2006-10-07

観月会

昨日は、姫路城で観月会があった。あったのは知っていたけど、全然行くつもりにしてへんかった。そしたら、おとといの晩にまさみから電話があって、まさみの学校のALTをやっているLuciaが行きたいらしい、ということで、あれよあれよと行くことになった。Luciaは、名前はまさみからとか、Janetからちょいちょい聞いていたけど、会うのは初めてやったからめっちゃ楽しみやった。

とりあえず、まさみとLuciaと合流するまではスタバで本を読んで時間をつぶした。夏の間はもっぱらアメリカーノのアイスやったけど、最近はカプチーノにはまっている。あの甘くない感じがいいわぁ~。さて、しばらくしてまさみとLuciaと合流。合流したかと思えば、いきなりまさみの無謀運転で、大丈夫かいな!!という状況で、自己紹介しているどころではなかった。でもまぁ、何とかパーキングに入れて、三の丸広場へ。観月会に来るのははじめてやってんけど、驚いたのが年齢層の高さ。まぁ、舞台で披露されているのが能とか、太鼓とかやからそういう意味では、納得の年齢層な気もする。あたりは、花見の時並みの酒臭さで、月夜の下の日本酒を楽しんでいる人であふれかえっていた。500円で地酒飲み放題、ということもあって、お猪口を片手にふらふら歩く人が一杯いた。おばちゃんの宴会も多くて、「観月会」を口実に実にいい飲みっぷりなのであった。ずっと前の日記にも書いたことがあるかも知れへんけど、ラテン語で月はLUNAという。それが英語でLUNATICとなると、精神異常の、とか、常軌を逸したという意味になる。これらの精神異常的な症状は、昔は月の満ち欠けが原因と考えられていた。それほどに月は人々にとって魅惑的で、不安定な要素を含んでいる存在やったということでしょう。特にこの時期の月は「中秋の名月」と呼ばれるくらいに一段と美しい。そりゃぁ、心躍らせて狂わせて、飲むにはもってこいの季節というわけでしょう。ライトアップされた城と、琵琶と尺八の音色を彩る月夜の会場は、ほんまに贅沢な空間やったねぇ~。しかし、もっと屋台とか出ててほしかったー!かろうじでありつけたのは、てんぷらと月見団子やもんなぁ~。もっと晩御飯らしいもんにありつきたかった。笑 まぁ、まぁ、いつも花より団子になってるから、たまには花形を楽しんだということで。(う~ん、我ながら苦しい納得やわ。笑)

その後、3人でボーリングに行った。ボーリングは面白いねんけど、へたくそやねんなぁ~。大劇のボーリング場は、エレベーターを降りると目の前にいきなりレーンが飛び込んでくる。これは、結構衝撃的。途中、「天橋立」投法なども飛び出しつつ、楽しいボーリング大会(?)やった。

家に帰って、ナイトスクープを見てしばらく転寝をして起きると、玄武と白狐に分かれておおぎりで戦われる「ダイナマイト関西」がやっていた。はじめから見たかったよー!!!しかし時すでに遅し、準決勝第2試合やった……。結局、笑い飯の西田が優勝していた。ケンコバの試合が見たかったわーー。

2006-10-05

coffee mug

mug mug mug
coffee mug
gonna clear away the haze
liquid proof
that i can win this race
coffee mug
the grip that keeps me tall
my inter-link
keeps me questing all
i don't need no booze or drugs
i just chug-a-lug-o my coffee mug
and i don't need your kiss and hug
i just chug-a-lug-o my coffee mug
they haven't banned
my liquid drug of choice
there's too many hooked
and they've got too much voice
so for the moment
we're all pretty good to go
with 98 cups
with 98 more to go
i don't need no booze or drugs
i just chug-a-lug-o my coffee mug
and i don't need your kiss and hug
i just chug-a-lug-o my coffee mug
here a bean, there a bean
everywhere a mean mean
bean chug - a - lug - o - my
coffee - mug, mug, mug, mug

これ、descendentsって言うバンドのcoffee mugって言う曲なんやけど、なんとこれ全部歌って34秒。いやー、いい。

2006-10-04

thai!!

