2005-12-05

バッパー一期一会

週末は、久しぶりにバッパーことバックパッカーズに泊まった。そこは、町屋をオーナーのおっちゃんと兄ちゃんが手作りで改造していて、日本のよさを活かした建物だった。天井がやたら低かったり、洗面所が実は屋外にあったり、なんかつぎはぎだらけで、妙に懐かしささえ感じてしまった。(うちのおじいちゃんちがそんな感じやからかな~、とか思ったり。)でも、屋根裏?中二階??がインターネット&読書スペースになっていたり、そこに上がるには階段じゃなくはしごをつかわなあかんとか、入り口のドアがめっちゃ小さかったりと、にくい演出いっぱいでOLD&NEWがうまくミックスされていい雰囲気だった。

さて、やはりバッパーには面白い人がようけとまっている。今回泊まったところは、たぶん日本語でしかWebサイトが無いからやと思うんやけど、宿泊客全員が日本人やったように思う。(全員にはもちろんあってないけど。)まず、オーナーの兄ちゃんは、ドイツに住んでいたり、沖縄にすんでいたり、去年からバッパーをはじめたり、来年か再来年にはドイツにまた戻る予定(自分の中で)だったり、同室の名前が一緒だったりょうこちゃんは、3年働いたから、とりあえず今年1年は旅人をするといって各地を転々としているらしく、先月はインドにいたらしい。今月は京都を攻めるらしく、ひたすらKYOTOな毎日を送っているのだとか。あとは、青森から飛行機でやってきて、一日チャリンコで京都を走りまくっていた子とか、魚眼レンズカメラを持った山陰大好きな男の子とか。その子に言わせると、関西(京都ですら)は、関西弁をつかわへん自分にとっては、悔しいけど「アウェイ」感を痛烈に感じてしまうらしい。ゆえに、山陰大好き。その子もあほなことをようけしてて、1日半位の休みを有効に使おうと、九州に行って、ラーメン食べたまではええけど、半日をゲーセンで過ごして、なにしに行ったやらわからへんかったとか、夜中に砂丘を爆走とか、いろいろ馬鹿エピソードを教えてもらった。しかし、この馬鹿エピソードにこそ私はパワーを感じる。あほなことをようけして、笑っていて、さらにあほなことを企んでいる。そして、なぜか自分ももっとあほな無謀なことをしてやろう、と決意を新たにするのである。(←手のうちようがないですな。笑)連絡先も何も知らんから、次に会える保証はないけど、そういえば、あんなことしてた子がいたなぁ、と思い出す日があるかもしれない。やっぱり旅先での出会いは面白い。

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Temporary or forever

 久しぶりにFacebookをのぞいてみたけどやっぱりもうしっくりこうへんというか、無理というか。 アカウントを解除する、というやつにしてみた。将来的にまたONにするのかしないのか、それはわからへんけど、とりあえず今はもうええかな、と。