2008-05-30

この暇を埋めるために

あまりに暇すぎた。 ノートもバリバリ作れねぇ。ということで、本作りました。って、誰に向けてやねん。
な感じやけど。 とりあえず、豆本の豆を取って「ザ・ビーン」という本です。内容は、自分がええなぁと思っていることと旅についてだらだら書いてある本です。 お求めはお近くの書店で……。 ……買えねえっつうの。笑

2008-05-29

専用

今日は、お母さんと三宮に行ってきた。
目的は、

①そごうで開催中の四国物産展を見に行く。
②お母さんのかばんを買いに行く。
③EINの色鉛筆コーナー&ナガサワ本店を見に行く。

です。

LOFTでラッキーなことにかばんをこうてもらった。
もう、コピーがどつぼです。
「街歩き専用」。@【写真1】
誰やねん、このコピー考えたのん!!!
天才ですか!!!!!!!
惚れるわ~~。
これをもって街をくまなく歩こうっと。
ああ、楽しみ。

ナガサワ本店は、残念ながら棚卸で休みやった。
でもその隣の万年筆コーナーは開いていた。
めちゃくちゃかっこええノート見つけた。
ライフという日本のメーカーです。
あれの、A4の方眼ノートは渋いわ~~。
すぐに使い道がおもいつかへんし、結構いい値段してたから手はでぇへん買ったけど、憧れるわ~。
そこで、お母さんが中学校の時に使っていた万年筆と同じデザインのやつがあった。
もう絶版となっていたけど、インクは合うやつがあるらしく、ほんなら家にあるのんも使えるかも?!というて、インクだけをこうて帰った。
何十年も使ってへんかったから、インクが詰まっていて出が悪かった。
やっぱりあかんのか?!と思いながらも、ペン先をお湯で洗ったりなんだ、かんだ、として、ちゃんとインクが出るようになって、再びよみがえりました。
さすが万年筆!!!!!!
早速今日からその復活した万年筆を使うと言うて、張り切っておる母です。

いやぁ~、やっぱり万年筆、憧れるなぁ。
あの万年筆売り場におったおっちゃんやらおばちゃんやら、みんなかっこよかったもんなぁ~。
「万年筆=大人の文具」やなぁ、かっこいいわ~。

それにしても、今日は雨の天気予報やったのに、雨降らずでラッキーやった。
それどころかだんだん晴れてきて、最終的には【写真2】のような快晴に。
何回もみなおしてしまうほどの濃い青で、なんかすごい元気をもらった。

2008-05-28

creep

最近、かなりの頻度でradioheadのpablo honeyを聴いている。何でかわからへんけど、とにかく"creep"聴きたい聴きたい聴きたいとなっていた。でも、よう考えたらpablo honeyもってへんし。えらいこっちゃ。とりあえずYouTubeでいろんなcreepを検索しては聴いていた。94年くらいのトムヨークがめちゃくちゃかっこええ。なんなんやろう、あの感情的で、聴いているとこっちの気持ちが締め付けられるような歌い方は。ほんまに、それ以来どっぷりradiohead。ツタヤにいってpablo honeyを借りた。やばいな、あのアルバム、こんなに良かったんや……!!!!!!何で今までスルーしてたんやろうなぁ、というくらいにいい。ほんで、ますますはまって聴き続けているわけです。ああいう、不器用というか、等身大の自分と向き合った歌にどうもひかれる傾向がある。90年代の。weezerのriversのかく歌といい、そしてこのpablo honeyにおけるトムヨークといい。

理由と目的

とりあえず、早起きはしとかなあかんなと思いつつなかなかできひん。
今日も朝起きてそれを悔やんでいると、お母さんに

「そら、早よ起きる理由ないやん。無理やわ」

といわれた。
確かに。
理由なく何かを継続するのんってめちゃくちゃ難しい。
というか、そもそも出来るんかって言う話。
目的があって、そのための理由があって、何をするべきなんかを考えて、行動する。
ややこしいです。人間は。
一つ一つの行動に理由付けをするのはあほらしいと思う。
でも、すべての時間が自分次第ならば、目的とそれに向かう理由付けが必要なのかも知れへん。