今日は、Emilyの個展を見に行った。今回のタイトルは、「散らかりまショー(let's make a mess)」というわけで、DMがきた時はオブジェクト系かなと思っていたら、やっぱりペインティングやった。今回は、Emilyの身近な人(学校で働いている先生や友達)を題材にしていて、今日はそのモデルになった先生たちも一緒にギャラリー見学に行ったから、本人と絵を見比べたりできて楽しかった。やっぱりギャラリーはいい。今回は招待されていったけど、たまたま見つけたときのうれしさは本当に格別。なんというか、こう、街なかでもどこでもいいからひっそりあって、それを見つけた時はちょっとした幸せな気持ちで満たされて、思わず顔の表情が緩む。

その後、タイ料理屋にいったんやけど、こんなところにタイ料理やあったんや!!というくらい意外なところにその店はあった。西二階町とか、めっちゃ見落としがちやわ。というか、普段そんなところとおらへんから、あの辺に食べ物屋があることすら知らんかった。このタイ料理が、なんというか、めちゃくちゃマイペースなおばちゃんが仕切っている。完全に上から目線なん。いちいち指示は多いし、細かいところまで口を挟んでくる。はじめその態度に、なんじゃここは?!と思ったんやけど、しばらく見ていると、どうやら全くおばちゃんに悪意はないらしく、腹が立つとかそういうレベルではなかった。なんというても、料理がうまい。本格タイ料理(おばちゃんいわく、バンコクの庶民料理)で、焼きそばみたいなやつ(ちょっとちゃうけど)とか、グリーンカレーとか、出てくる品々どれもうっまいの!!!辛いんやけど、ぜんぜんいやな辛さじゃなくてほんまおいしかった~~!しかも何より安いのがうれしい!!ビール1敗飲んで、5品くらい食べて割ったら一人当たり1400円弱。これはうれしい♪あのおばちゃんは強烈やけど、悪い人じゃないし、また食べに行きたいわ。

2006-10-02

KYOTO NOW!!

先週末は、久しぶりに遊んだ。ほんま、気付けば、9月の週末はほとんど家におったからなぁ~。しゃかりきに遊ぶとやっぱり楽しいもんです。しかも、舞台は京都!!しかも、久々の友達との再会!!オーストラリア時代に友達になった子らやねんけど、一人は名古屋、一人は東京に住んでいるので、再会するとなるとこれまるで一大イベント。はじめ、名古屋の友達と去年の夏以来やし久々にあそぼうやー!という話になってて日程だけ決めてたところへ、東京の友達から「夏休みを1週間取れて、京都に行くから出てこれるならあそぼう」という連絡が入った。偶然にも3人とも知り合いやから、ほんならいっそみんなでおうたらええやんということで、ちょっとしたREUNION会になったわけです。その再会も楽しみやってんけど、私のもうひとつの楽しみは、久々のバッパー泊。去年の夏に一人旅の時にお世話になった東本願寺近くのバッパーに泊まることにした。新しいところも試してみたかったけど、場所もわかっているし、何より安いのが魅力的!!しかも、門限もないからむしろ、そこがいい!!!という感じで手配した。

まぁこれ、久々におうたら京都云々よりも積もる話や思い出話のほうが多すぎて、なかなか動き出されへん。カフェで散々しゃべって、お昼ご飯になぜかうなぎどんぶりを食べてまた散々しゃべって、ようやくそろそろどこかにいくか、ということになった。それで目指したのが「二条城」。意外にも二条城っていったことなかったんよな、私も(もしかしたら、修学旅行かなんかで行ったことあるかもやけど、すでに記憶になし)。二条城と名前はよう聞くもののどんな建物かは知らんかったんやけど、なんと!!!!大政奉還が行われたという歴史的にもかなり重要な場所なんだそう。うぐいすばりの床は、歩くときゅっきゅきゅっきゅとええ音で、真ん中にカーペットみたいなんが引いてあったけど、足が汚れてもええから廊下の端っこの木の部分を好んで歩いた。色々説明を読みながら、聞きながら、想像しながら、妄想しながらまわるのは面白い。もう少し歴史をしっかり知っていたら、面白さも倍増なんやろうけど、そこは持ち前の妄想力でカバー。なにより、それを手助けしてくれたのが人形たち。大政奉還がまさに行われたという広間では、ほんまはるか向こうに将軍がいて、老中や若年寄、そして普通の侍(って、あんな場所に入れるんやから相当身分は高いんやと思うけど)と続く。それはまさに、日本を大きく変えた現場で、なんかこう、特別な感じがした。立ち止まって気の済むまで見たかったけど、人の流れもあるしなかなかそうも行かず、それがちょっと残念。

