2006-07-08

「僕はかつて酒と同棲していた」

という言葉を残したのは中島らもですが、昨日はめっちゃ久しぶりに飲みに行ってきた。6月はちょいとばたばたと忙しくしていたから、帰りに誰かと会ってご飯……、なんていう心の余裕がなかったわけで誰とも会わずにもくもくと毎日を過ごしていたわけです。いくつものことを同時に器用にこなせず、とりあえず今のやっつけるべきをこなすしかできひんアナログな人間です。まぁ、それはさておき、昨日は金曜日やし、次の日は休みやし、久しぶりに会う友達やし、テンションあがる要素がてんこ盛りでスタートしたわけです。

しかも、素敵な一日の始まりにふさわしく、朝駅に向かう途中で私が始めて英語を習ったECCの先生に出くわした。ごみの日やったらしく、ゴミ袋を捨ててきた帰りらしかった。その先生の教える技術は一品で、私たちが行っていたころはまだ「あなたの街のECC教室」という感じやったけど、今や、「英語はあそこで習えば間違いない」という評判の塾化している。そうなると近寄りがたい感じで、先生、英語の楽しさを教えずに受験英語教育に染まってしまったんやろうか、とちょっと寂しい気持ちになっていたけど、久しぶりに会った先生は「あっら~!ひさしぶりやん!帰ってきとったんや!もうずっと向こうに住むつもりかと思ってたわ~!」とあっけらかんと声をかけてくれた。私が「またお金がたまったら脱出するつもりやねん」というと、「私も~~~~!!!!!下の子が今高1やから、もうちょっとやわ!先行って家探しといて!」と、海外に移り住む気満々のコメントが返ってきて、パワフルな先生らしいと思った。その先生のおかげで、海外は、そして英語はおもろい!というのを知って今があるから、ほんまにその先生には感謝してる。私はまだカナダに行ったことがないけど、カナダは先生一押しの国でその頃からの憧れやから、絶対に将来行きたいと思っている。ほんま、不思議なもので、このほんの一瞬の会話でめちゃくちゃパワーをもらった気がする。

さて、定時後。金曜日をなめたらあかんな。予約とかしてなく店に行くと、どこも予約やらカウンターなら、とことごとく断られる。このメンバーでご飯を食べに行くと、いつもどこいこう~?!と会ってから行き先を決めるような具合やねんな。完全に金曜日の繁盛振りをなめてかかってるわ。あかんかったらあそこでええやん、の「あそこ」にすら振られる始末で、空腹のまましばらく路頭をさまようはめになってしまった。ようやく店が見つかって落ち着いたら、もうこっちのもの。それと~、これと~、とまさにマイケル状態で注文していると、店の人に「多くないですか?机の上うまりますよ??」とストップをかけられる始末。確かに多かったけど、全部食べてしまったわ……。みわちゃんが、「ほんまこのメンバーと着たら、量を気にせず食べられるからええわ~」といっていた。確かに、まったく気にせずにいけますな。確かにほんまに楽しかった!!楽しいもんで調子に乗って、3件行った。2件目のスポーツバーでは、オーナーがアメリカ人のおっちゃんでしばらく一緒に飲んでいて名言、いただきました。

「Who cares!」

こう、英語をしゃべる集団の中に自分がいたときに、どうしても聞き手になって会話に入って行かれへんのが悩みや、みたいな事を言うた時に言うてくれたんが上の言葉。"you still can communicate! that's enough, and enough is enough.(話してる内容がわかればそれでいいじゃん、それでコミュニケーションが取れてるんやん。言葉がなくても。それで十分やん??)"というようなことを言うていた。そうやんな。言葉はツールでしかないものな。そんなことにこだわっていてはあかんね。まさに、who caresの精神でいかなあかんなと思った。プラス、やっぱり英語が飛び交うところに行くとええなぁ~と思う。もっと練習せななあぁ…とも痛感するけどな。

私はらものように酒と同棲するようなことはないけど、それでも酒は久しぶりの友達のように両手を広げて歓迎してくれるのです。以上、英語と酒は楽しいという話でした。

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Temporary or forever

 久しぶりにFacebookをのぞいてみたけどやっぱりもうしっくりこうへんというか、無理というか。 アカウントを解除する、というやつにしてみた。将来的にまたONにするのかしないのか、それはわからへんけど、とりあえず今はもうええかな、と。