2005-08-21

sama sama

今日は、その後午前中はメールの返信しまくりで、昼くらいにようやく終ったから『せやねん』をみたり昼ご飯を食べたりして、いざ出陣。出陣てほど意気込んではいないけど、大きな文房具を売る店ができたらしいというのでいってみることにしたのだ。1階はホームセンターで、2階はインテリア&文具だった。この文具の充実が素晴らしくて、画材一式とか、和テイストの材料、工具などなどとりあえず文房具好きにとっては、目がハートになるような充実振りなのだ。絵の具やら、筆やら、スケッチブックやら、紙やら、はさみやら、ペンやら……見ているうちに、なんかスケッチブックとサインペンでも買ってどこかへスケッチへ出かけたろか!!と思わせられるような空間であっちへ、こっちへ各所各所でかなり食いついて見まわった。結局、スケッチはあまり時間がないし、続かないだろうと思って、スクラップブックを買ってみた。この間の金沢の旅などでもらったパンフレットとかを張ってみに記録を作っておこうという作戦だ。馬鹿なので、この作戦を思いついただけで既ににやけているんである。

その後、友達宅をいきなり訪問すると、玄関前のタイルをはがしまくっていたので驚いた。人を迎える玄関やから、とか言いながら、自分でリフォームを決意したらしい。そして、自称形からはいるのが好き、らしいのでいっちょ前につなぎを着て作業をしていた。この馬鹿な情熱もまた素晴らしい。『どういう風にするん?』と聞くと、『とりあえずは今あるのをはがしてみんことにはわからへん』、と大掛かりな作戦の割には無計画丸出しだった。そこを指摘すると、『自分だって無計画やんか』といわれた。全くもってその通り。しばらく立って話しているとおばちゃんが庭の方で座ってしゃべり、遠くへ呼んでくれて中へ入ると、キャンプみたいないすと机があった。その上に冷やされたジュースがあって、座ってしゃべっているとちょうど陰になって風が涼しくてめちゃくちゃに気持ちいいんである。広い庭、うらやましい。日本にいながら、オープンカフェ気取りやん!とか思ってしまった。

それから、私はもう一つ用事があったのでそれを済まして、またこのリフォームの友だちの家に戻って、晩御飯に行く事になった。以前別の友達と行ったインドネシア料理屋のオーナーの兄がオーナーだという、これまたインドネシア料理屋があるのでそこに行く事になった。車でしかいけない場所にあるので、休日で向くにはもってこいの店だ。意外と迷わずにすんなりと発見した。その店は、『沙摩沙磨』といって、店のみてくれから素晴らしく異国なのだ。雑貨屋が併設されていて、この雑貨のまたこれ、かわいいこと。特に惚れたのがお香セット。安くて、しかもめちゃくちゃかわいいのだ。今回は見送ったけど、次回は是非とも、買いたいところです。雑貨の方にも相当時間を費やしてようやくご飯を食べることにした。2階席もあって、2回の奥の方になんだか『リゾート』みたいになったスペースがあったのでそこに陣取った。1階の雑貨屋の部分もすごかったけど、2階のデザインもこれまた素晴らしい。バリ島をイメージした内装で、細部に至るまでのインテリア残り具合には脱帽だった。私たちが陣取った席には、肘置きみたいな木とか置いてあったり、黒木のテーブルは面白い形をしていて味わい深かった。インドネシア料理の食いつくところは、まずなんと言ってもメニュー表だ。メニューに記載されたカタカナ書きされた未知の言語と、それの訳の日本語を見比べて、『バビは豚肉に違いない』とか『サテは串焼き』と推測を重ねる。やはり、響きが面白いだけで頼んでみたい気持ちが募る。ここの従業員は、女の人は日本人だが、注文を聞きにきてくれた男の人はバリの人で、日本語勉強中らしかった。片言っぽい対応だったけど、とても丁寧な人でよかった。大きな布を巻スカートみたいにして履いているのがなんだかいい感じだった。店内はゆるい音楽が流れていて、途中で誰かの誕生日の祝いが遠くの席で始まったりしていた。それに伴ってなんか現地の楽器で生演奏(というか、打楽器を連打していたような)をしていた。友達と『ここはリゾートや』を連呼しまくって相当くつろいだ。この居心地も然ることながら、料理の方もめちゃくちゃおいしかった。特に、ナシゴレン、サテバビはおいしすぎた。ナシゴレンは、少し甘めだけど辛いソースをかけてぴりりとさせたり、逆に半熟の卵と絡めてまろやかにしたりして食べると旨さ倍増。バビはもう一品、サテりりという鶏肉のつくねのものも頼んでいたのだけれど、バビのほうがおいしかった。というか、この『バビ』(豚肉)がすこぶる色んな料理に合うので驚いた。牛肉のものは何も頼まなかったけど、絶対に豚肉の方が合うと思う。最後は、デザートに白玉マンゴーアイスみたいなのを頼んだのだけど、『ジカンカカリマス、15フンクライ』とか言われて、待つのは一向に構わなかったから待って出てきたのを口にすると!白玉ができたてでまだぬくかった。そこへ、マンゴーのソースがかかっていて、そばにココナッツアイスと、マンゴーの角切りが置いてあった。白玉のぬくもりとアイスの冷たさが絶妙。あれは旨すぎますて。6時くらいに入店したとして、あまりの居心地のよさにだらだらと11時近くまで居付いてしまった。その間、色々普段は話題にならないような話とかもできて面白かった。普段話題にならなくて、且つ真剣に考えることも少ない『宗教』の話もなかなか面白かった。お互い、この1年を海外で過ごしたので、宗教をもっと身近に、あるいは深く進行している人たちに出会ったので、別に何かを信仰したい、とか言うんではなく宗教のことについて考えたり、思ったりすることがあったので、たまにはそういう話をしてみるのも面白かった。結局、そういうものは考え始めるとキリがないのだけれど。

