2005-06-19

日曜日

今日は、日曜日。というわけで友だちの家に遊びに行ってきた。まぁ、お互いお金がないからすることというたらだらだらテレビを見るという、それならお互いの家でそれぞれできるだろう、みたいなまろやかな感じです。

今日もうまい琵琶茶を出してもらったけど、その琵琶茶が前回いった時はホット琵琶茶やったのが、今回はアイス琵琶茶になっていた。夏やねぇ。暑い季節なんですよ。この琵琶茶というやつがなかなか飲むとはまって気に入っている。うちのお茶は、昨日くらいから麦茶に変わってちょっと残念。麦茶は、あんまりおいしくないと思う。なんか、味が安い気がするのは私だけでしょうか。

まぁ、話がそれたけど、そんな琵琶茶を飲みながら今日はNHKでやっていた街歩きの番組に食いついた。その子の家は、MTVとかスペースシャワーが観れるんやけど、今日はどうにも面白い番組がなくて、チャンネルを回し始めたらとんでもなく青空のきれいな映像が飛び込んでき。語りは、西村雅彦で、ついついその真っ青な冬の澄んだ空と、石造りの建物がひしめいてその間の裏路地を行くカメラの映像に虜になってしまった。ヨーロッパやろうな、と言うことはすぐ分かって、しばらくみていると運河で街が栄えている、と言う一言でそこがイタリアはベネチアやということが分かった。さすがNHK。番組に無駄な花がなくて、ベネチアのありのままを映しつつその魅力を引き出しまくっていた。ごみ収集のおっちゃんとか、マスク職人とか、靴職人とか、引越し中のおっちゃんまでもがみんなベネチアという街に惚れこんでいて、その町で生活しているのだった。美しい景色の代償かもしれないけれど、ベネチアという町は本当に狭い道が多くて車なんて通れない状況らしい。だから、ごみ収集もおっちゃんが自らの足で路地を歩いてごみを集めているのだ。そのおっちゃんの言うていたことがこれまた男前やった。『その不便さもみんな含めていい』みたいなことも誰かが言っていた。そして、広場がたくさんあると言うことも言っていた。広場には、教会と鐘楼があってオープンカフェみたいなのもある。正午などにはいっせいに街じゅうの鐘が鳴り響いて……。あぁー。いいなぁ。人で溢れかえって気分が悪くなりそうな日本の大都会とは違い、しかしひっそりというのでもない静けさがブラウン管の向こう側の広場にはあった。ああいうところが近くにあればなぁ。ぶらりと路地を歩いて、広場の椅子に座って休憩したりぼんやりしたり、それでたまにはカフェでお茶を、なんて。ここ日本では、少なくとも私のすんでいる地域では考えられそうもない。

その後、ヴィレッジヴァンガードみに行きがてらイトーヨーカドーに行った。旅行屋の前でパンフレットをみて、ベネチアに行きたいだの、ここに行きたいだのしばし妄想を膨らませたのだ。でも、現実の私は金がないので、イトーヨーカドーから帰ると、じゃぁ、と友達と別れて家に帰るのでありました。しかしまぁ、今週のはベネチア街歩き1やったからベネチア街歩き2を観に、来週もこの友達の家を押しかけてやろうかなとか思っているのであった。

帰ると、イタリア人の友だちからメールが来ていて夏のプランをどうしようか迷っているとかいてあった。ダブリンに英語でも勉強しにちょっくら行くか、イタリアからノルウェーにロードトリップするか。うーん。やはり、ヨーロッパはいい。国がひしめきあっているから、日本人の私からしたら『ええええええ!!!』と思うようなプランをさらりと言ってのけてしまっている。ええい、うらやましい限り。そんな日曜日です。

2005-06-15

延長

昨日夜中にみたい番組があったけど、夜更かししている場合ではないのでビデオに予約して寝た。新聞のテレビ欄の、各番組の隅っこに書いてあるあの謎のGコードとかいう番号で予約した。そして、今日その楽しみにしていた番組を再生したら、なぜかニュース番組が。おかしいな、と思ったら昨日あったK-1のなんか(興味がないからよくワカラン。)で番組が30分ほど繰り下がっていたらしいのだ。Gコードは、番組が伸びたとか、そういうところには全く対応してくれないので、繰り下がったままのニュースが延々30分録画されていた。そして、幸か不幸か始めの5分間だけ取れていたのである。フリしかみれずに、これは拷問や、と思った。あんな面白くもないK1のために……、と恨めしい気持ちでまたビデオを巻き戻すのであった。

