アメリカの大統領選を見ている。
11月3日が投票日やったから、もう2日ほど経過しているけどまだ結果が出そろわないからなんかやきもきしながら見ている。アメリカの大統領選が気になるのは、夫がアメリカ人やからというよりも、メキシコに住んでいた時に前回の大統領選を見ていたからかもしれない。
スペイン語の語学学校で働いていて、アメリカ人の生徒が多かったというのもあって、選挙の前はみんな話題は主にそれだった。ヒラリークリントンVSトランプで、ヒラリーが勝つでしょうというようなムードを第三者ながら感じていたけれど、いざふたを開けて勝利したのはトランプだった。タイムゾーンが同じだったからストリーミングで見ていたけど、トランプ票が伸びだした時のキャスターたちの血の気の引いたような、まじでか?!という焦りのようなバタバタとした雰囲気になって、見ている私もえ?え?え??そうなん??というような気持ちになって、勝者が決定した時はめちゃくちゃびっくりした。
そして翌日、学校に行くとアメリカ人の生徒たちがうなだれていて、「昨日は悪夢のようでしたね」と声を掛けたら「違うよ、悪夢が今から始まったんだよ」と言われた。それ以降、トランプの支持者というアメリカ人に一人も会ったことがないし、メキシコにいてる限りでトランプのふるまいや言動を見ていると、なんと差別主義で自分のことしか考えていない人なんだ、とまゆをひそめながら見ていた。
だから今回の大統領選、やはり気になっていてライブストリーミングなどで見ているわけなのだ。トランプに投票した人があんなにもたくさんいて正直、驚いた。州をクリックすると、その州内の投票が詳しく見られるけど、共和党がとった州でも都市部では民主党がおおく、田舎では共和党の支持者が多いということが見て取れた。アメリカが分断しているというのが可視化されるようだ。経済などで恩恵を受けている人がいるとしても、やっぱりトランプのような人間性の人がトップにいるというのは良くないと思う。
そういう混乱を見て(もちろん、アメリカの混乱だけではなく世界中の、そしてこのコロナの中で。)、生きていく上で大事な価値観は何だろうかと改めて考えさせられるばかりだ。すごい時代に生きているな。
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