2007-08-23

犬島の続き

昨日は、なんかbloggerに接続ができずに続きが書かれへんかったので、今日こそは!!!そうじゃないと、いつまで夏休みの話してんねん、ということになってしまうからなぁ。はは。

 さて、話はフェリー乗り場まで戻りまして、いや、せめてフェリーが出発したくらいにすすめようかな。フェリーの乗客は少なかったから、外のデッキみたいなところを陣取った。風が気持ちい。フェリーって意外と早く進むからなんか、テンションもそれにつられてあがる感じがする。でも、犬島は思ったよりもだいぶ近くて、10分足らずで到着してしまった。

 島に上陸して、とりあえずは歩き始めてみるものの、昼の2時とか一番暑い時間に到着してしまったもんやから、ほんまにただただ暑い。よかった、ビーサンで。よかった、首にタオル巻いてきて。とりあえず、メインロード(というか、それしか道がない)を歩き始めると、「氷」というのれんがかかった喫茶店らしきところを発見。まぁ、ご飯も食べなあかんかったから、一応覚えておこうかな、という感じでそのまま行くと、「なんでも屋」こと在本商店という店を見つけた。とりあえずスルーで、歩き続けると郵便局があった。郵便局ではがきを3枚こうて、うちわをもらって、郵便局のおっちゃんに島内でご飯を食べられるところを聞いた。そしたらさっきの喫茶店と、在本商店といわれた。というか、それ以外に店はないらしい。もう少し歩いていくとビーチがあるらしかったけど、屋台とかは一切出ていないという。そういうことならと、さっきスルーした有本商店を見に行った。あわよくばおにぎりとかパンとかそういうのでもいいかと思ったのだ。

 角を勢いよく曲がっていくと、おっくんとみわちゃんが「よく場所覚えてるな。」と言っていた。街歩きフリークの実力です。へへ。はじめてのところはもっぱら歩いて覚える派ですから。というても、犬島は小さい島なのです。在本商店に行くと、「焼そば・お好み焼き」と書いていた。まじでか。さすがなんでも屋。手広くやってるなぁ。そういうわけで、焼そばを食べることにした。喫茶店まで戻るのも面倒やしな。焼そばを店のおばちゃんに頼むと、一瞬めっちゃめんどくさそうな顔をしたけどそんなことは、気にしなーい。トイレを借りようと聞くと、コミュニティセンターまでもどれとのこと。歩いていると、コミュニティセンターは、喫茶店の横やった。はは。結局ここまでもどらなあかんかったんや。犬島は、ちょっと寂れた感じがする。というのも空き家が多い。でも、住んでみたいなぁ、と思わせられる、魅力も備えているのだ。

 再び在本商店に戻って、外の日陰にある石の椅子で座ってまっていると、しばらくして焼きそばが運ばれてきた。これがなんとも、「家で作った焼そば!!」という、家庭風味丸出しの焼きそばで、あの暑い中食べるとめちゃくちゃおいしかった。水も、冷たくて気持ちがいい。しばらく休憩して、また歩き出した。今度は郵便局よりさらに遠くへ。怪しげな演歌が聞こえてきたと思ったらそこがビーチやった。たぶん監視員が年配の人しかおらへんのやろうな。このくそ暑い中監視員やってるんやから、せめて好きな曲をかけておきたい、というところなんやろう。でも、このくそ暑い中に未練たらたら、恨みつらみを大音量で流す海水浴場ってどうなん?!暑さ倍増。いや、5倍は増してたな。

 海の端にモニュメントがあって、そこがちょうど影になっていた。そこに座り込んで、さっき郵便局でこうたはがきを取り出した。自分以外の2人に手紙を書くのだ。ペンが1本しかないから、みんな順番に回して書きあった。ほんまに天気がよくて、海と空の境目が違う色の青で分かれていてきれいやった。瀬戸内海やから島もポコポコと浮かんで、しかも波はずっと穏やかで。書き終わって、島を時計と反対周りで進むはずやってんけど、道が封鎖されていた。せっかく精錬所の近くとか歩けると思ったのにな。

 仕方がないから、来た道を戻って、はがきを出して、島の細い道をうろうろしたり、高台にある神様が奉ってるところに行ったりして、最終的に喫茶店にいった。喫茶店ではかき氷を食べたけど、このかき氷のおいしかったこと。真っ青な入れ物に、予想以上にてんこ盛りで真っ赤にシロップをかけてくれた特大のかき氷が出てきた。かき氷って食べたら涼しいけど、見た目でもこんなに涼しくなれるんやなぁ~、と関心。そのあとは、もう暑いから外に出ようともせず、だらだらとしゃべり続けた。テレビを見たり、そこに出ていた芸術家の生き方は、なかなかブーイングでしばらく話題になった。

 帰りのフェリーの時間が近づいてきたから外に出て、島の反対側も少し歩いてみた。高台から見えていたロッジのエリアにたどり着いた。ここはなかなか、落ち着く、ホリデイにはもってこいな感じのところやった。帰りのフェリーは、外の席はゲットならず。残念。

 晩御飯は、おなじみ、ネパール料理のエベレストに行った。カレーがうまい。そして、チャイをサービスでもらった。ラッキー。意外とだらだらとしゃべっていたら、ええ時間になっていた。やっぱり、島は面白い。でも、もっとも感謝すべきは、そこにたいした目玉がなくても、くそ暑くても笑いながらそこを楽しめる友達がいることと妄想力やわ。おっくん、みわちゃん、楽しい一日をありがとう。

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Temporary or forever

 久しぶりにFacebookをのぞいてみたけどやっぱりもうしっくりこうへんというか、無理というか。 アカウントを解除する、というやつにしてみた。将来的にまたONにするのかしないのか、それはわからへんけど、とりあえず今はもうええかな、と。