2006-01-14

do not make me mad!!

今日は久しぶりの雨でした。昼前に起きてきて、だらだらとせやねんを見て、だらだらと車で出かけた。ガソリンを入れに行くと、かなり混雑していた。そのガソリンスタンドは、他の店よりも圧倒的に安いがゆえに、圧倒的にいつもこんでいるのだ。いつもてきぱきしきって車を誘導してくれる店員さんがおるのに、今日は雨やし誰も誘導してくれへんもんやから、路上にばっかり車が溜まっていって、全然ガソリンスタンドの敷地にうまいこと車が進んでいなかった。私は、反対車線からの入車やから、対向車が過ぎるのを待っているうちに、どんどん後からきた反対車線側の車たちににピットインを先越されてしまっていた。ようやく入れる、と思ってハンドルを切ったら、前の車が予想外のところでブレーキを踏んだ。あほか、おまえ!!!そこはもうちょっと前に行けよ!!!っていうか、そこで止まったら前ガラ空きやのに、後ろばっかり詰まるやん!!!という、ほんまにあほみたいな運転をしていて、思わずクラクションを鳴らしてやった。あ・ほ・か!!!の気持ちをこめて3回ならしてやった。あ、これはうそ。けど、そういうあほみたいなKY(Kiken Yochi)をせぇへん運転はほんまに腹がたつ。ただでさえ混んでるし、雨が降ってるしで運転しずらくてみんないらいらくるところやのに、あの馬鹿運転手は最高にいらいらさせてくれた。

しかしここで中指を立てても仕方ない、と気を取り直してCDを爆音にしてでかい画材屋さんに向かった。1階がホームセンターで、2階が画材屋とホームセンターの続きというところで、ステーショナリー好きの私にはたまらへん場所なのです。今日は、まず紙を見た。色々な種類の紙があって迷うところやけど、結局は一目ぼれしたドットのやつを買うことにした。ええ感じのレトロモダンという水玉具合で、地の朱色も渋いです。もちろんこれは、カレンダーの土台にしてやろうというつもりで、少々フライング気味での購入です。自分らで作るカレンダーとは別に、今日はカレンダーを購入した。まだ1月が始まって2週間しかたっていないのに、売れ残った今年のカレンダーは半額にまで下がっていた。近年多く見られる画家シリーズにかなり食いついた。絵は詳しくないくせに、最近見るのが妙に好きなのだ。8月に名古屋に行った時に、『イタリア村』とかいうところでみたジェームスナントカという人のカレンダーもあった。実物は所々飛び出す柄みたいになっていてめちゃくちゃファンキーで斬新やったけど、平面のカレンダーになってもそのポップさと元気さは健在でなかなかええ感じやった。でも、サンプルの現品しかなかったからやめとくことにした。最終的に候補が、ダリ、ゴッホ、ウォーホールと絞られてかなり迷ったけど、ウォーホールにした。なんか、ダリとかは気分が滅入っている時に見たら本気で凹みそうな気がしたからなぁ。それに引き換えウォーホールのは、ポップアートなので結構元気がでそうな気がしたのだ。それと、北斎のカレンダーも小さ目のものを2個買った。アメリカで世話になってずっとコンタクトを取っているホストファミリーと、オーストラリアでいちばん世話になったホストファミリーに送ってあげようかなー、と思ったのだ。外国人に何かプレゼントを……と考えた時に、異常に日本っぽいものを選んでしまうのは何でなんやろう……、とも思うんやけど、この北斎カレンダーはめちゃくちゃ渋いっす!!!ほんま、一目ぼれ。色々日本ぽいのを探し回っていたけど、この北斎カレンダーの表紙の赤富士を見た時点で即決やった。やっぱり、日本らしさ、日本の美しさを知ってもらいたいもんな~!と言う訳で、カレンダー!今年一年よろしく!!!!

シェイクスピア、なんなん!!!

