2008-06-06

6月4日のこと その1

「そろそろ起きて準備しょうか」

と、起こされたのが3時過ぎ。
ほんまやりよったよ。
0時に寝て3時に起きるというチャレンジを成し遂げましたよ。
爆音でテレビのタイマーをセットしていたけど私は気づくはずもなく。
とりあえず、紅茶をボトル一杯に用意して、コーヒーのボトルと、バナナを持って出発することにした。

眠すぎて頭がぜんぜんまわらへんし、何なら気分が悪いくらいのこの睡眠の足りてない感は否定できひん。
とか何とかぼんやりしながら外に出ると、まだ真っ暗やった。
おおおお~~~!!!!
この暗さが一気に眠気を吹っ飛ばして、テンションを上げてくれる。
深夜ロードトリップ!!!!
いやぁ~、おもしろそうやんっっ!!!

4時までに高速道路に乗るという使命も無事にクリア。
後は、調べたルートに沿って運転するのみ。
……チャッカリそのプリントアウトした紙を家に忘れてきた。
あほです。
でも、いまどきは便利なもんで、携帯でちょちょっとネットにつないで検索できた。
いやぁ~、便利やなぁ。

日の出の時間は、4時45分前後。
真っ暗ななかぶっ飛ばしていると、だんだん空に青みが増してきて、西宮名塩のへんで日の出を迎えた。
もっとパ~~~朝日です!!!みたいな太陽を拝めるかと思ったけど、雲が一杯あったから、その隙間から空が赤く染まっている程度やった。
ともかく、バナナを食べて外の空気に触れてリフレッシュ。
朝のにおいがして、なんかめちゃくちゃすかすがしかった。
それもそのはず、最近は朝のにおいなんかかいでへんかったもんなぁ。

さらに2回ほどトイレ休憩を入れても、伊勢西ICに着いたのは7時台やった。
伊勢についた、いえーい、よりも私を支配していたのは、「カメラのレンズキャップがない」という事実。
どうやら休憩で立ち寄ったサービスエリアに落としてきた模様。
車の中におきっぱなしにしてぱくられたらあかんから、とわざわざもって出ていたのが間違いやったのか。
気づいたら、レンズのキャップが、ない!!!!!!
ほんま、自分のこういうところめっちゃ嫌いや。
物をなくすことへの危機感の薄さ。
でもまぁ、そんなことを言うても何も解決せぇへんから、携帯を駆使して、よったサービスエリアのコンビニや、高速道路の落し物センターの電話番号を調べて片っ端からかけまわった。
コンビニには落ちていなかったみたいで、高速道路の落し物センターはまだ受付時間に放っていなかったので、とりあえず捜索はあきらめた。

とりあえず、もう伊勢についてしまったという事実をマユコに伝えておこうと思ってメールを打っておいた。
7時過ぎのメールに返事が帰ってくるはずもなく、どうしようかなぁといいながらマックスバリュによったけどあいていなくて、高校生と同じ方角に車を走らせたら高校があった(当たり前。)。
通学の時間帯やったから緑のおじさんが道端に立っているのを見つけたから、

「ララパークはどこですかねぇ?!」

と訊ねてみた。
ララパークとは、イオン系列のショッピングセンターで、よくマユコからその名前を聞いていたのです。
マユコの家には、過去に伊勢を訪れたときに2回ほどいったことがあって、ララパークの近くやというおぼろげな記憶があった。
ララパークに程なく到着して、記憶を頼りにマユコ宅へ行ってみることにした。
めっちゃくちゃキモいことに、あっさりとたどり着いてしまった。
なんなんやろうな、あの、「分かるかも」という不確かさが「分かる!!!」という確信に変わった時を冷静に見たときの気持ちは。
あたし、キモいし!!!!!以外何ものでもないよな。ははは。
とにかく、ついてしまったのです。
でもまだ8時前やし、さすがにピンポンを押すのはためらわれた。
かというて、家の前で待っておくのも輪にかけて気持ち悪いし。
ストーカーやんなぁ、これ、ということになって、やっぱり撤退することにした。

かといって、当てがあるわけでなく……。
テンションはあがっているけど、長い一日に備えて仮眠を取ろう、ということになって、マクドにでも行ってみることにした。
信号待ちをしていると、なんとマユコから電話がかかってきた。
伊勢に着いたというメールをついてびっくりして電話をかけてきたらしい。

「実はな、家にもたどり着けたんや~。でも、朝早すぎるし、待つのはあまりにもキモいから……」

と伊勢についてからの一連の事情を説明した。
マユコと伊勢について話していると、ふとある喫茶店のことを思い出した。

「コメダ!!!!!!!」

東海三県にしかないけど、東海三県では当たり前なコーヒーチェーン店、コメダのことです。

「コメダにでも行ってモーニングでも食べて待っとこうかな。」

というと、

「ちょっと、あみちゃん、あんたなんなん!!」

と、伊勢事情に妙に詳しくてやっぱり気持ち悪がられるのでした。
マユコナビゲートのもと、まさみに運転を指示してコメダを目指した。
無事コメダにもたどり着けた。
コメダのモーニング、すごい。
会計をみたら、飲み物代の値段がモーニングの値段やった。
つまりパンとゆで卵がただやねん。
値段が書いてへんなぁ、と思ったら、どうやらただらしいのです。
よくわからん仕組みやけど、すごいなぁ。

モーニングを食べて、高速の落し物センターに電話をかけて、そして寝て過ごした。
怪しい客やでほんま。
机にうつぶせて寝ていると、知らん間にパンの入っていたかごをひいてくれていた。
これ以上居座るのもなぁ、ということでそろそろコメダを後にすることにした。

そしたらちょうどマユコから2度目の連絡が入って、ララパークで待ち合わせることになった。
おそらくこの方向からくるやろうということで、まさみの車を降りて歩道で待ち構えていた。
しばらくしたら、ルージュのモコがやってきてヒッチハイク的に合図を送ってみたら、笑いながらマユコがやってきた。
この時点でまだ10時過ぎ。
……6月4日、ながっ。

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Temporary or forever

 久しぶりにFacebookをのぞいてみたけどやっぱりもうしっくりこうへんというか、無理というか。 アカウントを解除する、というやつにしてみた。将来的にまたONにするのかしないのか、それはわからへんけど、とりあえず今はもうええかな、と。