2006-08-31

It's disappeared!

時間が消えることって、あるんやなぁ。あたしは、今日丸1日を失った。というのも、有給が次に発生するまでにまだ2日分残ってると思ってたんよな。それが、今日給料明細を見たときに「1日」となっているのに気がついて仰天!!そんなあほな!!と思って、すぐさま派遣会社に電話しておかしいんですけど?!?!と確認。けど、改めて自分で数えなおしてみると、今までにもう有給9日使っているではないかっっ!!!ひぃいいい。ということは、12月まであと3分の1年を1日の有給で乗り切らねばならんのか!!!有給が消えたというより、なんか「1日」という時間そのものがなくなったような気持ちやわ~!!

そうかと思えば、昨日の晩は世界旅中のKimとドイツのミュンヘン-日本間でメッセンジャーでしゃべった。Kimが日本をたってから数ヶ月にして、実に初めてオンラインでしゃべるというチャンスやった!!ドイツとの時差は微妙で、向こうが今から夜をはじめようかという時間に、こっちはさてそろそろ寝ようかという時間なもんやからあんまり長くはしゃべってられへんかった。ドイツは夕方の5時で、こっちは真夜中の1時。向こうの時間を4時間くらいくれたらお互い9時くらいでちょうどええのにな。そんな時間の切り売りできる時代がいつかくるんやろうか。いや~、それはやっぱりきたらあかんと思うわ。有限やからこそ楽しいことが成り立つんやからな。

それは十分承知の上で、なお!!あたしの消えた一日は、本当に悔やまれるなぁ。笑

2006-08-29

すごい雨。

今日の朝の雨はすごかった。家を出る時は、全然雨のあの字も降ってなかったくせに、姫路駅につく頃には土砂降り。よく「バケツをひっくり返したような」という形容が使われるけど、まさにそれ。上からはバケツやし、下からもなぜか溢れてきていた。駅構内やのに。意味わからへんわ!!と突っ込みながら、キヨスクを見てみたら傘を買い求める長蛇の列。あんなに並ぶのもかなわへんなぁ、と思ったからコンビにまでいってみることに。駅地下を抜けていったけど、地上に上がってからコンビにまでのほんの3メートルくらいの間を小走りしただけで、すでに服べちょべちょ。テンションだだ下がり。しかも、コンビニのかさも売り切れで、折りたたみの傘が1個残っているだけやった。いくらこの豪雨とはいえ、今日をしのぐためだけに折りたたみの傘をガッツリこうてる余裕もないなぁ、て言うか、いらんし!!と思って却下。朝からコンビニのはしご。2件目でビニールかさを何とか見つけたけど、ちゃっちいの!!100均で売ってるやろ!というしょぼくれたサイズで280円。あぁ~、コンビニ、ええ商売してるわ。でも、棚からぼたもちとはまさに!!という感じで、ありえへんほどの人がコンビニにいた。店員も声たかだかに、「280円です!」「500円です!」と叫んでいた。ちなみに500円のは、ちょっとええかさ。ちょっとええかさは、もう売り切れていた。店員は会計をしながら、しょぼいビニールがさとちょっとええかさのビニールをすぐに使えるように剥ぐように取っていたのが妙に面白かった。機械的なくせに、妙に情熱的で、なんかそういう競技みたいに一心不乱にかさに向き合っている様子がほんま、客観的にみてたらウケる。

そんなこんなで、ようやくゲットしたかさやのに、会社までの道のりを約3分の2くらい行ったところで止んだ。止むに越したことはないけど、よりによって、何であのタイミングであんだけ降ったんや?!と腹が立ってきた。

夜は夜で、またいきなり豪雨。もう家に帰ってたからセーフやねんけど、がっつり停電もしたし。1分くらいでついたからたいしたものではなかったけど、なんか「サービスですので!!」とでも言わんばかりの雨・風・雷・停電のフルコースやった。

ほんま、昨日も今日も朝から疲れた。(ちなみに、昨日の朝は忘れもんをしてお母さんに駅まで届けてもらって怒られた&いつもより遅い電車で行く羽目になったんよな。)もうそろそろ週末が来てもいいくらいの感じやねんけど~……。明日は、まだ水曜かい~~っっ!!!