よくナイター中継が延長になったりして同じようなことが起こる。しかし、野球をみていて、今めっちゃええところやん!!というところでプツッと切れて、試合の結果はこのあとのスポーツニュースをお楽しみに、的なコメントが入るとちゃんと最後まで試合を放送しろ!それともこんな中途半端な放送しかできひんのやったら最初から中継なんかしてくれるな!!と思ってしまう。私は幸い阪神ファンなので、後者で怒り狂うことはあまりない。(うっとうしいのは10チャンの巨人戦だ。最大繰り下げ放送、というのが設定されていて、以後の番組がずれにずれて、しかも中継も中途半端に終わっていく、あのたちの悪い奴だ。しかも、アンチ巨人の人間には痛すぎる作戦である。)タイガースの中継は、3チャンネルのローカル放送局が責任をもって(?)試合終了後まで中継してくれるのである。ローカル局なので、その後に特に観たい番組があるわけでもないので、一向に番組が繰り下がってくれても支障は無い。むしろ、いつもいつも最後まで放送してくれてありがとう、の気持ちを常々抱いている。

しかし、今回の場合は野球ではないのだ。ある程度枠に収まるやろうと思われるK1。始めからちゃんと枠内で終わるようにしろ、というか、繰り下がるような予定をくむのなら、せめて週末とかにしてくれと思わずにはいられない。そういうわけで、なにやらつじつまがあっていないけど、楽しみにしていた番組を見逃した恨みは意外と深いのだ。

この逆の場合には意外と面白いことが起こったりする。野球が意外と早くに終わってしまった時だ。番組を繰り上げるわけには行かないので、ちょうどいい時間になるまでなんとかしてその『空白の時間』を埋めようとする。それで面白いのが、BS第一だ。もともと予定としてくまれている番組なのか、この『空白の時間』うめのために急遽放送されているのかは定かではないが、野球を中継していたなぁ、さっきまでは……、という時によく放送されている。その内容というのが『世界の仰天スポーツ』なる番組で、世界中のたまげるようなスポーツが紹介されている。ほぼチキンレースやんか、これは、というような危険極まりないものがその大半である。今日たまたま見たのは、牛2頭の間に棒を掛けてその危うげな棒に立つだか寝そべるだかして、うしの背中か尻尾をもつ。牛は、見たこともないような速さで激走し、人間は落ちないようにしがみつくのだ。何を競うのかは、ちゃんと聞いていなかったけど、その牛の勢いを止めるとかだったような。しかし、牛ってこんなに速く走れるんかと目を疑うくらいのスピードで競技場内を駆け抜ける牛にはキモを抜かれた。そして、それに必死につかまって何をしているのだ?!と……。笑 どこの国の競技かも聞きのがしたけど、どこかの島にあるらしい、この競技。優勝してインタビューされていた人は、英語をしゃべっていたなぁ。こういう番組を見つけると、妙に得した気分になるのである。

しかし、今日も懲りずにGコード予約に全てを託して、寝るとしよう。

2005-06-13

ニッポンの夏

『3秒の週末』の内訳は、日曜日は友だちとカラオケでした。帰りにお好み焼きを食べにいったんだけれども、やはり、お好み焼きはいい。家で食べるお好み焼きもいいけど、外で食べるお好み焼きというのがまたおいしい。昨日言ったところのお好み焼きは、結構どろのお好み焼きで、鉄板からこてで切り分けたお好み焼きをほおばって口一杯に広がるあのとろみと熱さがいい。ぴり辛の焼きそばも頼んで、紅生姜と頂く。うまいっ。

食べ終わって外にでたところで友達が『なんか、夏休みみたいな夜やなぁ』と言った。抽象的なんやけど、『ワカルワカル』なこの表現。なんか、暑くもなくて寒くもなくて、でもなんか夏の匂いが漂っていて散歩にでも繰り出したくなるような、そういう活発さを秘めた雰囲気。日本の夏やなぁ、としみじみ思った。