それから歩いて平安神宮を目指すことにしたんやけど、方角を間違えて歩いているうちに、どこかの商店街の祭りに出くわしたりした。軌道修正を図っていると、陰陽師安倍清明の清明神社に行き当たった。清明神社は、☆みたいなマークで普通の神社とは全く違った感じやった。方向を間違えたせいで、そこから平安神宮に行くのは遠いから、御所を目指すことにした。大きな通りには出ずに、ほんま「ただの路地裏」のような細い道を選んでいった。観光客は一切見かけず、面白い看板や、古い長屋の連なる路地裏は観光地京都とは違うもう一面のリアル京都の風景やった。そこで偶然ギャラリーの看板を見つけた。近づいてみると、どうも版画で彫られたような看板で、気がつくと吸い込まれるように矢印の方向のさらに細い道を進んでいた。行き当たったのは普通の民家みたいなところで、ギャラリーの表札がかかってある。閲覧にはアポが必要、みたいなことが書いてあったけど、目の前にピンポンがあるからとりあえず押してみた。

すると、出てきたのは銀髪でほりの深いおばあさんやった。流暢な日本語を話していたけど、日本人ではないことは明らかやった。事情を説明すると、「まぁ、いいでしょう」と中に招き入れてくれた。そこは、クリフトンカーフさんというアーティストの自宅兼ギャラリーなのであった。クリフトンさんは版画家で、京都の風景を見事に切り取って表現しているのであった。本人は不在やったけど、奥さんが色々説明してくれて、ある版画(Gion Umbrellas)の原版を見せてくれた。1枚の絵を完成させるのに、なんと13回も刷るそうだ。原版自体は6枚とか7枚くらいやったと思うけど、それぞれの色に合わせて刷るから、結果13回にもなるそうだ。これにはほんまにめっちゃ感動した。しかしそこから、どういうわけか宗教の話になって事態は急変。急変というわけでもないんやけど、まぁ、はっきり言えん点もあったから、なんかこう、会話がふわふわと中に浮いてしまった感じ。でも、久しぶりにこの「宗教」と直面した瞬間やったな。改めて、ここ日本で生活していると宗教のことを考える機会は少ないなと思い知らされた。私自身、クリスチャンではないけどバイブルスタディとかしたことがあって、それでもそれを「信じる」にいたらへんのは、やっぱりそれとは違う何かが、私の中にあるんやと思う。日本で、我が家で生まれ育って培ってきた、何か。仏教なのか、神道なのか、無宗教なのか、はっきりとはわからへんけど……。宗教は、時として戦争にまで発展してしまう原因になりうる。だから、場合によってはよくわかっていないものが意見したり、議論したりするべきではないかもしれへん。それでも、宗教についてたまには真剣に考えてみたり、直面したりするのは大切やと思う。最後はなんか、「神を信じればいい」みたいな感じになっていって、微妙なエンディングやなと思ったけど、まぁ仕方ない。しかし、あの版画の作品にはほんまに感動した。

それから、真っ暗になってからようやく京都御所にたどり着いた。真っ暗な中御苑の砂利道を歩いたけど、これはこれでまた面白かった。それにしても、御苑、広い!!!!ようやく普通の道に抜けて結局四条河原町まで歩いた。我ながらよく歩くなぁ、と思いつつ。京都駅周辺まで戻って、一度バッパーにチェックインしに行った。朝にもよったんやけど、荷物を置かせてもらっただけで、まだチェックインは済んでいなかったのだ。ラウンジのところでは、なにやら宴会が始まりかけていた。私はそれから再び友達と集合して、京都まできたくせに笑笑で飲んだ。みんな宿泊場所がばらばらやったから、バッパーまでは一人で帰ってんけど、東本願寺の前を通った時に、ライトの中に薄暗く浮かび上がった感じが良かった。昼の顔とはまた違う、いい色をしていた。バッパーでは抜き足差し足静かに部屋に行こうと思っていたのに、帰ったらまだ宴会が続いていた。でもいよいよ終盤で、ニュージーランド人とスタッフの人イギーポップを聴いていた。私もよくわからんけど、「この歌はいい歌だ!!」とか言うて、肩を組まれて一曲参加させてもらった。

