この間読んだ『寝ずの番』という本が面白かった。また図書館にいって、らもの本を駆りあさっているわけやけど、この寝ずの番は、読み始めてから、あぁ、前にも一回借りたなぁ、と思い出した。けど、どうやら途中までしか読んでいなかったらしく、はじめの『寝ずの番』の短編集しか内容は覚えてへんかった。
最後の2つがあたしの中でめっちゃ面白かった。『仔羊ドリー』と『黄色いセロハン』というのがそのタイトルだ。仔羊ドリーは、クローン人間の話なんやけど、『なんからもだらけやなぁ』と思いながら読んだ。らもの小説に出てくる登場人物は、らもっぽい人が多い。ダントツに多いのがアル中なんやけど、この短編に出てくる主人公は、小説家やった。最後の落ちのラインは、電車で読んでいたにもかかわらず、思わず声を出して笑ってしまうところやった。今日、返却に図書館に行った際にらもの本を検索してみると、まだまだ読んでへんやつが結構あることがわかった。貸し出し中の作品も多かったから、今日はいろいろ借りてみた。ナンシー関やら、松本紳介、松本などだ。笑う気満々。
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