昼から、弟を駅まで送って、お母さんと雑貨屋を見に行った。
無性に疲れてきて、あぁ、なんかめっちゃあかん、と思った。
あかんなーと思った時にまた、あー、もう髪の毛いらんかも、と思ってきた。
髪の毛が気合のバロメーターというのもなんか変やけど。
とりあえず前髪でも切って気合入れようかな。

2008-05-27

なんか

日々、金のかからん遊びを模索している私です。
昨日は、狂ったようにノートを作っていたので、今日はちゃうことを。
朝は、職安のセミナーを受けてきた。
30分ほどのビデオを観るっていうやつやった。
それから家に帰って、昼から図書館に行ってきた。

私の住んでいる町は、平成の大合併で姫路市に合併されたんやけど、特に何も変わったことを肌で感じてへんかってんな。
まぁ、ごみぶくろが変わったとか、そういう程度。
この間から、図書館が蔵書整理とかなんやかんやとしていて、休館日が知らん間に変わっていた。
そんなことやから、ぜんぜん図書館に行ってへんかってんけど、今日行ってみて驚いた。

本、すくな!!!!!!!

本が驚くほど減っていた。
姫路市に合併されたことによって、重複しているやつとかは大量に減らされたみたい。
なんか、棚ががらがらで、いかにも「分館ですねん」という感じが、なんとも寂しい。
そら~、棚がぎっしりあるからというて、全部読むんか、お前は?!ときかれれば、そんなことは決してないんやけど、なんかやっぱり寂しい感じはするよなぁ。
格下げ、じゃないけど、なんか、いかにも吸収されました感が漂っていて。

うん、なんか切ない今日の午後でした。

2008-05-24

王将

今日は、久しぶりに、spokanadaことまさみと遊んできた。
最近まさみと遊ぶといえば、もっぱらホームセンタームサシに行くのが定番になっている。
まず、上のARC OASISという画材屋さんで、あたしは文具コーナーをうろうろ眺めて、まさみは革コーナーでじろじろ品定めして、最後に合流してこうた物をお互い絶賛して、最後は下のホームセンタームサシで工具などをちらっと見て帰るのです。
いやぁ~、なんなんや。
DIY好きの夫婦か!!といわんばかりの時間のつぶし方やなぁ。ははは。

まぁ、それはさておき、今日もそのルートをたどったんやけど、ムサシに行く前に姫路の花田にある革の店に行ってきた。
姫路は、なめし皮産業が盛んなんやけど特に市川沿いの花田の地域には皮革工場とかがたくさん集中している。
まさみは、少し前から革で小物を作るのにはまっているから、きっと花田に行けば安く革を仕入れられるところがあるはず!!ということで目をつけていたのです。
インターネットで調べたところに前に行ったら営業時間を過ぎていて寄られへんかったから、今回は早めに行こうとリベンジ決行。
まさみはすでに足を運んだことがあるようで、その安さを絶賛していた。
おばちゃんが気のいい人で、いろいろしゃべっていて、川を作る工程を見学してみたいとお願いすると工場の人に頼んでおいてくれるとのことやった。
もしかすると、近々革工場見学が実現するかも。楽しみや。
それと、謎のおっちゃんがいて、おっちゃんはしきりに「革のブレスレットをつくらへんか?!」と勧めてきた。
なんか革代100円と金具代50円で、2-3分で編めるから!!!とかなりプッシュされたけど、「また今度にします」と断ったのに、なんか最終的には「編み方教えたる!!!!」と皮のひもをそれぞれ1本渡されて、編み方講習が始まった。
それが完成すると、穴を開けてくれーの、結局金具をつけてくれーので、なんかストラップができた。
おお、おっちゃん、気前がいいなぁ、というか、誰かに編み方を教えたかったねんなぁ、とおっちゃんの親切に圧倒されつつ出来上がったストラップはちゃっかりもらって帰ることにした。
いやぁ、なんか面白いところやったわ。