朝起きると、同室の香港の女の子と少ししゃべる機会があった。日本語が結構わかるんやけど、たまに私が早口なのか、単語がわからへんのか、話が通じひん時がある。でも、漢字を書いて説明すれば「あぁ~、わかるわかる」と話が通じるから面白いよなぁ~。漢字サマサマやわ。今から1年間京都に日本語を勉強するために来たらしいから、アパートと布団をさがさなあかんと言うていた。布団てどこで買える?!って聞かれたけど、地元人じゃないからうまく答えられず……。力にはなられへんかったけど、今頃は布団もアパートも見つかっていることを祈りつつ……。

再び京都駅に集結して、またカフェでだらだらとしゃべっているうちに、東京の子は帰る時間になってしまった。それから残った2人で小雨の降る中観光に出かけたんやけど、向かうは鈴虫寺。でも、ついた時点で腹が減っていたのでそばを食べた。とろろと卵とのりと青海苔がかかってあるそば。これがめちゃくちゃうまい。雨で気温が下がっていたから、ぬくいのがまたなんともありがたい!!雨の中を歩くのは結構難儀やけど、雨音を聞きながらのそばはなかなか乙なものでした。さぁ、鈴虫寺!!ほんまに鈴虫めっちゃ鳴いてるねんなぁ~~!!お寺の人の説法もためになってしかも面白かった。帰りにお地蔵さんに「今一番、そして唯一の願い事」をして帰った。はよききめが現れてくれればいいんやけど。

それから、嵐山によって、ぶらぶら。いつ見ても、渡月橋の上から見る山側の川の景色がすばらしい。土産物屋でおばちゃんに「全国お土産銘菓ベスト10に入った!!」というおたべのしろごまくろごま味を勧められてこうた。おばちゃんはしきりに「1位は白い恋人やねん~」と連呼していた。そのまま現実逃避で京都にしばらく居座れたら……と思ったけど、やっぱり来てしまうのね、夕暮れが、そして明日が……!!!というわけで、ぼちぼちええ時間になったから帰路に着いた。名古屋は新幹線で行くとめちゃくちゃ近いらしく、私がまだ神戸らへんを新快速で帰っていると、「もう着いた!!」というメールが入ってきてびっくりした。今回の3人のメンバーの中では、私は「貧乏キャラ」ということで定着してるから、唯一在来線で帰って行ったのであります……。いやー、でも京都-姫時間を新幹線で行くだなんて、リッチすぎるよなぁ~~?!笑

今回の旅、久しぶりの京都観光のよさもさることながら、やっぱり久々の再会はよかった。みんなそれぞれ違う出身地同士が、なんかの縁でシドニーという町で出会い、こうしてまた日本で、誰の出身地でもない土地で再会できるっていうのは、ほんま特別な時間やと思った。というわけで、ええ週末でした。はぁ~、Snap back to reality, OHH - there goes gravityやね……。

京都のアルバムはこちら

2006-09-28

this week

ほんまに、今週は長かった。いや、まだ終わってないけどさ。この、木曜日を終わるまでもすらが長かった。これも偏にこのファッキン肩こりのせいなんやけど。まぁ、後は明日を耐えるのみ。まぁ、そんな痛々しい忌々しい話のことは置いといて、血液型の話でもしよう。

この間、お昼ご飯の時に「特殊A型」の話になった。私もA型なんやけど、友達からは「絶対自分A型ちゃうやろ!!」と突っ込まれるタイプで、会社の先輩もそういうタイプらしかった。しゃべっていると、突然こづかい帳の話になった。誰もが一度は試みたことがあるかとおもわれる、おこづかい帳。なんて、几帳面な響き。A型のにおいがぷんぷんする、几帳面な響きである。A型の例に漏れず「特殊A型」の人も、とりあえずつけてみようという気は起こるらしいんやけど、そこまで神経質になれず、継続力に欠ける。私も、過去何度も挑戦して、そのたびに挫折してきた。けど、ノートを捨てずにおいてあるもんやから、またしばらくしてつけてみたりする。かわいいやつは、生ぬるい!!!と、「金銭出納帳」なる重々しいタイプのものを使ってみたりもする。結果は常に同じで、結局つづかへんというオチなんやけど……。久々に、その出納帳をめくってみると、あまりにひどかったので、自分でも笑ってしまった。(※画像参照のこと。GREEの人はフォト参照。)

