2005-06-01

Rage against the....!!!!!

あたしは絶対に損してるよな。何でそんなに怒りを覚えるのかわからへんけど、日々是怒り。今日から6月ということで、このあいだ面接を受けに行って受かったという会社に行く事になったんやけど、今日から3日間は研修ということで、ほんま、その名の通り研修を受けてきた。始めの一時間は、派遣会社の人と事務的な手続きやったんやけど、残りはザッツ研修。午前中の、安全の注意とか、会社の製品紹介のあたりは面白くて、昼休憩の時なんかは、『久々に金が入ることをしているんやなぁー』と思うと、それだけでうきうきやら、にやにやして調子よかったんやけど、疲れたのは午後からのビデオ。それがほんまにおもんないの。ビジネスマナー、やら、コミュニケーション・職場の人間関係、やら。えらく古いビデオで、内容もえらく演技ぶっていてむかむかきていたんやけど、そのビデオの中ではっきりと『あなたは組織の一員』と断言されてしまったからもうこれ幻滅。事実、そうやんか、といわれれば、まさにそのとおりなんやけど、ひねくれ者なもんで、常に怒れる女なもんで、そのビデオに見て取った『押し付け』の縦社会に早速げんなりとしてしまったのである。それに加えて、大量に配られるマナー・コミュニケーションに関する資料。コミュニケーションチェックシートとかいう簡易テストみたいなやつで出た結果で、『あんたのコミュニケーションのいいところはここでこれができひんねやろ』みたいに決め付けられて、改善する方法を言えといわれたって、なぁ……。

しかし、このしょうもない眠たい時間を過ぎて、最後は工場見学やった。そこの会社で作っている製品の工場ラインを見せてくれたんやけど、これにはほんまに感動してしまった。自動車のエンジンの周りについているスターターとかオルタネータとか言われる部品を機械で作っていたんやけど、工場の中一定のリズムで動くあのロボットたち(ひたすら同じ動きをする腕だけとか。)は、あたしの中ではもう映画の世界のようやった。現実味に欠けるのだ。こんな、すごい機械を今まで生でみたことがなかったから、あんなに正確にものを作り出しているのを見ると普通に感動してしまう。組み立てていくロボットも鮮やかやけど、このロボットを作ったり設計したりする人間がいるのかと思うと、そこにも感動してしまった。エンジニアと呼ばれる人たちなんやろうけど、すごいな、彼らは。研修担当の人からいろいろ説明を聞いて、こっちも興奮しているものやから色々質問するんやけど、説明を受けてもピーンとこうへん。イメージだけで理解しようとしてるという感じで、やっぱりその空間と同じくリアルさに欠けてただただ、ほぇー、はぁあーー、と驚くしかできなかった。自分には一切ない知識や才能を持った人たちがいて、これらの製品を開発・作製して、その努力や製造過程を全く知らんまま今まで車に乗っていたよ、ほんまに。視覚からのイメージは超現実やのに、工場内の音は鉄をプレスしたりなんやらですごい騒音。それに加えて、鉄くさいというか独特の匂いも立ち込めている。聴覚・嗅覚を加えると、なんだか急にインダストリアルな感じだ。もしこの工場を無声映画にしてみたら、とてつもなく美しいかもしれない、と思った。この工場見学は、ほんまに、社会科見学にいった小学生急に浮かれて、面白かった。

最後に、ここが月曜日から働くところ、と見せてもらったのが予想をはるかに越えたサイズのオフィスで一瞬怯んだ。なんか、もっとこじんまりした感じでええんやけどなぁ……。しかも、募集内容に書かれていた業務とは違うところに配属になっていた。おい!!!!!話ちゃうやん!!!何やねん??と思った。それを最後に質問して聞くと、『私は配属担当じゃないからその辺のことは全くわからへん』とか言われる始末で、会社でる頃にはもう怒りのオーラよ。どこに配属されても、会社経験がない私には、どうせ一から覚えなあかんことばっかりという点では同じなんやけど、説明もろくになしかい!!!と。帰って速攻派遣会社に電話して事情を聞いた。敗因は、DTPというソフトの未経験だった。広告を出して募集したけれども、その募集した内容ではまだ人材が見つかってないらしかった。即戦力ですぐに使える人がほしかったらしい。そこの部分ではあかんかったけど、面接をしたときに会社の人が私の性格や英語の経験??(好きや!ていうのを言いまくってたからな。笑)を買って、違う場所やけど落とさんと取ってくれた、とのことだった。ありがたい話じゃぁないか。その説明が今日なかったことには腹がたつけど、電話で言うてくれた言葉はちょっと嬉しかった。っていうか、あの派遣のおっちゃん、ええ人やわ。

アンチ日本の社風。経験したこともないくせに。しかしまぁ、何でこんなに怒れるかな。とりあえずは、残り2日の研修を乗り切ることが目標です。

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Temporary or forever

 久しぶりにFacebookをのぞいてみたけどやっぱりもうしっくりこうへんというか、無理というか。 アカウントを解除する、というやつにしてみた。将来的にまたONにするのかしないのか、それはわからへんけど、とりあえず今はもうええかな、と。