出掛けに、レジの近くにあったバリのアルバムをみていたら、店のお姉さんが話し掛けてきて、ちょうどそこに缶ビールを片手に持った南国なゆるい雰囲気の酔っ払いのおっちゃんがやってきた。え?!BYO(Bring Your Own=持込OK)かい?!と思いつつ、聞いてみると常連らしかった。その常連のおっちゃんは、くるなりトイレに直行し、出てきたかと思うと、チャックが全開のままだった。チャックの隙間からトランクスが見えているにも関わらず、『俺は締めない』宣言。普通なら、こんなたちの悪い酔っ払いがいると嫌なムードになるところだけど、この店のゆるい雰囲気がそれすらも包み込んでいた。1階の常連たちが集まっているっぽい席につくとまた陽気に飲み始めていた。それからしばらく店のお姉さんとしゃべっていると、電話を終えたオーナーが来てオーナーともしゃべった。先日弟さんの店に行った旨伝えると、ちょっと嬉しそうだった。バリに旅行に行く再には、安く航空券とか手配できるから是非相談して、とか、現地の情報も聞いてとか言ってもらえた。もう、なんというか、このオーナーは、自分がやりたい事を全力でとことんこだわってやっているのが伝わってきて、めちゃくちゃ素敵やん!!と思ってしまった。それがきっとこの店のゆるい、明るい、前向きな雰囲気を作り出している。久しぶりに『オットコマエ人間』を見た。やっぱり、好きなことをしている人は素晴らしい。そして、バリよ!!!まだ見ぬバリ。私は、そんなバリに既に結構虜っぽくなってしまっている。あー、機会があれば是非行きたい。いや、機会を作って是非行きたい。それまでは、とりあえずこの店に通おうかな、と思う。


●おまけ●
沙摩沙磨のHPはこちら

2005-08-20

金曜日

今週は、月曜日まで休みだったので4日行ったらもう週末です。そういうわけで、久しぶりにヴィレッジによって帰ることにした。まず、5時半くらいに会社を出て、いつもと違う道をだらだら歩いて帰った。この時点ですでに浮かれている。違う道を通ると、YMCAがあるのだけれどそこでチラシをもらってみた。カンボジアを訪れるとか何とか、そういうチラシ。それをみながらまたぼちぼち歩いていると、ザッツ公園!、みたいな公園をみつけたけど、誰も遊んでいなかった。