家に帰ると、蚊取り線香のあの匂いがまたいいのだ。最近の蚊取り線香で、昔ながらの緑じゃなくて、茶色の渦巻きのがあるんやけど、それがめっちゃいい。ニッポンの夏大絶賛!!!しているようですが、私、夏は嫌いです。だってな、暑いんやもん。

『釈迦堂を通り抜け 宵待ちの坂を行く
懐かしき顔の待つ 夏草の揺れる丘

世界中の悲しみを 憂うなんてできねえさ
せめて大事な人が 幸せであるように

(the back horn / 夏草の揺れる丘)』

2005-06-12

名言

弟が先日言っていた。

『週末は、3秒くらいで過ぎていく』

と。あぁ、その通りやなぁ、と実感した『3秒』の週末でした。

2005-06-11

電車で見かけた人のこと。

早々、この話はこないだ書こうと思っていたのにすっかり忘れてしまっていた。今日ふと思い出したから、思い出したうちに書いておくとします。

その人は、全く普通の人なんやけど、新しいスーツに身を包んだフレッシュマン風の人でした。しかし、手にもっていたのが紙袋やったから、昔テレビで観たコントのネタを思い出してしまった。そのコントは、入社式の模様なんやけど、二人とも名前が芸能人と一緒やねん、と言う設定で片方が清水明で、遅刻して登場するもう一人が川崎麻世という名前やった。『川崎麻世』の方がボケなんやけど、その時の彼の登場シーンがまさに『スーツに紙袋』やったわけです。『川崎麻世』はえらく野太い声で『スンマセッ』と連呼したりする濃いキャラでした。『川崎麻世』は、その紙袋に弁当を入れているのですが、そのでてきた弁当というのが生のキャベツが1玉で『川崎麻世』は一枚ずつキャベツを食べるという内容でした。

そういうわけで、その駅で見たスーツの青年の紙袋の中身がまさかキャベツやないやろうな?!と思って、通りすがりに彼の紙袋をちらりと覗いたのは言うまでもありません。そして、残念なことに、キャベツは入っていませんでした。残念でした。

2005-06-09

Lunatic

今日は、ふと思い立って大学の時の友達に電話をした。前に、その子の会社の近くまで行ったからお茶でも、と思って連絡をしたんやけど、その時は捕まらず。そういうわけで、再挑戦。今日は、ちょうどその子も仕事が終ったところらしく、待ち合わせてスターバックスでお茶をして帰ることにした。いうても、会うのは1年ぶりくらいで積もる話や、近況や飽きもせずベラベラと喋りつづけてしまった。明日もあるし、今日はこれくらいで引き上げて帰るか、というてももう8時になっていた。ふと気付くと、空腹……。電車に乗って、最寄駅までたどり着き、再び外にでるとなんだか妙に蒸し暑く感じた。電車をおりたら、若干ひやっと夜風にでも当たれるかな、と思ったけど甘かった。まとわりつくのは湿っぽい空気ばかり。疲れと空腹で大あくびをしておえっとなりそうになりながらチャリンコをこいだ。チャリンコで風を切ると、ちょっとだけ涼しくて気持ちええなぁと思いながら、左に曲がると目の前に月が現れた。最近月なんか見上げてなかったけど、今日の月はものすごいきれいやった。めちゃくちゃ細い三日月で、端と端のカーブをみえへん線で繋ぐときれいな丸が見えた。あんなに細くて艶めかしい月を見たのは久しぶりやなぁ、と思った。大体つきをみて、おっ!、と思う時は満月が常やから。そういうわけで、腹は減って疲れもあったもののええもん観れてよかったなぁ、と思った。

こうして、月に魅了されているのは現代人の私ばかりではない。ラテン語の月を表すlunaという語源を元に英語では

lunacy--- (1)a situation or behavior that is completely crazy
(2)mental illness
lunar---(1)relating to the moon or with travel to the moon
lunatic---(1)someone who behaves in a crazy or very stupid way
(2)someone who is mentally ill