 

帳尻あわせの摘要が「なぞ」だの「忘れた」だの、ひどすぎる……。そういうわけで、こづかい帳に関して、ホープレスな私です。

2006-09-25

全身ボキボキ

先週くらいから肩こりがひどい。結構肩はこるほうなんやけど、気にならへんのが常なんやけど、先週くらいから全身ボキボキ。ボキボキすぎて、さすがに気になる。あ~、くらげになりたい。

2006-09-24

君はフィクション

今日は、結局だらだらしまくっていたらあっという間に昼間が過ぎていった。ちょっと見るだけ~、のつもりで昼間っからインターネットをつないだらMSNでオーストラリアで教えていた子どもたちに捕まり、しばらく話したり、めっちゃくちゃ久しぶりにCamillaもオンラインやったから話していたりと、結局長いことつないでいたなぁ……。

夕方になってようやく車に乗って出かけることに。読んでないまま返却期限が相当過ぎていた本を返しに図書館へ行った。ビデオとDVDをぶらりと見てから、「な」の作家の棚に行った。すると、まさかの中島らもの新刊が出ていた。今日の日記のタイトルはそのタイトルから頂戴したんやけど、「君はフィクション」。短編が収録されている。図書館内で2編読んで、カメラのキタムラによってから家で続きを読んだ。書き下ろしの作品もあったけど、すでに他の雑誌や本に収録されているのも多くて、「東住吉のぶっ壊し屋」はすでに一度読んだことがあった。それにもかかわらず、読んだ後は、にやりとしてしまった。らもの小説、特に短編はびっくりするところで落ちがきたりする。一つ目の、「山紫館の怪」はほんまにいきなり終わっていって、文字があるやろうと思いながらめくった次のページは真っ白で、左ページには二つ目のタイトルがぽつんと印刷されてあるだけやった。長編になっても全然苦にならへんのがらもの小説なんやけど、短編はまるで電光石火。タイトル作「君はフィクション」のラストは面白かった。そう来るか!!!と。そういうわけで面白かったから、一気に読んでしまった。

manzai banzai!!

ほんまに、関西に生まれてよかったなぁ、と思う瞬間のひとつに週末に漫才番組があるということがあげられる。週末の新聞を見て、ZAIMANとか漫才マンとかの名前を見つけると、予定のない週末には小躍りしてその時間になるといそいそとテレビをつけるんやけど、予定があったらとりあえず、予定はさておき凹む。

今日は、ABCの開局55年記念ということで、55組の漫才が昼の12時から夕方の5時半まであるというから、これ一大イベント。まぁ、一応ビデオも撮ってるから適当に見て、ええころあいにちょっと出かけようと思っていたのに、若手とベテランが交互に組まれていて、なかなか出かけるタイミングというものが見つけられずにいた。

それでも、シャンプーハットが終わったあたりで、車を洗いに外に出た。今日はほんまに天気がよくて、家におるのはほんまにもったいない日やった。それがわかりながら、ついつい漫才に食いついてしまう悲しい性。久しぶりに洗うチャンスに恵まれた車は、それはもう汚いのなんの。正面から見たら、ほんまにはなたれ小僧みたいに水垢で黒~くボディが汚れていた。これが普通に洗ってとられへん!!やっぱり、洗車とかはマメに、言い換えるなら、傷は浅いうちに済ましておくのがベストなんやろうな。でもまぁ、車を洗うとぴかぴかになって、めっちゃ気持ちいい。ぴかぴかボディの車と、絶好の天気、ますます家にいついている場合ではないっ!!