ヴィレッジに到着して、やはり興奮。どこから見ようかなぁ、と、まずはポスター、次、お香。その後、なにやら聞き覚えのある音楽が!と思うとディジリデュで、旅とか写真集のコーナーのところから聞こえてきた。そこで見つけた『新・世界地図』(タイトルがうろ覚えですが)というドツボな、なんともヴィレッジらしい本を見つけた。世界地図がひたすら各テーマごとにひたすら載っているのだけれど、フィーチャーされているテーマが面白い。『相づち編』とか『明石家さんま編』とか。相づち編は、その名のごとく各国の相づちっぽい地名ばかりを集めてあるのだ。中国の、『ミートゥー』と『ユートゥー』にはウケた。明石家さんま編は、知名に『さんま』とつく場所ばかりを集めている。『微笑の貴公子』と題されたページには、ペヨンジュンとなるように国が集められて拡大されているばかりではなく、世界地図上ではそれらの都市がどこにあるのか一目でわかるように小さい世界地図もつけてくれているのだ。やばい。これは面白すぎる。地図とか旅のコーナーにあるけど、この本はまさにバカドリル系!!!うーん、はまってしまい、しばらく飽きもせずそのコーナーを占領していた。365日の世界の風景の写真集(4000円くらいかな??)は、惚れた。欲しいなぁ、あれ。次は、中島らものコーナーへ。『らも列伝』というらもの友達が書いた本を少し立ち読みしていたら、泣きそうになってしまった。らもコーナーなので、一挙にらも本が出版社関係なしに集められていたので、こうみると意外と読んでいない本もまだたくさんあった。ほっ。いやぁ、やっぱり、ヴィレッジヴァンがーとは楽しい。一人の癖にまたもや結構いついてしまった。しかも結局なんもかわへんのかい!!という感じで、ふらりと出てきてしまった。ありがとうヴィレッジ。なんか、活力をもらった気がするわ。

さぁ、土曜日午前中にたまっているメールを返信しまくろうと考えていたのに、もうあと1時間しかないし!!いやー、時間たつのがはやい。まったりしてるくせに。

2005-08-18

lost

lostというドラマが日本でも始まるらしい。アメリカのドラマらしいが、オーストラリアでもやっていたな、確か。結構続きが気になる、そして墜落した飛行機の乗客らのバックグラウンドと言うか生い立ちというか、そういうのも絡まってきて見始めるとはまる人が多いんではないだろうか。私は、全くといっていいほどドラマを見ないのだけれど、これはちょっと気になります。って、TV放送開始って、スカパーとかかい!!残念。民放とBSでは太刀打ちできませんか……。これでまたドラマ離れが進んだなぁ。

そういえば、このあいだビデオ屋だか、DVD売り場でだか忘れたけどフルハウスのDVDがあった。フルハウスは、あのオルセン姉妹が赤ちゃんのころからミシェルとして出演しているあのドラマだ。懐かしいなぁ。そして、あのドラマ大好きですね。さん姉妹の中だと、私はステフが好きです。ダニーの吹き替えの人の声は、やたら耳にするけれど、あの出演者たち、オルセン姉妹以外は皆どうしているんだろう??beboのほうにも書きましたが、最近映画すらみていない。あんまり魅力的な映画がないというか、私がlazyなだけなのか。何かお勧めの映画はありませんか?!結構みてみたい映画は、英語圏の映画ではなかったりして、でも映画を見るからには耳ならしに英語を聞きたい、と思ってしまう。うーん。難しい。

そういえば、オーストラリアで夜中にボケーっとしていたときに見た謎の面白いインド映画で"GURU"というのがあるのだけれど、それの邦題が"踊るマハラジャNYへ行く"とかいうらしいことに最近気付いた。他のインド映画はまだ見たことがないのだけれど、GURUはなんだか妙にはまってしまった。ハリウッドスターになりたい男が、皆をだましてセックス教の教祖になるって……その発想と言うか、ストーリーの奇抜さにもういてこまされた。面白すぎる!!!う~ん、この土日は久しぶりにゆっくり映画でもみたいような気もするなぁ。しかし、蒸し風呂のような私の部屋で2時間じぃっと絶えられるかな?in other words、私の集中力を2時間わしづかみにするような映画に出会えるだろうか?!