という言葉がある。『間接性精神病・精神異常・心神喪失』、『月の・太陰の』、『精神異常の・実に馬鹿げた、常軌を逸した、狂人』というのがそれぞれの意味なのだが、昔これらの『狂気』は月の満ち欠けによってもたらされるものだとされていた。だからラテン語lunaからは、『月に魅了されて、通常の精神状態ではいられない』すなわち『精神異常・狂人』という言葉が生まれたのだ。街頭やランプなどなかった時代の夜にたった一つ輝くものが月だったとしたら、そしてその物体が日に日に姿を変えて光を放つなら……。人々に与えた影響力は計り知れない。そう思うと、人々の生活と言語は昔から深く結びついてきたんだな、ということを改めて気付かされる。

しかし、ところ変わって、ここにほんでは『月並み』という言葉がある。意味は、国語辞典によると『平凡で特にそうい・新鮮味がないさま』ということだ。ところ変われば随分と違うもんだ、と思って月並みの由来を調べてみると、『月並みは、元々「毎月」「月ごと」「毎月決まって行うこと」などを意味する語であった。そこから、和歌・連歌・俳句などで行うなう月例の会を「月並みの会」と言うようになり、俳句の世界では「月並俳諧」という語も生まれた。月並みが「平凡でつまらないこと」を意味するようになったのは、正岡子規が俳句革新運動で、天保期以後の決まりきった俳諧の調子を批判して、「月並調(月並俳句)」と言ったことによる。(http://gogen-allguide.com/tu/tsukinami.html)』ということであった。なるほど、月、moonじゃなくmonthの方の月だったのか。同じ漢字を使うのにな。日本語は奥が深い。しかし、そういえば、日本人も『お月見』なんかするしな。やっぱり、『月(moon)』は、万人を狂わせる艶めかしいものなのだ。

今日の月がきれいやったもんやから、ちょこっと書くつもりが、だらだらと描いてしまった。やばい。早く寝なければ……。

2005-06-08

Wisdom Tooth

英語では、親知らずのことを『wisdom tooth』というらしい。英英辞典で調べてみると、"one of the four large teeth at the back of your mouth that do not grow until you are an adult"とある。それからうっすらとyahooとかで検索してみたけど、何でそう呼ばれるかは見つけられへんかった。また時間があって、この疑問を覚えていたら調べてみることにして、私の見解では、『他の歯はあほみたいに抜けてさっさと生え変わっていくのに、この親知らずというやつはずっとじっとしていて、大人になった頃にウエルカム、分別のつくようになった君、とはのくせに人の成長を見守るというwisdomな(賢い)奴だ』とでも言うところだろうか。親知らずは、日本語で別名『知歯』とか『知恵歯』とも呼ばれているらしい。しかししかし、この親知らずを抜くはめになってしまったという人は私の回りにも結構いる。そして、皆一様に『痛かった』といっている。乳歯がぼろぼろ抜けまくっていた時はクールに歯茎の中に潜んでおいて、歯医者とも縁が切れそうかなとなったときにひょっこり出てきて、やれ虫歯だ、抜歯だと大騒ぎさせておいて何が『wisdom』だ!!!!!全然賢くないやんか!!!その親知らずが最近ひょっこり頭を出してきた。どうか抜くはめになりませんように。どうせ生えるなら『wisdom』にクールに生えてほしいもんだ。そうすれば、今さら歯が一本増えてラッキィー、となるのに。

ちなみになぜ日本語で『親知らず』というのかというと、『昔は寿命が短かったので生えてくる頃にはもう親は亡くなっている事が多く、親を知らずに生えてくるから』という説がもっとも有力なんだそうです。

2005-06-06

PRISCILLA



この映画を紹介する前に。どうでもええけど、今めっちゃむしゃくしゃしている。いや、むしゃくしゃしていた。というのも、鍵を忘れて家に入れず締め出しを食らったのだ。完全に一人相撲なんやけど、このぶつけようのない怒りと、駅からチャリンコ乗って帰ってきてめっちゃ暑くて一刻も早くスーツとか脱ぎたいのにというイライラ、プラスその辺散歩している近所のおばはん等、諸々。いらつきます。そういう時は、爆音で音楽聴いて歌いまくるに限るな。

さて、この映画『priscilla』(プリシラ)ですが舞台はオーストラリア。シドニーのクラブで女装したおかまが口パクをして踊るというパフォーマンスを夜な夜なしているわけですが、ふとしたことがきっかけでAlice Springに向かうことになる。さて、シドニーからアリスまでどうやっていこうということなのですが、おかまの一人フェリシアがチャーターしてきたのはバス!!!!!シドニーからアリスをバスで目指すというロードムービー。いや、ロードおかまショームービー!!!(途中、歌のシーンがたくさんあるんやけど、ミュージカルともまた違うし、本人たちが歌っているわけでもなく、やはりおかまショーというのがあたしの中ではしっくりきます。)