2006-08-27

どどどっと

また今週もあっという間に過ぎていった。金曜日からはまたてんやわんやと楽しい週末を過ごした。

金曜日は、けいこちゃんとみわちゃんと3人で、最近恒例になりつつある晩御飯会やった。いつも、あほほど食べて値段もあほほど高くなるから、食べ放題飲み放題にしてんけど、これが失敗やった。やっぱり「放題」というフレーズに弱いのが関西人の気質なようで、そこに自動的に「もと取ったる!!!」根性が働いてしまうねんなぁ~。そういうわけで、ペースがめちゃくちゃで食べ始めたもんやから、最終的には、ほんまにおなかが一杯で辛くなるくらいやった。でも、鶏肉好きな私としては、焼き鳥屋で「これも」「あれも」注文していくのはめっちゃ気持ちよかったねぇ~!!

土曜日は、まゆ吉が伊勢から遊びに来るから梅田で集合やった。起きたら乗ろうと思っていた電車に間にあわへんかったから待ち合わせに遅れてしまった。ごめん。大阪に着くとすでにまゆ吉、おわんだ、おっくんがそろっていた。一番遠いまゆ吉が一番久しぶりかと思いきや、意外や意外、おわんだに会うのが一番久しぶりやった。みんな元気そうで、相変わらず爆笑に次ぐ爆笑で、まゆ吉は「あぁ~、伊勢から出て着てよかったわ」を何回も繰り返していたのが面白かった。ほんまに、話というのはつきひんもんで、なんだかんだとどうでもええ話が出てくるもんやなぁ。その後、場所を変えて晩御飯を食べて、それから念願のミラクルなぷりクラを撮った。空を飛んでいる風に撮れたり、ぞうに乗った写真が取れたりするやつで、おわんだにみせてもらうたびに、不思議で仕方なかったあのミラクルなやつです。振クラなんか取るんめっちゃ久しぶりやったから、すべてをおわんだに任せて撮ったら、めっちゃ面白いのがとれた。おもんないことがあったら、あのプリクラを観てニヤッとできるな、と思った。

日曜日は、午後から部活を終わらせた昌美が家に遊びに来た。昌美との間で、結構前からビッグプロジェクトの計画があるから、盆を過ぎた今、それが具体的に動き出したという感じで、あたしのあっつい部屋であぁでもない、こうでもない、ひぃいいい!!!!まっ、ええか!!!!!と一喜一憂一驚きくらいしながら話し合いが続いた。まぁ、一歩前進&課題も見えてきたところで、あとはだらだらうどんを食べたりテレビを見ながら過ごした。

まぁ、そんなことをしていたら、あっという間にこんな時間でまた週末が終わっていくわ~。はやいなぁ~。

2006-08-25

たまには

寝坊もいいもんです。今日は、久しぶりに暑さでうなされて起きることなく夜を越えられたんよな。そして、目を覚ましたものの後2分寝ようと2度寝したのがまずかった。ガッツリその10倍の20分眠り込んでしまいまして、遅刻!!!もう、こうなるとあせるとか言う感覚が、ない。ガッツリ朝ご飯を食べて、ガッツリ歯を磨いて、ガッツリ音楽を聴く。電車の時間を1本遅らせたらいいじゃ~ん、てなもんで。1本遅らせても実は会社には間に合うしな。ぎりぎりになるけど。

でも、たまには寝坊もいいもんで、電車で友達に出会った。中高と部活で一緒やった子やからきわめて仲はいいねんけど、お互いあんまり連絡をとらへんもんで、卒業してからはあんまりおうてへんねよなぁ~。しかしまぁ、そんなまきちゃんに寝坊をしたからこそ会えたわけでよかったよかった!姫路駅を降りたら、これまた高校の時の友達のオノウエがおって、しかもオノウエは会社の方向が一緒やから久しぶりに一緒に行くことにした。遅れてるというのに、ちゃっかりホットペッパーもらおうぜ!と1日早いホットペッパーもゲット。改札のところで、やや!あの髪型は?!と思ったら、やっぱりとよこちゃんやった。とよこちゃんは、newestな友達の一人で、こないだのEmily Party in Sannomiyaで知りあったんよな。そのパーティーでであわへんかったら、知るはずもなかった子やからな。ほんま、昨日の他人は今日の知り合い、てなもんで、つくづく出会いとは不思議なもんやな。寝坊の神よ、私に舞い降りてくれてありがとう~~!!←プラス思考も度が過ぎたらあほすぎるな。笑

さぁ~、気がつけばあっという間に今週も明日でラスト!すでにテンションはハイのスイッチが入りかけですが、明日はねぼうせぇへんように気をつけよう~っと。ということで、おやすみ~!