なんか中途半端な時間にお昼ご飯を食べたから、もうお茶だけして帰ろうかー、とコーヒーを飲みにいった。
ほんでしゃべりこんだらまた中途半端な時間になって、晩ご飯どうしようなぁ、まぁ、帰るか、と帰りかけた。
ほんで急に「王将」のことが頭をよぎった。
そういえば、ここ数年くらい王将、行ってないなぁ、ということに気がついた。
小学生とか中学生くらいの時は家族でたまに食べに行っていたはずやねんけど、気がつけば、王将に長いこといってへん。
友だちと遊んでいて、ご飯どうするー?!となって、「王将に行こう!!!」って、そう言えばなったことないわ。
でも昔行っていた王将がきれいになったとか言う話を弟から聞いていて、気にはなっていたのです、王将。
何気に王将の近くにおったし、まさみに試しに「王将行ってみいひん?!」と提案してみた。
そしたら、のってきたので、そのまま王将へ行った。
めっちゃきれいに改装されていてびっくりした。
でも入ったら王将のにおいやった。
こんでいてカウンターに案内されたら、厨房が丸見えやった。
めっちゃ急がしそうやった。すげぇ、王将の裏側見たり!!!という感じで、見ててもぜんぜんあきひんかった。
なんなら、厨房を見るために王将に行ってもええわ、と思ったくらいやった。
王将というたら、あたしの中ではやっぱり天津飯やでなー、と思って天津飯を頼んだ。
出てくるスピードが尋常じゃなくて、また驚いた。
そして、会計時にまた驚いた。
王将って、あんなに安かったっけ?!
すごいな、王将。

まさみが帰った後、ノートを作ってみた。【写真1】
花田の皮屋さんで、あたしも革を1枚こうていたのです。
もしかしたらあれが作れるかも知れへんと思って。
「あれ」というのは、この間雑貨屋さんで見つけた「リフィル革ノート」のことで、表紙は革でできていて、ひもで綴じてあるんやけど、その結び方が簡単になっていて、中の紙を新しく入れ替えて半永久的にその表紙を使えるというもの。
これはおもろい、と食いついて、じろじろ見て構造をぼんやり覚えて帰っていたのです。
そんな折り、加工しやすそうなすでにいい大きさにカットされた革を見つけたから、作ってみたというわけです。
中は、シンプルにコピー用紙を入れたのみで、ひもはバングラディシュの麻ひもで、はじめは短くしていたけど、やっぱりわざと長く継ぎ足してぐるぐる巻きできるようにして、ノートがだらしなくひらかへんようにしてみました。
革やから使い込んだらええ味出てくるはずやし、手のひらよりちょっと大きいくらいやから持ち運びにも便利やし、中もリフィル可能やからしょうもないメモでも落書きでも何でも書き留められるなぁ、とワクワクの仕上がりになった。

say イエイっ!!!!

最近は、圧倒的なオンライン率を誇っている私です。

今日は、うれしいことがありました。
あみノートのことです。
ななななんと、もう1箇所で置いてもらえることになりました!!!オーイエイイイ!!!
ほんまはもう少し前に声はかけてもらっていたんやけど、もう1件の雑貨屋さんのほうにも報告したり、「こんなん作ってます」という見せるための作品を用意したりするのに準備期間が必要やって、今日になりました。
今回置いてもらえることになったのは、NAYA工房さんです。
主のKAO.さんの名前は結構前から聞いていたけど、最近になってようやく一緒に話す機会があって、EMsさんの口利きもあって今回の話にいたったのです。