でも結局、5時まえくらいまで漫才を見てしまった……。出ようと思うたびに、やすとも出てきたり、ブラマヨでてきたり、そのたびに出る機会を失っていたのだ。でも、いよいよあきらめて車に乗って出かけることにした。まずは、ユニクロ。やっぱりユニクロは庶民の、特に私のような人間の味方やわ。ユニクロに行く途中に、やたら空がきれいで胸が躍った。しかも途中で変電所があって、鉄塔と電線が密集した地帯があるんやけど、青空に黒い線が映えて、これは久しぶりにカメラ小僧のテンションも上がってきた。というわけで、ユニクロの駐車場に車を置いてから、しばらくカメラを片手に田舎道を歩いた。別になんでもない風景やから、カメラを持ってうろついているのは相当怪しいんやけど、その目線の先にあのきれいな空があることを見つけてもらえたら、まぁ、わかってくれるやろう、と思いつつ。田んぼの脇には、彼岸花も咲いていて、なかなかのどかな風景やった。





それからユニクロにいって、こないだ発見した雑貨屋に足を運んだ。時計を冷やかしで見たり(腕時計がほしい~~!!)していると、店のお姉さんとトイカメラの話で盛り上がった。お姉さんはHOLGAを持っているらしい。私もちょっと気になっていたトイカメラの王様やけど、実際始めてみるとめっちゃ難しいし、結構お金もかかるみたい。まず、フィルムが特殊で1本15枚くらいしか取られへんのに500円位するんやと……。それを聞いて、FISHEYEにしてよかったと胸をなでおろした。



あぁ~、なんか、めっちゃ鳥取砂丘とか行きたいわ。

2006-09-21

いいんでしょうか。

ネットを開けばSNS、口を開けば文句、日記を書けばひとりかもねむ。ほんとくっだらん私やで。

2006-09-18

i'm watching these skis turn to grey

昨日は、久々におっくんといざわっちとおうてきた。待ち合わせよりも早くに神戸に出ていたから、ちょっと久々にうろちょろと歩いてきた。

まず、元町の山手にある、県庁の近くにあるでかい教会の鐘があほほど鳴り響いていてよかった。なかなか鐘の音って聞かれへんからなぁ。しかもあんなに大きな建物のそばを通るのはなんか、テンションが上がるというものです。ああいう大きな建物を見るたびに、神戸は異国情緒の漂う街やなぁと感じる。ほんで、元町駅付近に戻ってきてから、お次はモトコーこと元町高架下を一歩き。モトコーにいったんは、ほんま何年ぶりやろう?!という感じやってんけど、相変わらずめっちゃDEEPやった。そして、3連休の中日とは思われへんほどの人の少なさ。ええ感じや。笑 日曜日やからか、もうつぶれたかは定かではないけど、シャッターが下りたままの店も一杯あった。このご時世にワープロがてんこ盛り売ってあったり、絶対ウイルスでも入ってんちゃうん?!と思わせるたった2万円のパソコンとか、家電製品を扱った店は怪しいことこの上ない。でもたまに気になる雑貨屋さんがあったりで、ほんまに謎はますます深まるモトコーでした。一番気になったのは、誰かが家庭で録画したビデオがワゴンに売りに並べられていたやつ。ラベルとかではなく、普通に手書きで「ドラえもん(テレビ録画)」とか書いてあんねん。3本100円……。いやー、買う人おるんかなぁ?!でもこういう、いかにもうさんくさい感じを包み隠さず、成り立っている界隈を歩く感じはなかなか面白いもんです。

神戸駅までは行かずに途中でモトコーを抜けて、ポートタワーでも見に行くことにした。せっかく魚眼も持ち歩いていることやし、ああいう高いタワーをまだ撮ったことがなかったから撮ってみたくなったのだ。さっきまで歩いていたのとは一変して、海沿いは一気に観光地の雰囲気でにぎわっていた。別に船なんかのらへんけど、船の待合室みたいなところでしばらく休憩がてら海を眺めることにした。それから、元町のほうに戻って気がつけばまいっぷちゃんのお店の近くの筋まで来ていた。途中、何件か雑貨屋を見て、1件スタイリッシュな雑貨屋があったんやけど、そこでFISHEYE2をみつけた。この2が、あたしが持っている1よりも相当パワーアップしていて、機能もちょっと増えていて、めちゃくちゃかっこよかった。あぁ~、誰かプレゼントしてくれへんかなぁ、と夢見心地で、その辺をぶらぶら。そしたら、古いビルの前に「ギャラリー」という看板があったから、ちょっと見に行ってみるかー、と思っていってみた。絵とか飾ってあんのかと思ったら、オブジェとか陶器やったけど、なかなか温かみがあってこざっぱりした素敵なギャラリーやった。たまたま見つけたと思っていると、どうやらオープンしたてやったらしくて、来店記念(?)に手ぬぐいをもらった。いやぁ、ラッキー。それにしても、一人でうろちょろと歩くのはやっぱり面白い。なんというか、ミニ旅気分。まぁ、県内やからな~。あんまり「遠くにきたもんだ~」感はないんやけど。