今日は、なんだか『そういえば』を連発している。集中力がかけて考えることも散漫だ。あー、暑い。

fenix tx

久しぶりにdrive-thruからきたメールマガジンに目を通してみた。メルマガは結構どれも読まずに捨てている今日この頃。みてみるというと、hottopicくらい。ナポレオンの特集のときは笑い、チョコレートファクトリーのときは、wonka's chocolate barが食べたいなぁ~と思ったり。なんとなく、今日は目を通してみると、なんか、allisterのアルバムがフルで無料で聴けたりなので、おぉ、ラッキィ。きっとずっと前からで、私が気づいていなかっただけなのでしょう。後、驚いたニュースはfenix tx復活!!!just for one world wide tour!!おぉ!フェニックステキサス!!!日本ツアーもあるみたいですね。久しぶりにfenix txのCDを引っ張り出してみよう。

2005-08-17

am wasting

いやー。私のパソコンの古い具合にも、そろそろいらっとすることがたまにある。最近CDRへの書き込みがしごく怪しい。このあいだから立て続けに成功しているので、調子に乗ってPCに入れてあるデジカメのデータを一切合切CDRに焼いてしまおう大作戦を二日ほど前から決行しているものの、時間がかかる割りに、最後になっていきなりCDRがバグって結局何もできずに終わっているのである。CDRもすでに何枚か無駄にした。そうかと思いきや、今日XPの入ったPCみてみると、普通に見れるんである。でも、私の98では(まだつこてたんかいっ、て感じやけど)無理なんである。せっかく焼けているけど、やっぱり心もとないので、今またもう1枚焼いているんである。なんだかんだ言うてるうちに、同じ写真ばっかり入ったCDRが3枚もできてしまった。しかもXPユーザなら見れるときたもんだ。うーむ。無駄。誰か、いらんか?!笑 全く、時間とCDを無駄にしているなぁ。

だから言ったでしょう

というわけで、昨日の涼しさはどこへやら。今日は一転暑かった。というか、蒸し暑かった。この蒸される攻撃はもう勘弁。しかし、帰り道、田んぼ沿いを歩いていると、微妙に稲穂ができかけているのを発見。確実に季節は変わりつつあります。

今日の晩御飯はお好み焼きです。母が、今日はめんどくさいから的なノリでお好み焼きを提案したけどそんなノリにはいつでも乗るぜぃ!!!お好み焼きうまい。

2005-08-16

it is coming...?!

というわけで、今日は若干秋の気配を感じる一日でした。久しぶりに仕事というわけで、朝早く起きて電車に乗り込み、降りると友達とおうて、ひさしぶり~、と言いながら歩いているその気配が連休前と微妙に違った。空も妙に高いしな。帰りも、自転車を切る風邪が何やら涼しげじゃぁ、ありませんか?!いやー、ウエルカム秋。このまますんなり秋に突入してくれれば嬉しいものの、どうせまた暑さがぶり返すんやろうなー。23年も生きていればそれくらいわかるっつうのー!!!でも、あわよくばこのまま過ごしやすい季節に一気に突入してくれればええなぁー、とか思ったりするわけで。

最近、友達がブログをしているというのを聞きつけたのでリンクを張ってみました。無断で。すんまへん……。

2005-08-15

なんだか

気が付けば、今日は8月15日です。金曜日にワンクッションを置いてから、翌13日からは大学の友だちと兵庫県の北部に住む友達のところを訪れてきた。前にも一度、思いつきでそこまで友達と遊びにいって突然その子の家に遊びに行ったのだけれど、今回は結構前もって計画していた。そしたらば、すごい色々おもてなしをしてくれて、8月やのに晩も、朝も、そして昼も、正月かと錯覚してしまうくらい豪華な料理の数々だった。海の幸と山の幸を両方楽しんだ。但馬牛でバーベキューをしてくれて、それがうまいのなんの!!!!友達一人は途中で何かが切れたらしく、機嫌よく飲んでいたのに一転して絡み出した。花火をしていた向かいの子どもにはじまり、電話をかけまくり、やっと繋がった三重県の友だちに『この、伊勢志摩人めーー!!!!』と絶叫していたのが面白かった。まぁ、そんなこんなで結局はみんなはしゃいでいたのだけれど。

