今日は、サンフランシスコ郊外にある小学校に行って来た。
というのも、今ステイさせてもらっている友だちのLuciaがボランティアとして働いているからなのです。
いやぁ~~~、ところ変われば、小学生もちゃう、ちゃう!!!
rough area(荒れてると言うといいすぎやけど、あんまり豊かではない地域)にある小学校やと聞いていたから、去年働いていた日本の小学校と比べてしまいます。
幼稚園~3年生までしかない、新しい学校で、校舎は1クラス1つで、制服もあった。
これが驚くほどオーストラリアで教えていた時と似ていた。
スクールカラーは緑らしく、制服やらなにやらいたるところに緑が。
オーストラリアの学校のスクールカラーも緑と赤やったから、ポロシャツの制服があの子らとダブる。
校舎もめっちゃ似ていた。
オーストラリアのやつは、可動やったから、違いはそれだけで、教室の中にはパソコン(めっちゃでかいマック!!)とか、ミニライブラリーがあったり、大きい背の低いタイプの長机を2人くらいでシェアするという感じやった。(幼稚園は、グループ用の丸いテーブル)
チャイムはなくて、時間割もクラスには張ってなかったなぁ。なんか、各学年それぞれのスケジュールで動いてたっぽい。
これまたオーストラリア同様、教科書というものがなくて、リーディングについては、各々に合ったレベルの本を自分で読んだり、あるいはグループリーディングというて友だちと読んだりしていた。
日本の学校と大きく違うのは(って、ほとんどちゃうけど)、子どもらがわりに床に集められて先生の話を聞くというところかなぁ。
低学年でも、日本ってあんまり教室の床に集められることって少ないと思う。ましてや3年生では、ないよなぁ?!
あと、ひとつのクラスの人数の少なさ。
1クラス20人以下やねんけど、教室は日本のやつよりはるかに大きい。
授業中に、グループ別にちゃう活動をすることがあるから、そういうときに便利なんかなぁ。
いろんな国の学校を見るのは面白いな~。
日本の学校ってすごい。
と思うのは、みんなが同じ教科書を使って同じペースで授業を進めてるという点。
それから、1クラスの最高人数が40人という点。
これ、ありえへんと思う。
そして、給食のマナーのよさ。(そら、ちゃんと食べられへん子らもおるし、あたしの行ってた学校の5年生もお世辞にもいいとはいえへんかった)
ランチルームがあったんやけど、もう、ランチの有様ったら、軽い災害やった。
食べたものやごみは床に落とすわ、そうかと思えば、掃除のおじさんがそれをさっと拾いに行く状況って!!!!
いやいや!!!
それは自分でひろわな!!!とういうか、床はゴミ箱ちゃうで!!
掃除も自分らでせぇへんから、いたるところにごみが……。
放課後に、またまた掃除のおじさんが掃除していたから、翌朝にはきれいな状態でスタートできるわけやけど。
一方アメリカのあの学校のすごいところ。
みんな自分の意見をしっかりと持っている。
国籍やバックグラウンドがいろいろやから、「違う」ということに対して寛容。
ヒスパニック系やブラックアメリカン、フィジーやトンガがバックグラウンドという子もいるから日本ではなかなかありえへん状態。
アジア系はほとんどおらへんから、日本と中国の区別があんまりついてへんみたいやったけど。
じゃあ、日本の学校は問題がないんかって言うと決してそうじゃないしなぁ。
じゃあ、アメリカのこの学校には問題がないんかって言うと、それも違う。
めっちゃ難しい。
共通して感じることを挙げるなら、やっぱり、家庭環境ってめっちゃ大事やなぁ、ということ。
ほんで、ほんまに悪いというか救いようのないような子はおらへんということ。
たった一日では表面を見たにすぎひんけど、なんかそういう風に感じた。決め付けじゃなく、思ったこと。
彼らはほんの少し(あるいは、たくさん)Extra手助けが必要なだけやねんなぁ、と思う。
そのためにはやっぱり、結局そこに戻るんかという感じやけど、それぞれの学校・クラスに応じた学校・学級経営が必要やなぁ。
とかなんとか、えらそうなことをいいながら、実際のところは子どもと一緒になってわいわい楽しんでいただけやったり。笑
ヒスパニック系の子が多いから、スペイン語と英語のバイリンガルの子がたくさんいて、そのうちの何人かにスペイン語を教えてもらった。
犬ってなんて言うん??と聞いたら、ペロ、というらしい。(日本で、ペロっていう犬の名前結構あるっぽいけど、スペイン語で、犬という意味やったとは!!笑)
でもあたしの発音が悪いらしく、何回も言い直していたら爆笑される始末。
何でかと思ったら、あたしの発音がスペイン語で「おなら」というてるように聞こえるらしい。
ほんま、おならうんこお尻トークは、万国共通の子どものツボなんやなぁ~。うけるわ。
ほんでもって、結局子どもはおもろいもんには食いつくというわけやなぁ。
オモローが世界を救うは、大正解やな。
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