2021-05-28

返ってきた

ゴールデンウィーク前から、展示させていただいていた作品が返ってきた。

コロナの真っただ中で、途中緊急事態宣言などもあり展示は一時中断。しかしお店の方のご厚意でその後、緊急事態宣言は解除されていないものの周りのお店や地域の状況を見て再開していただいた。だから予想外に展示期間が延びてありがたや。しかし、どんな方に見に来ていただいたか実際に会えなかったのは残念。うん。海外などでは、オープニングレセプションみたいなのがあればその時にアーティストはいるけど、あとは基本在廊するというスタイルではない、らしい。なので、在廊しなくても大丈夫とはいうものの、在廊したかったな。オアハカで知り合った現在は東京近辺にくらす友達もこの状況の中足をたくさん運んでくれたみたいでうれしかった!

出来上がって速攻送ったから実は自分ではあんまり見ていなかったパッチワークを久しぶりに広げてみて、いいな~と自分で改めて思っている。私は気が散りやすくて恥ずかしながら飽きっぽい性格だと自分でも思っているけど、ものをつくるということに関してはなんか知らんけどいつも何かをつくっている。(使うマテリアルや方法が違うから、飽きっぽい片りんは見え隠れしている。)その一方でのめりこむと視界が2ミリくらいになる。それもそれでどうなんや、という感じやけど、そういう時に作ったものって周りが見えてなくて面白いなと思う。作りたい気持ちが先行して、技術も何も追いついてないけど、なんか完成させたいという衝動というか発作みたいなやつがそういう作品にはいつも詰まっている気がする。

かえってきたやつを、段ボールから取り出して眺めながら、今回、版画は思いを巡らせて制作したものばっかりやったから、じっくり見入ることができるけど、パッチワークはどこを見ていいかよくわからん。そのふり幅に自分で笑ってしまう。なんかどこにも入りきらんかったかけらがぽろぽろ入れ物からこぼれ落ちて、それを拾ってつなぎ合わせた感じ。

どっちも自分。パンデミック中の。

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Temporary or forever

 久しぶりにFacebookをのぞいてみたけどやっぱりもうしっくりこうへんというか、無理というか。 アカウントを解除する、というやつにしてみた。将来的にまたONにするのかしないのか、それはわからへんけど、とりあえず今はもうええかな、と。