ストーリーだけ聞いてもなかなか面白そうなのですが、私が特に特に楽しめたのはやはり一行がBroken Hillという街に着いたシーン。Broken Hillは、Travelでも紹介しているけどオーストラリアニューサウスウェールズ州の西の端にある鉱山で栄えた街です。シドニーからアリスに行こうと思ったら、まぁ、ブロークンヒルを通るのは打倒かな、という気もするけど自分がいったことある土地が映画にでると、なんかテンションが上がるというもんです。プリシラの中でブロークンヒルが出てくるというのは、ブロークンヒルに行く前から知っていて、映画を観てからいきたかったけど、結局行くほうが先になってしまってあべこべになったけど、それもよかったかもしれない!!さも立派そうに映る建物が、実はあれ郵便局なんやなー、とか、そうそう、このメインストリート!!!!と、興奮する要素一杯の映像でした。マリオンやったかな??ホテルも映って、映画で観るとあの内装の迫力はいっそう増していて素晴らしかった。あたしと友達はそこへは宿泊せぇへんかったから知らんかったんやけど、まさか部屋の中一面にまえあの内装が施されてあったとは。しかも、セットじゃなくて実在のホテルでの撮影やというところが圧巻です。あんなホテルが……!!!あるんやね!!!!!(観たけど、やっぱり改めて驚くというもんです。)

さすが、ロードムービー。途中さまざまな人との出会い、そして仲間内での感情のぶつかり合い。それがとても自然で、観ているとやっぱり旅っていいなと思って自分も出発したくなる。自分の居場所を探して旅を続けるわけやけど、もちろんいいことばかりでもなく、それら全てを通じて最後に自分の居場所や、自分のアイデンティティーや価値を見つけるという、『おかまが行くバス旅!!!!』というはちゃめちゃな勢いだけでは終わってへんところが、この映画のもう一つのええと頃でもあると思います。もちろん、衣装や演出の派手さも見逃せませんが。そしてもう一つしっかりと目に焼き付けたいのは、オーストラリアの自然の景色。みていてしばしばその自然の剥き出しな姿にどきりとしてしまった。それくらい迫力のある映像です。怖いくらいに真っ青な空と、殺伐とした赤い土、剥き出しの岩、等等。まだみていない人は、機会があれば是非。

2005-06-05

getting crazy...

いやー、今日は暇やった。昼から新喜劇見たり、漫才を見たりとしてたんやけど、どうも暇で暇で。その暇の末に思いついた遊びが『意味のわからへんメールを友達に送る』というもので、とりあえずその時思いついた一番面白い言葉が『ツチノコ』やったから、

タイトル『それは』
本文『ツチノコやで』

という、全く意味のわからへんメールをとりあえず4人くらいに送ってみた。ツチノコ、という言葉に既にウケるわー、と思っていたあたしやけど、そんなへんなメールをうけとったらどんな返信がくるんやろう、とこれもまた気になっていたので、とてもワクワクできていい暇つぶしになった。暇つぶしで、そんな気持ちの悪いメールを送りつけられた友人らはたまったもんではないと思うけど……。ちなみに返ってきたメール(奇跡的に4人とも返信してくれた。)は、

『え?どれがツチノコ?』
『どーしたん!?何がツチノコだ??』
『あのー……「それはつちのこやで」っていうメールが入ってきたんやけど誰かと送り間違えしてない!?(笑)』
『はぁい・・・!?ツ、ツチノコ…!?』