彼は1564年に生まれ、1616年に没した劇作家である。「である」、っていうか、らしい!今調べて知った。1564年といえば、いまから442年前で、1616年になくなった日本の武将は、かの有名な徳川家康である。つまり日本で言えば、戦国時代~江戸時代くらいに生きた人、そうそれがっっ!!!ウィリアムシェイクスピアさんなのだ。

なんでいきなりシェイクスピアのことを書いているのかというと、このblogのリンクにも張っている岩波書店の「今日の名言」というサイトの本日(1/13付)の言葉こそが彼の言葉なのだ。早速引用してみます。

<「これが最悪」などと言える間は、まだ実際のどん底なのではない。>

「リア王」という彼の晩年の作品のひとつの中のセリフだそうだ。何がすごいって、これを今読んでまさかこの言葉が400年以上も前の言葉やとは思うまい。少なくとも私はおもわへんかった。まぁ、逆に考えてみると、こういう言葉や心理こそが人間の本質的な部分に組み込まれているものなんかなぁ、とか思ったりもする。昔のことは、歴史として触れることが多いから、当時の人が日々どんな事を考えていたかとか思っていたかなんてことには(文学作品を読む、とかは別として)触れられない。案外現代人のように「あ~、今日めっちゃ最悪やん!!!」、「もうあかんし!」とか思っていたのかもしれない。そう思うと、やっぱり人間なんて言うものは今も昔も素朴な存在なのかもしれない。そうやって思う人がごまんとおった中で、うまく目に見える形=作品、として残した人々はほんまにすごいよなぁ、と感心してしまうばかりだ。

2006-01-12

端的に

今日思ったり考えたことをば。

『i ask myself "Cap ou pas cap?"』
→2月に3連休があるらしいというのを、会社の友達から聞いてその子は旅行の計画を立ててるらしいんや。せっかくの3連休やし、あたしもどこかにまた旅にでもいこうかな。と思いながらふと浮かんだ言葉。"cap ou pas cap?((ゲーム、賭けに)乗る?乗らない??)"これは、映画「世界でいちばん幸せで不運な私」というフランス映画のセリフなんやけど、この映画では主人公たちがお互いをゲームに誘うのに対して、私はいつも結構自問自答やなぁとふと思った。どこかへ行く時、何かをする時、そういえばいつもこのノリや。そうして、大体乗ってしまうんやな~。という事で、気が付けば、帰り道に旅行者の前でパンフレットをあさる自分がいた。笑

『紳助はすごい』
→ジョージアの宣伝に、島田紳助が登場した。その中で紳介は、「夢のある人間」について語っている。「夢を熱く語れる人って素晴らしいよね」的なことを言うバージョンと、自信と不安について語るバージョンがある。後者のCMの中で、「30パーセントの不安、これが夢には必要やねんね。不安なかったら努力せぇへんもんな」という言葉がある。うーん、これには感動してしまった。CMというあんな短い時間で人をひきつける言葉、すごいと思った。

『帰りたいなー。』
→なんでかしらんけど、今日の午前中は、とりあえず今すぐにでも家に帰りたいと思いながら仕事をしていた。あと1日行って、土曜日は思う存分家でだらりとしよう。

『ギャァアアアア』
→気付けばまたこんな時間。もしや、これで寝るのが遅くなって、前項『帰りたいなー。』に繋がるのでは……!!!

『写真』
→東京の写真の現像が完了した。計34枚。ウェブアルバムでもすでに公開して、久しぶりの友だちからも『見たよ~』とかのフィードバックがあって嬉しい。ban~oの謎も解けたし。

『では』
→寝ます。おやすみ。0:20am

2006-01-11

水餃子

今日は、カミラとご飯を食べに行く約束をしてたんやけど朝になってお母さんが急に「うちで水餃子したろか??」という提案をしてきた。速攻カミラにメールして、OKやったから予定を変更して水餃子を食べにくることになった。朝決まったから、結構一日わくわくしながら過ごせた。しかしまぁ、気付けば後2週間で帰ってしまうではなですか。ほんま、time flies。早すぎるなぁ。12月と年末年始は、忙しくてなかなか暇がなかって遊ばれへんかったけど、やっと久しぶりに会えたなぁ~、と思ったら後2週間やもんな。しかも、金曜日からカミラは日本各地を旅するしなぁー。帰国までには、会えてあと一回かな?!と言う感じ。