2006-08-22

小さい秋

という童謡があるけど、ほんま「小さい秋」とはうまいこと言うたもんやなぁ、と感心する。今日も相変わらず蒸し暑くて、あほか~~~!!と絶叫しそうになり、雨が降って気温が下がるかと思いきや蒸し返して余計にむしむしするという悪循環っぷりで、秋にはまだまだ遠いなぁ、と思っていたのです。ところが!風呂に入っている時に、外から虫の音が!!!もっと前から鳴いていたんかも知れへんけど、今年初めて気づいたわ。そこで、誰が言ったか「小さい秋」。って、サトウハチローさんという人やね。(←あのうたの作詞者らしい。)いやぁ、サトウハチローさんはほんまうまいこと言うたな。

夏は、急にやってくる感じやん?なんかセミとかも一斉に泣き出すし、太陽も突然に照り付けてくるし。春は春とて、桜が一斉に咲き乱れたりと短い季節ではあるもののめちゃくちゃ主張してやってくる。冬は、ぴんと張り詰めた乾いた夜空になって、冬が好きな私はそれを待ちわびているわけで、さっさと冬の到来を感じ取ることができる。けど、秋はというと、いつまでも残暑に悩まされながらなんだかんだと文句を言うていて、ある日いつの間にか空が高くなっているのに気がついたりする。(あくまでも私の中ではやけど。)ほんまこんな風に、ただでさえ境目や節目がよくわからんへんのに、最近は長引く夏にますます追いやられているような気もする。そんな秋を見つけようって意うんやから、これ、必死のパッチやわな。

センチメンタルなきたるべき季節を必死こいて探すのもどうかと思うけど、秋は忍び寄っています。残暑のあほう~!!と叫ぶ前に、「小さい秋」を見つけるほうに労力を費やそうと思ったのでした。みんなは、「小さい秋」もう見つけましたか??

2006-08-21

なんか変やと思ったら

なんか、ここんところ、bloggerの調子が悪いと思ったら、容量が超えていたのね。ftpの設定をして自分のプロバイダのところにUPするようにしててんけど、なんとそれがいっぱいになってしまったのだ。そういうわけで、設定を変えてちゃうURLにしてみました。って、GREEでこれ読んでる人にはその違いはわから変と思うけど……。しかしまぁ、盆休みに相当長い文章の日記を連日書いたもんなぁ~。そらいっぱいにもなるか。

ハイテクアナザワンやけど、あたしまだプリントアウトしてへんねんけど、プリントした人、いかがやった?!っていうかさ、蝉丸Tシャツ誰かつくろうや。笑

2006-08-20

言葉にできない

なにがって、この休みが終わっていく切なさと、明日起きられる自信がない不安ですよ。しかし、休みラストもちゃっかり楽しかった。昨日のつながりでEmily、Chris、トヨコチャン、みわちゃん、私、それから新しくEmilyとトヨコチャンの連れのドウノサンが加わってボーリング大会やった。ボーリングとか、ほんまに何年ぶりやねん?!振りくらいにして、スコアももちろん100に遠く及ばず……!!!でも面白かったわ~~!!ほんで、ボーリング大会後がぐだぐだやったけど(笑)、またもやお好み焼きを食べに行ってしまった。あぁ~、ほんまに終わっていくんやなぁ。だれか、BGMに「少年時代」by井上陽水でもかけておくれ。

た、た、た……。

10連休が楽しすぎます。サマーソニックを幕を開け、オーストラリア旅中にできた友達との1年半くらいぶりの再会、おっくんとのhang out、ひとり映画ときて、まだ楽しいことがあるもんやなぁ。それは、英語での宴席。しかも、鶏肉のお店やったしな。言うことなしですわ。明日で休みラストでありえへんけど、最後まで楽しんでくるぜぃいいい~~!!!!今度こそ本気で使います!「ヒャッホウ~~~!!!」

2006-08-19

bugger...!!!

