2006-03-06

海へ!!!

予定のない休日は、ほんまにスロースターターになってしまいます。今日も、昼前におきてきて、まずは昨日借りてきた映画を見た。"Good bye! Lenin!"という映画やけど、前にも見たことがあるんやけど、音声ドイツ語で英語字幕で見たからあんまり、っていうか結構わからへんところだらけで、今回ようやく日本語字幕で見直すことができてよかった。主人公は、この間みた"ベルリン、僕らの革命"の俳優と同じ人。いやー、彼はいい。っていうか、好みの顔なんやろう。"Good bye! Lenin!"は、ベルリンの壁の崩壊前後の時代が舞台で、心臓発作で倒れた母が昏睡状態で眠るうちにベルリンの壁が崩壊してしまい、その後の旧東ドイツには、旧西ドイツの資本主義のモノや考えや紙幣、その他諸々が押し寄せる。数ヵ月後に母は意識を取り戻すも、心臓によくないから社会主義派であった母にショックを与えないようにするために、「壁は崩壊していない」を「現実」としようと主人公であり息子であるアレックスからみた「ドイツ」の話である。east side galleryでベルリンの壁の残りを見たときにも思ったけど、壁が東西のドイツを隔てていたのは、ほんまについ最近までの事というのが信じられへん。壁の崩壊が1990年やから、私は8歳くらいやし、今からみても10数年前の「現実」なのだ。ほんまに、しんじらへん。さて、この映画は、なかなか面白い。途中本当のニュースの映像なども織り込まれているから、歴史についてもちょっと考えさせられてしまう気がします。

その後、ぶらーっとどこかに行こうかと思ったけど、結局トミーズの「泊めて!」という、日曜日の午後っぽい特番をみてしまった。それが終わって、もう4時半を過ぎた頃にようやく出かけようという気がわいてきた。しかもなぜか、海がみたいなー!!!!と言うわけのワカランもので。日没に間にあわへんかも?!と思いながらも、見たいったらみたいよな~!と思って、車を走らせた。久々にget up kidsのsomething to write home aboutを聴いたけど、これがまたええねん。海に着いたらぎりぎり日没に間に合った。太陽が海に沈むところが見れるかも??と思ったけど、下の方が雲ががっていて、雲に沈む様子しか見られへんかった。でも、雲の中をなお太陽が沈んで、雲の薄い部分にきた時、真っ赤な円が灰色の雲の中にくっきりと浮かび上がって、これがまた、言葉では言いあわらされへんような、なんとも感動的なもんやった。ほんま、なんというか、日本人の子どもが赤いクレヨンでまん丸に描くような、それくらい円くて赤い絵のような。それもしばらくしたら厚い雲の中に消えていってしまった。やっぱり、こうしてたまに海とかをボケ~っと見るとええよな。心が落ち着く。日曜日の夕暮れ時に一人、なんとも怪しい人という位置付けではあるけどさ。笑 まぁ、そんなこんなで、週末は今週も一瞬で過ぎていったのでした。

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Temporary or forever

 久しぶりにFacebookをのぞいてみたけどやっぱりもうしっくりこうへんというか、無理というか。 アカウントを解除する、というやつにしてみた。将来的にまたONにするのかしないのか、それはわからへんけど、とりあえず今はもうええかな、と。