2005-05-15

おちゃっぴい

2回連続で『お』から始まって『い』で終わる言葉をタイトルにしていたから、ぜひとも今回も!と思って国語辞典を眺めていて見つけたのが、この『おちゃっぴい』。

《俗》《『おちゃひき』の転》勝気でおしゃべりで、ませている-こと(女の子)。

という意味らしい。知らんかった。というか、生まれて始めてきいた。『おちゃっぴい』って。日本語じゃない感じがする反面、日本語臭さも漂っているような……不思議な言葉やなぁ-。オチャッピー!!!!!!この言葉、今でも使っている人がおるんやろうか……?!どんな人が使うんやろう?!生『おちゃっぴい』を聞いてみたいもんだ。

昨日、今日とで映画を何本か見た。『息子の部屋』『猟奇的な彼女』『トークトゥーハー』の三本。『息子の部屋』は、昔映画館に見に行ったことがあったからみたのは2回目やったけど、これ、イタリアの映画やってんなぁ。ナンバーワンイタリア語『オカピート』を聞き取れたから嬉しかった。笑 『猟奇的な彼女』は、ずっとみてみたいと思っていたのに最近の韓流ブームというやつのせいで、結構貸し出し中が続いていて、ようやく見れた、という感じ。最後のオチが、そう来るか!!!という感じやったけど、途中の猟奇的な彼女っぷりがあったにも関わらず、最後はほのぼのとなんかかわいい印象の残る映画やった。そしてさっき見終わったのが、3本目『トークトゥーハ-』。こんなタイトルやから手っきり英語の映画かと思いきや、スペイン語やった。英語のリスニングにならねぇー!!まぁ、いいや。ということでみ始めたこのトークトゥーハー。これは、なかなか食いついた。



ストーリーは、『昏睡状態になった女に思いを寄せながら彼女を介護する看護士ベニグノ、女闘牛士の彼女が事故で昏睡状態になり同じ病棟に収容されたがそんな彼女にどう接していいかわからないマルコ。ベニグノは思いを寄せるアリシアに愛情をもってひたすら話し掛ける。彼女が好きだというバレエを鑑賞したり、サイレント映画を見に行ったりしては彼女にその内容を話し聞かせる。一方、同じ立場でありながら彼女にどう接していいかわからないマルコとの2人に不思議な友情が芽生えてくる。(その友情の深さは後半でみてとれる。)ベニグノは、純粋に彼女に尽くしていたのだが、ある日観た映画をきっかけに彼女への別の感情を抱いてしまうのだった……。』と言う感じです。このベニグノという男が、途中から気持ち悪くて仕方がない。彼は、いわゆるところのストーカーなわけで、その行動に対する彼の気持ちというものに少しの罪悪感がないのが怖い。彼のバックグラウンドは、少し変わっていて15年間引きこもりのような状態で母親の介護をしていた。そのせいか、人に愛されるということを知らない彼は、その表現もどこか特異なのだ。ベニグノの視点で物語が進んでいる時点で受ける彼の印象というのは、至極熱心な介護士なのだが(アリシアがまるで自分の恋人であるかのように映る。)、他の登場人物があらわれるに連れて、彼の異常さが浮き彫りになってくる。しかし、そんな彼にも友情が芽生える。孤独な男、マルコだ。この二人の友情の深さが、意外に深くて驚いた。エンディングは、悲しいような、希望に溢れているような。何かを予感させる終わり方で、その後のストーリーは、見た人それぞれがエンドロールを見ながら作るんじゃないかなぁー-!!!!!というわけで、なかなか面白かったです。

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Temporary or forever

 久しぶりにFacebookをのぞいてみたけどやっぱりもうしっくりこうへんというか、無理というか。 アカウントを解除する、というやつにしてみた。将来的にまたONにするのかしないのか、それはわからへんけど、とりあえず今はもうええかな、と。