今日は、久しぶりに映画館に行った。朝起きて、というか、起きたらジャスト12時で相変わらず蒸し暑さにうんざりきて家から離れることにしたのだ。ほんま、最近は映画館から足が遠のいていたんやけど、この映画は絶対に映画館で見て起きたかったから、今日みたいにぽっかりと予定のない日ができてよかったわ。

その映画とは、「パイレーツオブカリビアン~dead man's chest~」。公開されてしばらく経つけど、夏休みやから人が多そうかなぁ、と避けてたんやけど、字幕版を観たから小学生とかのうるさいガキはおらへんかったからよかった。その代わり、携帯電話を暗闇で平気でチェックする馬鹿者はちらほらおったけど。ほんま、絶対におるよな、携帯観るやつ。嫌いやわ~。

さて、文句はさておき映画やけど、感想を言えといわれたらぱっと出てしまう言葉は「ジョニーかっこいい」に尽きる。ジャックスパロウという奇人やけど魅力に溢れた(だから彼のことを絶対的に慕っている子分たちがおる。)その海賊は、ほんまにジョニーディップのはまり役やなぁと思った。その雰囲気がすでにはまり役であることは確かやけど、走る時とか、ちょっととぼけた感じとか、チャーミングな動きはあっぱれな役作りやなぁとも思った。エリザベス(キーラナイトレイ)に、「口説いてよ」というシーンにみせるあの表情は、ほんま惚れるわ~~。でも今回特に気に入ったのは、ジャックスパロウが「しまった!!」という時に「bugger!!」という口癖。buggerって、オーストラリア英語やと思ってたんやけど、イギリスでも言うんかな~?!それとも実はbuggerって言うてないんかな?!ちょっと気になるところでした。

映画は、もういまさら言うようなことではないんかも知れへんけど、CGすごいなぁ。どうやって撮影してんねやろ?!と、その撮影方法すら想像出来ひんくらいに実写との違和感がない(もう、ああいうもんやとみえてしまうもんなぁ)。今回も、戦いのシーンがたくさんあってそこはやっぱり見ごたえがあった。特に、ジャックスパロウ、ウィルターナー、ジェームスノリントンの3人がdead man's chestのかぎを巡って剣を交えるシーンは大興奮やった。お互いが敵であり、味方のようでもあるという微妙な人間関係あってこそなせる絶妙なやり取りはほんま、面白かった。

最後、なんか中途半端に終わるんや~、次に続くみたい、というのを聞いていたものの、ほんまに中途半端に終わっていったから思わずずっこけそうになってしまった。なんか、むしろ今からやん!!!というところでぷつっと終わってしまった感あり。そして、前半、もうちょい省けたんちゃう?!と思ったり思わなかったり。まぁ、いいか。次を楽しみにしておこう~。

2006-08-18

フランクリンという人はいいこというなぁ。

「人生を大切に思うと言われるのか。それならば、時間をむだ使いなさらぬがよろしい。時間こそ、人生を形作る材料なのだから。 」

『フランクリン自伝』(赤 301-1)

summer sonic 06 2日目のこと

なかなか2日目の様子を書く機会がないまま日が経ってしまったなぁ……。 遅くなったけど、書きます。

2日目も、ぼちぼち出発して会場に到着してオープンエアスタジアムに着くとSTONE SOURがプレイしていた。大トリはMETALLICAやから、今日はどうもメタルっぽいバンドの出演が多いような気がする。STONE SOURもメタルのバンドで、名前を聞いたのもはじめてやったけど、「トベーーー!!!」「サケベーーー!!!」とどこかで聞いたような乗せ方やな、と思いつつ後ろのほうで見ていた。STONE SOURのメンバーにはSLIPKNOTのメンバーがいるらしく、「トベ」「サケベ」を連呼していた理由がなるほど納得。MURDER DOLLSが何年か前に来たときも、同じく「トベ」「サケベ」といっていたなぁ。って、SLIPKNOTのステージはまだみたことないんやけど。うん、ないはず。で、STONE SOURみているうちになんか面白くなったからだんだん前のほうに近づいていってみたけどやっぱりなかなか面白かった。

それから、だんだん気温が上がりまくる12時後半に楽しみにしていたTAKING BACK SUNDAYの登場。TAKING BACK SUNDAYは、新しいアルバムの方がきっと日本では人気なんやけど、私はあいにく前のアルバムしか聴いたことがなくて、知っている曲はせいぜい3~4曲やった。それでも驚きが大きかったTAKING BACK SUNDAYのステージ。何かを表現したり、発信する人にやはり欠かせないのは「演技力」やなというのを強く感じさせられたステージやった。VOの表現・演技力は圧倒的で、コードのついたマイクをぶんぶんと投げて、首に巻きつけながらぎりぎりのところでマイクをキャッチして歌ったり、華麗なターンを決め込んだり、なんかのミュージカル的なショウでも見ているような気分やった。その圧倒的な表現する動きに加えて、感情をむき出しで歌う様子は、彼らがエモと呼ばれる所以やな、と思った。それにしても、あのマイクの使い方は何年か前に見たAT THE DRIVE INばりの衝撃やったわ。

