子丼」を食べた。

それからぶらぶらと歩きながら姫路城へ行くと、観光客の多さにびっくりする。
季節がええのもあるやろうけど、数年前よりも格段に増えたと思う。
特に、外国人観光客の多さにはびっくりやし、すでに半そでの人がおるんにもびっくりする。いや~、まだ早いでなぁ?!

ドイツ人の彼女は、クリスティアンというんやけどカメラが趣味でおもしろいカメラを持っていた。
東京でも見せてもらったんやけど、その時は古いカメラなんや~、としか言うてなかった。
しかし、使い方を見てびっくり!!
ファインダーを被写体の方向に覗くんではなくて、下を覗くというカメラではじめてみたから衝撃やった。
下向きに覗くと、真正面にあるはずの景色が見えるのだ。
どういう仕組み?!なんか、鏡みたいなのが仕込まれてるんかなぁ?!なんにせよ、秘密のカラクリ覗き穴みたいな、構えるだけでわくわくがとまらへんカメラで、「すげ~~~~!!!!」を連発してしまった。
このからくりカメラ、もう、縦に撮ろうなんて思ったら大変なんである。
彼女はなかなかの才女で、日本語の他に政治も専門なんだそう。
日本語も、日本の歴史やら漢文やらも勉強しているというから驚き。
政治とか国際関係のほうに興味があるから、城の中に展示されてある品々には驚くほど関心が薄かった。
あたしのほうが食いつきすぎなくらい。
そう、それがあかんかった……。

ようやく天守閣まで登って、あたしの家の方角はどっちやとか教えたり、それぞれ写真を撮って遊んでいたりした。
クリスティアンとて、写真撮るのにべたべたつきまとわれながらも気が散るやろうしと思って、天守閣では別々の行動を取っていた。
あたしも、初めてじゃないんやから景色を見渡すのにあんなに夢中になるべきじゃなかったのに、またもや城マジックにかかってふむふむと夢中になってしまった。
はっ、と気づくとクリスティアンが天守閣にいない!!!!!
そういえば、降りる階段付近で写真を撮っていて、あたしもその付近におって、この流れでは下に下りそうな雰囲気になったから「ついたばっかりやから、まだおりひんやんな??」といったけど、それが伝わっていなかったんか?!?!
きっと、あたしが先に下りてしまったんやと勘違いしたに違いない……。
「やべぇ!!」と思って、天守閣の下まで一気に駆け下りたけどそれらしい人がいない。
やっぱり、天守閣の人ごみにまぎれていたのか?!、と思い直して、もう一度天守閣の最上階まで駆け上がった。
でもやっぱりいない。
困ったなぁ……。
携帯もないから連絡の取りようもないし……。
警備の人に放送で呼び出してもらうことにした。
天守閣の入り口でしばらく待ったけどいっこうに来る気配がない。
あれくらいの日本語やったら、絶対にわかるはずやのになぁ、と思いながら、天守閣入り口のおばちゃんに伝言を残して城の入り口まで戻った。

平城時間が迫って続々と人は出てくるのに、ぜんぜんみつからへん。
困ったなぁ。
でも、できることといえばこうして待つことだけ。
いかに携帯に頼って日々生活してるのかを思い知らされる。

しばらく待っていると、知らん携帯の番号から電話が。
クリスティアンからだった。
でも、いる場所を聞いて聞いてびっくり。
なんと「新幹線」!!!!
姫路の後は、奈良に行くことになっていて新幹線の時間が迫っていたから見つけるのをあきらめてとりあえず新幹線に飛び乗ったとのことやった。
はぁ~~~~、よかった!!!!!!!!!
どっかでまだあたしのこと探してたり、迷ったりしてたらどうしようかと思った。
帰りの新幹線の時間もちゃんと聞いてたはずやのに、あんまり時間を気にせずに行動してしまっていました。
時間を気にせずに物事を楽しむことは、場合によってはアウトなのでした。
ほんま、ガイドとしては失格中の失格やわ。
駅の地下のロッカーとかに預けさせたにもかかわらず、よく自分で見つけていってくれたことやわ。
クリスティアンの機転に助けられました。
というか、あたし、何のんびり自ら姫路城楽しんでんねん、やでなぁ……。
ほんまに悪いことをした。

なんか、ちゃんとバイバイを言われへんかったけど、残りの日本滞在を楽しむとともに無事にドイツにつきますように。
そして、またいつかどこかで再会できることを願いつつ……。
その時は今日のどたばたとすれ違いが笑い話になりますように。

Temporary or forever

 久しぶりにFacebookをのぞいてみたけどやっぱりもうしっくりこうへんというか、無理というか。 アカウントを解除する、というやつにしてみた。将来的にまたONにするのかしないのか、それはわからへんけど、とりあえず今はもうええかな、と。