さて水餃子ですが、相変わらずこれがうまい!!!調子に乗って「何個でも食べられるわ」という勢いでもりもり食べた。白菜がまたおいしい!かと思いきや、ラーメンともやしもうまいーーー!!!やっぱり冬はほくほく料理がいいですな。

帰り、送っていく車の中で、何を買ってかえるかという話をしていて「梅酒」と「ひじき」は確実に、といっていた。観光ではなく、その国に住んでみると、自分の国に帰るとなった時にお土産屋さんでは何を買っていいのかわからへんようになるくせに、やたらそのへんのスーパーにあるものを買って帰りたくなるのは、万国共通のようです。

ではでは、最近無駄に夜中意識飛んだままボケーっとしていたので、今日は日付が変わる頃には寝たいです。おやすみ。
  

い、いい!!

今日は、1月11日。「い、いい!!!」の日ですね。って、確実に今思いついただけやけど。けど、「いい!」じゃなく、い、と1回溜めるあたりが粋な日じゃないですか。(←だから、そんな日ちゃうって。笑)

ともあれ、「い、いい!!」なことについて今日は書きます。いい感じで始動しつつあるのは、友だちうちで度々起こしているプロジェクト。今回のプロジェクトは、2006年のカレンダーを作ろう!!と言う企画なんやけど、年末に1回発足したものの年末年始の多忙さにかき消されていたのです。しかし、しつこく「作りたい」の情熱を持ちつづけていたので、年が明けてようやく始動し始めました。プロジェクトはいつも結構実用的なものを作るから、過程も楽しいけど、完成してからも楽しいのです。今回は、最近すっかり世話になっているセブンにあるゼロックスのコピー機を利用してのカレンダー作りです。お~。楽しみや。

2006-01-09

今日した事!!!!!

朝(っていうか、昼まえやな。)起きて、マクドのクーポンもってドライブスルーいって、ネットして、漫才見て、うたた寝して、ネットして、晩御飯食べて、テレビみて、うたた寝して、またネット。あいまあいまにずっとなんか食べててこんな時間やのにまだおなかいっぱいや!いやー、だらけすぎた一日、バンザーイ。

今、ネットしててびびった情報。オーストラリア、2回目までワーホリオッケィになっている!!!ピッキングとかファームステイを3ヶ月以上していることが条件やけど。あと、今ってフランスにもワーホリできるんやなぁ。知らんかった!!!ワーホリか~~~。

パワーオブコーヒー

いやぁ、コーヒーすごいな。今日は、たぶん寝不足とか疲れが溜まっていて、頭が結構痛くて、またいつもの「あかん、絶対熱がある」という思い込みをしていたわけです。寒いし、電車の時間まではまだ時間があったからあったかいコーヒーでも飲んで温まろうと思って、コーヒーをかった。すると、コーヒーを飲み終った瞬間、急に頭のだるさというか、鈍いいたみみたいなんが飛んでいった。最近は紅茶よりもコーヒーを好んで飲むようになったけど、こんなにパワーオブコーヒーを感じたのははじめてやった。これからも、コーヒーさんを愛好していこう、と思った冬のある日でした。

2006-01-07

sometimes not knowing is good.

やっぱり、日々生活していると「知っといてよかった」、「知っといたらよかった」、そして「知らんかってよかった」と言うことがあるもんです。今日は、後者の話です。
単刀直入になんの話しかというとこないだ泊まったバッパーのエリアの話なんやけど、今日会社の東京出身の人に聞いたらあそこらへん一帯はやっぱりroughエリアらしい……。その人は同じ駅を挟んで反対側に住んでいるらしいけど、泊まった場所の住所を言うと驚いていた。「よくそんなところに泊まったねぇ」というのが第一声やった。
いやぁ〜、ホームレスが多いとは思ったけどまさかその中でも郡を抜いて多いエリアやとはおもわへんもんなぁ〜。だから夜も一人で歩いたなぁ……。あ、そういや一回昌美と晩に着いたときに機動隊みたいなんおったなぁ……。
ほんま「知らんかってよかった」と思うばかりです。笑