TAKING BACK SUNDAYが終わると、予想以上に暑くて水分が体から抜けていったから、1日目同様かき氷で補うことにした。でも、1日目に学んだのは、かき氷は、あんまり体にしみこまへんということやったから、ポカリも一緒にこうて来ることにした。弟に場所取りを任せてしょうちゃんと買いにいったんやけど、会場の中と外の値段の跳ね上がり具合にびっくりする。倍とまではいかへんけど、余裕で100円以上は違うから、ほんま、ええ商売してるわ、と思った。でも、わざわざINTEXまで走っている場合ではないし、ここはひとつ「しゃぁない」の一言で片付けるしかない。水分補給は最重要やからな。へんな入れ物にかき氷を入れてもらってさっきまでいた場所に戻ろうとすると、かなり人が詰まってきていてびっくりした。次のバンドは、AVENGED SEVENFOLDという、またもやメタルっぽいバンドで、メタルを普段きかへん私らにしてみればノーマークもいいところやから、あんなに埋まっているとは予想外やった。

AVENGED SEVENFOLDは、オレンジカウンティ出身のバンドらしい。私らがいた場所がめっちゃ前の方やっただけに、彼らを目的に観に来ている人もたくさんいた。私らは、むしろその後のZEBRAHEADとかHOOBASTANKの場所取りくらいのつもりでいたから、AVENGED SEVENFOLDは結構適当に見ていて、他の人が騒いでいる隙に、ちゃっかりフェンスの端っこまでキープできたからよかった。フェンスがもてる位置というのはほんまにありがたい。一番ありがたさを感じるのは待ち時間の時やねんけど、何かつかまるところがあるのと、ただ単に棒立ちで待つのはほんまにちゃう!!

今回はVOが変わってしまった後やったけど、私は初ZEBRAHEADライヴということでめっちゃ楽しみにしていた。ZEBRAのライヴは楽しいともっぱらの評判やったから、一回は体験しとかななぁ、と思っていたからVO脱退のニュースを聞いたときはもうかなわへんのか、と肩を落としたけどこうして新しいメンバーで再来日してくれたことはほんまにうれしい。ZEBRAHEAD、ほんまにパワフルなライヴやった。息をもつかせぬとは、まさにこのことか、というくらいにハイスピードで、ハイテンションで飛ばしていくのが彼らのスタイル。私の右サイドはフェンスやってんけど、フェンスやったがために開始1分くらいでトラブル発生。ポケットのファスナーがフェンスの小さい丸い穴に引っかかって、そのままジャンプしまくったもんやからもげた……!!!ちょうど90度飛び出した状態になってしまったから、途中、手で曲げようと思ったらびくともせぇへん。かなりの圧力がかかって曲がったらしく、とてもじゃないけど、手で直せるような状態ではなかった。はぁああああ……。でも、そんなことで凹んでいる場合ではないから、それはあきらめることにした。やっぱり、メンバー交代後に発表されたニューアルバムからの選曲が圧倒的に多くて、うろ覚えやったけどそんなことはNO WORRIESな感じでとりあえずジャンプ力でカバー!!!ほんまに、ステージ上のメンバーと、オーディエンス側がみんな楽しんでいるというのが伝わって、その一体感はずば抜けていた。しゃべりも噂通りの下ネタづくしで、PLAYMATE OF THE YEARではオーディエンスにFUCKと叫ばせ、謎のシマウマ男がステージを駆け抜ける……!!!いやぁ~、ほんま楽しいステージやった!!!

