いやぁ、やっぱりグアダラハラはでかい町やわ、と今日はつくづく感じた。
今日は、父の日やから教会に行ってる友だちが「持ち寄りパーティやから、誰でもきていいみたい」ということで「ただの食べ物」というフレーズに弱いあたしともう一人の友達はのこのこと教会に出かけていった。
教会、みんなええ人で、自分のよこしまさが自分ではっきりと見えるよなぁ~。はは。まぁ、それはおいといて。
持ち寄り食、メキシコ料理あり、日本料理あり、そしてデザートまであって、もりもり食べてきた。
いやぁ~、うまい。うまいうまい!!
ほんで、ご飯を食べながらしゃべっている時に「グアダラハラのほかにどこも行ったことがない」というと、一人のマダムが「じゃあ今からチャパラに連れて行ってあげようか??」と言うてくれて、ノリで言うてんのかと思ったら、「早速行きましょう!」ということになった。
チャパラは、グアダラハラから車で1時間ほど離れたところで、湖に面した小さな町。
人が多かったけど、水辺のほうから吹く風が気持ちよかったし、アイスクリームもおいしかった。
それから、アヒヒックというこりゃまた湖に面した小さな町に連れて行ってもらったけど、ここがよろしくてよろしくて!!!!
なんか、ほんまにこじんまりとしていて、でも必要なものはそろっていて、何より、水がある街って素敵。
そこで、道端の露店で手作りのアクセサリーを売っている日本人の旅人に遭遇。
もう4年もそう言うことをしながら旅を続けているんだそう。
旅人特有の、ふわりとしていてそれでいて町の風景に溶け込んでしまいそうな、緩やかな雰囲気が素敵な人やった。
それに比べれば、この国にまだまだ馴染んでないなぁ~、あたし。
さらに、帰りがけに名前を忘れたけどこりゃまた小さい街によってもらった。
なんか、教会のほうでイベントがあったのか、しきりに花火(音だけの)がドンドン鳴り響いていて、何事かと思った。
バンドの演奏もあったり、ソカロ(どの街にもあるらしい街の中心にある休憩所??ベンチがいっぱいあるところ)にそのバンドがやってきてなにやらやかましく演奏していった。
それを、ピザを食べながらぼんやりとみたりして、いやぁ~、いい。
この、手におさまる感じのこの大きさ、ええなぁ。
小さい街にひかれるのはやっぱり、自分がそんなに大きな町で育ってへんからかなぁ~?!笑
なんか、水辺とソカロのベンチとレモン味のアイスクリーム(こっちに来てから、レモン味、はずれなし!!!!!)があれば、ええなぁ……。
まぁ、それは理想。
かつて、日本に住んでいたその友だちに「もっと旅行とかせえへんの?」と聞いたら、「日本には旅行するために来たんじゃなくて、住むためにきたから、この町を楽しんでいる」と言われた。
その言葉の印象が強すぎて、そしてその町をベースに楽しんでいたその子を思い出すと「外国に住む」ということに対しての意識が、今回は「その町に住む」というところに重点が置かれている気がする。
あそこも、ここも、と色々見たい気持ちもあるけど、まずは自分の住んでいる町に暮らすことを楽しみたいと思う。
自分の住んでいる町は確かにでかい。
でも、ちょっと足を伸ばせばあんなにも魅力的な小さな町がある。
メキシコ中に思いを馳せる前に、ここはひとつ、この州をもっと深く探検して知ろう。
……いや、その前にもうちょっと早く起きる習慣をつけて、時間を有効に使わねば。うむ。
う~ん、脈絡も説得力もないけど、とりあえず、今思ったこと。