2006-01-06

寒すぎて

部屋に上がられへん。ええい、と勇気を振り絞って上がる頃にはもう遅いんよな。今から3時間くらいあればいいんやけど。明日は土曜日やのに出勤かー。だるいことこの上なしやなぁ~。

たびの様子をまたもやアップしてみました。興味のある人はどうぞ。↓
年跨ぎ旅2005-2006

では。

2006-01-05

現実逃避より

帰ってまいりました。夜行バスで7時前に三宮に着いてまさみと別れ、本気のバックパックを背負って新快速を待っていると、スーツ姿の人ばかりで、もう正月は過ぎたんやなぁ、と現実逃避と現実の境目をふらふらとしていた。溜まっていたメールを返していると、姫路についた。お母さんに駅まで迎えに来てもらって、家について年賀状を見て、今頃正月を取り返そうとしていた。

さて、前回書き込んで以来意外と時間とインターネットをする時がなくて今になってしまったけど、その後の旅の模様を書いておきます。

まず、1月2日。オーストラリア旅時代、ブリスベンのYHAにて友達になったえみこを訪ねてひろみと鎌倉に行くことになっていた。この日の早朝に、夜行バスでまさみが関西より東京に乗り込んできていた。鎌倉から帰ってくるまでは会われへんやろうと思っていたけど、結構早くにバッパーについたようで、シャワーの後レセプションの前にいくと、普通にソファーに座っていた。どちみち11時にはバッパーを出ないといけなくなるから、と、一緒に駅に向かった。この日は、18切符を使って鎌倉まで行くことにしていたから、私はJRでひろみとの待ち合わせの東京駅を目指した。まさみは、メトロの1日乗り放題券を買っていたので、メトロの駅に消えていった。しかし、東京駅と言うのは恐ろしい。いろんな線が乗り入れているのもすごいけど、JRだけでも移動がめちゃくちゃ大変なのだ。鎌倉へは、横須賀線という線で行くのだけれど、なんとこれが地下5階のホームから出ていると言うから驚きだ。私は漢字もサインも読めるけど、横須賀線はこちら、と誘導される案内に、うそやろ?!と突っ込みを入れつつ、結局インフォメーションで確かめる始末だった。日本語のわからへん人が東京駅をうろつくのは、ある種の罰ゲームかもしれない。横須賀線にたどり着いたのとほぼ同時くらいに電車が来て、ひろみとも無事に合流。鎌倉までは1時間。結構すぐだった。鎌倉駅で恵美子とも無事合流した。この日は、あいにくの雨で結構足場も悪くて歩きづらかった。昼ごはんは、無性にご飯が食べたかったから、カツ丼を食べて、神社へ向かった。雨のせいか、思ったほど混んでいなかったのはいいけど、おみくじを張り切って引くと『凶』だったのには驚いた。思わず、『ギャーーーー!!!』と叫んでしまったほどだ。正月は、あまり凶は入れていない、と言うのがセオリーだったのでは……。しかし、なんと、えみことひろみも凶だった。3人揃って新年早々凶とはどういうことですか!!!私たちの後ろにカップルで着ていた人がいて、彼氏のほうはなんと大凶を引いていた。今年も、お前ら気を抜かずにしっかりいけよ、と言うことなのでしょう。そういうことにしておこう。鎌倉を後にして、次は江ノ電で散策することにした。江ノ電はテレビでしか見たことがなかったけど、実際に乗ると軽く感動する。というのも、途中の駅からずっと海沿いを走っていて、駅を降りると、海!!!!と言うことになっているのだ。これは、感動する。海沿いの街はやっぱりええなぁ、と思った。鎌倉の大仏さんや、スラムダンクのモデルになったという鎌倉高校を見て、最後は江ノ島にたどり着いた。お茶をして、神社に行って、またお茶をして、としゃべりっぱなしの鎌倉やった。えみことオーストラリアで過ごした期間なんか、2~3日くらいのもんやのに、こうして再会できるくらいの何かがお互いの中にあるのがうれしい。山手線で、ひろみとも普通に別れたけど、なんか変な感じや。すごい久しぶりに会ったはずで、またしばらく会われへんはずやのに、再会もわかれも驚くほどにあっけない。でも、一緒におる間は久しぶりの気が全くせぇへん。不思議な感覚です。

