2006-05-13

one big day

今日は、なんか色々あった。怒りあり、涙あり、出会いあり、驚きありでまぁさ、一日無事に済んでよかった、ほんま。

まず、怒り。矛先は、私のきらいな悪魔のじじい。かねてから渡しはこの機会を待っていたのかも知れへんな。いつも「あほ、ぼけ、ばか」をBGMに聞くことはあっていらついたり、不快な思いをしていたりはあるけど、自分に向かってじゃないから、そこでたまるストレスはどこにも吐け先がなかった。まぁ、十分会社の先輩とか友達とか家族には文句と悪口言いまくってんねんけど。けど、今日はじじいの新しいオフィスにいかなあかん用事があって、いやいや行った時に、ついでに噛み付いて帰ってやった。ほんまに特殊な人やから、常人の常識は一切通じひんくて、私が言いたいことをひとつも理解してくれず、わけのワカラン理屈で反論された挙句、最終的には私のことを「常識のない若者」よばわりするわ、「まだ働き始めて間もない下っ端のくせに(俺様に向かって)意見するとか馬鹿らしいにもほどがある」的発言を浴びせられて、全く話にならへんかった。面と向かってこうやってやり込められるのは私は別になんともおもわへん。だから心の中で100本くらい中指を立てて部屋を出てきてやった。でも、人情派やからそのあとの私の直属の上司2人のフォローには思わず泣けた。

では、次、泣き。とりあえず、悪魔のじじいのことが相当腹が立ったから、本人の前で「(あんたは関係ないから)届け物はしたくない」と食ってかかったらへんな理屈でこてんぱんにされたことをいつも愚痴をきいてもらう人にはなしたら、その人から私の直属の上司の人に言ってくれて、さらにその人が、もう一人の上司の人に言ってくれて、わざわざ時間を取って話をしてくれた。たぶん私の取った行動は、若さゆえの納得いかへんことに対して働く怒りのパワーで(しかも、こんな性格なもんでとりあえず、思ったことは口に出しとけ精神やからさ。)、会社とか言う組織的な目で見れば確かに「おいおい、暴走すんな」という行動なんやと思う。つまり、ちゃんとした道筋でやりたくないのを主張するならば、悪魔のじじいに直で文句をつけるのではなく、上司を通すと言うルートをたどるべきなんやと思う。その上下関係や、信頼関係や役割分担で「会社」と言うでかい「組織」が成り立っている以上、それはルールで私もそれは理解しているつもりだ。でも私のこの怒りは、上司には直接ぶつけられへん。なぜならその人はめっちゃええ人で尊敬していて、その人には迷惑をかけたくないからだ。だから怒りはどこにもぶつけられへんで、積み重ねられてきた。私の場合は、それを張本人にぶつけて最悪の印象を残してやると言う作戦(?)で今回吐き出させてもらったわけやけど、前の人はそれが出来ずにずっと我慢をしていて、最終的にそれに耐え切れへんようになって体調を崩して、やめざるを得ない状況に追い込まれて行ったらしい。それは働き出してからすぐに感づいたから、その話を今聞いてもびっくりはせぇへんかったけどな。でも、それがあったからこそ私の上司の2人はすごくナーバスに私のことを気遣ってくれる。「100%向こうがおかしいと思うことを、ぐっとこらえてはいはいときくと言うことを、大人になるというのはおかしいと思うけど、世の中にはいろんな人間がおるから、はむかって行ってもその分だけ跳ね返されて結局は自分が損するだけになるから、そこは適度に割り切ってうまくやっていくのも大事」やと言ってくれた、私が疑問に思っていることは正しいのも認めてくれたうえで。自分はあまりにも無力すぎて組織の体制の強固さに愕然として、絶対溶け込みたくないと意固地に思ったけど、それはそれで自分に対してお世話をしてくれている上司を信頼してへんということにもなるよな……、とかいろいろ考えたらわけわからんようになってきた。でも、すっごい気にかけてもらって、心配してもらっているのがほんまに伝わってきて、ほんまに泣けた。

まぁ、そんなわけで完全にテンションのギアはローに入ったわけやけど、くよくよしている場合ではない。ということで、打ちのめされたあとに訪れた出会い。この間ギャラリーで友達になったエミリーから連絡があってご飯に誘われたんやけど、それにのこのこ出かけていったわけです。集合場所に行くと、予想以上にたくさんきていてびびった。ALTあり、日本語教師あり、普通に働いている人あり、学校の先生あり(一言もしゃべる機会はなかったけど…)、ただ単に観光にきていたエミリーとかジャネットの友達あり。お互い面識のある人たちもいたけど、私は出会う人すべてがはじめましてで、やっぱり新しい人に出会うのは楽しい。みんな色々なバックグラウンドを持っていて、うまい料理を囲んで、最高やん。

最後、驚き。その中の一人が、なんとまさみの事を知っていたのには面食らった。びっくりした。すっごいいなかの中学校でALTをしているというからどこかきいたら、まさみの町内の学校で、友だちがその隣の中学で英語の先生やっとるよ、というと、「まさみ??」と名前がむこうからでてきてほんまに、ひっくり返りそうになった。やっぱり、世界は狭いな。

では、おやすみ。

No comments:

Temporary or forever

 久しぶりにFacebookをのぞいてみたけどやっぱりもうしっくりこうへんというか、無理というか。 アカウントを解除する、というやつにしてみた。将来的にまたONにするのかしないのか、それはわからへんけど、とりあえず今はもうええかな、と。