ZEBRAHEADの後、相当疲れたからHOOBASTANKはちょっと後ろで見ようかなと頭によぎったけど、連れの2人は引く気はない様子やったから、もうどうなってもええか!!と思って、もうひと暴れしていくことにした。ステージの合間合間に水をホースでかけてくれるねんけど、これが気持ちいいねん。気持ちええんやけど、若干かけすぎやろう!!!と思ったりもした。おかげでTシャツがびちょびちょになって、再びライヴが始まった時に体からの熱気と混じって蒸発して、なんか余計蒸し暑くなる気がした。

HOOBASTANK、知らん間にメンバーがひとり脱退していたらしい。まぁ、そんなことには微塵も触れず、相変わらずチェックのシャツを着たダグラスが登場した。新しいアルバム、またもや聴いてないなぁ~……と思いつつ始まった1曲目はなんと、CLAWLING IN THE DARK!!!うそ~ん!!な意外な、そしてうれしい選曲で、一気にテンションと体力が復活!HOOBASの後は後ろに下がる気満々やったから、今まで死守していた端っこをあっさりと捨てて前にゴーゴー!!ダグちゃんは、やはり今年も知らん間にチェックのシャツを脱ぎ捨てて上半身裸で歌っていた。かっこええなぁ~~と思いながら、見とれているとなにやらステージの袖からおばあさんと女の人が出てきた。ダグラスは日系アメリカ人で、おばあちゃんが日本人で神戸出身らしいと聞いたことはあったけど、その「おばあちゃん」こそがステージから出てきた「おばあさん」やったのです!!!「今回が彼女にとって最後の来日になります。だからみんなおばあちゃんに大きな声援を」とダグラスに紹介されて、おばあちゃんがしゃべりだした。会場は、見るからに日本人風なおばあちゃんが英語でしゃべりだすものやとばっかり思っていたら、「どうも、ダグラスの祖母です」と丁寧な日本でしゃべり始めて、出鼻をくじかれたようで、なんかあたたかい笑いに包まれた。おばあちゃんは、これが最後の来日になってしまうけど、生まれ育った神戸、大阪、明石はいつまでも自分の故郷や、ということを話された。そして、会場から大きな声援と拍手がおばあちゃんに送られた。「最後とわかっている訪問」という、なんとも切ない事実と、けど楽しいラストを飾ってあげようというやさしさがあいまってなんか、泣けてきそうなくらいに感動した。LET'S GET TO BE STUPID!!というて始まったラストの曲はOUT OF CONTROL!!!ほんまに、まさにOUT OF CONTROLで暴れまくって終わっていった。いやぁ~!!!HOOBASTANKいいねぇ!!!

その後のDEFTONESとMETALLICAは、ゆっくり後ろで見ることにしていたから、気持ちの上ではここでサマーソニックは終わり。METALLICAはすごいバンドやと知っているけど、あんまり知らんから、むやみに前で見たら逆に辛くなると思ったからやめといた。これは、GUNS N ROSESの時に学んだ……笑 とりあえず、HOOBASTANKが終わってからまたかき氷を求めてINTEXに行って、スクリーンでDEFTONESを見た。それからまたオープンエアに戻って後ろのビッグスクリーンの前に腰を降ろしてMETALLICAを待った。METALLICAは結構遅れて出てきたけど、スクリーンに映し出される彼らの姿は、もう、なんていうか、何もかもが絶対的で、その存在感は異常なほどに伝わってきた。ほんでまた、彼らのパフォーマンスの激しさにもびっくりする。私が生まれた翌年に1STアルバムを出しているから、かれこれ20年以上のキャリアを誇る、言うたらええ「おっちゃん」な年齢のはずのバンドやのに、そんなものは一切感じさせず、ただただ突き抜けるようなボーカルと、ぶった切るようなドラムが印象的やった。興奮のピークを通り越したファンが、お祭りとかでつける蛍光塗料のわっかを首に巻いて、全裸で私たちの目の前を走り抜けていったのにも度肝を抜かれたけど、ちょっとウケた。結局METALLICAは最後まで見ずに会場を後にしたけど、十分に楽しめたし一目でも見てよかったと思った。

今回のサマーソニック、なんだかんだといいながら見たいと思っていバンドは結構見ることができたと思う。なにより、生LINKIN PARKを見れたことが、ほんまに、ほんまに、ほんまに感激やったわ!!!!!!!!いやぁ~、私の夏はもう終わったなぁと言う感じやのに、その気持ちとは裏腹に暑い日が続いているのが、ほんま辛いわ~。

Temporary or forever

 久しぶりにFacebookをのぞいてみたけどやっぱりもうしっくりこうへんというか、無理というか。 アカウントを解除する、というやつにしてみた。将来的にまたONにするのかしないのか、それはわからへんけど、とりあえず今はもうええかな、と。