1月3日、この日は朝から秋葉原にいった。1階から8階くらいまでのウインドウが全部コスプレの服がディスプレイされているびるとかあってびびった。この日はまさみと行動をともにしていたので、調子に乗って内部にも潜入してみた。私らは見るからに冷やかしの観光客やったけど、結構真剣にコスプレの服を求めている人や、エログッズに夢中になっている人がいて、これもまた衝撃。しかも、朝からかーー……、と思うと、なんだかすごい街だなぁ、と思った。電化製品は確かに安くて、まさみはMP3プレイヤーを破格値で買っていた。その後、お台場のほうへ行ってみることにした。フジテレビビルのあの大階段を見て、めちゃイケや~~!!と、テンションが上がったけど、家族連れで人が多すぎて、結構イライラした。やっぱり、ああいう商業施設に行くと人が多くてかなわへん。その後、六本木ヒルズにいった。買い物ははなからする気がななくて見てないから、どこにショップが入っていたのかも謎。夜景を見るために展望室に上ることにしたんやけど、1500円もしたから怯んだ。美術館にも入れるらしいと言うことが後になってわかって、しかも近代美術やし、せっかくここまで来たから見ることにした。ミュージアムショップを見ていて、いろんなグッズを見て心動かされたのだ。その美術館は、森美術館といって、「杉本博司」の「時間の終わり」という展覧会が催されていた。写真の作品なのだけれども、これがすばらしかった。数学の式を視覚化するという面白い試みがされていたり、映画館のスクリーンを写真一枚で映画一本を表したりアイディアも面白かったけど、緻密なまでに計算された光と影の表現がすごいと思った。私が一番感動したのは、ジオラマとポートレートだ。ジオラマは動物などの剥製をあたかも本物の動物たちの写真であるかのように撮影され、肖像画の人物を一度蝋人形で作ってそれを再び肖像画と同じように写真撮影するというものだ。ジオラマのほうはポストカードが売ってあったから思わず買ってしまった。私が買ったのは、鹿??かなんかが草原の中に群れていてこちらを見ているというもので、一見動き出しそうに見える動物に対して草木があまりに無機質で、それにつられてまた動物も無機質な物に見えてきたり……と、なかなか不思議な気持ちになった。やっぱり、日本でももっと美術館が身近な存在であるべきやなぁ、と思った。私なんか、美術なんか全然わからへんけど、こうして機会があれば感動したりするんやから、その機会があまりにも少ないのは残念で仕方ない。(入場料が高いのも含めて。)……で、ヒルズの夜景。これは、ほんまにすごい。正直な感想は「うそみたい」な景色やと言うこと。ほんまに何度「ありえへん」を連呼したことか。笑 とりあえず、見える限りの向こうまで光が続いていたのには言葉を失った。山がないのにもびっくりするけど、360度光に囲まれている東京ってなんなん?!?!と、度を越して意味がわからへん域にまで達していた。現実離れとは、ああいう事か、と。その後、晩御飯はめちゃくちゃ久しぶりにハードロックカフェにいった。やっぱり、ハードロックのバーガーはうますぎる。神戸になくなったんがほんまに残念。また大阪のんでもいいから行きたいわー。ハードロックの後、ライトアップされた東京タワーを写真に収めようと、いいショットを追い求めているうちに結局東京タワーのふもとまで来てしまった。本当の色は赤い東京タワーは、光を受けてオレンジ色に輝いていた。またそれが、真っ暗闇に映えて感動なんよ。近くで見ると、その鉄筋(?)の組まれた様子が美しかった。でも、調子に乗って東京タワーまで歩いたのが災いして、その後はメトロの駅を探して町をさまよう羽目になった。結局、結構な距離を歩いてようやく駅を発見。普段ならいいけど、靴擦れした足にはきつかった。バッパーに戻ると、新しい人は増えていなくて、オーストラリア人のキャロラインがいるだけやった。キャロラインは、2年前に日本に留学していて、その後オーストラリアの日本大使館で働いて、3ヶ月ほど前からヨーロッパとかを旅して日本にもう一度寄って、オーストラリアに戻っていくといっていた。ヨーロッパの旅の仕方や、日本でいった場所とか、シドニーのこととかいろんな話をシェアできてよかった。やっぱり、出会いは素敵です。