翌日は、色々連れて行ってもらった中に『沢水』のスポットがあった。誰かがホースを繋いでくれていて、そこからきれいな水が噴出しているのだ。丁寧に、誰かがその脇にワンカップ大関のカップを置いてくれていて水を組んで飲めるようにしてあった。飲んでみると『味がなくておいしい!!!!!!』という名言が生まれるほど『味がなくて』おいしかった。半ばギャグのように『味がなくておいしい!!!!』を連呼して大爆笑だった。それから山道をぐねぐねと行くと、スキー場があった。夏のスキー場を見たのは初めてだけど、草が刈られて芝のようになった部分はなんだかニュージーランドのようだった。あれに羊でも並べれば……。日本とニュージーランドはそういう地形の面ではよく似ている。その中に一人、去年一年間ワーホリでニュージーランドにいた子がいるのだけど、写真を見せてもらうと自然がやっぱりきれいだった。中でも驚いた写真は、秋っぽい雰囲気の漂う写真。オーストラリアでは夏か冬しかない感じで、日本でみるようなあぁ、秋っぽいなぁーという雰囲気とか匂いとかは全然感じられなかった(と思う)し、写真を見返しても秋っぽい写真がない……。でも、同じ南半球でもニュージーランドくらいまで下がればああいう風景に出会えるんやなぁ、と感心した。

それから昼過ぎくらいにお世話になったこの家を出発して、いろいろ経てびっくりラーメンに行った。盆なので、びっくりするくらい安いびっくりラーメンには人はまばらだった。みんなもっと良いものを食べているんだろう。一方私たちは、前日から正月のような豪華なものばかり食べているのでラーメンくらいがちょうどいいのだ。これ以上贅沢をすると、ばちが当たりそうだ。……そんなことを言いながら、ちょうどお金もないしねぇ!!笑 ラーメンは3人で行ったけど、一人は次の日仕事があるから帰って、もう一人はうちに泊まりにきた。その子が泊まりに来ているのそっちのけくらいで私は爆睡だった。すんません……。昼前くらいに友達の家を訪れたのだが、立ち上がれへんくらいに風邪か何かで弱っているらしく、門まで行ったけどついにその顔を拝見することはできなかった。そんなことをしていたら、することもなくなったので家に帰って結局だらだらと、DVDをみたりして時間が過ぎていった。

久しぶりに写真をUPしてアルバムを作ってみたりした。久しぶりの友だちから、アルバム見たよ、と早速メールがきたりでなにやら嬉しいねぇ!!ちなみに、そのアルバムはこちらからどうぞ。

あぁ、本当に10連休あっという間だった。しかし、ここ最近なかった『異常』に濃い毎日だったから、不思議なもので10日以上休みがあったようにも感じる。明日からはまた仕事かー。どうしてこう、前日の夜は乗り気じゃないんだろうなぁ。それは夏休みが終わる小学生も、誰も彼も同じですね。

2005-08-12

Roaming with 18 Kippu!

今日は、早速写真を現像してきた。ものすごい久しぶりに使い捨てカメラを使って現像料も基本料金がかかってくるのでやや高め。まぁ、仕方ない。しかし、仕上がりは、デジカメと違ってやっぱり輪郭がぼやーっとしていて、なんと言うか、シャープさに欠ける感じだった。まぁ、これに懲りて次はデジカメを忘れるなんていう失敗は繰り返さないことでしょう。でも、CDRにやいてもらってせっかくデータ化したのでちょっくら旅を振り返りつつ写真を載せたいと思います。