です。いやー。笑った。笑 怪しいメールを送りつけてしまった友達よ、ごめん……。笑

2005-06-04

Hail

今日は、昼ごろまで天気がよかったのに、なんか雲行き怪しくなってきたなぁとその雲の様子を写真に収めてTOPページに更新していたら、その後嵐が来た。

まず、雷で何かが起こりそうな予感を与えて雨が降り出した。
それから、風。

暴風雨とは、まさにこれか、と思わせるような様子で、雨、風ともに暴れまくっていた。それだけでは収まらず、ついには雹まで降り出した。これが結構な量な雹で日本でこんなに雹を見るのははじめてかもしれへん!と言う感じで、たちまち道路一面が雹で白く埋まっていった。黄土色に濁った雨が勢いよく排水溝を流れて、許容範囲を超えているらしく、そこから溢れながらも尚も水は勢いよく走っていた。その雨・風・雹がピークに達した時は、前が白く霞んで見えへんようになるくらいやった。

何でこんなに詳しく説明できるねん、と言うとその一部始終を窓際に座って見ていたんやな。道路と階段を挟んだ向かいの家の子供もじっと見ていた。途中、お母さんらしき人も一緒に見ていたんやけど、子供のほうが食いついて窓に張り付いていた。その子供よりもさらに食いついて窓を開けてまで観察していたのはこのあたしで、今や!とばかりにコンポの音をめちゃくちゃに上げて爆音で、それにあわせて歌いまくった。あほやんけ!と言う感じやけど、あの豪雨の中ではそんな爆音も歌い声もかき消されて、歌うそばから自分の声が聞こえへんほどやった。

これが、ただの雨やったらここまで食いつく人はおらへんやろう。こんな暴風雨めったに見られへんし、見れたとしても一瞬で終わってしまうというのがはじめからわかっているからああやって心奪われるんやろうな。『魅力的』とはまた違うかもしれへんけど、普段の状態や、自分の考えを超越した状態と言うのはなんか感動する。外国ではじめて訪れる景色を見た時、そこに訪れた自分がそこに立っていられる時間は、悲しいかなはじめからそう長くはないとわかっているから、今日みたいな『予期せぬ暴風雨』に似たような感動を覚える。そこの場所にしてみたら恒久的なものでも、自分と言うたった一人の人間に標準をあわせると一瞬に変わってしまうからだと思う。

えらく感動してしまって書きとどめておきたかった、それだけの話です。この投稿は。ちなみに、この嵐は一部的なものやったんかなぁ。それとも全国今日はみんな雹の嵐やったんかな。もしそうなら、面白い。

今月のカレンダー

今年は、スポンジボブの壁掛けカレンダーを使っている。ホストファミリーに去年のクリスマスプレゼントでもらったやつだ。まぁ、6月といえば日本はじめじめ梅雨シーズンで、テンションも下がり気味なんやけど、さっきこのカレンダーをめくってびっくり。6月めちゃくちゃカラフル。笑 スポンジボブと、友だちパトリックが、緑の丘でジェリーフィッシングしているというイラストやった。添えられた文字が"Let's go JELLY FISHIN'"。ジェリーフィッシュのピンクと、鮮やかな緑が爽やかでカレンダーだけでも6月はすがすがしく過ごせそうでよかった。

昨日で3日間の研修というやつが終わって、週末は休みで月曜日からいよいよ職場に合流と言う訳です。昨日終わりがけにその職場のおっちゃん二人が来たんやけど、その職場はシビアでタフらしい。大丈夫かなー……、とさすがに思ってしまうけど、初めてみぃひんことはには何もわからへんからな、そのへんのことについて言及するのは避けておこう。研修3日目は、またもやビデオを見た。朝一発目でやはり、眠たかった。なんか、このビデオ類の研修は、結構イライラする。というのも、『仕事』というものをあまりに広範囲に捕らえすぎて、リアリティにかけるのだ。確かにビデオで紹介されているとか、注意されている点というのは具体的なものではあるけど、自分がこれから働くところの実態を知らんもんやから、いまいちその具体例を現実に置き換えてみることができひん。そういうわけで、なんとなくビデオ自体がvagueness(曖昧)な感じに映って見えてしまった。実際に仕事を始めてみた時に、あぁ、あのビデオで……、と役に立つことがあるかもしれへんけど、とりあえずこの3日間に見たビデオは今の自分にとっては苦痛以外の何ものでもなかった。まぁ、そういうわけで、研修終了っす。

Temporary or forever

 久しぶりにFacebookをのぞいてみたけどやっぱりもうしっくりこうへんというか、無理というか。 アカウントを解除する、というやつにしてみた。将来的にまたONにするのかしないのか、それはわからへんけど、とりあえず今はもうええかな、と。