1月4日、気が付けば東京ラストデイ。おばあちゃんの原宿こと巣鴨を見に行ってみようと思っていたけど、荷物を預けたり、東京駅でなれない土産を買ったりしていると結構な時間になってしまったから今回は見送ることに。表参道と言うところに雑貨屋が点在すると聞いたので行ったみたけど、見つかるのは高級ブランド店ばかりで、あれよあれよとさまよいこんだのは原宿の竹下通り。人が多いし、幼すぎるし、銀行ないしお金おろされへんからお金ないしで、結構疲れた。人ごみから逃れるように、下北沢に足を伸ばしてみると、この町がええ感じですっかり気に入った。道の両サイドに小さな店が立ち並び、そんな中にたまに普通の肉屋や生活用品店が混じっていたり、メインっぽい通りから裏路地がたくさん延びている感じが気に入った。うろうろしているうちにでかいヴィレッジも見つけて結構長居した。ここのヴィレッジは敷地も大きいから、ほんの数も半端じゃなく面白かった。それから、夜行バスが出発する10時40分まではまさみのニュージーランド時代の友達みきちゃんと、その友達のやまちゃんとバーにいった。バーのくせに、しっかり食べれて、しかもうまいし安いというええ感じのところやった。おいしい食べ物もさることながら、旅の思い出話をつまみに楽しい時間が過ごせた。店を出て、改めて街の明るさに驚いて「眠らない街、新宿」というテレビで聞いたことのアルキャッチフレーズを思い出したのでありました。ほんまに、異常な明るさで、普通に疑問に思った。「いったいみんな何をしてるんやろうなーーーー?」と。

1月5日、午前6時50分過ぎ。三宮着。電車に乗ると、スーツ姿のサラリーマンまみれで、とっくに正月が過ぎていることに気が付いた。東京からこっちに帰ってこなあかん寂しさと言うよりは、現実逃避から現実にもどらなあかん恐怖のほうが強い。久しぶりに会う友達からは、やっぱりパワーやバイタリティをもらった。旅や、現実からの逃避は最大の目的やし理想やけど、それを「妄想」でとどめずにほんまに現実にしていくであろう人たちとしゃべると元気が出るわ、やっぱり。そして、自分もがんばらなあかんわ、と。そういうわけで、今回の年末年始暴走の旅は、大成功やと思う。

そうして、知らん間に過ぎていた正月を、お雑煮を食べたり、お笑いのビデオを見たりして待ったりとり返している自分がおる。どうやら現実に戻るのは、まだ嫌みたいです……。笑



これは余談やけど、最後に。私が泊まった地域は、台東区と荒川区の境目のようなところで南千住というんやけど、ここでのホームレスの多さにはびっくりした。姫路とかでも見かけることはあるけど、南千住のようにホームレスが群れてと言うたら言葉が悪いかも知れへんけど、地域一帯にコミュニティーを持っている様子に結構衝撃を受けた。ごみの横に布団を強いて寝ている人や、道端にうずくまってのたれ死にそうになっている人もいた。交わされる会話が「ここんとこ急に痩せたな」であったり、結構その問題は深刻そうだった。街中でも、「ドラッグに手を染めるな」という青少年に呼びかけるポスターを結構見かけたりして、普段そんなポスターやアナウンスに触れる機会がほぼないだけに、結構面食らった。そんな、暗い東京の一面も見た旅でもありました。

2006-01-01

2006

あけましておめでとうございます。ばたばたとしているうちにあけてしまいました。それもそのはず、またあんまり寝ていないのです。頭がふらふらするわーーー。しかし、せっかくインターネットが使えるから、自分の覚え書きの為にもちょっくら書いときます。