まずは、下記でも大興奮だった金沢21世紀美術館。大興奮の第一点目は、この美術館が近代美術館であること。美術は小難しい感じ、というイメージを見事に払拭してくれたのが、私の中ではなんと言っても現代美術である。シドニーにあるMCA(現代美術館)には随分と世話になったもので、この美術館のおかげで私と美術を鑑賞するということが急に身近なものになったと思う。しかし、日本ではまだまだ『美術館』と名のつくものの敷居は高い。入館料や、美術館という響きの物々しさがそうさせているのだろう。しかし、この金沢21世紀美術館のコンセプトはずばり『公園のような美術館』。つまり、誰もが公園にでも立ち寄るかのように気軽に訪れられるような美術館を目的としているのだ。白い壁や、丸みを帯びた建築物のデザイン、大きなガラスの壁は、開放感でいっぱいだ。今回私が目的としていたマシューバーニーによる『拘束のドローイング9』という展示は特別料金がかかったけど、無料で見られる常用展示の作品も素晴らしい。常用展示というか、空間作品が多いのでその建物自体が既に作品なわけだ。中でも感動した作品は、『タレルの部屋』。自動ドアをくぐると、そこはピラミッドの中にいるかのような台形の四角い空間に出くわす。ぐるりとレンガのような出っ張った腰を掛けられる石以外は、真っ白な壁でできている。四方の壁と、天井までが真っ白なのだが、天井にぽっかりと四角い穴が開いている。そこから移り変わる空の模様がキャンバスの中の絵を見るように見ることができるのだ。これには、唸った。入ったとき一人だったので、『あっ』と声を上げてみると、自分の声が部屋中に広がって、またシーンとした。で、上を見上げると(その日は)真っ青な空。うーん。気持ちよすぎる。それから、この写真の作品は上から見ると水がいっぱいに張られたように見えるプールだが、実は、水深はたったの10センチで、プールの下は部屋になっていて底から頭上が見上げられるという作品だ。これもなかなか面白かった。この美術館では、なんだかやたら空を見上げたような気がする。この街に住んでいたら本当に、公園のようにちょくちょく足を伸ばしたくなるだろうなと思った。

メインの、拘束のドローイング9も面白かった。映画と展示の構成になっていたのだけれど、私は先に展示のほうを見た。ドローイング9に関する作品の展示は、映画をみてから見た方がよかったなぁ、と思った。映画のほうは、Bjorkが出演しているというので身に言ったようなものなのだが、やっぱりこの人はすごい。なにがすごいかと聞かれるとうまくは言えないけれど、彼女が出てきた瞬間や動きの全てになんだか目が離せなくなる。音楽の方も彼女が担当しているのだが、鳥肌が立つ場面が何回もあった。拘束のドローイングは、理解するという点では、私はきっと頓珍漢でよく分かっていないけど、映像や音楽に何度もどきどきさせられて、ぞっとしたりわくわくしたり、そういう言葉では表せないような気持ちにはなった。

この写真は、途中の田村という駅で撮ったもの。北陸本線の車掌さんはとてもいい人で、『次は米原。新快速は乗り換えです。その次の田村でも乗換えができます。田村で乗り換えた方がホームの階段を上らなくて済みます。』というよう名内容の放送をしてくれた。階段の上り下りとか、のりかえとかは結構あわただしいもので、みんな座りたいから結構本気で電車から電車へダッシュしたりしているのだが、このアナウンスを聞いてなんだかほのぼのした気持ちになって、是非とも『階段を上らずに済む』謎の未知なる『田村駅』で乗り換えてみようという気になったのだ。そこで待ち合わせは5分くらいだったと思うけど、何もない駅で、ただ長いホームがそこにはあって、ちょうど夕暮れ時でやたらと空がきれいだった。いつもは結構夕暮れも何も気にしていないけど、こういうところにくるとふと日が沈んでいく瞬間にはっとしたりする。そして、なんだかいいなぁ、とほっこりした気分になる。