約束の時間に、551の前でおっくんといざわっちと合流して、やっぱり人ごみを避けるかのように南のほうに下っていった。旧居留地のあたりをあるいたけど、あのへんのあの落ち着いた感じはなんとも歩きがいがある。カフェを探しながらあるいててんけど、途中で「ティーパーティー」みたいなことをやってるところがあった。みんな背筋をピンと伸ばして、執事風のじいみたいな人がティーをいれているふうやった。窓から見ただけやけど。あたしら、絶対参加させてもらえそうにないなぁ~、とか言いながら近づいてみると、結婚パーティかなんかをしてるらしく、やっぱり参加はできひんのでした。適当に歩いていると、ええ感じのカフェを見つけてたからはいってみた。お腹がすいていたからパンケーキを食べてんけど、このパンケーキがめっちゃふわふわで、おいしいねん!!パンケーキなんて気取って言うてるけど、ホットケーキやん、ようは。ホットケーキなんか、家で食べるもんやと思ってるから外でなんか食べたことなかってんけど、おいしいもんですなぁ、さすが売りもんにしてるだけあるわ。そのカフェには、板尾さんのサインがあった。

それからぶらぶら歩いていると、まいっぷちゃんのお店の近くにきたから寄ってみると、相変わらず店はいそがしそうやったけど、まいっぷちゃんも暇を見ては相手してくれたからよかった。前から気になっていたボタンシリーズの、お手ごろな感じのを1個こうてみた。それを使ってパスポート入れを作る予定。

おっくんは、次の日が早番やから早めに帰っていった。いざわっちと私は、台風の影響の風がビュービュー吹く中ご飯を食べて帰ることにした。駅の近くの「あほぼん寺」という店にいったんやけど、ここがなかなかええ感じで。メニューにはやたらと「あほぼん」とつけられた名前の品々が並んでいた。そんなん言われたら頼んでまうやんんん~、てなもんで、ほぼネーミングをみて選んだ。なかでも「坊主めくり」という品があって、これがめちゃくちゃうまかった!!!まぁ、ネーミングが最高やわな。笑 もし誰かあほぼん寺に行かれた際は、頼んでみてください♪

ここんところ、土日は家でぼけ~っと過ごしていたから久々の外出はたのしかったな~っと。

2006-09-17

ここんところ、無気力というか、やる気がでぇへん。まぁモットーは「適度が一番」やから、やる気バリバリでないのはいつものことやけど、危機感も全くなく。なんか漠然と、心が貧しいなぁとか思ったりするわけです。そんな私がここんところバイブルのように熱心に読んでいるのが長谷川まりこさんの「女ひとりアジア辺境240日の旅」という本。この本は、古本屋で見つけてなんか衝動的にこうたんやけど、今は絶版になってるみたい。すでに1回読んでるんやけど、このほどニョキっと本棚に手が伸びてまた読み返しているわけです。そこに描かれている毎日はほんまに濃くて、活力に満ち溢れて、旅先でであった人たちや国の様子がほんまに生き生きと書かれてある。彼らは、ずるくて、あつかましくて、親切で、穏やかで、崇高で、そして何より優しさに満ち溢れている。行ったことのないところに思いをはせるのはほんまに楽しい。でもその一方で、最近のこの自分の心の貧しさとかが余計にむなしくなってくるんよな。ほんま、どうしようもないなぁ、と。でもこれも口先ばっかりで、ぜーんぜん危機感がない。あかんわ、こんなようじゃ。

Temporary or forever

 久しぶりにFacebookをのぞいてみたけどやっぱりもうしっくりこうへんというか、無理というか。 アカウントを解除する、というやつにしてみた。将来的にまたONにするのかしないのか、それはわからへんけど、とりあえず今はもうええかな、と。