KAO.さんも、かなりの紙好きです。
あたしが無駄に「紙いいよなぁ~~~!!!!」というテンションで紙を好きならば、KAO.さんはプロフェッショナル的に紙が好きな人です。
ちびまるこちゃんのキャラでたとえるなら、あたしの紙好きのテンションは山田で、KAO.さんは長山くんと言ったところでしょうか。(って、ようわからんたとえやけど。笑)
職業柄紙をたくさん扱うから、半端の紙が出るらしくそれを有効活用できるなら譲ってもらえるようになるかもしれません。
ここも、大きなポイントです。
やっぱり、個人やと集まる紙に限界があるから、こうやって繋がりができるとより多くの素材にも出会えるんかなぁ~、とその可能性に目がきらきらしてしまいます。

今日持っていって、早速NAYA工房入り口付近の棚に置かせてもらっています。
ポップも自分で書いてみました。
NAYA工房さんへ行かれた際は、ぜひぜひ見てみてくださいな!!!!!

ほんま、こうしていろんな人に見てもらえるチャンスをくれたKAO.さん、そしてあみノートを応援してくれる友だちに感謝感謝!!!!!
ほんまに、ありがとう!!!!

とりあえず、店舗においてもらうのはitsumoさんとNAYA工房さんの2箇所に絞って、がんばろうと思います。
6月に入ったら、えっちゃんに誘ってもらっている手作り市in加古川に参加する予定なので、そっちに向けても気合入れて紙で遊ぼうと思います。

http://handmade-punkt.blogspot.com/

2008-05-21

Koffein und Musik

昨日は寝すぎた。
寝すぎはあかんなぁ。
なんかこう、一日中頭がぼーっとするというか、しゃんとせぇへんまま終わっていくという感じがして。
結局、朝しようと思っていたことが昼からするはめになって、それが夕方までずれ込んで、とまぁ、寝すぎはええことなしやったのです。

今日は、昨日よりは早く起きて、午前中からノート作成。
真剣にやっていると、のどが渇く。
ほんま、結構のどが渇く。
午前中は水を飲みながら、午後からはカフェインやーーー!!!!とコーヒーをそばに置いて紙とにらめっこ。
水分と、もうひとつ欠かせへんものというたらやっぱり音楽。
真剣にしていたら音なんかいらんと思う時もあるんやけど、やっぱり何かを聴いている方が、根を詰めすぎひんというかなんと言うか、リラックスしながら作業ができる気がする。

ほんっま、今私の中で猛烈にアツイのがレディオヘッドのcreep。
やばい。
YouTubeでいろんなバージョンのを探してきてはそればっかり聴いてたなぁ、昼間。
何年か前春になると、無性にthe bendsが聴きたくなっていたけど、今年は今になって無性にcreepです。
いやー、名曲。
94年くらいのトムヨーク、めっちゃかっこええ。
なんか、めっちゃエモーショナルで、荒々しいのに優しいボーカルで、なんか、見てると泣きそうになる。
すげえバンドやな。

最近お母さんが猛烈にパンを焼いている。
粉の賞味期限が若干過ぎていて早く使いたいらしい。
今日は、レーズンパンを作っていた。
うまい。パン、おいしい!!!!

2008-05-20

写真

やっぱり、写真ってええなぁ~~!!!
何を、いきなり!と思われるかも知れへんけど、やっぱり現像せなあかんなぁ、写真。
デジタルで管理しておくだけやったら、やっぱり味気ない。

こないだおじいちゃんちに行った時におじいちゃんの写真とか、作品の写真とかいっぱい撮ってて、昨日から親がまたおじいちゃんの様子を見に行くというから撮った写真を現像してそれをアルバムに入れて持っていってもらった。
今日お母さんが帰ってきたら、「おじいちゃん、めっちゃ喜んでたわ~」とのことやった。
いやぁ、よかったよかった。
おばあちゃんにも、こないだSusiが来てた時に一緒に撮った写真を現像して持っていったら、めっちゃ喜んでくれたしな。

やっぱり現像せなあかんな。
現像した写真を手にとって、ひっくり返して、近づけて、遠ざけて、見て、笑って、見て、懐かしんで、見て!!!
写真って、楽しいなぁと改めて感じる瞬間やなぁ、と思うわけです。

レッツ現像!!

