2005-05-23

アタックナンバーハーフ

ビデオ屋に行くと、いつものことやけど、どの映画がみたいんやったかようわからへんようになって、結局こんなん借りる予定は特になかったねんけど……、みたいなビデオを借りて帰ることがようある。アタックナンバーハーフもそうなんやけど、前々から『オカマのバレーボールチームの話。しかも実話。』の映画があることは知っていて、機会があればみてみたいと思っていたから、借りるつもりではなかったけどまぁ、ええか、と言う感じやった。

しかし、この映画!!面白いらしいとは聞いていたけど、ほんまに面白かった!!キャラクターが一人一人めっちゃ濃くて、とくにジュンとノンのコンビが最高に面白かった。水牛みたいな顔、とみんなに言われるノンちゃん。水牛みたいな顔てどんなんや……、と思いながらも、言われてみたらそんな気がするなぁ、と言う感じでわらけてくる。おかまの人って、女の人以上に女っぽさを強調するから、ほんまの女の人よりも、しぐさや行動がくねくね、なよなよ(って、これをおかまっぽいと言うのかもしれへんけど。)してるんやけど、それと同時に底抜けに明るい。オーストラリアでゲイパレードを見たときにも思ったけど、底抜けに明るくて、男でも女でも一生懸命に誰かを好きということはとても素晴らしいと思った。このおかまのバレーボールチーム『サトリーレック』にたくさんのファンがついて国民的ヒーローみたいになっていくのも、彼らがおかまで珍しいからではなく、彼らの一生懸命でひたむきなところにみんな共感したからやと思う。同性愛者と聞くと、まだまだ引いてしまう傾向がこの国では強いと思うけど、この映画をみているとそんなことをとやかく偏見の目で見る人たちよりも、彼ら(彼女ら)の方がよっぽど人間らしくて魅力に溢れている。

そして、タイ語!!全く何を言うているのかわからへん!!タイの人がしゃべる英語のように、なんかのんびりゆっくりした音やなぁ、と思った。あと、こんにちは、と言う時に手を合わせている姿がとても印象的。礼儀正しくて、相手に優しく接していてなんだかいいなぁ、と思った。

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Temporary or forever

 久しぶりにFacebookをのぞいてみたけどやっぱりもうしっくりこうへんというか、無理というか。 アカウントを解除する、というやつにしてみた。将来的にまたONにするのかしないのか、それはわからへんけど、とりあえず今はもうええかな、と。