今回京都では、バッパーことバックパッカーズのような宿に泊まったのだけれど、これがやっぱり楽しかった。何が楽しいかというと、やはり出会い。今回もつくなり同室の子が映画を見るけどどう??というところから始まり友達ができた。私は、合流予定の友達が急遽都合が悪くなってしまったので、翌日は一人で京都をうろつこうと思っていたのだけど、Kellyというオーストラリア人の女の子が伏見稲荷に行くといって、私が行ったことがないというと、じゃぁ一緒に行くか?!ということになったのだ。伏見稲荷は、今回はじめていったのだけれど、めちゃくちゃ面白い。赤い鳥居が何千も山の中を続いているのだ。はじめは鳥居が楽しくて歩き始めたけど、だんだん山深くなってきて、それでも鳥居と道が続くので歩きつづけた。結局山歩きのようになって、1時間半か2時間くらい歩いた。汗も噴出しまくりだったけど、なんだか妙に気持ちよかった。やっぱり、歩くのはいい。Kellyに日本語を教えたり、日本という異国の地で日本人以外の外国人にすれ違う時の気分はどうなん??という質問をしてみたり。これは結構気になっていたのだ。というのも、外国でいかにも日本人風の人に出会ったとき意外と困るからだ。なんとも複雑な妙な気もちになる。その気持ちが、他の国の人たちにも果たしてあるのかどうか??気になっていたのです。その後、今日と駅周辺に戻ってきてたこ焼きを食べてみたけど、Kellyにはアウトだったようだ。うまいのになぁ……、たこ焼き。その後は、既に書いたとおりだらだらとバッパーで過ごした。晩、おばあちゃんち(大阪)に戻ってからは、もう一人の同室のゆうこちゃんと再会することができた。(いやー、携帯って便利ですなぁ……。)このゆうこちゃんは、これまた旅好きで私の行ったことのない国もたくさん行ったことがあって、お互い旅の情報交換とかをすることができた。偶然にも、同い年で、次なる目的地がお互い住んでいるところだったりして面白い偶然だった。ゆうこちゃんの話を聞いていると、インドやネパール、タイなどのアジアの国にやっぱり惹かれる。やっぱり、次お金がたまって時間ができたらアジアかなーー!!!


そして、最終日は名古屋へ。オーストラリア時代にできた友達と久しぶりの再会。やっぱり、向こうでできた友達はいいもので、お互いの近況を聞いたりしていると励みになるというものです。頑張らんとな、そういう気にさせてくれます。まず、イタリア村というところに行ってみました。本場にいけへんから、とりあえず擬似イタリア旅行気分でも、と思って。しかし、ショッピングメインのその町は、胡散臭さと高級感だけが先行した感じで、やはり本物には遠く及ばないのだった。ベニスのようにゴンドラにも乗れるのだが、それを漕ぐイタリア人も渋い顔でした。(私は乗ってないけど、運河(?)沿いから素早く隠し撮り。笑)それから、中部国際空港ことセントレアにも行ってきました。しかしまぁ、やっぱり空港はいい!!飛行機が飛び立つ様子も、着陸する様子も、荷物の出し入れの様子も、全ていい。あぁー、今すぐ自分もどこかへ飛び立てらなぁ、とぼんやりと思ってみたけど土台無理な話で。とりあえず今回は見るだけで満足でした。

帰りの電車は、途中から爆睡で、一番混んでいたと思われる京都、三宮間あたりで一番無様に眠りこけていたと思う。体力は相当使ったけど、それに反してめっちゃ気持ちはすがすがしい。そういうわけで、やっぱりこれからも旅がないとやっていかれへんのやろうなぁ、私は、と再認識した今回の弾丸18切符の旅でした。

●おまけ●
今回お世話になった京都でのゲストハウス『京都コスタデルソル』。ドミトリーなら一泊2000円です。京都駅から近く(東本願寺の近く)て、easyなゆるい雰囲気が漂っています。安くのんびりしたいという人には是非ともおすすめのバッパーです。

Damnnnnnnnn!!!

メールの返事を書いていると、変なボタンを押したらしく消えた……。たまにあることですが、やり切れ変気持ちでいっぱいです。あほかーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

2005-08-11

ON THE WAY TO HOME 2

そして!なんとセントレアにも行った。やっぱり空港はええわ。旅に出たくもなるけどそこにある雰囲気がやはり素敵だ。噂の銭湯もあった笑 結構空港にいついていたら最後ばたばたしたけど無事電車に乗れて終電で家には着きそうです。ではまた。

Temporary or forever

 久しぶりにFacebookをのぞいてみたけどやっぱりもうしっくりこうへんというか、無理というか。 アカウントを解除する、というやつにしてみた。将来的にまたONにするのかしないのか、それはわからへんけど、とりあえず今はもうええかな、と。