現像推進委員会。

2008-05-18

アフターセミナー

納屋食堂に行って、えっちゃんに作ったメモ帳を渡しに行って、EMsさんに会って、KAO.さんにも会って、すんばらしい真っ赤な夕日を拝んだ。

しばらくだらだらして、7時くらいに出て、そこから歩いた。
はじめは2駅くらいだけ歩こうかと思っていた。
2駅向こうの駅に着いたら、なんかちょうど電車が出たばっかりぽくて、次の電車の時間まで20分弱。

う~ん、次の駅まで歩けるかも?!
次の駅から電車に乗ることにしようか?!

と、再び歩き始めて、3駅目。
予想通り、次の電車に間に合いそうやった。
しかーし、遮断機に阻まれ乗り遅れた。

さて、次の電車は……??
やはり20分後くらい。
う~ん、次の駅まで……歩けるかも?!

って、次は自分の駅やん。
ええい、やけくそ。
やっぱり次の駅につくころに、次の電車が出たばっかりなのです。
というわけで、姫路駅から4駅(線路の長さで約8キロやから、普通の道やとどれくらいやろ?!9~10キロくらいか?!笑)を1時間40分弱で完歩!!!!!
やっぱり長時間歩くと、手の先に血がたまる。腕をもっと振って歩かねばね。
……何のこっちゃ。

達成したことがあほらしすぎるほどに妙に誇らしい気持ちになるのは何ででしょう。
それにしても、日が暮れてからの散歩は結構面白い。
今の季節やからかな。気温もちょうど!!
ナイトハイキング、誰かご一緒しませんか。笑

セミナー

今日は、イーグレ姫路に行ってきた。
おかん情報で、なんか写真展がやってるとのことやったからそれを見に行ってみたねんな。
お母さんの言うていたとおり、シラス漁の写真は幻想的できれいな写真やった。
写真展としては、あたし的には東京で見たAPA AWARD 2008(広告写真の展覧会)の方がテーマがあったし、やっぱり広告という点においてその視点や表現が豊かやったから面白かったなぁ~。

とりあえずイーグレにきたから国際交流のコーナーものぞいておこうと思って、4階に行ってみたらすごい人やった。
いつもひっそりしてるのになぁ。
それというのも、この間まで行われていた菓子博で展示されていた工芸菓子の一部が期間限定で無料で展示されているのです。
そらぁ~、人集まるわなぁ。
えらい並んでいました。あたしはみいひんかったけど。
例の姫路城の工芸菓子は、最低1年くらいは市役所に展示されるとのことやったから、もうちょいブームが去ってからひっそり見に行ってみようと企んでいます。

さて、みなさんは「フェアトレード」というのをご存知でしょうか。
「公平な貿易」と訳されて、簡単に説明すると、途上国の生産者と先進国の買い手の間で直接的な関係を作り上げていくという活動のことをさします。
あたしがこの「フェアトレード」という言葉に始めて出会ったのは、去年の今頃でした。
姫路のクラフト市で出会ったノート作りの明石のおっちゃんとしゃべっている時に聞いたのが初めてでした。(おっちゃんにこんないろんな世界の紙をどこで手に入れているのかと聞いた答えが、フェアトレード、だったのです。)
そして5月はフェアトレード月間だというのを、昨日知りました。
itsumoさんという雑貨屋さんをのぞくとフェアトレードウィークが開催されていて、さまざまなフェアトレードのグッズが店頭に並んでいました。
あたしも、バングラディシュのハンドメイドの麻糸とどこの国か忘れたけど(オイ)、手漉きの名刺用のカードを買いました。
その時にフェアトレードについてのフライヤーをもらって、ちょうどインターネットで検索したばかり(www.peopletree.co.jp)やったところへ、「フェアトレード入門セミナー」というのが約1時間後に、ここイーグレで開催されるという張り紙を見つけた。
こんなタイムリーな話、あんねんなぁ~~~!!!
あたしのフェアトレードのイメージは、工芸品や民芸品を扱うというイメージが強かったけど、今回のセミナーでは食べ物を扱っているという点にも惹かれた。
国際交流室の事務局に行ってみると、参加費は無料やしまだ空きがあるということやったから参加してみることにした。