31日、その後、天気がめちゃくちゃよくて気持ちよかったから浅草に行くことにした。浅草にある雷門をかなり観てみたかったのだ。またもや東京メトロの1日乗り放題券を買って、メトロを乗り継いで浅草へ向かった。雷門は、かなり期待していたのに、拍子抜けに小さかった。えっっ。こんなもんなん?!とびっくりしてしまった。というか、結構街の中にあるのがびっくりした。何も無いところに、あの門があると思っていたもので……。けど、その門をひとたびくぐれば仲見世と呼ばれる土産物屋が軒を連ねていた。お正月という季節柄もあいまって、飾り付けがプラスアルファされていてゴージャスな感じやと思った。手焼きせんべいと、揚げ饅頭(サツマイモ餡)を買い食いして、うろちょろと観て回った。少し、その近辺も歩くと、なんか知らんけど「下町やなぁ~~」と思った。なんか、古い芝居小屋とか映画館がたくさんあって、うちの近所とかにはない独特の雰囲気やった。それから、眠くて、眠くて、無駄にメトロを始発駅から終点まで乗ってみた。終点は、渋谷で、「肉の海」というくらい人の多いさまを見てやろうかと思ったけど、だるくてコーヒーでも飲みたかったので諦めた。とりあえず、トイレだけ行こうと思って益からつながっているデパートに入って「デパ地下」と呼ばれる所を歩いていたら、前からデューク更家が歩いてきたからびっくりした。はじめきづかへんかったけど、おばちゃんが気づいて握手していたから、「おぉ!」と気づいたのだ。夕方からは、オーストラリア時代に友達になったひろみとひろまさと年越しをすることになっていたから、新宿までなら早めに来れるというていたひろまさに先に合うことにした。まだ家におるらしかったから、ほんまやったら山手線5分くらいで着くところを、わざと逆回りに乗ってまた寝たりして無駄に時間を潰しながら新宿を目指した。新宿のアルタも、思っていたよりも小さくてびっくりした。テレビはうまく映すよなぁ。ほんまに、東京ってなんなんやろう、とか思ってきた。夕方、ひろみの仕事が終わるくらいに東京駅に戻って、再会を果たした。ひろみとひろまさと3人でしゃべっていると、一瞬ここがどこか全く謎になる。東京という気もせぇへんし、オーストラリアにおる錯覚に陥るけど、景色ちゃうし。変な感じや。

まず、東京ミレナリオというルミナリエの東京バージョンみたいなやつを見に行った。めっちゃキレイやった。ルミナリエ見に行ったことないからなぁ。姫路のしょぼいヒメナリエに比べたらゴージャスですごかった。それから、飲みにいって、年越しの瞬間はどうする?!?!?!と、取り敢えず11時過ぎに店を出てみたのののアイディアがないので、取り敢えず、池袋サンシャインというところの花火を見に行くことにした。ビルには入らず、下から見上げていたけど、カウントダウンが無くいきなりしょぼい花火が数発上がっただけやったから、年越し間は最強に薄かった。笑 まぁ、そんなもんやろう~。それから朝までファミレス。6時前に帰ってきて、寝て、また11時にはバッパーをでなあかんかった。そらおれるもんなら寝ときたいけど、11時~4時は締め切りで誰も入られへんという謎のルールなんよなー。はぁ……。

なので、元旦、まずは上野に行ってみました。ボーっと歩いて、アメ横というところにいって、東京駅に戻って郵便局に行って、皇居、国会議事堂などを見た。驚くほど人がおらへんかった。さすが、私が行く場所です。笑 その後、何を血迷ったか明治神宮に行った。すいすい流れて参拝できるもんやと思っていたら甘かった……。すごい人で、あんなに人の多い初詣は始めてやった。めっちゃ並んで、並んで、ようやく賽銭を放り投げて、帰ることが出来た。ほんで、バッパーに戻ってきたわけやけど、皆意外と帰ってくるん早いし。ていうか、絶対インターネット街やし……。ということで、終わります。さいなら。

Temporary or forever

 久しぶりにFacebookをのぞいてみたけどやっぱりもうしっくりこうへんというか、無理というか。 アカウントを解除する、というやつにしてみた。将来的にまたONにするのかしないのか、それはわからへんけど、とりあえず今はもうええかな、と。