はじめは、2時間のセミナーということでうっかり眠ったらどうしようとか心配していたけど、参加体験型のセミナーで、他の参加者の人とも交流できて面白かった。
講師の方は、今春まで高校の家庭科の先生をされていたそうで、話し方もうまいし、見やすい資料や講義の流れで最初から最後まで引き込まれた。
ただ単にフェアトレードの仕組みを学ぶだけではなく、先進国と途上国の関係を歴史的(植民地時代の話)な切り口から見ていったり、経済的側面と社会啓発的側面があるということを知ることで、フェアトレードが両者にもたらす意味や意義についても深く考えるきっかけになった。
また、途上国の人が作った品を「途上国の人が作ったものを買ってあげよう」という同情的な気持ちで買うのは「フェア」ではない、つまり、これではトレードとして成り立っていないのです。
生産者と消費者がお互いに納得して生まれるトレードこそが、フェアトレードなのです。

お互いにフェアであるにはどうすればいいのかについてみんなで考えました。
生産者は、自分たちの生活を守るために適切な対価・情報・お金・安定が保障されなければなりません。
そのために、生産物の品質を向上させて安心できるもの(=価値のあるもの)を供給する必要があります。
一方、消費者は、自分がほしいと思うもの(安全で安心なもの)が手に入ることが保障されなければなりません。
そのために、製品の価値を認められる消費者になる必要があります。
安いものが本当にいいものなのでしょうか。
反対に、高いからといってそれが本当にいいものなのでしょうか。
安心して買いたいものは、誰が作っているのでしょうか。

また、フェアトレード製品が生産者の現状などを伝える役割を持ち、生産者と買い手が直接結びつくので「顔と顔の見える貿易」とも呼ばれているそうです。
これは、なにも先進国と途上国の関係だけではなく、国内においての消費者と生産者の関係にも置き換えられるのではないかという見方をされる方もいて興味深かった。つまり、地産地消が注目されているのは両者の直接的な結びつきの重要性が見直されているということです。

うまく説明できてないくせに、うじゃうじゃと小難しい日記になってしまったけど、まずはやっぱり知ることが大切やと思った。
日本でのフェアトレードの商品の販売量は、先進国の中でも飛びぬけて低いらしい。
その原因のひとつに、フェアトレードという考え方、あるいはその言葉自体の浸透のしてなさが挙げられるのではないかな、と思った。
2時間のセミナーでは、すべてを知ることはできひんかったけど、そのきっかけになる考え方や、関心は大いに高まったと思う。
そして自分には何ができるか、と考えた時に思いつたのは、フェアトレード品を進んで買うことではなくて、この考え方を誰かに伝えるということやと思った。
そういうわけで、日記に書いてみました。(自分の考えを整理するためでもあるけど。)
今までこんなセミナーがあったことや、参加している人が年齢もさまざまであんなにたくさんいると知らんかったから、今日は偶然とはいえ貴重な時間を持つことができたなぁ、と思う。

Temporary or forever

 久しぶりにFacebookをのぞいてみたけどやっぱりもうしっくりこうへんというか、無理というか。 アカウントを解除する、というやつにしてみた。将来的にまたONにするのかしないのか、それはわからへんけど、とりあえず今はもうええかな、と。